『たくさんの想い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
たくさんの思い出。
それは、とあるアーティストのLIVEを見に行ったこと
人生初めてのLIVEは感動したし、
何よりもあの空間に自分が居れたことが幸せだった。
終わったあとは、
爆音のせいか耳が聞こえにくかった笑
それもいい思い出
(今日は姉が書いたよ)
人が天へと登る時は、その魂が軽くなるように、
その人の想い出を一つずつ空から落とすのだ。
大事な想い出ほど、人は離しがたくて、離れがたくて。
最後まで抱えて、持っていることが多いのだ。
そうして、最後の方に手放した想い出達は、
地上へと返すには遅すぎるから
空の途中で、ぽっかりと残ってしまうのだ。
その、何処にも行けなかったたくさんの想い出達が、
夜になった時にいっとう輝く星となるのだ。
だから、星降る夜には、どうか。
誰かが生きていたその想い出を、
あなたに思い出してほしいのだ。
「たくさんの想い出」 白米おこめ
アルバムを出さなくても
日記帳を捲らなくても
ずっと年老いても
全部分からなくなっても
それでもそれでも覚えているよ
君と過ごした長い時間を
‹たくさんの想い出›
寒くなると僕は消えて
そうして私になる
喜ぶひともいるし嘆く人もいるから
ちょっとだけの日もあるし
たくさんの日もある
少しゆったりの日もあるし
ずっとばたばたの日もある
いろんな形があるけれど
ぎゅってされたらもうわからない
私の名前は
‹冬になったら›
『たくさんの想い出』
辛い。
苦しい。
悲しい。
休みたい。
疲れた。
生きる意味ってなんなの。
死にたい。
色んな想いで溢れた――僕の心。
私の「青春の想い出」って作品があったら、登場人物は私、ただ一人だけだろうな。
それほど、誰の特別になる訳でもなく、目立たずに、ひっそりと、過ごした。
上手に生きたかった。普通の青春を送りたかった。
そんな風に想うこともあるけど。
こんな私も、私は愛しい。
明日を上手く描こうとして、
消して、直して、重ねて、模倣して。
私の人生ってノートは、ボロボロだけど。
これから先、もっとボロボロになるだろうけど。
消しすぎて破けたり、色を重ねすぎてくすんだりなんてこともあるけど。
それでいい。
他人に羨まれる私になるより、自分に誇れる私でありたいから。
これからたくさんの想い出でページを埋めていくんだ。
たくさんの想い出
いろんなところに、あの時の服装と表情と肌の温かさが眠っている。
嗚呼楽しかった
この6年間
初めての学校
初めての勉強
何もかもが初めて
さぁ次は中学生だ
部活しんどかったなぁ
勉強も難しかった
よく友達に教えてもらってたなぁ
それに初めて彼氏が出来た!
案外良かったな
次は高校かぁ
勉強はめんどいしだるかったな
でも今までで一番青春出来た!
中学校よりは緩くて楽!
何よりも自由!
もう少しで成人か
はぁ疲れた
しんど
いっそ会社辞めれないかな
転職サイト漁ろっかな
あの時は楽しかったな
彼氏が出来て大はしゃぎ
部活で優勝して泣き笑い
今では婚約者、彼氏すらいない
でも周りはどんどん結婚してく
それに誇れる様な趣味なんかもない
あの頃に戻りたいな
たくさんの想い出
今日までのすべて
わたしが奪ってきたもの
消費してきた命
たくさんの想い出
殺してきた自分
許してきた過去
許しがたい全て
わたしの
たくさんの想い出
死ねば排泄物と何ら変わりなく
一本道、振り返れば残飯の山々
代謝し終えたわたしの命は水洗で流してもらえるんですか。抜けた髪、切った爪、剥がれ落ちた垢。
それはまるで死んだ私のすがたをしている。
想い出。私だけの体。たくさんの想い出。生きていた証。
抜け落ちてゆくわたし。消える。
たくさんの想い出
じゃらら、と男が手慣れた様子で瓶を傾ける。その音は何度も何度も繰り返され、すぐに男の手のひらには数種類の錠剤が大量に乗せられた。それにどんな想いを馳せているのか、男はそれをじぃと今にも死にそうな顔で見詰めている。
「ねえ」
「…何?」
返ってきた声に覇気はない。この世に絶望した、というのがあまりに相応しかった。その様子にこちらも何度目のため息を溢す。
「早く死にたいが口癖の奴が栄養気にしてサプリメント大量に飲んでんじゃないわよ」
「死ねないならせめて苦しまずに生きたいだろ」
ODやってますみたいな空気感で男は幾つもの栄養補助食品を一気に飲み下す。
その地に足がついたネガティブ本当になんなの。
奴が教会に行っているうちに屋敷の掃除をしていたところ、奴が書いていたであろう日記のような物を見つけた。
日記のような物というのには訳があり、ものすごい期間が空いて書かれているからだ。
内容を見るに、特に大事な出来事のたくさんの想い出が書かれているようで、最初の方のページには使い魔のコウモリが出来た事や、知人の死に関しての事柄が書かれていた。いつ頃書かれた物なのだろうか?
ペラペラとページを飛ばし見て行くと、途中から何も書かれていないページが続く。
書くことに飽きたのか、書くような事が無くなったのか。
ただ、後ろのページの方に新しい紙が追加されたような色味が違うページがある。
そこまで捲って、新しいインクで書かれた文字を見つけた。
少し読み、溜息をつく。
『新しいヴァンパイアハンターがやって来た。住人達に受け入れてもらえるだろうか?良い子だろうか?惰性で生きるワタシに望みはあるだろうか?』
そんな事が書かれている。
自分の事より、オレの事を気にかけている文章だ。
全く、こんな事を書かれたくらいでオレのハンターとしての使命は折れないぞ!…まぁ奴の想い出の一部にもうなってはいるのだろうけど。
(たくさんの想い出)
大丈夫だよ吸血鬼さん、ハンター君は良い子のようだよ。
「たくさんの思い出」
色々あったね。あなたと出会ってから、私は変われたよ、変わったよ。あなたが変えさせてくれた、私を。
たくさんの思い出が浮かび上がるよ。あなたとの日々を思い出しただけで、こんなにも嬉しくなるんだ。こんなにも暖かい気持ちになれるんだ。でも、それはあなたとの思い出だから。これからも、いっぱいの思い出作っていこうね。今度は、2人じゃなくて、私たちの子供と、わたし達、家族の思い出を作っていこうね。
私とあなたの思い出はまだまだ続くよ。今度は、
「2人」の思い出じゃなくて、「家族」の思い出に変えていこうね。
ありがとう。こんな私と一生側にいてくれるって言ってくれて。嬉しいよ。私もずっと一緒にいたいよ。
今までの思い出も、これからの思い出も、大切にしようね。未来の旦那さん♡
たくさんの思い出
人にはたくさんの思い出でがある。
あの子は小さく産まれたため保育器の中にいた。あの子を近くに感じたくて写真をたくさん撮ってリビングに飾っていた。
退院しても体が弱く、すぐに熱を出しては、緊急センターへ何度も通ったあの子も今年5歳になる。七五三だ。勇ましく羽織袴で神社のお参りすれば、父ちゃんがすかさずまわり込み写真に収める。この日のために買った一眼レフの出番だ。
小学校に上がる年、爺ちゃんがランドセルを買ってくれた。始めてのランドセルにあの子は満面の笑みだ。
カシャ。カシャ。
もちろん父ちゃんは写真を撮るのを忘れない。
夏休みになり始めて海水浴に行った。波を怖がり逃げてばかりいたが、父ちゃんに連れられ海に入ってしまえば、楽しそうに浮き輪でプカプカしていた。海から上がって来たところをパシャリ。
冬はイベントがめじろ押しで父ちゃんの一眼レフの出番も増える。クリスマスにお正月。楽しいことばかりだ。突然、父ちゃんが毎年12月31日に写真館で家族写真を撮ろうと言い出す。うん。でも3人で撮った写真はあまりないからいいかもしれない。
そして春がくる。
あの子が産まれてから30年が経ち、今日はあの子こ結婚式。あの子の写真を撮るのも今日で最後になるだろう。たくさんの思い出が詰まった古いアルバムをあの子に渡そう。
この古いアルバムは父ちゃんと母ちゃん、そしてあの子の、家族の愛の記録だ。
思い出を忘れないようにと始めた日記、
実は20日分滞納しています。
よく考えれば日記って、
滞納するもんじゃないか…
No.2 –『たくさんの思い出』
たくさんの想い出。
お母さんが
亡くなる前は
たくさん
お見舞いに
行ったなぁ。
動画も
写真も
たくさんの想い出。
でも
想い出より
やっぱり
一目でも逢いたい。
明日、俺はこの町を出る。
理由は大学が県外だからというのもあるが、一番の理由はあいつらだ。
学校で知らぬ者はいないほどのラブラブカップルだった。
彼氏の方も彼女を愛していたが、彼女の方がもっとゾッコンだった。それこそ、あなたがいないと生きていけないみたいな。
……それが現実になっちまうなんてな。
体育祭が終わってすぐだった。
彼氏が病気で死んじまった。
そこから彼女は学校に来なくなった。
彼女の友達に頼まれ、一緒に家までお見舞いに行った。
彼女は部屋にいた。でも、そこにはいなかった。
彼女は彼女の世界の住人になっていた。
……あれ以来、俺の心に大きなトゲが刺さったままで取れることはたぶんもうない。
彼氏と彼女にはたくさんの想い出があったはずだ。
それは容易に想像できる。
この町の至る所にあいつらのたくさんの想い出の欠片が散りばめられていると思うと、胸が苦しくなるようなどうしようもない気持ちに襲われる。
だから俺はこの町を出る。親には悪いがもう戻ることはないだろう。
あいつらのことを一生忘れることはできないから。
たくさんの想い出
たくさんあると思っていた
灯のような琥珀
夜をうつす鉱石
星屑の結晶
散らばった月のカケラ
色も形も多種多様
それでもぜんぶがきらめいていた
ひとつ、ふたつ
みっつ、よっつ
見つけては日の光にかざし
大切に瞳にうつし
見つからないようにはにかんでは
そっと腕いっぱいに抱えていた
それなのに
そのはずなのに
小さなそれらは腕をすり抜け
音も立てずに消えていた
あの子も
あの場所も
あの気持ちも
あの何かも
ぜんぶぜんぶ
思い出せないでしょう?
たくさんの想い出
たくさんの想い出が今の私を作っている
つらい思いも
悲しみも
幸せも
喜びも
しっかりと味わって今の私がいる
私に何がたりないのかな?
どんな想い出を作ったら神様は丸をくれるのかな?
涙の旅はまだまだ続く
たくさんの思いで
君と会ってから
たくさんのおもいで
ができた
君のお陰で
楽しいことと
辛いことがあった
君のお陰で
良いことと
悪い事の違いが
わかった
私のための
君ってなんだろう
「ねえ、私との今までの想い出の中で、一番心に残ってる出来事って何?」
彼女が突然尋ねてくる。
「一番の想い出…そーだな、富士急ハイランドは楽しかったな。ほら、君がスマホを失くして探し回ってさ、閉園間際に観覧車乗り場の手前に落ちてるの見つけて…」
「そーゆー失敗談はいいからさ、なんかもっとこう、ないの?キラキラ輝いてる私との想い出みたいなの」
「キラキラ…?想い出はそんなに輝かないって。静かにそこにある感じ」
「もう…なんでそーゆーこと言うかな。想い出は自分で美化してあげれば輝くんだよ?」
病室の窓には、冬の夕焼け空が広がっていた。
君が横たわるベッドの横に付き添って、真っ赤な空を眺めている。
「今まで、いろんなことがあったよね。二人で作ったたくさんの想い出があるでしょ。すごく楽しかった。でももうすぐ、そんな想い出も作れなくなるのかな」
君が寂しそうにつぶやく。
「そんなことないよ。すぐにまた、一緒に楽しい想い出を作れるようになるって。だから、まだまだ頑張らなきゃ」
彼女の不安な気持ちも分かる。
自分がこれから体験する、生命に関わるイベントに、緊張し怯え逃げ出したくなっていることも。
でもこればかりは、どうしたって代わってはあげられない。
君にばかり重荷を背負わせて、心が苦しくて痛いけど、もうすぐパパになる僕も頑張らなきゃ。
これから、新しい家族が増えるんだから。
きっと、今まで以上に幸せな、たくさんの想い出が作られていくんだから。
『たくさんの想い出』
あの日貸したチェキカメラの中には
綺麗なままのフィルムが残っていて
食べきってしまったチョコの缶には
切り崩した硬貨が代わりに入っている
掠れ萎れた記憶だけ、端から徐々に滲みぼやけ
思い出せぬままに、目からこぼれ落ちる
支柱を失っても生い茂る想い出は枝分かれして
腐りかけの果実にはもう手が届かなくなっていた
まだ光を求め続ける酷く甘い匂いの花に
私はまだ目を離せずにいる