『たまには』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【たまには】
お気に入りのお店に行くと
いつもオムライスを頼んじゃうけど
たまにはナポリタンにしようかな
飲み物もいつもはココアを頼むけど
たまにはカフェオレにしてみようかな
デザートはいつもバニラアイスを頼んでるけど
たまにはキャラメルアイスにしちゃおうかな
ほら
これでいつもとは違うお昼の出来上がり
たまにはこんな風に
「いつも通り」を変えてみるのもいいな
でも美味しかったけど
いつものメニューも恋しくなるんだよね
だからあくまで
「たまに」にしよう
当たり前のようで当たり前じゃない
些細な幸せが積み重なって
この日常は作られてる
いつも何気なく頼んでいるメニューも
食べられるのは当たり前じゃない
たまには「当たり前」をあえて崩してみると
今の幸せに気が付けるのかも知れないな
溶血って何だ。
2024/03/05㈫
健康診断の結果を聞いた。
やっぱり血液検査ね、
おかしかったみたい。
溶血って検査表に書かれていた。
溶血って病気ではないし、
検査も出来るそう。
次の採血は、申し訳ないけど
違う看護師さんが担当でありますように。
近所の家猫さんが今日は珍しく
一階の窓に居てた。
いつも二階の窓に居るんだけど、
つれないんだよね。
チラッと見てくれるだけ。
今日は手を振る僕を
「何だ?」って感じで
じっと見てくれて嬉しいな。
と思っていたら束の間、今度は
僕の事を無視する高齢者の人が
現れて、テンションが下がった。
ちょっとでも外で音がすると
「何だ!!」って威圧しながら
確認しないと気が済まないらしい。
ご近所で問題を起こして、何回か
警察沙汰になっているのに
懲りないんだから、どうなってるんだろうね。
僕も家猫さんから、懲りない人間って見えてるのかな。
おやすみ。
たまには仕事をサボっちゃえ
たまにはランドセルを蹴っ飛ばしちゃえ
たまにはいいだろう
たまには寝ていいだろう
やっぱりたまにはなどの機会がないと生きていけないよね
猫ミームでも少しはハッピーハッピーしなきゃダメなんよ
たまにはツンと突き放した態度をとってみて
あなたの気を引こうとしても全然だめ。
だって大好きなんだもん。
ツンじゃなくてムスっとした顔。
怒ってるんじゃないことは知ってるの。
そういうとこもかっこいいけど
ねえたまにはそのムスっとした顔で
あなたから触れて。
たまには
たまには一日なにもせず過ごそうか
最低限の家事だけを行いそれ以外の時間はだらーっとする
横になってスマホしたり眠ったり……それだけ
夜になるとなにもしなかった事への後悔が押し寄せる
趣味でもいい家事とか掃除でもいい
だらーっとする時間はやはりなにかした方が自分には合っている
◆たまには◆
家族、友人の好みとか考えず
自分の好きな飲み物とお菓子を用意して
愛車で出かける1人の日帰り旅行
美術館、博物館で何か気になるものはないかな?と調べて向かう
カーナビが教えてくれてるのに間違えて軽く迷っても大丈夫
自分だけだからね
気を使うことはない
お昼ごはんは何にしようかな
1人だから好きなもの食べられる
少しだけ贅沢しちゃおうかな
たまには
たまには
さよならを言われたことがある。ふたりに。そこそこ生きていればそういうこともある。
言われたとき、悲しかった。どちらも理由は訊かなかった。そもそも自分と一緒にいてくれる事自体、不思議だったから。
でも1番悲しかったのは、続かなかったのは自分のせいだ、と何故か自然と受け入れている自分に気付いたこと。自分のことを自分は嫌いなんだって思い出したこと。
自分は悪くないって、たまには自分に言ってやろう。
それから、たまには夜中にアイスクリームを食べよう。たまにならそういうのも良いはず。
「たまには」
たまには私も甘えたい時がある
で…
猫に思いっきり甘えてみる
容赦なく猫パンチされる💢
いつも、こうなる…(߹ㅁ߹)
猫パンチなんか怖くない
むしろ愛おしい♡
それに比べて
人間に甘える恐怖ときたら…
眩しい……
数ヶ月ぶりにカーテンを開けた
引きこもり初めてからずっと締切っていたカーテン
開けてみると結構埃っぽいのが分かった
たまには埃っぽい部屋から出て
外に出掛けるのも良いのかもしれない
好きなアニメの聖地巡礼でもしようかな……
たまには休むことも大切だ
ずっと気を張ってなんかいたら壊れるのは当然だ
人間ってのはそんなもんなのかもしれない
だけど休み方さえも忘れた頑張り屋さんもいるだろう
そんな人にはぜひとも僕を見習ってほしい
____扇風機の風に乗って僕の膝まで飛ばされたプリント
そこにはまるで理解できそうにない問題たちが連なっていた
右上には「8/31まで!!」と書いてある
カレンダーと時計を横目にペンを握る
まずは数学からだ
分からない問題はすぐに飛ばしていく
プリントに何も書き込まないその姿は一見おかしく見えるかもしれない
……残り19時間か。
【たまには】
ふと有意義な休みを過ごそうと思う木曜の午後。
金曜に家路に着き、翌日の予定を立てる。
以下は私のとあるたまにはの日である。
7:00起床
なぜ私は休日に早起きをしているのだろうか。早速昨日の私に苛立ちを覚えながらも、ここで起きなければ台無しである。起きる。
7:15散歩
身支度を整え軽く散歩へ。
日差しが眩しくも、咲き乱れる花たちに颯爽と挨拶をかます。犬の散歩の人たちともすれ違う。可愛らしい犬に癒される。
8:00朝食
帰宅し朝食の準備。平日はさっさと済ませるが、今日は有意義な日なので、いつも食べない和食を準備。昨日ほぼ用意する。白米、みそ汁、納豆、魚、ヨーグルト。食後のコーヒー付きである。
10:00お出かけ
諸々済ませお出かけである。精一杯のおしゃれをし、田舎なので車でショッピングモールに向かう。
欲しいものに目星を付け、ウィンドウショッピングも実施。スタバに行きたいが無駄遣いは控える。今日は無駄遣いの日ではない。有意義な日だからである。
12:00昼食
何にしようか惑う。昼食は決めていなかったからである。いい天気なので持ち帰りをして公園かそこらで食べようと思う。マックに特別感はない。よし、モスバーガーである。モスバーガーを手にした私は公園へと向かう。しかしここでひとりであることに寂しさを覚える。公園では家族連れやカップルがうじゃうじゃしており、一人の私は目立つ。だが私は屈しない。今日は有意義な日なのだ。気にせずモスバーガーを頬張る。おいしい。
13:30本屋
文豪作品を好むようになった私は本屋へと向かう。本は昔から好きである。並んでいる新書を見ながら、目当ての本を探す。今回は志賀直哉と菊池寛である。いつか本棚を文豪の作品で埋め尽くしたいとの欲望を持つ。いいものは語り継がれている。だからこそ価値があるのだ。古いから良くない、新しいから優れている訳ではないのだ。
15:30帰宅し一服
一服といってもタバコではない。甘いカフェオレを飲み、買った本を少々読み進める。できれば畳の上でこたつにでも入りながら読みたいものだ。まだ見ぬ喜びの未来を頭に思い描く。うたた寝をしつつ、優雅な時間を満喫するのである。
18:00夕食
夕食である。腹が減っては戦は出来ぬので、私は昨日から仕込んでおいたチキンでバターチキンカレーを作る。我ながら美味である。昨日の私の仕込みのお陰である。流石昨日の私よ。
19:30お風呂
薄汚れた身体をきれいに洗い流す。温かな湯船にじっくりと浸かり、いつもの疲れを癒しにかかる。鼻が喜ぶ匂いの入浴剤も相まって、私は温泉にでも来たような心地である。ここは城の崎である。目は開けない。そこには狭い現実が待っているからである。
21:00映画鑑賞
一日の締め括りは好きな映画である。今日は和風で来たので、映画も邦画を観ることとする。悩んだ末に小津安二郎を選択する。いつも家族を描く小津映画は、寝る前の私に心地よい安静な状態へと導いてくれるのだ。いずれにしても私は小津が好きである。私は隠れて小津ちゃんと呼んでいるのだ。
23:30就寝
有意義であった。一日の振り返りをしつつ、私は温かい布団のなかで幸福な情景を思い浮かべる。いつも忙しなく働き、どうでもいいことに考を捧げている。未来への不安も今日は忘れよう。おやすみ。
たまにはこんな日もよかろう。
大した日ではないが、私にとっては大した日である。
ようこそ、私の新しい世界!!!
扉を開くのは私自身
その先に何が待ってるかなんて不安になっちゃダメ
ほら、過去の世界は蹴っ飛ばしちゃえ
私は未来に向かって進むしかないんだ
すべてが「新しい」に変わっていく
夢も憧れも後悔も心的外傷も
“ワタシ”を形作る大切なモノ
ようこそ、私の新しい世界!!!
おかえりなさい、私の生命。
諦めかけたけど
終わらせてしまいたいとも思ったけど
ほら、私は帰って来ることができた
私は本当は強かったんだ
私は病気がちのか弱い少女じゃない
私は心に不協和音を奏でる少女じゃない
私の世界はこんなにちっぽけじゃない
私の世界は、宇宙は、誰にも想像できないくらい大きな大きなものだったの
ようこそ、私の新しい人生!!!
さようなら、私を立ち上がらせてくれた苦痛!
たまには、布団を干そう。
掃除機をかけよう。
手を抜いた分、やりがいがあるぞ。
手を抜いたからこそ、きれいになったときのスッキリ感が半端ない!
利き手の指を傷めていることもあって、しばらく料理から遠ざかっていたんだ
でも、ご近所さんから野菜をいただいたから、超久々にホウレンソウのおひたしとか煮物を作ったら、これがめっちゃおいしくできて、たまには料理もいいなあと思ったよ
ただ、やっぱり指が痛いから、ホントにたまにでいいかな
たまには、仕事休んじゃお。
たまには、学校サボっちゃお。
たまには、家事サボっちゃお。
たまには、1日寝て過ごしちゃお。
たまには、ハメ外して遊んじゃお。
全部『たまには』だから許されること。
毎日毎日やってたらキリがないからね、
たまには休暇も大切!
みんなで一緒に休んじゃお!!
友といふ
我が太陽は
膨大な
海のやうに
先は読めぬまま
社会人を対象にしたあるアンケート調査によると、ねるねるねるねを「頻繁に練る」と答えたのが5%、「たまには練る」と答えたのが10%、そして残りは「全く練らない」と答えたのだという。
日本の競争力低下が叫ばれて久しい。このアンケート結果は、競争力低下の原因だろうか。それとも、結果だろうか。
たまには思い出すのも一興かと思い、箪笥の奥底に眠ってあったアルバムを取り出した。
最初の出逢いは最悪だった。
お前は俺を自分に喧嘩を売った奴だと勘違いしていたが、こちとら普通の男子高校生だ。
不良に絡まられるなど初めてで、どもってしまった。
勘違いが解けた後、お前は喧嘩を売った奴を探しにいったから直ぐに居なくなったな。
後にお前が隣の席の奴ってことは気付いたときは声には出さなかったものの、凄く驚いたんだ。
俺はもうその頃からお前に惹かれていたのだと今は思う。
一世一代の告白をした高校二年の冬。
鼻が赤く染まり、息を吐くと息は白く、雪と見間違う程だ。
結果から言うと成功した。
だが、プロポーズをする気があるのなら、これ以上のことをして見せろ!と嬉しい注文を付けてくれた。
三年は勉強の合間に清らかなお付き合いをした。
だが、触れるだけの接吻(キス)をしてしまったのはご愛嬌だ。
プロポーズは二人だけの秘密だから胸中にしまうが、我ながら良い出来だったと思う。
あれから十数年。
お前は忘れ形見を二人も遺して旅立った。
男親、片親なりの苦労があった。
息子たちとは何度もぶつかった。
その度に家族の絆が深まった気がした。
息子たちはそれぞれに世帯を持ち、幸せな生活を謳歌しているようだった。
お前のことはなるべく考えないようにしていた。
供養はちゃんとしたが、お前を喪った哀しみに酔って、残った宝も落とすようなことはしない。
まぁ、金が何かと入り用だったということもあるが、お前を思い出さないために、汗水垂らして働いた。
嗚呼、逢いたい。
声が聞きたい。
「愛している」と伝え続けたい。
今更、何を願っても変わらないが、最愛の人が息災であれば、何だって良かったのだ。
嗚呼、あれは幻か?
『たまには亭主をいたわらないとね。』
遂にまで可笑しくなったようだ。
だが、『そうだな。たまには、いいな。』
三月五日 二十一時 五十分
『たまには』
loto.
"たまには"
「飯持ってきたぞー」
「みゃあん」
ご飯皿にドライフードを入れて居室に戻ると、椅子の上から足元に飛んできたハナが皿の定位置の前に座って待つ。
行儀よく座るハナの前に皿を置く。
「みゃうん」
「召し上がれ」
言葉を返すと皿の中に顔を突っ込んで、はぐはぐとドライフードを食べ始める。
「……」
立ち上がって、フルートが入ったケースを仕舞っている戸棚の扉を見つめる。
今日、医院は一応午前のみ。正午以降は予定が無い。
──昼飯食べる前に一曲吹くか。
戸棚の取っ手に手を伸ばし、扉を開ける。ケースを取り出して机の上に置くと、ケースの蓋を開けて中のフルートを取り出す。
やる曲は、ケースの蓋を開けて中のフルートを見た時に決まった。
ハナの食事の邪魔をしないよう、フルートを持ち居室を出て扉をそっと閉める。診察室の向かいの処置室に移動して窓際に立つとフルートを構え、旋律を室内に響かせる。
──〜……♪
《キミの記憶》。実は《overtuRe》のアレンジを始める前に、いつか吹きたくてアレンジした曲。
《overtuRe》のアレンジを終わらせ、練習が行き詰まっている今。息抜きも兼ねてこの曲をやろうと決めた。
曲全体が綺麗な旋律で、青く透き通った空が広がっている情景が浮かぶ。今の空は、まさにこの曲にぴったりだ。
ただこの曲の難点は、サビがどう足掻いても息継ぎが難しい事。ノンブレスで数小節分吹く箇所がサビ一つに二箇所あるから、配分を間違えると後半弱々しくなって爽やかさに欠けてしまう。
幸い高低差は緩やかで、気にかけるのはサビの部分の配分のみ。
──〜……♪
《Brand New Days》と同じくらい好き。
だから、ずっとフルートで吹いてみたかった。
こうして、フルートでこの曲を奏でられて嬉しい。
歌うように、高らかに奏でて曲を終わらせる。
「ふぅ……」
フルートから口を離して一息吐いて、奏で切った嬉しさに窓の外の空を見上げる。
──やっぱり、昼間に吹くのもいいな。
何度か昼間に吹いた事はあるが、いつも吹くのは夜なので昼間に吹き終えた爽やかさを噛み締める。
「……戻ろ。ハナ、もう食い終わってるだろ。あと自分の昼飯」
ハナの食後の運動と、自身の昼食の為にフルートを手に居室に戻った。
たまには
カフェでカプチーノでほっと一息。普段あまりカフェに行かないけれど、たまにはいいかもね。