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ひとの育ちや才能などに羨ましいと思うことは
しばしばあるが、きっとそれはないものねだり   なのだろう。

ここにあるものよりここになくて他人のもとにはあるものに目がいってしまうのである。

当然といえば当然かもしれない。

鏡なくして自分の姿は見えない。
鏡があっても鏡にうつる私というものは
虚像であって真実の姿とは言いがたいものである。

自分の姿を見るというのは難しいことなのである。

自分の持っているものに気づくということは
実は一番難しいかもしれない。

それに気づけた人はしあわせなのだろう。
その運も含めて才能だろう。


私はいつまでたってもわからない。
どこに進むべきなのかわからない。
わからないけど立ち止まることもできず
ああでもないこうでもないと彷徨っている。

3/27/2024, 12:53:15 AM