『みかん』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#みかん
手のひらの中にある
小さな優しさ
眺めながら
何故か微笑んでしまう
何もない殺風景なテーブルに
置かれた黄色い太陽
今日は久しぶりのおやすみ
1人を楽しみながら
甘酸っぱさに浸ろう
そしてまた寂しく空になったカゴに
いっぱいのお日様を迎えに行こう
そしてキミとふたり
笑い合いながら優しい時間を
すごそう
甘酸っぱい思いを隠しながら…
甘い、みかん。
すっぱい、みかん。
私は、すっぱいみかんの方が好きだ。
そのことを上司に言うと、疲れてるだけじゃない?
僕は、甘いみかんが好きだな。
と、辛辣な意見を頂いた。
うん。あながち間違いでは無い。むしろ、心当たりがある。
本当にそういうことなのだろうか?
疲れていると、酸味は感じにくいらしい……。
えっ、嘘だろう。
もしかして、すっぱいものが好きだったのは……。
やめよう。
私は、単純にすっぱいものが好きなのだ。
それに、すっぱいものが好きな人にも失礼だし……。
うん、上司は甘党で酸味があるものを好まないからに違いない。
うん、きっとそうだ。そうに違いない。
ちなみに、『甘いみかん』と『すっぱいみかん』どっちが好き?
みかん
コタツもストーブも
いまや昔で
最近だとお酒やジュース
飲み物枠になってる
でもミルクティーやカフェ・オ・レ
これらには勝てない
どの季節でもな最強は緑茶
寒くなってから
インスタントコーヒーを主力にした
スパゼロのみかんを
今日は買ってしまった
あと弁当2つとたこ焼き
カツ丼とたこ焼き
この2つがかなり穏やかな味で
やっぱりここのがいいなって思った
普段は近い場所で買うから疎遠
たこ焼きを買った店は
そんなに長くは持たないはず
お年寄りの個人店だから
ふんわり柔らかで
シンプルなの
出汁が優しく癖もない
時間が色々なものを変えてく
ひっそりと何気なく
それとなく確実に
必要で本命の買い物は
百均のバンガーだったんだけど
ちゃんとありました
ついでって悪くないね
みかん_3
蜜柑の中でたまに見つける
あの小さい実を食べながら
お願い事すると
それが叶うんだって。
無邪気で純粋な笑顔が
俺の心をくすぐった。
あの娘を思い出し
蜜柑を食べては
それを探したが
なかなか見つからない。
あんな可愛い小娘じゃ
よっぽど若くてカッコいい奴と
付き合うんだろう。
蜜柑が俺に説得をしてきているようで
嫌気がさし
それも不味いように感じ始めていた。
炬燵でぬくぬくとしていた俺に
一件のメールが送られた。
あの娘からで写真付きだった。
見て見て!
蜜柑の小さい実見つけたよ!
お願い事叶うと良いな〜
何処かで見たような夕焼け色。
そんな色が詰まった小さい実が写っている。
歳の差がありすぎるだの
イケメンじゃないだの
そんな言い訳は今は考えないことにした。
ただ 願い事ひとつ
それが叶えば
きっとあの笑顔をさらに近くで
見られる気がするから。
「はい、みかんどーぞ!」
イジメに遭ってもう生きていたくないな…て
思いながら歩いていたら
神社の前でみかんを一個🍊手渡された
「え、要らないです…」
「ほうほう。一個じゃ足りないなら二個だ!」
「いや、そういうんじゃなくて…」
グイッと二個🍊🍊みかんを押し付けられる
「そういうもんだよ?
先のことを心配するより5分先の『おいしい』を
考えてご覧よ」
問答無用
フワッと姿を消した少年…少年?
彼の耳は狐、だった
「え、なんで、化かされた!?」
手に持った二個のみかんは……"本当"で
優しい味がしたのは
5分後のこと
#みかん
「みかん」
広告紙
器用に折り込み
ごみ箱に
こたつ陣取り
動かぬ決意
みかん
みかんはあまり好きではない。
なぜなら酸っぱいからだ。
でも甘すぎても嫌だ。
今季の冬になり、みかんを食べた。
それはとてもとても甘く、ついつい文句を言ってしまった。「甘すぎる!こんなのみかんじゃない!」と。
「みかんは時々甘く、でも酸っぱすぎないのがみかんじゃないのか?!」と。家で叫んだ。
その結果、、、父に怒られた。
「文句を言うな」と。「めんどくせぇやつだな」と。
これ、僕が悪いの?
きみが嫌いなみかん
あまくて酸っぱいみかん
あるときは
フルーツケーキの中に
あるときは
段ボールに詰められて
きみの前に現れる。
嫌いだと罵られても
酸っぱいと馬鹿にされても
きみの前に現れる。
うんざりした顔をしながら
これでもかってくらい顔をしかめながら
きみはみかんを食べる。
『もったいないからね』
なんて言って。
なんだ、嫌いじゃないじゃないか。
暖かいこたつの中で、ぬくぬく温まりながら。
オレンジ色の皮を、むきむきと剥く。
そして美味しそうな実を、パクッと口に入れ。
もぐもぐと噛むと、口の中でジュワッと果汁が広がりとっても美味しい。
今年一年の終わりも、めていくのだった。
---二作目---
新年を迎えるまで、数日を切った
俺と藍登は、呑気にもこたつの中で一緒にみかんを頬張っていた。
「みかん美味いな」
「そうだな...いやそれにしても十個近くあったみかんが無くなるのは食べ過ぎだろ」
「まぁ美味いからな、仕方ない仕方ない」
「いいのかそれで」
「いいのいいの、美味しい物をその時に食べて何が悪い」
「...確かにそうだな」
「だろだろ♪まだあるから食べよーぜ♪」
こんな些細な時間さえも、幸せと感じてしまう。
本当に不思議だ。
「あ、そう言えば、新年の料理とかどうするよ。おせちは作るんだろ?」
「そうだな、あと年越し蕎麦も食べたいな」
「いいなそれ。じゃ明日買い物行くか」
「そうだな、じゃあ今のうちに買い物リスト作るか」
「あぁ♪」
そんな楽しい会話をしながら、みかんを頬張るのだった。
#みかん
164作目
ここの特産品はりんごかな。
きみはどんなりんごさすき?
すっぱいの?あまいの?蜜があるやつ?
…あ、りんごすきじゃなかったらごめん。…きみは何がすき?
みかん!たしかに美味しい。
この頃の季節になれば、こたつさ入って食べるのがイイんだよね。
でもりんごも、医者要らずって言われるくらい栄養満点だから、食べてみるといいよ。
ちょうどお祭りさやってるし、りんごあめとかどう?
よかった!
おれ、お小遣いもらってるから買いに行ってくる!え、お金?い、いやいや!
大丈夫!
「えと… りんごあめ ふたつ」
_2023.12.29「みかん」
よお喋るsg。pk。
りんごでもいいじゃない。
みかん食べすぎて逆流性食道炎になりました
胸が痛くて、コロナの後遺症では、心筋症では、と思ったのですが、経験したことのある痛みでした。
それは、いつぞやの12月。
コンサートをなくなく諦めたから覚えているのです。
そして胸の激痛の後にゲップが出るようになり、ああ逆流性食道炎だったのかと自分で診断をつけました。
なぜ12月にばかり?
12月にだけすることとは?
み、みかん…!
と名探偵の推理。照れます。
柑橘系はなりやすいようです。
みかんは一個にしようと思っても、気が付いたら七個は食べているものです。
みなさまもお気をつけください。
煙草の火を消してから。
ニュース)「13日の金曜日、〇〇区で、何者かに、当時79歳だった玉村珠世さんが自宅で殺害されている事が発見されました。」
朝から物騒なニュースが流れる。
ベランダに出て、優雅に煙草を吸っている俺とは真反対。
「ふぅ…、朝から物騒だな。」
まともに仕事も行かない社会不適合者な俺は、生きてても何も無い。
だけど、俺はまともになる意味もないと思ってる。
ニュース)「次のニュースです。____」
今日も小学生の子供の楽しそうな声が聞こえてくる。
「あれは良いな…ふっ笑さて"行ってくるか"。」
俺はすぐに煙草の火を消して、とある場所に向かった。
ニュース)「では、次のニュースです。今月の29日、〇〇区の小学校で殺人事件が起こりました。当時4年生の女の子が、意識不明の重体となっております。警察は、捜査を続けるという事です。」
みかん食べようって思って
玄関にあるみかんの箱に手突っ込んだら
グチュってして
カブトムシの幼虫のマット変えようとした時に
グチュってしたのを
思い出した。
腐ってたのよ。
300字小説
昔も今も
『太郎くんはみかんを○個持っていました。それを○人で分けました。一人何個になったでしょう?』
小学校のありふれた割り算の問題が私は嫌いだった。兄弟とでも友達とでも、一つ足りないと、いつも我慢させられるのは大人しい私だったから。でも
「ちゃんと平等に分けろよ!」
「俺のを半分やるよ」
幼馴染はいつもそう言って、私に分けてくれた。
「お父さん、お母さん、僕、お父さん、お母さん、僕……」
息子が買ってきたみかんを一つずつ分けている。
「……一つ足りない……」
「お母さんは良いわよ」
「ダメっ!」
「良くないよな」
ぷうと頬をふくらませた息子に夫が頷く。昔どおり自分の分を分けてくれる夫とそんな夫に似た息子だ。
「ありがとう」
お題「みかん」
こたつの中でみかんを食べる
もう今年もあとちょっと
あっという間の年だった
人の動きも活発になり
経済は大きく回復した
私もこのアプリを初めて1ヶ月ほど経つ
時間は流れる
私がこの文章を書いているときも
1分1秒ときは流れていく
気づかぬうちに過ぎていく
そんな事を考えているときでさえ
時間は流れる
もう手には一粒のみかんしか残っていなかった
『みかん』
寒い日が続く
ぼくはコタツに入りながらテレビをみていた
すると自宅にチャイムが鳴り響いた
コタツから出たくはなかったけど
仕方なく重い腰を上げて玄関へ向かった
ぼくは自宅のドアを開ける
幼馴染が小さい段ボールを抱えて立っていた
「これ、うちの母さんが持っていけって」
その段ボールの中にはぎっしりとミカンが入っていた
「寒いから早く中に入れなさいよ」
そう言いながら彼女は家に入っていった
まだ返事もしていなんだけども…
「コタツ暖かい」
リビングへ戻ると彼女は既にコタツの虜になっていた
「暖かいお茶よろしくね」
そう言いつつ彼女はミカンを剥き始めた
ぼくは一言返事をし、お茶を沸かしはじめた
「おばさんたち、大晦日には帰ってくるのよね」
両親は海外へ出張中で家にはぼく一人でいる
たまにこうして幼馴染がやってくる
「大晦日には帰ってくるって今朝連絡があったよ」
「そう。なら何時も通り私の家で年越しパーティね」
毎年になると幼馴染の家でパーティをしている
両親と彼女の両親が同級生らしい
「はい、お茶どうぞ」
「ん。ありがとう」
ようやくミカンにありつけれる
ぼくはミカンを一つ手にとり剥きはじめた
甘くて美味しい
ふと横に視線を移すと彼女が頭をぼくの肩に乗せてくる
寝息を立てながら気持ちよさそうに寝ている
ぼくは気にせずそのままミカンを食べ続けた
END-名も無き小説家-
「みかん」
冬になると必ずテーブルやこたつに現れる
籠に盛られ ついつい手にし
口にすると何故かほっとさせてくれる
みかん 蜜柑 ミカン
皮を剥いても、スジを捕らねば
口に入れても、袋を出さねば
結構厄介な奴だか、それを含めて美味しい
季節を感じさせてくれ
癒しを与えてくれる
そんな「みかん」は冬の宝物
♯みかん
蜜柑は色鮮やかで空で燃える太陽のように輝いている
食べると甘酸っぱくて、一つ食べると
「もう一つもう一つ」って食べ過ぎてしまう
夏の蜜柑も美味しいとは思うけれどやっぱり冬の蜜柑が
一番好き、そして思いを寄せている貴女と一緒に食べると
蜜柑の甘酸っぱさが心を打たれたあの日のように感じる
この時間が私の唯一の楽しみ
みかん
どうして君は
おもちの上に乗ってるんだい?
ああ、そうか
山から出る
太陽か
みかん
どうして君は
コタツでぬくぬく
温かいとこで食べたくなるんだい?
ああ、そうか
水分を
糖分を
体が欲する時に
ソコにあるからか
みかん
美味しいよね
(2023.12.29/みかん)
みかん。
みかんが
大好きなのに
ダメになった事があるから
最近食べてない。
オレンジジュースが
大好き。