『ひなまつり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ひなまつり
一年に一度の女の子の日
私は何気にこの日が大好きだ
昔から家にある綺麗な雛人形
親が作ってくれるちらし寿司
一年に一度だけ顔を見せるお雛様とお内裏様、二人はとても綺麗に見えて、これを色んな人に見せてあげたいと思った。それぐらい素敵な私のお雛様
これは日本が世界に誇れる素晴らしい文化だと私は思う。だからこそ、この伝統を繋いでいきたいと思う今日この頃だった。
"ひなまつり"
小窓ごしに診察室の中を覗いてくる。その姿が視界の端に見えると、カルテに情報を打ち込んでいた手を止めて顔を向ける。
「よ」
片手を上げ短い声を出して反応すると、開け放たれた扉の前で一旦止まって丁寧に方向転換して、診察室に入ってくる。
「久しぶりだな」
言いながら俺が座る椅子の前で止まる。その言葉に「おう、久しぶり」と返す。
「集中していた所の邪魔をして済まない」
小さく腰を折って謝罪する。「いい」と方手を振って言葉を続ける。
「俺こそ、出迎えられなくて悪かった」
朝とはいえ、今は開院して数十分経ったところで、俺より先に出迎えるハナは居室に箱詰め。先程医院に来た患者の、今ある情報を少しでも早く纏めたくパソコンに向かって打ち出していた為、数メートル近付いてくるまで足音に全く気付けなかった。
何か言おうと口を開くが、方手でそれを制して「これでおあいこ」と続ける。すると小さく頷いて、謝罪のやり合いで時間を潰してしまう事を止めた俺の意図を汲んだ。
「これを」
そう言うとスーツの懐に手を入れて、淡い緑色の手ぬぐいを取り出す。
三日程前、オペ中に怪我をして流血したのを隠しながら病院に戻ろうとしたのを止めて医院に無理矢理連れて戻り、傷口にガーゼを当て固定用テープでは心許ないと、救急箱の傍に置いていた手ぬぐいで縛ったのだ。
その時「血ぃ止まったら捨てろ」と言ったが「洗って返す」と言い返してきて、その時業務が残っていたのもあり「いいから早く帰れ」と半ば強く追い返した。
「あの後のスケジュールが分刻みだったから、正直助かった」
「用事ってこれかよ。……って、本当に洗って来たのか。いいっつったのに」
丁寧に折り畳まれた手ぬぐいを顔の前で広げる。血の跡どころか土埃すら付いておらず、下手するとガーゼを固定する前よりも綺麗な淡い緑色に、胸の中で『本当律儀な奴』と呆れ声で呟いて小さく畳み直す。
「こんな安物、洗って返さなくたって……」
立ち上がってデスク上の戸棚の扉を開け、救急箱の隣の数枚重ねて置いている他の手ぬぐいの上に置く。
「こんなの、近くの雑貨屋に似たようなの沢山売ってるし安いし、応急処置用に何枚かストックだってある。一枚や二枚無くなった所で幾らでも替えがきく」
言い終えて戸棚の扉を閉めると、横から「そういう人だったな」という呟きが聞こえた。その呟きに小さく鼻を鳴らすと、「だが」と言葉を続けた。
「助かったのは事実だ。俺がやりたくてやった」
そう真っ直ぐな声色で言われ、反論も何もできず「そうかよ」と短くぶっきらぼうに返す。
すると、まだ時間があるのか「ところで、今日は桃の節句か」と小窓の傍に置いた、お内裏様とお雛様の折り紙に視線を向けながら話題を投げかけてきた。
「また徹夜して日付感覚狂ってんのか?」
そう聞くと「違う」と否定してきた。
「ただ、これまでこの日にあまり思い入れが無かったから、今日が季節の行事がある日だと忘れていただけだ」
言葉を最後まで聞くと「あぁ」と納得した。
確かに俺たちには馴染みのない行事だ。思い入れどころか、行事についての思い出すら殆どない。
それなのに、こうして折り紙を折って小窓の傍に飾っている俺は、良くも悪くも日付に細かいのだろうか。うざがられていないか少し心配になって、ちらりと伺う。
「ここに来る度に感覚が整うから有難い」
そんな俺に気付いたのか、フォローの言葉をかけてくる。
「ちょっとでも季節感出した方が安心するだろ」
「確かに。行事を意識した飾りをすると安心する患者が多いからな」
「あと、ちょくちょく日付感覚狂ってる誰かさんの為に、こういう事して日付を教えてる所もあるな」
ちょっと揶揄うように言うと「面目ない」と顔を少し伏せる。可笑しくて小さく笑い「冗談だ」と返す。
「それより時間大丈夫か?戻った後もあんだろ」
そう言って腕時計を指差して時間を見るよう促す。腕時計を巻いた左手首を掲げて文字盤を見て「もうこんな時間か」と呟いて顔を上げる。
「そろそろ行かなければ。今度はゆっくり時間を作って来る」
そう言ってコートの裾を翻すと廊下に歩み出て、方向転換してこちらを向いた。
「見送りはいい。また」
「あぁ、またな。ハナが会いたがってっから、今度はハナが出てられる時間帯に来い」
そう言うと「分かった」と言って方手を上げて、壁の向こうに消えていった。革靴の音が遠ざかっていき、正面玄関の扉が開閉される音が聞こえた。
「……」
救急箱と手ぬぐいが入っている戸棚の扉に視線を向ける。手を伸ばして扉を開けると、洗って返却された淡い緑色の手ぬぐいを取り出して、手ぬぐいの匂いを嗅ぐ。
──飛彩の匂い……。
思わず表情が綻ぶ。数秒手ぬぐいに染み付いた匂いを堪能すると、何かに弾かれたように顔を上げて頭を振り、手ぬぐいを戻して戸棚の扉を閉める。
「こんな事してる場合じゃねぇ……。打ち込みの続き……」
椅子に座ってパソコンに向かい、情報の打ち込みの続きを始めた。
ひなまつり
母とは折り合いがつかないけど
「今日はおひなさまだー」と
はしゃいでいた母は愛しい、ずるい。
5歳くらいのひなまつりの日にイオンの2階の本屋で子供向けの雑誌を買ってもらったのが懐かしい
とりあえず投稿せねばと思って書いてるだけなので、これには"ハート"押さないでください。
そんなことを1日考えてたひなまつりでした。
ちらし寿司じゃなくて しっぽくうどん食べましたよ。 116
昨日、記憶の限り初めてひなあられを食べた。想像よりもずっと柔らかな甘さがあって無意識のうちに口に運び続けていた。天の川の星たちもお菓子になればこんな味がするんだろうなとふと思った。
口に入れる度に雪みたいにすぐとけるひなあられは、その色味もあって神様のオヤツみたいだった。
…星を食べた神様の、その食べカスかも、なんてね。地球に降る途中大気圏を通って、そこで小難しい字面の物質が小難しい化学反応を起こしてパステルカラーな緑、黄、ピンク、白に………
たわいもない妄想の果てに気付いた。明日(今日)はひな祭りじゃないか、と。あちらこちらで、お内裏様とお雛様、優雅な三人官女に愉快な五人囃子、時たま赤い顔した老大臣の方々をお見かけしていたのに……なぜかすっかりそんな気はしなかった。
それと、ひなあられは去年だか一昨年だか、とにかくいつかの日に食していたなあと。全然初めてなんかじゃなかった。ついつい話を盛ってしまった限りである。
それにしても静かで穏やかで、そしてなんて優しい祭日なんだろうなあ。ハロウィンを経て節分までの喧騒はどこへやら。
ついウッカリと、その優しさに甘えて、優しいものたちとすれ違ってしまう所だった。ごめんねえ、雛人形の面々よ。
少々の反省、些細な感謝、ちょっぴりの切なさを込めてひなあられをまたまた頬張る。
うん、おいしい。ふんわりとした小さく甘い星々は、春の訪問を告げながら机上でまたたく。
新しい時の始まりに、まるで新しい世界を待ちわびるかの様に胸が踊る。
あーあ、これで花粉さえなければ、本当にいい日なのに。まったく、困るよキミ。
「ひな祭りだから、これあげるね」とあの人が気まぐれでおれにくれたこんぺいとう
こんぺいとうなんか好きでもなかったがあの人がくれたものはなぜだがきらきらと輝いて見えた
ひとつぶだけ口に含む 甘い
こんぺいとうを噛み砕しながら横目でちらとあの人を見れば、もうおれのことなんか見てもいない おれの顔すら覚えていないのだろう そういう人だ
それでもおれはこの残りのこんぺいとうを食べられもせず捨てられもせずに机の奥にしまい込む
こんぺいとうは小さなおれのたからものとなった くだらない
お題「ひな祭り」 おまねむ
唐突に。
今日はひなまつりなんだから雛人形を飾ればいいのにと家族に言われた。
当日の、しかも夕方に言われても、一夜飾りだから縁起悪いし飾る気ないからって言っても食い下がってくるしで、その神経を疑った。
せめて前もって言ってほしい。
実際飾るかは別だけど。
わたしはいくらが好き
よく食べられるものじゃない。けど、大好き。ちっちゃな頃からずっと好き。クリスマスプレゼントにいくらを頼むくらい好き!
でもいくらは年中行事の時にしか食べられない…
だから!ひな祭りが大好き
この日ばかりは自分が女でよかったと思う
いつもは自分が男だったら、イケメンなパパの顔を受け継いで、なんかよくわかんないけどおじいちゃんやパパに叩き込まれたエスコートの仕方とか使って…それはそれはモテたんじゃないかな…なんて考えて
なにより生理がないからね!それが1番羨ましい
心から男になりたいわけじゃないし、自分の性別と体は一致してると思うけど、「もし、男だったら」と考え始めたら止まらなくなる
でも、今日だけは、いくらが食べられる今日だけは、女の子でよかったなって思えるんだ
雛人形なんてないよ!
…ぬいぐるみで代用して大丈夫かな?
ひなまつり
テレビに映る、綺羅びやかな雛壇…真紅の繊毛に、お内裏様やお雛様、そして、沢山の御付きの人々…ぼんぼりや桃の花や、御飾り…豪華な衣装を纏って、微笑むお雛様の姿が何となく、きみの姿が重なって…
僕は、決して裕福でも、地位も無いし…きみを幸せに出来るなんて、大見得はきれない…けれど、きみをずっと隣で支えて居たい…
雛人形 長く飾って まだ独身
雛人形 毎年悩む 座る場所
ひなまつり 人形背に向け ちらし寿司
ひなまつりだから
女の子が主役の日だから
声を大にして言おう。
今日、誕生日の男の子へ。
お誕生日おめでとう。
「ひなまつり」
お父さんのひなまつり(テーマ ひなまつり)
1
「今日、3月3日なんだけど。」
久しぶりの休日で、昼間で寝るつもりだった俺は、妻のやけに冷たい声に起こされた。
(3月3日。・・・何の日だったか。そうだ、ひなまつりだ。)
雛祭りの人形などは用意していない。
そう言えば、少し前から妻がなにか相談しようとしてきたが、仕事が佳境でロクに睡眠時間も取れていなかった俺は、まともに聞くことができていなかった。
土曜日の昼で仕事が一段落し、帰ってから寝続け、居間に至る。
「真子は?」
「朝ご飯食べて、テレビ見てる。」
娘の真子はすでに起きているようだ。
(日曜日の朝のアニメは偉大だ。親に貴重な時間をくれる。)
「ひな祭り、なしでよくないか?夕飯やおやつで少しそれっぽいものを出すくらいで。」
適当に答えると、妻の気分が一段悪くなったのが目に見えた。
「仕事が忙しいのはわかるけど、親としてどうなの?それ。」
「・・・でも、当日に雛人形とか買えないだろ。」
「スルーはしない。真子に嫌な思い出を作っちゃだめ。こういうの、悪いことは一生覚えてるわよ。」
こうして、仕事で神経をすり減らす日々の間のたまの休日も、朝から難問に取り組むことになった。
2
俺の実家は男兄弟しかいないので、雛祭りの人形はない。
妻の実家にはあったようだが、立派すぎて家には飾れない。
「とは言え、買うのもなぁ。」
物が何もかも高くなっている昨今だ。1年に1回、飾るだけのものに高い金を払うのは痛い出費だ。
「こういうの、一生物だと思うんだけど。」
「でも、適当に安いのを買うのも中途半端だし、高いものを買うくらいなら、真子の進学のための費用に充てておいたほうがいいんじゃないか。」
金を貯めることも難しくなっているが、学費は意地でもためていかないと、真子が高校・大学に行くときに辛い選択をさせることになる。
それは避けたかった。
「友達に自慢できるとまではいかなくても、何もしなかったっていうのはないと思うわよ。」
しばらく悩んだ末に、覚悟を決める。
金の覚悟ではない。
「よし。作ろう。」
手探りで休日を潰す覚悟だ。
3
「おかあさん。次、どうするの?」
「ちょっとまってね。次はここを折る感じね。この画面よ。ねえ、ひな壇を作るにはどうしたらいいかな。本を重ねて、シーツかける?」
「それで作ったら本が読めなくなる。空の菓子箱がいくつかあっただろうから、切り貼りして作ってみよう」
全部手作りでやろう、ということになると、その後はおしゃべりしながら細々作業をした。
スマホで折り紙を調べて、雛人形を作ってみる。
妻の人形はできが良く、次に娘。最後に俺の出来損ない。
大人しく菓子箱の厚紙を切り刻み、ひな壇を作ることに専念した。
しばらく紙と格闘し、折り紙のひな壇が出来上がった。
「やった」
娘は、最初は立派な人形ではないことを気にしていたが、折り紙で一緒に作り始めたときから切り替えたのか楽しそうにし始め、出来上がったらスマホで撮影をはじめた。
俺のスマホで、雛祭りのBGMを流してみる。
少し、様になった気がした。
「ね。やってよかったでしょ?」
妻の声が気持ち、得意そうだ。
「まあ、真子が喜んだならよかった。」
「あなた、最近帰ってきて寝るだけだし。こういう時に一緒になにかしておかないと、そのうち、口を利いてもらえなくなるわよ。」
(なんて恐ろしいことを。)
次のイベントはホワイトデーか。
こちらは手作りは難しいかもしれない。
(大人しく何か買おう。)
4
そも、今の形のひな祭りは、江戸時代からあったらしい。
それ以前の原型となった行事を含めるなら更に遡る。
厄災避けの「守り雛」として、本人の代わりに厄を受けてもらったり、厄を払ってもらうための儀式
子どもの死亡率が今より遥かに高く、子どもが健やかに成長するために「祈る」ことしかできない時代。
人間の「科学知識」という力が今より遥かに少なく、その分「運命」やら「神」やらが幅を効かせていた時代の行事だ。
今は、それに頼らなくても日本では多くの子どもが健やかに成長できる環境がある。
だから、忙しいからやらなくても、多分問題ない。
(しかし)
行事がないと、日々の暮らしに精一杯の日々。
毎日、同じことを繰り返す日々だ。
忙しいからと言って、そのイベントたちを全部すっ飛ばしていくと、心を亡くして毎日毎日働くだけの日々が延々と続くだけになる。
そう。ボス戦なし、イベントなしのRPGのようなものなのだ。
人生には「ハレの日」というものが必要なのであろう。
昼間、菓子箱の厚紙と折り紙で作ったひな壇を見る。できの良いものも、悪いものもある。世界に一つだけの、不揃いのひな壇。
(娘と一緒に折り紙をする休日というのも、悪くなかった。)
そう考えると、今日の日は、良い思い出と言ってよかった。
(面倒だからと、辞めてしまっては自分の心までなくなる。忙しいからと、家庭まで効率化・省力化。・・・おかしくなっていたんだろう。)
明日の仕事がより億劫になったが、真子の寝顔を見て、気合を入れ直した。
そして、明日のために、さっさと寝た。
また長い仕事との格闘時間が始まるのだ。
ひなまつり
母は、
五段飾りの本格的な木目込み雛人形の材料を取り寄せ、
仕事が休みの日や
家事の合間など、時間を見つけては、作っていた。
もう40年以上前のことである。
毎年、五段飾りを座敷に3人の娘たちに
飾ってくれた母。
ある時
母がポツリと呟いた。
自分に雛人形欲しかったのよね。
実家は、裕福でなかったので雛人形など
買えなかったから自分で作ってみたかったのよ。
3人の娘たちにと言いながら、実は、一番
欲しかったのは母。
わかる。
母の年齢に近づき母の気持ち痛いほどわかる。
いつも子供のため24時間母でいたら辛い日もある。
たまに自分も娘に戻りたい。
3月3日の1日だけでも自分のためのお雛様
飾って自分のためのひなまつりしたい。
ささやかな母の夢。
母が亡くなり雛人形は、箱から出して飾らなくなった。
私たち三姉妹は、皆、子供は、男の子だったから
なおさら雛人形は、飾ることもない。
最近、私も小さな雛人形を集め始めた。
母の作った五段飾りの雛人形には及ばないけど。
自分のためのひなまつりをここ数年、
一人密かに楽しんでいる。
母の嬉しそうだった顔を思い出す。
ひなまつり
男三兄弟の末っ子として生まれ、ひなまつりとは全く縁はなかった
人とは無い物ねだりをしたがる、小さい頃に下が居たら良いなと、妹が良いなと思った覚えがある
そこに特別深い理由は無かったと思う、兄に成ってみたかったのと、男兄弟だけというのは何だかバランスが悪いかなと思った程度の考えだったと思う
でももし本当に妹が居たら、良い兄に成れていただろうか、一緒に楽しくひなまつりをお祝い出来ただろうか
・
・
・
現在の自分からは想像出来ない姿に嫌悪感すら覚える
お題:ひなまつり
『変わらない想い』
皆で大皿を囲んで
笑いあって楽しく過ごす
そんな日々がこの先も続いていくと思った
3月3日の昼下がり
ちらし寿司とひなあられ
いつもよりも少し豪華なお料理ばかり
私はとても嬉しかった
今もずっと色褪せない
でも、今はどうだろう
実家に残した父と母
「今年もお雛様出してるよ」と
今日の朝にくれた電話
たとえ遠く離れても
願いは変わらないのだと
教えてくれた温かな声
これから先も優しい日々が続くようにと
お雛様に願った夜
ちらし寿司
ひなあられ
が有名だが、
蛤のお吸い物
も
ひな祭りで
よく
食べられている。
どうして
蛤なのか?
蛤の貝殻は
その2枚だけしか
ピッタリと
形が合わないそうだ。
他の貝殻とは
形が合わないことから
仲の良い夫婦
の象徴
とされている。
わたしたち
夫婦は
どうなのだろう?
離婚しちゃダメ
とまでは
思ってないけど
出来れば
このまま
夫婦として
続けていけたら
いいけどなぁ。
この前
盛大に
喧嘩したとこだし
先は長い。
貝殻みたいに
形が合うか
見えたらいいのにね。
#ひなまつり
すっかりイベントごとに心が動かなくなってしまった
悪いことじゃない、それでいい
3月3日におよそ関係のない鶏肉じゃがを作った
手前味噌ながらおいしくできた、それでいいんだ
私には姉がいて、子供の頃は毎年雛人形を飾ったものだ。
ガラスケースに入ったコンパクトなものだったが、お雛様、お内裏様はもちろん、三人官女、五人囃子、重箱、御所車、橘、桜と一通り揃っていて、今思い出すとナカナカ良い雛人形であったと記憶している。
3歳上の姉の人形だから60年前くらいに作られたものであろう。爺さんからの贈り物だったと聞いていたがさぞかし値の張る買い物だったのではないかと思う。
私には兄もいて、端午の節句には桃太郎の人形が飾られた。私は金太郎さんだったが、お雛様にも桃太郎にも劣っているような気がした。
そりゃ、物語り的には「金太郎」より「桃太郎」の方が格上だし、「桃太郎」の人形の方が断然スマートでカッコイイのである。金太郎さんはすんぐり体型だからね。
でもやはり「桃太郎」よりお雛様の方が見栄えは上で、飾る時はなんだか姉も誇らしげに見えた。
そうそう、「うれしいひなまつり」の歌詞には
「あかりをつけましょ ぼんぼりに
おはなをあげましょ もものはな」
とあるが、梅や桜は見慣れているが、桃の花は私は見るきかいがなかった。
香港に頻繁に遊びに行っていた頃、農歴の正月では香港人は桃の花をよく飾る。夜市が開かれ大晦日に人々は桃の花を買うのである(桃の他に水仙も飾る、水仙は鉢に活けて乙なものだ)。
作詞したサトウハチローはどうして桃の花としたのか?私の知るかぎり日本では桃の花は雛祭りに飾られない。
雛祭りの頃に宇和島を旅した事があったが、そこで見たお雛様は実に洗練されて美しかった。
雛祭り展が役所だったか、学校だったかで催されていて、偶然見たのだが、おそらく名のある武家のお雛様であろう、本式の立派な雛飾りを幾つも見比べる事が出来た。実にお上品で神々しい輝きを放っていた。
男だって雛人形は素敵だと思うのである。
桃太郎や金太郎も立派なものはあるが、やっぱりお雛様の方が立派であろう。これって、もしかして男女不公平すぎない??