『それでいい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ひび割れたティーカップの底で
眠っていた砂時計が ふいに息をつく
流れる粒は 過去でも未来でもなく
ただ 今という名のきらめき
白いうさぎは 遅刻の理由を忘れて
懐中時計を花に植えた
やがて咲いたのは 数字のない時刻
誰も急がぬ やわらかな午後
涙をひとつ落とせば
それは小さな湖となり
大きい瓶も持たぬまま 渡ることになるけれど
足先に触れる水は 不思議とあたたかい
帽子屋は 名前のない帽子を差し出し
「似合うかどうかなど どうでもいい!」と笑う
鏡の向こうのあなたは
少し違う顔で 同じ頷きを返す
まっすぐでなくとも ほどけたままでも
揃わぬ靴音で歩く道にも
ちゃんと風は吹き 物語は続く
だから
欠けたままの月も
迷ったままの心も
それでいい
「それでいい」
それでいい、妥協のようでもあるけれど問題なければそれで十分
自分に向けてなら、それ「で」いい
大切な誰かに向けてなら、それ「が」いい
違いがわかる人でありたい
使い分けられる人でありたい
失わないように
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“そのままでいいんだよ”ってみんな言うから変われないまま生きて来ちゃった
#それでいい
おなじ瞬間を生きている今
それがどれだけの奇跡なのかを
考える日々です
きみが笑ってくれる
しあわせだ
それだけでいい
それでいい
それでいい
それでいいんです
あなたは「世界で1人」の存在なのだから
自分を嫌わないで
自分を責めないで
あなたはあなた
自分を好きになって
自分を認めて
あなたはあなた
それでいいのだから
それでいい
それでいいんです
あなたは「誰でもない」存在なのだから
自分を無くさないで
自分を信じないことはしないで
あなたはあなた
自分を保って
自分を信じて
あなたはあなた
それでいいのだから
それでいい
それでいいんです
それでいいのだから
“それでいい”
風刺画がどうも自分を刺すようで困ってしまった。
善か悪かなんて結局主観でしかないのに客観かのように人々に感染ったものが、私を責めていた。
人生は繰り返しでは無い。
ただあるものをそっくり裏返しただけのもの。
反転を繰り返して遠くなっていく。
生きたい理由が生かす理由になるとは限らない。
死にたい理由が生きるためだったとするならば。
何とも進展性の無い世界ではきっと皆が機械なのだ。
私たちの故郷と呼べる場所はもう無いのだ。
海も山も川も、空でさえ私たちの生まれた場所では無くなった。
ただ私たちは死にに行くしかないのだ。
兵士のように、あるいは散歩に出掛ける幼女のように。
運命なんて背負うには勿体ない。
ほんの罪悪感と幸福に漬けられて死ねばいい。
お題「それでいい」(雑記・途中投稿)
あれ、昨日参加した気がするんだけど……。と思ったらやっぱり参加していた。
時々あるんだよな、夜七時の更新とは別の時間に更新されている事。
前は十回ぐらい? 同じお題が出ていたんだけど、今年はこれなんだろうか。
それで良い、って妥協の言葉だよね。それ【が】いい、じゃなくて。
という助詞? の使い方が気になる国語好き。でも文法大嫌いでした。今は文法もちゃんと勉強しておけば良かったと後悔している……。
でもネットだと「こういうのでいいんだよ」って発言は称賛の意味に変わるの不思議。
ラーメン屋に行ったらラーメンが出てくるところが好きです。世の中の大半はラーメン屋で頼んでもないパフェが出てくるけど。
アニメといい実写といい、映像界隈には独自解釈を入れなければならないとかいういらん不文律でもあるんだろうか。そんな馬鹿な。
𖧷それでいい𖧷
言い方にもよるかもだけど、
なんか肩の荷が降りるいい言葉だなと
感じてしまった(笑)
イケメソ上司から“それでいい“と、
発音の上がり下がりなく、サラッと言われたら
なんかよくないですか?
仕事とプライベートでは役割が変わる。でもそれは達成したいことがそれぞれで違うから、変わる必要があって当たり前。だからそれでいいんです。
「それでいい。」
二次創作/BL/五悠
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日が差し込んで部屋が暖かい。
二度寝したい気持ちをぐっと抑えて起き上がる。
時間は 朝の7時ちょうど。
体温で心地良くなっている布団から出ると、まだ少し冷える空気に肌が鳥肌たった。
隣にいる愛しい人はまだ夢の中だ。
そーっと起こさないようにベッドルームを出た。
洗面所に向かいながら、今日はどう過ごそうか考える。
何せ、二人揃って久しぶりの休みだ。
自分用の甘い歯磨き粉をつけて歯を磨き、次は肌を整える。
愛しい人にはいつでもかっこいいところを見せたいから。
情けないところも見せまくってしまっているが、やっぱり男たるもの、好きな子にはかっこいい自分でいたい。
肌ケアを終え、髪まで整えるとキッチンへ向かった。
うちのキッチンは愛しい人こだわりの部分。
アイランド式でオーブンは大きめ。水栓はタッチレスのスタイリッシュかつ使いやすいもの。家電は機能性重視。背の高い僕でも使いやすいように、換気扇は通常よりも高め。
お陰で普通の人よりも身長がある僕でも使いやすい。
今日は朝ごはん何にしようかな。
パンがいいな。カフェオレを淹れてゆっくり食べよう。
二人とも朝からでもよく食べる方だから、サラダもつけようか。
スープもいいな。
色々考えながらテキパキ準備を進めていく。
最近お気に入りのチョコが入ったモチモチのパン。
パンは後で食べる直前に温めよう。
サラダはシンプルにレタスとトマトで。
洗い物が少なくなるようにワンプレートにしよう。
あ、ヨーグルトがそろそろやばいな。カップのままでいいか。
カフェオレは確か、牛乳で割るタイプが冷蔵庫にあったはず。二人とも苦いのは苦手だから牛乳たっぷりのカフェオレだ。割合は原液2割、牛乳8割で、愛しい人はいつも「コレ、カフェオレっていうかほぼ牛乳だよね、」と言うがいつも美味しそうに飲んでくれる。
原液がなくなりそうになるといつも買い足してくれているところがかわいい。
洗濯が溜まっているから、それが終わったら何をしよう。
今日は本当に天気が良いから、散歩でもいい。
最近できたカフェが桜スイーツを出しているからそこに行ってみてもいいな。
春は好きだ。愛しい人の優しい色が街に溢れて、嫌な仕事のときでもその色が目に入ると気分が上がる。
愛しい人のかわいいところを思い出しつつ、あらかた朝ごはんの準備が終わった。
そろそろ眠り姫を迎えにいかないと。
ベットルームに着くと愛しい人はまだスヤスヤと寝ている。
近づく前にカーテンをそっと開ける。
あまり音を立てないように開けたつもりだったが、シャッと鳴ってしまった。
その音に愛しい人は少しだけ身じろぎをした。
そっと近づいて、この世で一等愛しい人の名前を呼ぶ。
「ゆうじ。起きて。朝ごはん食べよう。」
こんな声が自分に出せたのかと思うくらいの甘い声が出た。学生時代の自分が見れば、舌を出しそうだなと思いつつ、仕方ないとも思う。だってかわいい。この上なく。
桜色の髪の色も。今は目蓋の下に隠れてる蜂蜜色の目の色も、すこしよだれを垂らしている寝顔も何もかも。
こんもりとなった布団の上から抱きつく。
あったかい。生きてる。かわいい。愛しい。大好き。
このまま過ごしたいけど、心を鬼にしてもう一度声をかける。
「ゆーうーじ。ゆじ。おーきーて。朝ごはんできてるよ」
「、、ん。ん〜〜。」
布団の中でモゾモゾしてる。かわいい。そろそろかな。
「ゆーうじ!ゆーじのさとるくんがきましたよ〜!
朝ごはんたーべよ!」
抱きついたまま起こすように左右に体を揺する。
「んん“〜〜、、、、。ぉあよ、、」
お、さすがに起きたみたい。
「うん。おはよ、悠仁。今日もかわいいね」
蜂蜜色が見えたのが嬉しくてちゅっと悠仁のほっぺにキスをした。
まだ悠仁はポヤポヤしてる。かわいい。
僕のゆうじ。かわいい。
ちゅ。ちゅっちゅっちゅ
愛しさが溢れて顔中にキスをする。
んふ。むずがってる悠仁かわいい。
「、ん。おはよ、さとるさん、良い匂いすんね。
朝ごはん作ってくれたん?」
起き上がった悠仁は僕に抱きついてグリグリと顔を押し付けながらそう言った。
胸が幸せできゅ〜っとしながら僕も悠仁を抱きしめる。
やっぱり布団越しよりも直接抱きしめるのが1番だな。
僕の腕にすっぽりシンデレラフィットだ。
「そうだよ。張り切って用意したから、一緒に食べよう」
「ん。」
完全に目が覚めた悠仁と手を繋いで部屋を出た。
ああ、かわいい。大好き。今日もいい日になりそうだ。
さあ、今日はどうしようか。
あ!みんなと違う…
あ!みんなと一緒…
どちらでもよい
自分を信じて!
それでいい
あの人が幸せならそれでいい
でも一緒に幸せになりたかった
私があなたを幸せにしたかった
それでいい
子どもの頃、まともな人生を送ると思ってた。
そこそこ勉強して、大学に行って社会に出て。
それなりに理想もあって、その理想に進めるように、思い描く人生を切り拓いていこうと思ってた。
でもまともに生きるのは難しい。
幼い頃、こうはならないだろうしなりたくないと思ってた大人そのものになってしまった。
勉強もしなかったし、温情をかけられて卒業して、今になってようやく就職先を探してる。
早々に人生を諦めてしまっていた私の当然の末路だと思う。
でも、こんな人生を歩んでいなければ今の私の価値観も、憧れもなかった。
何より今の私は、本当に怠惰な私らしくて
ただそれでいいと思えている。
色んな曲で皆盛り上がっているカラオケルーム。
友達全員キラキラしていて、暗くて地味な私には眩しく見える。
思い切って髪の色を明るい色にし、普段着ない服を買ってみようかな。
どんな風にしようかスマホで検索していると、友達に声をかけられた。
「何見てるの?」
「えっと……私も皆みたいになりたいなぁって思って……」
「えー!?イメチェンするの!?そんなことしなくてもいいのに」
「だって、私……暗いし、地味だから……さ」
「それでいいんだよ。それがあなたの良さなんだから。イメチェンしたらなんというか……あなたがあなたじゃないって感じになっちゃう」
「そ、そうかな」
「うん!そうだよ!」
友達は私を見て力強く頷く。
そっか……私は、私のままでいいんだ。
「あっ、次はあなたが歌う番よ。何歌う?」
「うーん……それじゃあ……」
私は控えめな曲を歌おうと思っていたけど、今日は前向きになれる曲を歌った。
今朝は
起き抜けに
やたら咳が出た
くしゃみに痰
鼻水も多量
なので
アレルギーの薬と
咳用の漢方
白湯を1杯
ヨーグルトに
アーモンドミルク
さらに
あまに油を数滴
フルグラをかけて
ゆっくり食べる
そして
コーヒータイム
のど飴を舐めて
あと少しだけ…
ベッドで
横になりたい
うん…
それでいい
✨715✨それでいい
それでいい
無理しなくていい…
頑張らなくていい…
いつも通りでいい…
一生懸命やればそれでいい…
「それでいい」
大輪の花がこちらを向いていた。
それはどこかこの世のものではないような、異様な雰囲気で、たくさんの目に鑑賞されているとは思えないほど、威厳に満ちていた。
多くの人が、この花の絵の前で立ち止まり、少しだけ疲れたように立ち去っていく。
それはまるで死後の審判のようだった。
植物をテーマに近世の西洋絵画を集めたこの展示会に来たのは偶然が重なっただけだ。
午後の講義が急遽なくなり、ぼんやり大学内を歩いていたら、植木の根元にこの美術展のチラシが入った袋が落ちていた。どこかのイベントで配られたものだろう。今の時代には珍しく、チケットまで一緒に入っている太っ腹ぶりだ。
念のため、夕方になるまで、そばのベンチで落とし主を待っていたけれど、誰も探しに来なかった。
美術とは縁遠い人生を歩んできたが、美術館巡りが趣味と言えば就活でも恋愛でも印象がいいだろう。
チケットももったいないし、有効活用させてもらおう。
花はそんな浅はかな僕の考えなどお見通しだとでもいうようにこちらを見ていた。
絵の具の重ね方、色と色の混じり合い、掠れた筆の跡。細かく見れば作者が透けて見えるはずなのに、それらを見れば見るほど花の存在感に気を取られてしまう。
背筋が伸びて顎の下がきゅっと締まる。目を逸らしたいのに、逸らすとここで僕の人生はつまらないものになる、そんな予感がした。
つまらない人生って?
毎日大学に行って、役に立つのか分からない講義を聞いて、ちょっとバイトをして家に帰る。
それを繰り返すだけの毎日。
それがつまらない?
・・・・・・いやそうじゃない。その毎日に楽しみを見いだせない自分がつまらないのだ。誰かの悪意にさらされたり、大きな責任を負っているわけでもないのに、無理はしない、休んでもいいという甘く優しい言葉にすがって毎日をつまらなくしているのは自分だ。
途端に額縁が光を帯び、花が褪せたように見えた。
思ったより小さな絵だ。
僕は足取り重くその絵から離れた。
書く習慣:本日のお題「それでいい」
歳を重ねるごとに「それでいい」と思えることが増えた。
妥協とも言えるが、私としては妥協よりややポジティブだ。妥協は「本当は良くないけどここらで手打ちにするか」という一種の諦めがあるが、私の「それでいい」は「それで充分だ」と現状を認めて満足するニュアンスである。
今日の文章にしてもそうだ。
本日で記念すべき30個目の作品になる。
しかし特に気合は入れず、思いついたことだけを書いた。
なんなら寝落ちして、いつもの夜の時間ではなく朝に書いている。
最初に投稿した文章も「それでいい」の極みだった。
お題は「たまには」で、「たまには、別の道を歩いてみる」から書き始めた。まだ桜が咲く前の、春の初めの川のほとりを散歩する話だ。魚や鴨や柴犬を眺め、コーヒーを片手に歩いて家まで帰る、ごく短い文章だった。
その「たまには」の結びは、こうなっている。
"帰宅して服を脱ぐとき、白いシャツにコーヒーをこぼしているのに気がついた。
たまには、こういうこともある。
更に、ズボンのチャックも開いていた。
たまには、こういうこともある。"
私はかなり間抜けな部類の人間だが、それでいい。
それでいいよって
君が今日も笑ってくれたから
明日も僕のままで
楽しく1日を過ごせそう