たまには』の作文集

Open App

たまには』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/5/2024, 1:52:05 PM

帰り道にあるケーキ屋でエクレアを買った。


『昔は甘いものが苦手だったが今は好きになった。』

『特にエクレアが。』


そう話していたのを小耳に挟み、気になっていたケーキ屋に入り、少し恥ずかしさを覚えながらもエクレアをふたつ買った。


「ただいまー。」

『おかえり。…ん?何買ってきたの?』

「エクレア。たしか好きって言ってたよね?」

『あれ、言ったっけ?』

「んー…わからん。」

聞き耳を立てていたことはバレたくなくて咄嗟に誤魔化す。

『何はともあれ嬉しい、ありがとう!お風呂入ったら食べよ?』

「おう。」


たまには…なんて思い買ってはきたが、こんなに嬉しそうな顔をするなら毎日買ってこようかな…なんて思わないでもないちょろい俺。





240305 たまには

3/5/2024, 1:46:50 PM

淡い花の色とか晴れた空とか。澄んだ空気や行き交う人々の希望に満ちた顔だとか。
 愛しいものの多い春。ニヒリストもペシミストも、毒気を抜かれて調子も乗らず、ぼんやり泳ぐ淡水魚のようだ。
 コーヒーショップで窓に面したスツールに座って、眺める風景はシェードのお陰で眩し過ぎずにすんだ。控えめな湯気を上げる無糖カフェオレの苦みを渋々と味わいながら、自分の選択眼の良さに安堵する。
『大嫌いだ。』
 胸の内でつぶやく。萌黄色に膨らむ木の芽も、どこか同情心を含んだお前の微笑みも。穏やかな季節の中で、ただひたすらに癪に障る。
 ろくな会話のない間柄、話す言葉にどれだけの意味があるのか。顔を合わせる回数ばかりが増えて、互いのことは知らないままだ。
 それでどうして、親しげに笑いかけるのか。間に合うならば、他人に戻りたいところだ。
『嫌いなんだよ。』
 面と向かって言えないのは、それがもたらす関係の終着点が、赤の他人ではなく、相手にとって私が、苦手な知り合いになってしまうからだ。それは私の感情だというのに。
 お前の中から、私に関する記憶の一切合切が消えてしまえばいい。名前も、関係も、約束もすべて。

「コーヒーはブラックしか飲まない。美味しくないから。」

 淹れたてのコーヒーを片手に、わざわざ私の隣に腰掛け、屈託なくこちらに笑いかける。自然と持ち上がる口角に、湧き上がるのは怒りか憎しみか、それとも他の何かなのかはわからない。

「そうなんだ。」

 否定も肯定もせず、できるだけ優しく見える顔をする。他人行儀なハリボテの愛しさを取り繕って。そんな私を見て、お前が眉を潜めながらわずかに笑う。最近良く見る、憐れむような目の色。ああ、吐き気がする。

「たまには、正直になったら。」

 お前の言葉に、乾いた笑いをカフェオレで喉へ流し込む。
『お前が嫌いなんだよ。』
 淡い花の色とか晴れた空とか。澄んだ空気や行き交う人々の希望に満ちた顔だとか。まるでどれもがお前のようだ。
 ここは狭い水槽の、生ぬるい水の中。私はお前の淡水魚。

「そうだね。」

 毒の抜けた空っぽな言葉が、虚しくこぼれて泡になる。



【たまには】

3/5/2024, 1:45:45 PM

「ハルさんってすごく頼りになりますよね」

「この前私のクレーム引き受けてくれて」

「優しいし美人だし仕事もできる」



うちの課にはハルさんというスターがいる

才色兼備という言葉を人型にしたようだ
手足はスラリと長くて
腰の位置は高く スタイルは2次元みたい
小さい顔にマニッシュショートが
とびきり似合っているし、
声は鋭いのに柔らかくてよく通る
話しかけるとバラの花のように
気丈に穏やかに美麗に微笑んで
仕事だって普通の人の5倍はできるんじゃないか

きっと私とは住んでいる世界が違う
ずっとそう思ってた



のに、
そんなハルさんは
今、私の腕の中にいる



「……あれっ!?えっ!?ハルさん!!!?」

ぼんやりした熱っぽい意識の中
手元にある暖かな人肌を確かめるように
手を動かしたら
短い髪の毛がサラサラと指を滑って我に返る

うーん、と呻く音すら綺麗で人魚の囁きみたい

一方
雲の上の人が腕の中にいる事実に
私はひたすら言葉を失い、
汚い池に住まう鯉さながらパクパクしていた


「は、ハルさん!ハルさん?
なんで?私どうしたんだっけ……」

気がつくとここは自室だった
一人暮らしの私の部屋、
もともとの性格もあってそれなりに
整理整頓はしているが、
それよりなにより
美しい存在が若干1名
私、そして私の膝を枕にしてハルさんが寝ている


「えっ、これは一体
何がどうなって……ええ……!?」

RPGだったら住民Cくらいのモブ度合いの
私はとことん言葉が出ない

住民Cの膝の上に
勇者御一行の見目麗しいパラディンがいるなんて
これはバグに違いないはず


「もう、なに…じっとしててよ…」

もぞりと少し不機嫌そうに呻かれ、
びくりとしたのもつかの間
宝石みたいな目が私を捉えた

「たまには甘えたいの、ねえはやく撫でて」

紅色の唇が艷めく
いつものハルさんから香ったことのない
壮絶な色香に頭がクラクラして
私は無心で手を動かし
彼女の小さな頭を全身全霊で撫でた





気がつくと朝になっていて、
私の部屋にハルさんの姿はなく
重だるい住民Cの肉体と思考だけがあった


ただの夢か、と私は吐き気と共に
安堵の気持ちを持ちながら
いつもの様に会社の長い廊下を歩いていると



「おはよう」

「わあああっ!!!!」

「そんなに驚かないで、昨日はありがとう」


ハルさんがいつもと同じように
神様みたいな存在感でそこに立っていた

笑んだ時の目なんか月みたいに優雅で

一方、飽きずにまた鯉と化した私の耳に
華のような唇をよせ

「すごく幸せだった、また甘えさせて」




私はその日中、
この転生物のライトノベルの
タイトルはなんだろうと考え続けていたが
二日酔いの頭ではよいタイトルが思いつかなかった

とりあえずもう記憶が飛ぶまで
酒を飲むのはやめようと誓った

3/5/2024, 1:45:22 PM

たまには自分勝手になってもいいのでは?
好きなものを食べて、好きな事をして、
ダイエットなんて忘れよう!

そんな日を妄想しながら、ダイエットを頑張ろ💦
全く痩せないけどね!

3/5/2024, 1:42:22 PM

好きで…

たまらなく溢れて



でも…


もういいよ

いいんだ…


こんなに苦しいなら

もう

どうでもいいんだ



それでも

悲しみに支配されても

君を思ってしまうんだ

3/5/2024, 1:40:30 PM

たまには

たまには1人で出かけて
自分の中の空気を全部入れ替えて
醜い部分を捨てて
新しい自分になりたい
空っぽの自分
空色の自分

3/5/2024, 1:40:23 PM

「たまには体を休ませないと」と人々は言うが、私はたまにどころか頻繁に休まないとやってられない。生まれつきの低血圧と、病気も相まり、休むのが「たまに」で動いてばかりいるとたちまち体が上手く機能しなくなる。数年前に比べたら大分動けるようにはなってきたが…。それでも、たまに休めばしばらくは動ける人は羨ましい。"時間だけは等しく与えられてる"と言うが、そんなの嘘っぱちだ。同じだけ時間があったって、動ける時間は人によって違うんだから。寝たきりの人、病気がちな人、健康な人、ショートスリーパーの人…その人達に与えられてる時間が等しいわけ無いだろう。こういう、あるはずのない平等を謳うフレーズには甚だ疑問である。神様の言う通り、人は天のもと皆平等であればどれ程良かったか。そんな小難しいことばかり考えている今日この頃だ。はぁ。たまには心も休ませないと。いや、きっと心は誰でも頻繁に休ませた方がいいだろうな。

3/5/2024, 1:39:14 PM

「たまには」「たまには」

って言えば何してもいいのと思ってる?

お高い入浴剤使ったり

夜食テロを仕掛けてきたり

休日はお昼まで寝ちゃったり、

それに全力で乗っかってる

私も悪いんだけどもね

3/5/2024, 1:37:19 PM

あなたの手作り、今日は控えて、
どこかちょっと遠出で、食べに行こうか?

たまには、二人で。

いつも、ありがとう。

二人でいろいろ、家事をこなして
今日は、少しでもはやく寝よう、
そう、思っているのに、やっぱり遅くなって

二人でお酒飲んだり、ドラマ見たり
まったり過ごしたから。こうなったんだ。
でも、こんな時間が、きっと大事な思い出になる。

3/5/2024, 1:34:44 PM

「たまには休むか」

そう思いつつも、
アプリを開き文字を打ち込む。

「習慣化したのだなぁ」と、
しみじみ思う。

3/5/2024, 1:34:20 PM

「たまには」

僕は君が大好きだ。僕は、君が思っている数十倍、きみのことが好きだ。
同性の君を好きになってしまったことを認めてくれ、叶うはずないと思っていたこの恋を叶えてくれた。
でも僕はいつも素直になれずにいた。
いつも僕はツンツンして君に素っ気ない返事を返してしまっていた。

こんなツンツンしてる僕でも甘えたい時、デレたいときぐらいある。

君に会いたい。君の声を聞きたくて。君の温もりを感じたくて。君の匂いを嗅ぎたくて。この気持ちに心が奪われ、ほぼ無意識で君に抱きついてしまった。恥ずかすぎて頭が真っ白になる。
君は驚きながらもしっかりと抱きしめ返してくれ、くしゃっと笑った笑顔で僕を見てくる。
そんな君を見て僕は思った。
「君のこんなにも輝いている笑顔を初めて見た。この笑顔が見れれなら、たまには甘えてみようかな」

3/5/2024, 1:31:50 PM

たまには息抜きも大切だよね!!
頑張ることは良い事だよ?
でもね、頑張りすぎることは色んな意味で良くないと思うな!
だから、癒しってもんを作って、息抜きしなさい!!
そしたら、ホント癒されて疲れとんでくし、頑張ろう!って思えるから。

3/5/2024, 1:31:31 PM

たまには


楽したい。
でも毎日楽してるや。

3/5/2024, 1:28:48 PM

たまには

あの人が「いつもありがとう。」と言ってきた。
そんなこと普段言わないものだから、驚いて何故いきなりそんなことを言うのかと問うと、
「たまには感謝を伝えることも大事だろう?これからもよろしく」と。
普段の日常でも満足しているのだが、こんな日があってもいいな、と目の前で照れているあの人を内蔵されているカメラで隠し撮りした。
たまには隠し撮りしてもバチは当たらないだろう。

3/5/2024, 1:23:10 PM

「たまにはフレンチでも食べに行こう」
寝起きのボサボサ頭に似つかわしくないことを彼が言う。「うん」とだけ返しクローゼットからよそ行きのワンピースを取り出す。3年前、姉の結婚式のために買ったワンピースはもうずっと奥にしまってあったから、若干シワになってるけどまあ大丈夫だろう。さっきは適当に返事をしてしまったけど、一目散にワンピースを取りに行くくらいにはちゃんと嬉しい。久しぶりに役割を果たせて、ワンピースも心なしか嬉しそうだ。でも素直に喜んだら彼はすぐ調子に乗るから、飛び跳ねたい体を理性で抑えてできるだけ冷静に。肝心なところで素直になれない私は自分でも可愛げがないと思う。
 彼が予約してくれていた高級フレンチを食べて、履きなれないハイヒールで家に帰る。足が限界で、玄関に入った瞬間脱ぎ捨てた。さっきまでいた空間と家の安心感のギャップで、一気に緊張が緩んだのか、彼が言った。「腹減ったな」
食べたばっかじゃん、ムードないなぁと呆れながら言おうとしたのに、私のお腹が理性に反抗声明を上げた。負けた気がするし恥ずかしいしなんか悔しいしで、顔が真っ赤になるけど、彼があまりにも良い顔をして笑うから私もつられて笑ってしまう。彼の瞳に私しか映っていないことが嬉しい。笑いすぎて、幸せで、泣きそうになった。彼との同棲も半年が過ぎ、お互いの嫌な部分も知ったしもうドキドキしなくなっちゃったと思ってたけど、やっぱり好きだ。たまには素直になってみようかな。笑い終えてカップラーメンの封を切っている彼の耳に小声で届ける。
「ねえ、大好き」
いつも飄々としてる彼の、たまにしか見えない表情が見えた気がした。

3/5/2024, 1:22:43 PM

「たまには」
たまには、いつも頑張っているご褒美として、好きな食べ物を食べるのもいいかもしれない。
たぶん、元気になると思うから。

3/5/2024, 1:21:53 PM

たまには、ドライブに出たい。

田舎の良いところでもあるが、滅多に混雑にも出会わない。まあ、混んでいそうな場所とルートを避けるからというのもあるけれど。

私の街からは、海でも山でも、あるいは丘陵地でも、車で気軽に行ける。何処も似たような所要時間だ。

上の子どもが幼児だった頃、私は面白くないことが積み重なると、「5分だけ家出するよッ!」と子どもを連れて出かけた。移動時間は家出に含めない。だから目的地に着いて5分だけ滞在して戻る。それでも総時間はせいぜい1時間半程度。要は運転してストレス解消だ。安全運転だ、心配無用。子どもも乗せてるし。

新車購入は2回したが、いちばん重要視したのは「運転して楽しいかどうか」だった。若い時は身軽だったなぁ…。

免許をとって最初の車は、父が余していたラリー仕様車だった。ドッカンターボ・自動車高調節、でっかいインタークーラーが最前部についていた。とても楽しい車で、相応にやんちゃもした。ラリー車らしくね。いつもボンネットに猫の足跡がついていたけど、それもチャームみたいなものだ。実際、なるべく洗わないで猫の足形をお守りにしていた。山中の崖道でカウンターをちゃんと当て、ナビもケータイも普及してない時代に自分がどこにいるのかわからなくなった林道で、時刻と太陽の位置と自車の走行記憶で正しく帰還する選択ができた。その時は燃料ゲージに残量警告ランプが点灯してたから、シャレにならないピンチな状況だった。猫の足跡おすすめである。

海沿いの道をひたすら、白い風力発電プロペラが回る青空の下を。鹿の動向に注意をはらう峠道の紅葉のあいだを。人っ子ひとりいない、地平と空ばかりの見える農道の丘のまっすぐな道を。ウィンドウ全開で走るのが心地よい季節に、またドライブしたい。認知能力と反射神経があまり衰えないうちに。

しかし燃料が高値だぞなもし。むぅん…

3/5/2024, 1:20:39 PM

たまにはさ、息抜きもしよ。

ね、いつも肩に力を入れてない?力を少し、抜こう
ちょっと気持ちも軽くならない?


たまにはさ、怒ろう。

いつも怒りを溜めていたらそれもそれで良くないよ。
ちょっと自分の心に正直になってみよ。


たまにはさ、泣こうよ。

心に溜まったのを綺麗に落としてしまおう。
ほら、少しは綺麗になったよ。

3/5/2024, 1:20:11 PM

たまには 病んでもいい
たまには 気を抜いてもいい
じゃない だって私はいつも
頑張っていないから
頑張ろうと思っても 頑張れない
単なる怠けじゃないって言ったら
言い訳に聞こえるかもしれないけど
頑張れない "今日"も頑張れなかった
その言葉が 毎日口から溢れ出す
けど私は 頑張れないと言って
逃げるのではなく "自分なりに"頑張りたい
だから 明日から頑張るではなく
明日は頑張ってみよう
そして明日頑張れて自信がついたなら
明後日も頑張ってみよう
たまには頑張ってみよう
私なんかの日記を読んでくれている
貴方も もし頑張ることができていないのなら
たまには一緒に頑張ってみよう

3/5/2024, 1:18:05 PM

たまにはのんびり旅行したい

たまには贅沢してみたい

たまには人と交流したい

……でも最終面倒くさいので今日も家にひきこもり
なんだかんだで1人の方が楽だし

Next