『また会いましょう』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
また会いましょう
このお題ってちょうど1年前と同じお題になってるの??
昨日(11/13)にまた彼氏に振られて、いややって引き留めて、DVの一歩手前みたいなことされてでも別れたくなくて。何時間もかけてやっと引き止まってくれた。だいすきって言ってくれた。けどまたすぐ振られるんだろうなあ。別れたほうがいいことくらいわかってる。なんで別れられないんだろう。
'また会いましょう'なんていう勇気、私にはまだまだないみたい。
また会いましょう
一度離れた相手との
再会ってなかなか叶うものではないよね…。
今つながっているからこそのナンボ!
だからまた会える人のことを
本当に大事にしたらいいんだと思う!
しかも、いい口実に聞こえる敬語感…。
なんで分析してるんだろ?
友人とはぐれた。なんてこった。僕は登山初心者だし、友人に道案内を任せていたから、地図もない。携帯も圏外だ。おかしいな、普通に繋がるって聞いていたのに。ずいぶんと外れに来てしまったのだろうか。
道はあるけれど、看板がない。迷ったら下れという知識から、下る道を選ぶけれど、すぐにまた上ってしまう。同じところをぐるぐる回っている気さえする。
上って下って、平坦な道に差し掛かる。先を見た。
「!」
誰か、いた。動きが止まり、息も止まる。踊り損ねたような格好で、僕は静止した。目を逸らせず、じっとみた。
若い女性だ。黒髪が背中まで伸びていて、白いワンピースを着ている。山の中だというのに、ナップザックと登山靴を身につけていない。それどころか、何の荷物もなく、裸足だった。
今までは、人っ子一人いなかった。だから、突如現れたその女性が、ひどく不気味に感じた。格好といい、あまりに幽霊然とし過ぎている。
幽霊然とし過ぎているから、人間なのだろう。こんな創作じみた幽霊が本当にいるわけがない。なんだか、気分が良くなってきた。
「迷ってるんです。」
自ら話しかけた。女性は、ぼんやりと笑った。
「それなら、ここを上るといいですよ。てっぺんに辿り着けます。みんな、待っていますよ。」
女性は、白い腕を斜め上に突き出した。指差す先には、長い階段があった。こんなのあったのか。気づかなかった。
「ありがとうございます。」
礼を言って、階段の一段目に足を掛ける。二段目、三段目、再び女性の声がした。
「また会いましょう。」
声の方を振り返ったが、すでに女性の姿はなかった。てっぺんへ続く別の道もあるのかな。
見上げてみると、階段はすごく長い。でも、てっぺんに辿り着きたい。なぜか頭がふわふわして、とても幸せなんだ。階段も苦じゃない。足が羽根のようで、さっきまでの痛みが嘘のようだ。
登山禁止の期間だけど、僕たちは悪くなかったんだな。だって、てっぺんでみんな、待ってるんだろ。
いつもと雰囲気を変えた髪型。今日は、なにか特別な日だ。中学生になって初めて友達の家に遊びに行く。
あーもーなんてグチグチ言いながら己の癖毛に腹を立てている。簡単だと銘打たれたヘアアレンジを試してみるも、くせ毛が邪魔をして全く上手くいかない。
「ねぇママ、上手くできてるー?!」
「知らん」
昨日から練習しとけばよかった。電車を使って遊ぶのも初めてなもので、全く不安で不安で仕方がない。昨日は服しか決めなかったし、服だってこれでいいのかずっと不安。大丈夫だよね?芋っぽくない?
「行ってきます」
「いってらっしゃーい」
妹の小学生らしい挨拶を背中に感じて、駅まで向かった。駅までなんで30分もかかるんだよ。走りたくても髪が崩れたらとか不安で走れないし…はぁ…大丈夫だよね?どうしよう、電車の進行方向間違えたらヤバい。詰む。
ガタンガタンと独特なリズムを鳴らしながら止まった電車を見て、よし、方向は間違っていないとひとつ安心した。
そして、友達の家に1番近いらしい駅まで来て、改札を抜けると友達を見つけた。
「あ、こっちこっち」
「合ってた〜!」
「急にどうしたん?」
「マジ不安やった」
………。
「今日マジ楽しかったわ」
「自分も!んじゃまたね」
「もち、ばいばーい」
帰りはちゃんと帰れるだろう。あー、楽しかった。また友達と遊ぼう。
「また会いましょう」
仲良くしてもらった先輩が卒業して、長らく連絡をとっていない。話したい気持ちはあるけれど、何を言えばいいのかがわからない。いつか遊ぼうねって言ってくれてたのに。先輩が卒業した日、また会いましょうねって言ったのに。
私には忘れられない人がいる
何も動けなかった恋
誰と付き合ってもその人とならと頭の中で考えてしまう
自分でも良くないと思う。
そのままこの人と結婚してもいいのかこの気持ちに
しっかり蓋をする事が出来るのだろうか。
いつかどこかで会えないかなと思う。
もう6年も経つ。6年前最後のお別れの時
わたしはさよならは言えなかった。またどこかでと声をかけた。
さよならと言ってしまえばもう会えない気がしたから。
期待をしていた。またどこかで会いましょうと意味も込めて
声をかけた。
伝えられない恋こそスタート地点にも立ってないから
忘れられないのかもしれない。
本当の幸せとは何か。
☆また会いましょう☆
『また会いましょう』
「また会いましょう」
いつか私にそう言っていた貴方と会うことは、二度となかった。
一度も、会いに来てはくれなかった。
その言葉は今も私の体に絡まり、重い鎖として未来を妨げている。
たった一度の出会い。たった半日一緒にいただけ。
それなのに貴方は、私の人生を揺るがした。
もし私に願うことが、祈ることが許されるのなら。
私の祈りは一つだけだ。
また会いましょう
中学校の卒業式、もう友達とも会えなくなる。高校は別々になるから、しばらく会えない。そう思うと寂しくてたまらなかった。「またね!これ、僕の家の住所だから、手紙ちょうだい。じゃあ元気でね、風邪引くなよ?」笑顔でそう言ったあいつの顔が忘れられない。
大丈夫、私は元気でやってるよ!
一体いつから
またねじゃなくて
お疲れ!になったんだろう。
(また会いましょう)
確かなことは言えなかった。
曖昧な約束も出来なかった。
人の為す世が好きだと言いながら、人から隠れて生きなければならない。
魔物の僕は、もうこの地を離れなければならなかったから。
けれども察しの良い君は、そんな僕の心も見透かしていたんだろうね。
旅立ちの日。
何も告げていなかったはずなのに。
颯爽と現れた君は、僕を見付けて大きく手を振った。
「またね! また、会いましょう!」
優しく愛しい。君の姿が、離れがたい。
でも、行かなきゃ。
涙を堪えて、手を振り返した。
「うん! またね!」
もう二度と、会えないだろうけれど。
さようなら。僕の大切な友人よ。
叶うのならば、いつの日か。
再び巡り会える日があらんことを。
小さな願いを胸に、これからを生きよう。
(2024/11/13 title:065 また会いましょう)
か細い声で、必死になって鳴いているあなたを見つけたのは完全な偶然だった。
薄汚れた小さな段ボールの中で、私の両手のひらくらいしかない小さな小さな身体全部を使って、懸命に生き延びようとしてるあなたが、あんまり可哀想で、それであんまり可愛いから、無理を言って家族に迎えてもらったのをずっと覚えてる。
抱き締めた体は小さくてふわふわで、暖かかった。
「みぃ!みぃー!」
「なあに? みいちゃん、ごはん?」
みいみい鳴くからみいちゃん。
我ながら安直な名前。でもかわいいよね?
寒い日は、もう寒くないようにって一緒に寝たね。いつの間にか、私があなたを連れてくより早く、お布団にスタンバイしてるときもあった。
すごく嬉しかったよ。
みいちゃん。
みいちゃん。
「大好き、」
私の涙声の後、小さな声でみいちゃんが鳴いた。
「……いかないで」
ふす、と小さく鼻を鳴らす。
みいちゃんのお腹を撫でる私の手を、尻尾がするりと撫でていった。
ねえ、みいちゃん。
あなたと、わたし
『また会いましょう』
長いです。うーん。なんか気に入らない…
──────────────────
【また会いましょう】
誰かと再会を約束した気がするんだ。
とても大切な約束だったはずなんだ。
「また会いましょう」って言われて、僕も「絶対だよ」って、言ったはずなんだ。
だけど、相手を思い出せない。
名前も、顔も。
どんな人だったのかも。
ぽっかりと穴が開いているみたいな、パズルのピースが大きくひとつ足りないみたいな。
大事なものが欠けているのは間違いない。
でも、誰を探せばいいのかわからない。どこに行けば会えるのかわからない。
そもそも僕の生活には余裕がなかった。
孤児院に来た貴族の温情で、奨学金を受け取れることになって、学院の寮に入っている。
成績が下がって奨学金が打ち切られたら、どこにも行くあてなんかない。
人探しをしている場合じゃないんだ。
それでも、寂しくて恋しい。
顔もわからない相手なのに会いたくて。
きっと、本当に大事なひとだったんだと思う。
寂寥感を誤魔化しながら日々を過ごした。
進級して一年生が入学してきた。
その中に留学生として獣人の王女様がいると聞いて『近付きたくないなぁ』と思った。
だけど。
彼女の顔を、立ち上がった耳を、金色に光る目を、チラッと見てしまった時、僕の頭の中で何かがパチンと音を立てた。
ああ……見つけた。間違いない。
彼女は僕の半身。
封印されていた記憶が蘇ってくる。
僕たちは幼い頃に出会った。
運命だって、ひと目でわかった。
それなのに。
僕が孤児で、平民で、丸い耳しか持たない混血だから。僕たちが無力だったから。
相応しくないと引き離されたのだ。
僕は記憶を封印された。
彼女のこともそれまでの暮らしも思い出せないように。
彼女も僕に気付いた。
金色の目がまん丸に見開かれて、ぽかんと口を開けて。その顔が可愛くて笑いかけたら。
黒狐の王女様は護衛も側近も振り払って、僕に駆け寄ってきた。
「……会いたかった!!」
止める間もなく、首に抱きつかれる。
「殿下。人前です!」
「そんなの。だって、やっと会えたのに」
泣きそうな顔で王女様が笑った。
「ずっと、ずっとあなたを探していたんです。わたくし、そのために頑張ったんですよ」
8歳の時、僕は殺されかけたらしい。
薄汚い孤児の『運命』なら、いない方が王女のためだと。
だけど王女様が泣いて縋って、助命を懇願した。まだ7歳だった彼女が自分の命を盾に僕を生かした。
僕は記憶を消されて、異国に捨てられた。
王女様も僕に関する記憶を消されていた。
誰かと約束をしたことは覚えていたという。
王女様は何年もかけて周囲の大人たちと交渉し、どうにか説得して『再会できたらもう邪魔はしない』と約束させたそうだ。
僕は獣人の国の貴族の養子になった。
王女様と釣り合う身分を手に入れるためだ。
養い親は優しい人たちで、嫌な顔はせずに僕を受け入れてくれた。
僕の頭はそこそこ優秀である。
孤児が奨学金をもらって貴族も通う学院に入学できたくらいだ。
僕は必死になって貴族として必要な知識を身につけていった。
国際情勢や外交についても勉強している。
獣人と人間の混血であり、獣の特徴をほとんど持たない僕は、どうやら人間たちにとっては親しみやすいらしい。
この外見をうまく使えば、交渉がしやすくなる場面もあるだろう。
あの王女様の隣に居るためなら、僕は努力を惜しまない。
力をつけたい。味方を作りたい。
もう誰にも邪魔をされないように。
20年ほど経って。
人間にしか見えない混血が獣人の国の宰相になった。
人間の国で学んでいたこともある宰相閣下は、伴侶である黒狐の姫をそれはもう大切にしていたという。
目が覚める。なんだか今日はとても不思議な夢を見た気がする。知らない自分が、まるで今の自分を今まで操ってたのかと錯覚してしまいそうなほどに。夜遅くまで起きてしまって寝る時間が短くなったからこんな夢を見たのだろうか。
夢の内容は、もう思い出せない。
また誰か来た。今度こそ、と思っているのに毎回ちょうどいいところで邪魔が入ってしまうのは何故かしら?
まぁいいわ、次を待つだけ。
拝啓 私を知らない"私"へ
今度こそ、私の存在が分かりますように。
また、会いましょう?
『また会いましょう』
「また会いましょう。」
あいつはそう言って姿を消した。
「また会いましょうって言ったかあいつ!!
こっちは会いたくないってあんな奴に」
「まぁまぁ落ち着いてアルト。」
「カイト、だってあいつ
出会ってすぐ攻撃してきたんだぞ!!」
「仕方ないってアルト。
こんな世界じゃありえない話じゃないよ。」
俺はスマホを出して調べる。
あいつは他の奴らと桁違いに強かった。
俺たちを倒さずに消えていったあいつは誰だ?
なんで情報がない。
他の人はあいつに出会わないのか?
信じられない。
また会うなんてこともう考えたくなかった。
「おーいカイト。あっちに店があるぞ!!
飯食いに行こうぜ!!」
うるさいくらいに響くアルトの呼び掛けに
返事をして俺たちは歩き始めた。
また会いましょうっと言ったアイツに勝つために
─────『また会いましょう』
「また会いましょう」
また会いましょうは
もう二度無いて思っていたけど、
意外な場所でまた会いましたね
「約束しましたので」と
アナタははにかむ
最後に別れた時と同じ笑顔
ちっとも変わっていない
「互いにあのままかな?
あ、でも私は何歳か年を重ねてるけど」
彼女は少し苦笑いをした。
「うん。また会いましょうと葉書に書いたね。
それがまさか最後の葉書になるとは自分でも思わなかったけど」
(最初に出会った場所で再会は叶わなかったけど)
(僕はあの年のまま。彼女は少し年上になってしまったけど)
此処で再会出来たのは、
「互いに黄色の花が咲く河辺」で会えたらと願ったから
-暗闇の部屋で男が目の前にある記帳に書かれた
二人の名前にバツを付けた-
あの子は言った
また会いましょう。と
けど、心のどこかではもう会えないんだと私は分かっていた……だってあの子長いこと病院に居て、車椅子で、私より一つ年上だもの。
そりゃぁどこかで会える確率も下がるって訳よ。
できることなら5年経った今でも会いましょうを約束を果たしたい。
「今日はね…」
いつものように、何をしたとか、されたとか、どう思ったとか。貴方としたいと思った事も、一点を見つめて話す。希望と哀愁が折り混ざったまま。
記憶や思い出の目映ゆい輝きが薄れていくとしても、風化していくとしても、決して無くなる訳じゃないから。春の日差しのように私の心を暖めて、明るく照らしてくれるのは、変わらないから。例え唯一でも、私が貴方の軌跡になるから。
そして、ずっとずっと、いつまでも待ち続けて。探し続けて、願い続けて。奇跡だって起こしてみせるから。
どんな場所でも、貴方と2人きりでも、あの世でも別の世界でだって。会えるのなら何処でも良い。
だから
『また会いましょう』
#また会いましょう
初めて行ったスーパーの入口で、懐かしい人にバッタリ会った。
立ち話で大いに盛り上がり、またきっと会いましょうねと、名残惜しく別れた。
ぐるっと回って買い物をし、レジに並ぶと列のすぐ前に、別れたばかりの彼女の姿が。
早すぎる再会は、何だか気まずい。
また会いましょう
帰り道。小さな石ころを蹴飛ばす。遠くまで飛ばそうと蹴ったが、ブロック塀にぶつかって思ったほど飛ばなかった。こんなことさえ上手くいかない。
連絡がきたそうだ。悪かった。また会いたいと。
結局自分は、その彼の代用品でしかなかったらしい。少しでも自分にチャンスがあると思ったのが情くなる。
もう恋はいいや。
心のなかでつぶやく。
風が吹いた。僕の肩を優しく撫で、黄昏の星影通りを抜けていった。ふいに、追いかけるように振り向くと、空に天使が浮かんでいた。その姿は、まるで光のベールに包まれたように輝いていた。白い翼がゆっくりと羽ばたき、金色の髪が風に舞っている。天使の瞳は深い青色で、まるで全てを見透かすかのように静かに輝いていた。
そんなこと言わないで。また会いましょう。
微笑みを浮かべながらささやいた。
──ってことがあってさ。
へぇ。
それで今また、恋をすることになった。僕と付き合ってください。
うん。いいよ。
やっぱり駄目だよな。うん。
いや、いいよ。
え?なんて?
だから、いいよ。付き合いましょ。わたしたち。
ほ、本当?やったあ。
ふふっ。喜びすぎ。
だってさ、付き合えると思ってなかったから。……ちなみにさ、さっきの天使の話、信じる?
信じる。
え、ホント?いや、信じてくれて嬉しいけど。今まで話した人、誰も信じなかったから。
だって私も会ったから。その天使。
本当?
うん。星影通りでしょ。本屋の側の。
うん、うん。
だから信じる。
そっかぁ。やっぱりあれは本物の恋のキューピットだったんだな。……よし。じゃあふたりで会いに行こう。
今から?
今から。お礼を言いたい。あなたのおかげでまた恋ができますって。嫌?
ううん、嫌じゃない。
彼女が手を差し出す。僕はゆっくりと握った。
会えるかな、あの天使に。
きっと会えるわ。そんな気がする。
黄昏の星影通りに向かってふたりで歩き出した。
また会いましょう
「また会いましょう」
そんなお別れの言葉をたくさん交わした
結局そのあと会った人なんてほとんどいない
だから私はこの言葉が好きだ
だってこの言葉はみんなが使って
みんな嘘だから
だから私も嘘をつく
「大好きです」
「付き合ってください」
これでいいんだ
みんな嘘になる
この気持ちもこれで終わり
次の恋でまた会いましょう
私の恋心
あめ.