ないものねだり』の作文集

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ないものねだり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/27/2024, 1:42:34 AM

あなたのように、
どんな難解も素早く解ける才能が欲しい
あなたのように、
みんなから愛される才能が欲しい
あなたのように、
いつでも前向きに努力できる才能が欲しい

欲しい、ちょうだい、ください。

あたしなんか、
頭悪いからすぐになんて解けない
あたしなんか、
根暗で引っ込み思案だから誰からも愛されない
あたしなんか、
いつもマイナスに考えてそこで諦めようとする

あたしなんか、あたし、なんか。

真っ暗闇の中
あなたと勝手にくらべっこ
ねだってるあたしに
なんにも気づかずに――

〜ないものねだり〜

3/27/2024, 1:15:47 AM

ないものねだりをしても現実は変わらない。だから意味がないと思う。
『ない』ものに目を向けるよりも、『ある』ものに目を向けたい。そうするといろいろなことに感謝できるようになる。
自分は一人ではなく、たくさんの人やものに支えられて生きてると思えるようになる。

3/27/2024, 1:13:28 AM

ぐすっ、ずびっ。
部長が隣で泣いている。
事の起こりは三十分ほど前。
いや、彼女の想いの始まりを考えたら、とっくの昔に始まっていたことなのか。

「プレゼントして来るわ!」
そう言って彼女は、部活動で出来上がった菓子を手に、意気揚々と家庭科調理室を飛び出して行った。
今日はバレンタインデー。この日にチョコ菓子を持ってプレゼントと言ったら、告白しに行ったに決まっている。
ワンチャン本当にお友達へのプレゼントも考えられるが、いつになくそわそわウキウキ。頬まで染めて出て行った姿を思い返すに、その可能性はまず無いだろう。
部長、好きな奴いたのか。
料理しか興味ないと思っていた。
どこの誰だよ羨ましい。
料理部エースの手作りお菓子だぞ。
部長は可愛いし、そんなの貰ったらどんな男もイチコロだろう。
部活で一緒に居られることに胡座をかいて、ズルズルと告白する勇気を出さなかった俺が悪い。
唐突に終わった片思い。
呆然と動けずにいる俺を置いて、他の部員たちもそそくさと教室を離れて行った。
泣きたい気持ちのはずなのに、戸惑いが強くて涙も上手く出てこない。
漸く頭が働いて、帰ろう、と荷物を手に出入り口に立ったとき。部長が独り帰ってきた。
ぽろぽろと、俺が流せなかった涙をこぼしながら。

予想外の展開に驚きつつも、取り敢えずは泣き止まない部長を椅子に座らせた。
そうして、ありったけのティッシュを差し出して今に至る。
どうしたの、と問いかけるなんて野暮なこと。
ただ、問題点がひとつある。大問題だ。
どうして部長はあの菓子を持ったままなのだ。
彼女の力作を受け取らなかった馬鹿はどこのどいつだ。
「誰からも、受け取っていないんだって」
手元に向けられる視線に気が付いたのだろう。ぽつりと彼女が教えてくれた。
「気持ちに応えられないのに、物だけ受け取るのは期待させるようで不誠実だからって。そこまで言われたら、仕方ないよね」
自分に言い聞かせるように言って、不器用に笑う。
彼女は相手の名前を伏せたけれど、今の話でピンと来た。
その聖人君子のような口振り。あいつか。学年トップの王子様か。部長は案外面食いだったらしい。
相手の顔が分かった途端、無性に腹が立ってきた。
奴は充分真摯に応えている。
あいつがオーケーしていたら俺の方は失恋確定だし、俺が怒るのはお門違いなのも分かっている。
けれども、こんなに泣かせなくたって良いじゃないか。
俺が欲しくても手に入れられなかった彼女の恋心。それをこんな形で終わらせるなんて。
憎たらしい気持ちを紛らわせるようにして、部長が抱えていた袋をひょいと取り上げた。
部長が驚いて、「え」と声を上げる。
「勿体無いよねー。部長が作ったお菓子なんて絶対美味しい奴じゃん。これ食べないなんて絶対損したよ、そいつ」
相手には気付いていない振りをして、手の中の袋をしげしげと見つめた。パステルカラーの控えめな袋に、キラキラとしたリボンがよく映える。
男の俺から見てもセンスの良いラッピング。そんなことからも彼女の本気度が伺えて。
「あ~。羨ましい~」
と、うっかり本音が漏れてしまった。

やべ、と気が付いて顔を上げれば、案の定涙も引っ込んでキョトンとした部長と目が合った。
傷心の彼女に余計なことを。
あ、いや傷心なのは俺も同じなのだけれど、えっとそうじゃなくて。
今の言葉、部長はどういう意味で受け取った?

「――ねえ、これ一緒に食べちゃわない?」
有耶無耶にするように、またはそうと感じさせないように言葉を繋ぐ。
結局俺は意気地がない。
でも、今はもうそれで良い。
結果振られたけれど、勇気を出して告白した部長の方が何倍も偉い。
傷心につけ入る資格など有りはしないのだ。
砕けた俺の心より、今は彼女に少しでも笑ってほしかった。
「俺が作ったのもあるしさ。何なら交換する?」
鞄に入れたタッパーを取り出し、「ほらほら」とちらつかせておどけてみせた。
いつもの俺にしては強引だ。
あいつのために作ったものを交換だなんて、無神経だったかもしれない。
でも、こんなものがいつまでも目の前にあるから彼女の心は鎮まらない訳で。
だったらいっそ食べて無しにしてしまった方が良いじゃないか。
部長は黙って俺とタッパーを見比べている。
破れかぶれで、「俺の作ったもの、好きでしょ?」と駄目押しすると、やっと少しだけ笑ってくれた。
俺の好きな、あの笑顔だ。
「ありがとう」
部長は小さな声で続けた。
「今、あなたが側に居てくれて、良かった」

お互いに曖昧な言葉。
部長の心は分からない。
けれども今はそれで良い。
気持ちまでほしいなんて、ないものねだりはしないから。
ただの友だち、ただの部活仲間で構わない。
共に料理を作って、一緒に食べる。その楽しみを分かち合う仲で丁度良い。

けれどももし、まだ俺にチャンスがあるのなら。
決心がついたその時には、今度こそ君に好きだと伝えさせて。


(2024/03/26 title:017 ないものねだり)

3/27/2024, 1:09:22 AM

あくる日、依頼を完了し部屋に戻った際のこと。

それに気づいたのは青年であった。背中に伸ばし三つ網をしている髪が先の戦闘で解けかけていたので。

少年に指摘すると、少し考え青年に結んでほしいとせがんできた。
あまりに期待したまなざしで懇願するので流されてしまい、ついうなずいてしまった。

が、いざ目前に控えると過去のことを思い返す。

義妹にも同じように髪を結いでほしいと言われたことを。
幼かったこともあり当時四苦八苦しながらなんとか終えたが歪な形で。
やり直そうとしたがこれでいいと、笑顔で言われてしまい直せなかった過去。

かなり出来が悪かったので何とかきれいにできるようにと、それから練習したのにも関わらずなぜかうまいかない。


ないものねだり、と言われたらそうかもしれない。


だから少年の髪を結う際もうまくできないかもしれないとあらかじめにも言ったのに少年はそれでもいい、と一点張りで。仕方なくけれど綺麗に結おうと頑張るが上手くいかず。

出来上がったその状態を見た少年は笑いありがとう!と言い自慢してくると食堂に走っていったので慌てて青年は少年の後を追った。

それは当時の義妹と同じ笑顔で同じ行動をしていたことに焦っていた青年は気づくことはなかった。

3/27/2024, 1:07:30 AM

器用さが欲しい。もうこれ。
生き方もそうだけど、とりわけ実際の手仕事。
初めて同じことやっても必死になって続けても
どんどん差が開いていく。
器用な人に対してつい訴えたくなってしまう。
もたもた何かやってる不器用人間は
ヤル気ないわけでもサボってるわけでも
真面目にやってないわけでもないって。
熟練では覆せないスピード、成果の差。
私は雑だから、丁寧にやってないから。
と気を使う器用人の方々。
ごめんよ、それ嫌味にしか聞こえない。

ないものねだり、器用さが欲しい。

(ないものねだり)

3/27/2024, 1:07:29 AM

ないものねだり。自分が持ってないものは欲しくなるわな。

 大人になれば自分の金で買わなきゃいけないから多少は抑制が効くようになるけどそれでもつい買ってしまう。

 冷静に考えたらないものねだりって他人にねだる行為だろうし自分の話ってのは筋が違うか。寝起きで勘違いしたな。

 まぁ大人になると自分で買わなきゃいけないからそういう行為とは無縁になるな。

 そういや部屋に温度計置いてるんだけど温度計は18度とか表示されてるのに普通に寒いのはなんでなんだろ。夏だったらこの温度でちょうどいいのに。不思議だなぁ。

3/27/2024, 1:07:10 AM

【 ないものねだり 】

お前はいいなぁ…。
食べて寝て、調子崩したら世話してもらえて。
…なんて、飼い犬にグチる俺、カッコ悪ぃなー。

   頭撫でながら言われても…。
   もしかして、何かイヤなことでもあった?

聞いてくれよー。
バイト先の先輩、俺の狙ってた子と結婚するんだって!
付き合ってるのも知らなかったんだぜ?
始まる前に失恋とか、悲しすぎだよな…。

   仕方ないけど、辛いよね。
   前向いて、新しい恋を見つけよう!

はぁ…もう…お前、なんでモフモフなの気持ち良すぎ…。

   ご主人のおかげですよー。

会話はできないけど、やっぱ癒やされる…。

   ボクも、この気持ちが伝えられないけど、
   ご主人がいるから今があるんだ。
   存分にモフモフして癒やされてね!

3/27/2024, 1:05:59 AM

永遠なんて要らない。

 今や命は体外で産み出す事が出来る時代になりつつある。
 そう遠くない未来、体を乗り換えて寿命を際限なく伸ばせる時代がやってくる。
 即ち永遠。
 しかし、永遠ほど退屈な物はない。

 人であれ物であれ、この世の物は何れ壊れ失くなるから美しい。
 人が作る作品もタイムリミットがあるからこそ、関心や美しさを感じるのだ。
 それは自分自身にも言えることだと、私は思っている。

 だからこそ、永遠なんて要らない。

 永遠は欲しいと思わないが、私には溢れて止まらない欲がある。


 他人が持っている物が欲しい。


 世界一、大粒のダイヤモンド。
 著名な画家の最高傑作。
 最高立地のコテージ。

 しかし、それらは高価な物は値段が高いだけで、買うことができてしまう。
 お金さえあれば、簡単に満たされてしまうのだ。
 なら、他の物が欲しくなるのは当然の摂理だった。

 しかし、この世に存在する大抵の物はお金を支払えば手に入る。
 最高級品質の宝石や、細かい彫金加工が施されたレリーフ。
 人の愛や命でさえも。

 お金で解決出来ない物でも、それ以外の対価を支払えば手に入るものの幅も広がる。
 人が持っている物ならなんでも、買えないものはないのだ。
 だから、更に欲が広がる。


 誰も持っていない物が欲しい。


 言葉にするのは簡単だ。
 けれど、誰も持っていないということは、誰も認知出来ないか、認知出来ても管理が難しいか、あるいは人が想像出来ない物ということになる。
 とても判断が難しい。

 ところがある日、気紛れに芸術家の個展を見に行った時、私は閃いた。
 誰も持っていない物を生み出すのは芸術家なのではないか、と。

 独創的な形をしたガラス細工や、ありったけの情報が詰め込まれた絵画は、普通の感性を持つ人間には生み出せない。
 見ているだけでは、彼らが何を思ってどうして、どうやってこれを作り出したのか分からないからこそ、考えさせられる。
 大抵の人間には生み出せない、理解し難い物だからこそ、私には価値があるように思えた。

 生み出された作品を買う。
 それは、いつでもその作品を眺められるように。

 しかし、眺めている内に何かが違う、と思った。
 何が違うのかは分からなかった。

 そうして繰り返し芸術家の作品を買っていると。
 不思議なことに、自分がそれを持つと執着が失くなる事に気付いた。

 そこで私は疑問に思う。
 あそこまで熱中していたのに何故、執着が無くなるのか、と。

 私が求めている物が、最新の芸術作品だからなのか。
 私が欲しかった物は、芸術家が持つ特殊な才能だったからなのか。
 それとも、持っていない物を持っているという感覚が失くなるからなのか。

 私には答えが出せなかった。
 ただ、人が生み出して発表した瞬間から、私の執着心は急激に下がっていたように思えた。
 だからといって、芸術家が発表していない物を買っても意味が無い。
 発表していないということは、その作品に価値を付けられないと私は考えているからだ。
 価値があるからこそ、持っていることに意味が出てくる。

 そこまで考えた時、違う答えが見付かった。
 私は芸術作品を買うことに飽きたのだ、という答えが。

 際限なく湧いて出てくる人の発想には枚挙に遑がない。
 端的に言うと、人が思い付く物には価値がないのだという答えが出た、ということになる。

 だから、次に欲しい物は。

「この世に存在しない物が欲しいわ!」


テーマ:ないものねだり

3/27/2024, 1:02:08 AM

隣の芝生は青く見えるけど、地面の下は酷いかもしれない
仲の良さそうなカップルだけど、実はバリバリ喧嘩中だったりするかもしれない
自身が持たないものを欲しがるのは構わないが、身の丈は考えよう

マメ豆腐

3/27/2024, 1:01:29 AM

ないものねだり
ないものねだり

例えば空を飛ぶとか
例えば猫と話すとか

ないものねだり
ないものねだり

例えばあなたが欲しいとか

3/27/2024, 12:53:15 AM

ひとの育ちや才能などに羨ましいと思うことは
しばしばあるが、きっとそれはないものねだり   なのだろう。

ここにあるものよりここになくて他人のもとにはあるものに目がいってしまうのである。

当然といえば当然かもしれない。

鏡なくして自分の姿は見えない。
鏡があっても鏡にうつる私というものは
虚像であって真実の姿とは言いがたいものである。

自分の姿を見るというのは難しいことなのである。

自分の持っているものに気づくということは
実は一番難しいかもしれない。

それに気づけた人はしあわせなのだろう。
その運も含めて才能だろう。


私はいつまでたってもわからない。
どこに進むべきなのかわからない。
わからないけど立ち止まることもできず
ああでもないこうでもないと彷徨っている。

3/27/2024, 12:20:13 AM

ないものねだり

自分にないものは魅力的に見える
自分にないから憧れる
自分には無理だと思うから欲しくなる
自分にはないものだから素敵に見える

てもいざ手に入ると…
蛙化現象って多くない?
なんだろね?あれは…

他所のものはよく見えるってことだよね?
いいことにはデメリットもあるわけだ
それを理解していないと
後に後悔する

だけど欲しい
それが人間なのかも知れないね
浅はかだけど
「ないものねだり」は多分一生付き纏う
全く…厄介なやつだね

3/27/2024, 12:11:46 AM

『ないものねだり』

「もう!私の髪の毛ってどうしてこんなに
枝毛だらけなの!」
「そんな事無いわよ。蘭の髪はとっても綺麗よ」
「おばあちゃんは枝毛が無いから
そんな事言えるんだよ!」
「あら、おばあちゃんだってこんなに白髪で‥
蘭みたいな長い黒髪が羨ましいわ」
「でもおばあちゃんは切れ毛も無いじゃん!」

「おいおい朝から騒がしいな。じいちゃんは
2人の髪があんまりフサフサで羨ましいぞ」

3/27/2024, 12:07:20 AM

ないものねだり#45

眠れないそんな日もあるよね。
夜しか聞こえない音とかわずかな光とか。
私はたまにそんな夜に出会う。
ゆっくりだけど明日へ向かう空を眺めていろんな悩みとかを夜空に投げるんだ。
嫌々になる前に月に悩みを打ち明けるの。
言葉はくれないけれど見守ってくれてるみたいなね。
月からも言葉が欲しいなとか、そんなないものねだりを言ってみたりしちゃう。

3/26/2024, 11:51:31 PM

ないものねだり

昨日、母が変になった。

私が病院の付き添いの無い日に働き出したので

話し相手やきめ細かい世話が出来なくなった影響らしい。

認知症が進んでしまったようだ

「私をショートステイに入れる気だろう!」

と、言い、体を硬直させて椅子から落ちそうになったので

肩を掴んだら

「暴力だー!暴力ふるわれたー!」

と、叫び出した。

前から被害妄想が強かったが、とうとう……。

ケアマネに相談したら

「これから、どんどんそういう風になるよ。

土日だけじゃなくて、平日5日働いて自立しなさい。

いくら世話しても、お母さんもいつまでも生きていられないんだから。」

と、母の真ん前で言った。

「これ以上娘と息子に迷惑かけないように……」

と、母の1番地雷を踏むセリフも言った。

この人、契約の時は凄く低姿勢だったのに……。

ケアマネさんはご自身が年配の方で

私の母の世話で困っていると言った時に無視し
母の話だけ聞いて帰った事が有る

そのくせ、母の病院の話は私に聞く

自分の必要な情報だけ私から得て、介護者の相談には乗らないのは卑怯では無いだろうか。

母の介護と、結婚していない兄の家事の世話に追われて自分の事ができず、

「兄には誰のおかげで生きていられると思っているんだ
介護や家事なんか楽だ!

俺が仕事辞めて、代わりたい!」

と、言われて、私は傷つき、追い詰められて

先月、役所の生活困窮者の相談の電話をかけたところ

凄く親身に相談に乗っていただき

兄の件は、男女平等推進委員会に相談して相談する事を勧めていただいた。

ケアマネさんと合わないなら、ケアマネさんの上司に電話して相談するというアドバイスもいただいた。

あまりに相談員さんが良い人で

ケアマネさんにも電話をかけて話し合いをしてあげますと言う事になったが

その後、ケアマネさんはその件には一切触れず

週5で働いて自立しろと言われた。

正論だ。

しかし正論も時に深く人を傷つける。

私がいなければ誰が母の介護をするのだ、ケアマネさんは、母の事など考えてはいないではないか

母がコロナになった時も電話したら

「私に何ができるって言うんですか?」

と、笑われた。

自分が忘れたり、失敗すると

「認知症なんで。」

と、不謹慎な冗談を言う。

私は認知症で暴言を言う父の介護で苦労したので怒りが沸いた。

ケアマネさんの、尊大な態度や目つきで

私が母の年金目当ての引きこもりだと軽蔑しているのだな……と思った。

お金が無いと介護の質も下がる。

無いなりにやって行かなければならないのだ。

ケアマネさんの世話までしなければならないような状態では私にストレスが増えるだけではないのか……。

ケアマネさんはプライドが高く、デイサービスの職員さんの失敗を会議を開いて叱っていたが

それほどの事でもない気がして嫌な感じだなと思ってはいた。

私を見下しても、見下した相手からの情報で金を稼ぎ、良い身なりをして私を見下してるのか、滑稽だな。

私の今の職場は大変だが、私の好きなジャンルのお仕事なので、役には立っている実感はある。

ケアマネさんから見たら私は軽蔑に値する人間だが

捨てる神あれば拾う神ありである。

しかし、介護は本当にやってみないと大変さがわからなかった。

介護が大変で、親に怒鳴っている娘さんを昔、酷いな、もっと優しくしてあげれば良いのに……。

と、思っていたが、酷いのは私であった。

昔の自分は偽善者だった。この世間知らず!と殴ってやりたい。

せつなくて泣いた。

3/26/2024, 11:49:42 PM

お題『ないものねだり』

 久しぶりにTwitter……今はXになったんだっけ、それを開く。
 そこでは相変わらずフォローしてる友達が子育てに奮闘している様子が呟かれてて、未だに独身でいる私は思わず「うへぇ」と声を上げた。
 呟きの川の中にふと、最近結婚した友人が愚痴を呟いているのを見つけた。

「不妊治療確定だって。なんで私は普通のことが普通にできないんだろう」

 おいおい。そんなこと言ったら、私はスタートラインにすら立ててないんだが。普段の生活に出会いは皆無で、人見知りで他人に心を開けないからどうしたって婚活は難航する。
 私は最近行ってきた旅行先で綺麗な景色の写真を選択して、生活感あふれるさえずりが流れる川の中に放流した。

「●●行ってきた。すごく見晴らしが良くて綺麗だった」

 たいしたことない呟き。別に反応は求めていないが、さっそくいいねがつく。
 そこからほどなくして、私の呟きにリプライがついた。

「●●行ったの、いいなぁ。私、子育てで忙しくて。時間があったら行きたーい!」

 あんに「独身はいいよね、自由と時間があって」と言いたいんだろうと思う。そんなつもりはないんだろうが、こっちからしたらわざわざ「子育てで忙しくて」と入れるところが私にとって最大のマウントだなと。

「めんどくさ」

 一人で声に出す。ポストの濁流に粗大ゴミを流すような真似はさすがにしない。私は「今度家族で行ってみてね」と返すと、そのままアプリを閉じた。

3/26/2024, 11:44:51 PM

聞きなれたチャイムがなってピリリとした空気が一瞬で緩んだ。
挨拶は省略で、と簡潔に言った物理の先生は足早に教室を去った。
先生もお腹すいてたのかも。だってもう4時間目だし。
ふぅ、と息をついて腕を伸ばしたり近くの友達と購買の約束を取り付けていた人は購買へと駆けたりみんな思い思いの時間を過ごしていた。
かく言う私もその中の一人で先生とはやくお昼が食べたいなとぼんやり思考していた所。

「ね〜また居ないの〜?どこいっちゃったんだろうね〜」

「ん〜わかんない、先生運動神経悪いくせに逃げ足だけは早いんだから!あきらめるかぁ……」

教室の後ろのドアから落胆したような、まるで恋する乙女みたいな声色でそんな話し声が聞こえた。
友達曰く音楽のあの先生を好きになってしまったらしく毎日その影を探しているのだとか。
ふーん、と適当半分で聞いていれば「あ、今アイツのこと考えてたでしょ。も〜はやく行った行った!」と半ば追い出されるようにして見送られ教室を後にした。


「せんせー、お邪魔します……」

「あ、…もしかしてあいつが言ってた…!」

ドアを開けて開口一番、知らない人の顔が目に入る。
一瞬女性かとも思ったけどこの美貌からして音楽の……先生の近くにいるあの人…。
焦った私は何を思ったのか否定の言葉が口から出た。
人は焦るとよく分からなくても否定してしまう生き物らしい。

「え、……っと違います。」

「えー人違い?…じゃあ俺のファン?」

「それはもっと違います!」

暫く考えた様子のその人がいい案を思いついた!とでもいうかのように顔をあげてそう宣った。
違う。全く違う。どれぐらい違うかと言ったらもうブラジルと日本ぐらい。真逆である。

「え〜?それも違うかぁ…ん〜〜」

頭を抱えて悩み出したその人は美しい姿とは裏腹にいちいち動きがアニメチックだ。
冷酷なイメージが勝手にあったが案外面白い人みたいだ。勝手に苦手意識をもっていたのが申し訳なくなる。
本当のこといってもいいかな、と口を開きかけた時立て付けの悪いドアがガタガタと音を立てた。

「先生!」

「…ちょっと呼び出されちゃって、ごめんね。てか貴方まだ居たの?……変なことされてない?大丈夫?」

「人を変態みたいに言うなよ!」

私を背中の後ろに隠して先生はそう言った。
いつも美人なあの人の顔がクシャッとなって楽しそうに笑う。
先生も見たこともないような表情で笑っていた。
私の知らない先生の一面を垣間見てしまったようで胸がザワザワとうるさい。

「だって貴方ずっと会いたいって言ってたじゃないの。なにかしたんじゃ……」
「お前ほんっと失礼だな〜!」

ひとしきり笑ったその人は今日はここで食うから!とどこからともなくお弁当を出して私の隣にドン!と座った。
だからいちいち動きがアニメチックなんだってば。

「…いいな〜お前、こんな健気に好かれたらそりゃ揺らぐわな、……君がちょっと羨ましいや」

「はぁ?な、なに言ってんの。ほら、はやく食って帰って」

「……全く素直じゃないなぁ、ね?」

笑みを称えたまま私に意見を求めた先生の瞳は心做しか寂しそうであった。
美貌をもって先生と近しい関係にあるこの人が私は心底羨ましい。
でも結局はないものねだりの範疇を超えることは無いのかもしれない。


2024.3.26『ないものねだり』

3/26/2024, 11:42:45 PM

ないものねだり…

永遠に解けないパズル持っている
今後の僕は時々さびしい

3/26/2024, 11:34:22 PM

「ないものねだり」

あなたはわたし
わたしはあなた

あなたはわたしの───
わたしはあなたの───

この静寂
あの創造性

この安らかな眠り
あの豊かな夢

この整然とした思考回路
あの賑やかな頭の中の音

この社会の居場所
あのモラトリアム

この意味のある罪悪感
あの意味のない罪悪感

わたしが
あなたが

欲しかった

今となってはないものねだりだけれど
あなたはわたしの
わたしはあなたの

全てを求めていた

求めては消えて
消えては求めて

そうやってわたしは変わり続けるの

3/26/2024, 11:21:51 PM

『ないものねだり』

人はいつだってないものねだり。
周りを見渡せば。
羨ましい。

それが欲しい。
そう思う。
簡単に手にできるもの。

私には簡単じゃない。
ぐるぐるぐるぐると頭の中。
どこを見ても。

もっていないものばかり。
羨ましくて。
切なくて。

寂しくて。
悲しくなる。
また今日も私はないものねだり。

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