たった1つの希望』の作文集

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たった1つの希望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/3/2026, 3:45:13 AM

たった一つの希望/本当の希望

ピンクのペツォッタイトが薄く輝くのを
手のひらに乗せてにっこりしてる

天然石屋さんの
ウィンドウに恋のグラスと
タグが付いた石を
衝動買いしてしまった


思いが開く
透き通った優しい宝石が
気分を上げる

桜の花びらが散る前に
固めたように
ふんわりと薫る色

嬉しくて
伝えたくて
恋人のような
純露のキャンディみたいな
思いを言ったら笑われるかな

ペツォッタイトの色に誘われて
甘えてみたい

あなたのいつもの帰って来たよメールに
ピンクの石の力に頼って
本当の気持ちを伝えたい

思いがひとつでも伝わるといいな

3/3/2026, 3:40:00 AM

『たったひとつの希望』
この箱の中には希望がある
あらゆる厄災とともにしまわれているたったひとつの希望だ
厄災がしまわれているのなら誰も開けはしないだろう
同時に希望がない世界にもなる
それはアップダウンのない完全な無味無臭の世界線を意味する

我々人類は箱を開けないほうが良かったのだろうか
それとも開けたほうが良かったのだろうか
箱を開けさせたのが我々の好奇心ならば、開けても開けなくても我々は気になってしまうのだろう

まったく好奇心というやつは始末が悪い……

3/3/2026, 3:38:46 AM

たった1つの希望


 扉の向こうはどこまでも灰色だった。ひび割れて乾いた地面に単調な凹凸が広がっていて、時折吹く風は何にも触れずに通り過ぎていく。
 「アルト、ソプラノ。こちらへ」
 「はい」
 「ん」
 男に呼ばれた2人の子供が扉の前に立つ。銀色の髪に黄色い目をした女の子──ソプラノという──は大きな鞄に白いワンピースを、もう1人は──この子がアルトだ──リュックサックを背負ってつばの広い帽子をかぶっている。
 「さて。最終局面となったわけだが」
 男が偉そうに腕を組んで2人に話し出す。
 「君たちにはこれから、この保護地区を出て外へ行ってもらう。そこで──」
 「わかってるよ。ぼくたちが、世界が枯れている原因を見つけてくればいい」
 「そうだ。尤も、私の言葉を盗ることは感心しないがね」
 「プレストが同じことを何回も言うからよ」
 「君たち!」
 咎めるように男──プレストが一括すれば、アルトとソプラノはしゅんとして姿勢を正した。
 「君たちにこんなことをさせるのは心苦しい。だが、2人に適性があったのは我々にとって大変喜ばしいことでもあった」
 大袈裟に抑揚をつけながらプレストが続ける。
 「本来ならば盛大に送り出してやりたいところだが、生憎人員不足でね。ささやかになってしまったことをお詫びしよう」
 地上の生命が枯渇してから30年、開けられることのなかった扉に手がかけられる。
 「さぁ、行ってらっしゃい希望たち!」
 その言葉と同時に、灰色の世界へ白と黒が足を踏み入れた。
 2人の背後で重い扉が閉まる。希望という名のプロジェクトが幕を開けた。

 「ねぇ、ソプラノ。ぼくたち、これからどこにいけばいいのかな」
 「そうね……ひとまず、羅針盤の指す方に向かいましょ」
 小さな二人分の足音が灰色の凹凸にこだまする。

世界再生プロジェクトと称した無謀な冒険は、ここから始まった。

3/3/2026, 3:36:05 AM

たったひとつの希望

貴方の拍動が、今のわたしにとってひとつの希望です。
貴方の心臓が柔らかに音を立てるたびに貴方が生きていると知ることができるから。
いつか目を覚ましてくれると、まだ信じていられるから。

3/3/2026, 3:25:07 AM

「たった1つの希望」



あなたが


あなたらしく


いられるよう


それができる世界を

3/3/2026, 3:23:38 AM

欲望 たった1つの希望 です。

欲望

「ねえねえ、ケーキバイキング行かない?」
そう言いながら、友達は雑誌を開いてみせる。
「うわぁ。どれもこれも美味しそうだね」
開いたページに載っているのは、バイキングで取り扱っている、きらびやかなケーキの数々。
「うん、美味しそうでしょ。だからさ…」
「でも、ごめん」
間髪を入れずに誘いを断り
「目的を達成したとき、こっちから誘ってもいい?」
そう聞くと
「うん。待ってる」
友達はイヤな顔をせず、笑ってくれる。
「ありがとう」
そう言ってくれた友達に報いるためにも、美味しいものを食べたい。という欲望に打ち勝ち、ダイエットに励もうと思うのだった。


たった1つの希望

「今までありがとう」
玄関のドアを開け、振り返ったキミはそう言って出て行く。俺は何も言葉を発することなく、その姿を見送った。
「呆気ないもんだな。恋の終わりなんて」
ずっと一緒にいられるもんだと思ってた。勇気を振り絞って告白して、こんな結末が待っているなんて、思いもしなかった。
「嫌いになったわけじゃない。けど、あなたといたら、自分がダメになりそうだから」
何度、キミが言った別れの理由を思い返しても、その意味がわからない、でも、キミから笑顔を奪うなら、一緒にいない方がいい。そう判断して、手を放す。
そんな俺が望む、たった1つの希望。
「どうかキミが笑っていますように」

3/3/2026, 3:21:14 AM

たった1つの希望


希望製造工場。
俺は最近、そこでバイトを始めた。

友達と遊ぶ金がなくて、なんとなく求人チラシを眺めていたんだ。
そん中に一つ、目を引く求人があった。

☆☆希望製造☆☆
アットホームな職場です。
年齢問わず大募集!住み込みもOK!

そんな、やけに派手な見出しから始まって…
概要はシンプル。工場で、「希望」とやらを作る。
ただそれだけ。なんとも怪しいが…時給が、すこぶる良かった……。
好奇心と欲に駆られ、ダメ元で連絡してみた。すると、面接も何もなしに、いきなり工場まで行って働けることとなったのだ。
 メールで伝えられた場所まで、自転車で30分程…
着いたのは山の麓にある、やけに町外れの工場。壁にはあのチラシがビッシリ貼られていて、鉄で錆びた配管が、床からにょきにょきと生えてる。
「ああ、新人さんかなあ!」
背後から声がした。振り向くと、白髪の、やけにクマがある、俺より年上そうな…お兄さんが立っていた。
「お兄さんについておいで。説明しよう」

 鉄の扉がギギギと音を立てて開いた。立て付けが悪いんだよねえ、とか言いながらお兄さんは進む。
随分と音が響く、殺風景な廊下を歩いて…
5つ目のドアの先、ベルトコンベアの前に着いた。
「手袋はつけてねぇ〜」
お兄さんは軽い口調で、俺にゴム手袋を手渡す。
「えっと…ここで、俺は…何すればいいんですか」
「ん?あぁ! 君の仕事はねぇ、希望の梱包だよ。
 お手本なったげるからさ、見てて」
希望。 チラシにも書いてあったが、なにかの商品名なんだろうか?
「希望って、そもそも分かる? おにーさんも最初に来た時はさあ、よく分かんなかったのよ」

ベルトコンベアに運ばれて、機械音と共に空っぽの缶がお兄さんの手元へ流れてきた。
「何かの食べ物かなあ、とか。製品名かな、とか。そんなこと考えてたっけなぁ」
お兄さんは、機械の下の箱から、何か光っているモノを出した。直径5cmくらい。ほわほわしている球体。
「でもね、実際はコレだったの」
それを手袋で掴み、流れていく缶に詰める。
ぎゅむ、と音がした。
「これが、希望。そのものだよ。
 きみの仕事は、今おれがやったみたいにさ、希望をカンヅメにし続けること。」
休憩は1時間に1回。
希望の持ち出し、及び盗みは禁止。
「やってみなよ。見てたげるからさ」
見よう見まねで、機械を触ってみる。
恐る恐るその、「希望」とやらを掴むと……ふんわりしていて、あたたかい。
持っているだけで、不安が浄化されて…安心する……
「そーそー。上手じゃーん!」
お兄さんも褒めてくれた。
でも、この物体が一体なんなのか分からない。気になる…

 その日から、俺は「希望」の正体を知るためにも、毎日その工場に通う。働く。
お金も貰える。お兄さんも良い先輩。素敵な仕事だ。
でも、何より…希望目当てで通うようになっていた。
フワフワのそれに触れているだけで、人間関係への不安や、将来への恐怖が和らぐ。
精神的な疲れも、肉体的な疲れも、すべて……
「おつかれー。よく働いてくれて、ほんと助かるよ」
気づけば休憩時間だ。
単純作業の繰り返しってのは、すぐに飽きて、疲れるものだとばかり思っていた。 …でも、この作業は…
「あはは。分かる分かる。休憩より、作業のが待ち遠しくなっちゃうよねぇ」
おにーさんも一緒だよぉ、とケラケラ笑う。
俺は心の何処かで、未だ希望の正体を疑っていた。

 そのうち、働きはじめて1週間が経った。
働く。働く。家に居ようが、学校にいようが、希望に触れていないと、手が震えて…不安で押しつぶされそうになった。
眠れないんだ。こんなのおかしい、おかしい…
「…今日も頑張ってんねぇ〜」
お兄さんの声が、また隣から聞こえた。
意を決して、尋ねてみる。
「…………お兄、さん」
「ん? なあに」
俺に顔を近づけて、聞く素振りをみせる。
「この希望って、… なにで、できてるんですか」
「……。」
お兄さんは少し間を置いて、それから。
「…たぶん、聞かない方がいいよ。教えられない。
 おにーさんみたいになっちゃうからね」
そう言って、俯いた。
彼の白い髪が揺れる。骨みたいな、薄い身体。
「それでもいいんです。教えてください。最近、よく眠れなくって…」


「…おにーさんもね、きみと同じだったよ」
  目を合わせずに、ぽつ、ぽつと話し始めた。

「まともな仕事、中々つけなくてさあ…
 生活費がなくて、いよいよお家もなくなった時…」
この工場を、落ちてたチラシで知った。住み込みもOKだったから、おれにとって、たった1つの希望で。
ほんとに縋る思いで工場に来たの。

そしたらね、そん時のおれより、背が高くて、不健康そうな細身な先輩がいて………
 おれさ、働きつづけた。ずうっと、一心不乱に。
気がついたら、その先輩はいなくなってて…働いてんのはおれ1人になっても、まだ詰めつづける。
希望に触れていれば、なんにも考えなくて済むから。
それを何年か…もしかしたら、何十年か続けたのね。

いつもみたいに、ダンボールに詰められて届いた希望を運んでたある日。
なんとなく、(どこから届くんだろうなあ)って気になってさあ。おれ、ベルトコンベアの先まで辿ってったの。暗い、地下に繋がっててさ。


箱の中さ、
先輩…だったもの、が、いっぱい入ってて。


そこに繋がってる管から希望が出て、ダンボールに詰められて、おにーさんたちの場所に、届いてたの。




「おにーさんもいつか、ああなるのかなあ」
…俯いたまま、そう云う。


俺、この仕事、どうやって辞めよう。

3/3/2026, 3:17:09 AM

たった一つの希望        あ、お願いします!どうか、お願   い。

3/3/2026, 2:58:37 AM

6個入りのピノの箱に、たったひとつだけピノが残されている。

前向きに捉えるなら「一個も残っている」と言えるかもしれないが、これは私が私のために私のお金である180円を払って買ってきた貴重なものなのだ。それが食われている。誰かによって。5つの虚無ピノと空になった5つの窪みは、その事実を私に知らしめる。

「誰だ」




【お題:たったひとつの希望】

3/3/2026, 2:01:49 AM

『たったひとつの希望』


 恋をしたなら分かるだろう
 嫌われないかで押しつぶされる

 愛を知ったら怖くなる
 あなたを失くせば生きていけない

 たったひとつの希望…です
 たがいの言葉がお守りになる

 だからいっぱい語りたい
 激甘な歌をうたいたいんだ

 思っていたのと違うとか
 知らないを知ると見方も変わる

 あなたの理想を演じてる
 いつしかふたりはニセモノ同士

 たったひとつの希望…です
 自由にすなおに自分でいよう

 ちょっと嫌いやキモくても
 それが大好きが、恋のはじまり

3/3/2026, 1:12:56 AM

「あ、雪平さん。昨日出してくれた資料だけど、数値間違ってるから修正して」
「はい。すみませんでした」

あ、今日中でよろしくという声は心のしぼみを表すようにだんだんと言葉が遠ざかって聞こえた。

はー、またやった。
「怒らない」教育らしい。
なんでも部屋(一応資料室らしい)に向かう途中の喫煙所でそう話しているのが聞こえてしまった。

「よく耐えられますねー。怒りたくなりません?俺とかもうイライラ出してますよ。俺のとこはまだいいほうですけど、それでもなのに、そっちのいろいろやらかし多いって聞いてますよ」
「誰からだよ。ま、怒らない教育だから。てか、怒るだけ無駄だろ。怒ったって変わるわけじゃないし、辞められたらこっちに響く」
「あー、まっそうですよね、あなたは。俺は別に上行きたいとかじゃないんで」
「気楽でいいな。圧がさ、すごいんだよ」

普段なら立ち止まらない臭いだけの場所。タバコの匂いと嫌みな言葉の匂いが混ざりあって気持ちが悪い場所。このときだけは足が動かなかった。知らない男の人と上司の会話。そっちのとは私のとこの部署だ。

はー。頭から消えない。というより上司に注意されるとあの時の光景が上映されるようになってしまった。

しんどいな。向いてないのかな。
落ち続けた就活で、特に希望もなかったけど受けたこの会社に拾われた。周りはやりたいことを見つけてどんどん前に進んでいるみたい。
新人研修で仲良くなった子たちは、できるようになればなるほど私とは関わりがなくなっていった。

…1人を除いて。

実は、最近なんでも部屋によく行っている。
彼女とはそこで会った。はじめましてではなかったけれど。
「お、今日も調べもの?」
クスクスと笑いながら言うのは、いわば2人だけの合言葉になっている。
「んー、なんかあった?」
「こんなのどお?おすすめ」
「へ?社内報?こんなの見てどうすんの?」
「ここ!おもしろいよー」
指を挟んでいたページを開いて渡してくる。私の上司の3年目インタビューだった。
彼女は同期で1、2を争う期待の星。ふんわりわたあめみたいな雰囲気からは想像がつかない。私が届く人ではない。たぶん、私から離れた同期が話したがる子だと思う。それでも、彼女は私といてくれる。仕事のアドバイスも息抜きも彼女からもらってる。

いつか恩を返せるように。
それが私がイマココで働く理由だから。

3/3/2026, 1:07:39 AM

—光芒の絆—

「ずらかるぞ」

兄が言った。
戸締りを確認してから、家を出る。

俺たちは盗みが上手くなってきた。自己紹介で特技として言えるくらいだろう。
確実に、手際が良くなっている。

黒の軽に乗り込む。

「今回も楽勝だな」

兄がハンドルを握りながら得意げに言う。

「さすがに死体が転がってたのは、びっくりしたけどね」

今回忍び込んだ民家は、高齢者の一人暮らしだった。他に誰もいないせいで、亡くなったことにも気づかないのだろう。

「データ通りだったわけだ」
「まあね。そんなことより、もっと飛ばせないのか」
「あぁ、わかってるよ」

一ヶ月前、両親が失踪した。
理由はわからない。だが、直前に両親の様子がおかしいことには気づいていた。

きっと何か怪しいことをしていたんだ——。

取り残された俺たち兄弟は、自分たちだけで生きるしかなくなった。
そうして、俺たちは盗みを始めた。

「きっとあいつ腹空かせてるだろうな」
「そうだな。何かおいしいもん食わせてやんないと」

そんな絶望的な状況の中、どうして俺たち兄弟は必死に生きようとするのか。

「ただいま」と二人で家の中に声をかける。

「お兄ちゃんたち遅い!」

長女のハナが叫んだ。ぷんぷん怒っている。
彼女はまだ小学生になったばかりだ。

「ごめんごめん。買い物行ってたら遅くなっちゃった」
「はい、いちごキャンディ」

妹がパッと明るくなる。

「宿題はしたのか?」俺は訊いてみる。
「キャンディ食べたらするもん」

高三の兄、中三の俺。
俺たち二人が、ちゃんと働けるようになるまで金を稼がなくちゃならない。

大切な妹を立派な大人に育てる。
たった一つの希望を胸に抱いて——。

お題:たった1つの希望

3/3/2026, 1:01:50 AM

一つの決断で人生が変わる
中でも誰に出会えるかは大きい
先生、同級生、先輩、後輩
周りから受ける影響は大きい
3年間で私の考え方は大きく変わった

みんなが正しいのに対立することもあった。

友達と本気でぶつかったのも、心から信じたのも、今までの人生で初めてだった。

卒業式中ずっとそんなことを考えていた。

大学でも新たな出会いがあって、それが高校時代のように
自分を成長できるものであることを願う。

3/3/2026, 1:01:10 AM

たった1つの希望

どこか懐かしい
雨のにおいがした
ぽつり、ぽつり、と水滴が落ちる教室の窓
雨は 何か大切なことを伝えてくる

灰色に染まる校庭
傘もささずに立つ君をみた瞬間
ふいに 胸が
遠い時代の名前を呼んだ

雨に打たれながら並んでいた記憶
戦火の中で、手を離した記憶
約束を、果たせなかった記憶
「——やっと会えた」
たった1つの希望 それは…

「君を必ず見つける」

込み上げてくるこの愛しさが
一滴ずつ
僕の鼓動に落ちてくる

しとしと、強まる雨
その激しさが、
私の胸の奥を叩く

誰もいない校庭の真ん中で、
私はひとり、雨に打たれる
雨は いつも何かを伝えようとしている

——そのとき

昇降口の影から、あなたが現れる
雨を裂くように、まっすぐこちらへ歩いてくる

目が合った瞬間、
世界が軋んだ

炎の匂い
崩れ落ちる城壁
雨ではなく、灰が降る空
あなたは鎧を纏い
私はあなたの袖を握りしめる

「生まれ変わっても、必ず見つける」

あのとき、血に濡れた手で
そう誓ったあなたの声は遠い記憶

でも——

あなたは、今世では手を伸ばす

「もう、離さない」

震える声は、
前世で途切れた続きだった

私は、濡れた制服のまま頷く

今度こそ

戦も、時代も、何も奪えない未来を
二人で

3/3/2026, 12:55:04 AM

...うわっ!なんやねん!

どないしたん?...あちゃぁ

レジ袋Lハン!見てやコレ...

あぁ...レジ袋Mハン...大変やな

いつの間にかワテに引っ付いとったわ!

コレは難儀やな...店員氣ぃ付いてくれへんかな?

無理や...よほどのことがない限りは...

うん...さっきセルフレジやっとった客やろか?

分からへん...辛いわぁ

Mハン...アンサンのその氣持ち痛いほど分かるで

あぁLハン...この前アンサンに"ハハっ!Lハン!ツルツルのアンサンに髪の毛付いとるで"って笑ってホンマすまんかったわ...

なんも氣にしとらん...大丈夫や

Lハン...ホンマおおきに

ワテの時は直ぐポロン取れたんやけど...

うん...磁石のように引っ付いとるわ

Mハンと髪の毛...相性良すぎやな

Lハン!ワテらは客が買うた品を入れるのが使命や!髪の毛と相性良いなんて絶対アカンで...

スマンスマン...せやったな

...ちょっと言い方キツかったわ...堪忍な

謝らんといてや...ワテも調子に乗りすぎたわ...反省や

Lハン...

...それにしても客がパタリと来んくなったな

せやねん...だから店員もバックヤードに引っ込んどる

Mハン...これは試練やな

あぁホンマ辛い!誰か...おっ?

どないしたん...あぁ!

あれは《奇人妙人宇宙人》と呼ばれておる...

hinataneハンや!

ヨッシャ!コレはチャンスや!

Mハン...宇宙人のhinataneハンなら必ず氣ぃ付いて対処してくれる筈や!

あぁ!しっかしhinataneハン...メッチャ爆買いやな

当たり前や...hinataneハンは引っ越し控えておるからな

せやったな...あぁこのストレスからやっと解放...ん?

Mハン...hinataneハンは未だ氣ぃついとらんようやな

うん...ホンマ大丈夫やろか?

...hinataneハンは真剣にタッチパネル操作し始めたな

なんか不安に...ん?

あぁ!今回はワテの分身《レジ袋Lサイズ・3袋》買うようやな!

hinataneハン!ワテは買うへんのか...

Mハン...アノ品数を見たらそれは無理やな...

せやな...あぁ!たった1つの希望が...おっ!

hinataneハン...アンサンを見たで!

やった!hinataneハン!宜しゅう頼んまっせ!

"うわっ!髪の毛付いている"ってボヤいたわ!

せや!hinataneハン!コレなんとかしてくれや!

...おっ!髪の毛に向かって"フーフー"しだしたで!

Lハン!いよいよフィナーレや!

あぁ!でも中々飛ばんな...

hinataneハン!アンサンだけが頼りや!ホンマ頼むで...えっ?

フーフーやめて...セルフレジ始めたな

えぇ...そんな殺生な...

Mハン...hinataneハンも忙しいからな

Lハン...残念無念や...

あとは自然とポロンするのを待つしか...

ホンマ悲しいわ...わっ!

ん...おっ!Mハン!

hinataneハン...ホンマおおきに!

良かったなぁ!

Lハン...ありがとうさん!

hinataneハン...アンサンの事ちゃんと考えてくれていたんやで!

せやな...ホンマありがとう!手でホロってくれたわ...

後は店員の仕事や...掃除宜しゅう頼むで!

せやせや!Lハンの言う通りや!

hinataneハン!アンサンのこれからの人生...皆応援しとるで!Mハン...いつものアノ台詞で締めるで!せぇーの!


ほなサイナラ!!

3/3/2026, 12:40:27 AM

『たった1つの希望』 

たった一つの希望があるとするならば、
——それは君が死んだことだろう。

○○○

この世に奇跡なんてモノは無かった。
あるのは、血の味がこびりつく地獄だけだ。

『ナイト、ご苦労様』
「主、こんな物言わぬ、躰になって……」

死体が目の前にはあった。
忘れない、あの人の死体。

私の事を、優しく撫でてくれた、あの人の……。

「あの、なんだ。悪政を敷いていた強欲領主が死んだんだって?」
「みんなでデモ起こして、一族諸共火あぶりの処刑よ」
「かーーっ。悪いことはするもんじゃねぇなぁ!」

……あの人は、悪いことなんて、何も、何もしていなかった。
それどころか、

「アレじゃなかったか? 一族の中に、一人。現状をどうにかしようとしてたガキが居るとか。そいつはどうしたんだ?」
「さあ? まあ、アレだろ。口じゃあ綺麗事言ったって、ソイツだって俺達の血と涙で贅沢な暮らしをしてたんだ。死んでたって構わないね」
「違いねえ!! あの一族には、恨みしかねぇよ! 俺の娘は結婚が決まってたのに、ズタズタにされ死体だけ返ってきた」

……現実とは、ままならないものだ。
一人の力で変えられる事には限度がある。

努力が必ず報いてくれるとは、限らない。

「あれ? あそこの犬……あの、坊ちゃんの犬に似てね?」
「あ? 犬の違いなんて分かんねぇ。ま、これは人間の問題だろ。犬を巻き込むのは辞めようぜ」
「お、それもそうだな……にしても、どした? お前」
「いやぁ、最近さ、妹が犬を飼い始めてな。犬に酷いことしたって知られたら、俺がボロボロにされちまうよ」
「ははは。そりゃ、いけねぇな」

人間には悪い人間がおり、良い人間がいる。
だが、同じくらい、半分良くて半分悪い人間がいる。

きっと彼らもそうなのだろう。
自分の大切な物を大切にし、自分の大切な物を壊そうとする相手には、どこまでも残虐になれるのだ。

『ねぇ、ナイト。僕は此処で死んでしまうけど、君はどうか生きていて。そうしたら、そうだな。僕は君に憑いて、世界を色々と観て周るよ。楽しみだなぁ』
《わふ》

街の広場から、阿鼻叫喚が聞こえる。
人間とはどこまでも残虐になれる生き物なのだ。

『おい、この内臓。どこまで引っ張れるかやってみようぜ』
『もっと苦しめ! 俺の婚約者が受けた苦しみをもっと!』
『死ぬなんて許さない。生きたまま地獄の業火に焼かれろ』

こんな狂ってしまった、街の中で。

たった一つの希望があるとするならば、
——それは君が死んだことだろう。

死んだ人間は、もう苦しまないから。

《わふ、わふふ》

さあ、主。一緒に旅に出ましょう。
色んな場所を、たくさん、たくさん観ましょうね。

誰もがこちらを見ていないなか、私は一匹立ち去った。


おわり

3/3/2026, 12:37:18 AM

【たった1つの希望】

それは君の笑顔だよ

愛おしくてつい抱きしめたくなるあの笑顔が好き。

3/3/2026, 12:34:44 AM

たった1つの希望

 もう人生に希望もなにもない。労働ですりつぶされるだけの人生だ。

 それでも希望があるとしたら株か。株なら誰でも稼げる。それこそ労働から解放されるだけの金を。あくまで可能性だが。

 最も入力金がしょぼすぎて労働から解放されるなんていつになることやら。だけどもうこれ以外にないから株で一発逆転を狙う。

 しかし労働からの解放ってほんと奴隷の発想だな。結局貧民はどこまでいっても富裕層の奴隷なんだよな。

 そりゃ昔の奴隷に比べたら比較にもならないくらい自由で裕福なんだろうけどそれでも労働はしんどい。はやく楽になりたいものだ。

3/3/2026, 12:28:23 AM

たった1つの希望


何度都市開発されたか分からない大きな駅

無数の人


灰色の空と湿った道路

重い足取り


たった1つの希望を探して水溜りを踏む


無数の絶望は見えるのに


「明日は晴れるといいな」

3/3/2026, 12:23:00 AM

『たった1つの希望』

どうしても浮かばなかった。
だって、"たった1つ"なんてことないから。

それでも1番を探そうとしたけど。やめた。
2番や3番になったものが、拗ねてそっぽ向くかもしれない。

希望にそっぽ向かれたら、絶望するしかないじゃない。

"たった1つ"なんてケチなこと言わないことを希望します。

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