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書く習慣:本日のお題「それでいい」

歳を重ねるごとに「それでいい」と思えることが増えた。

妥協とも言えるが、私としては妥協よりややポジティブだ。妥協は「本当は良くないけどここらで手打ちにするか」という一種の諦めがあるが、私の「それでいい」は「それで充分だ」と現状を認めて満足するニュアンスである。

今日の文章にしてもそうだ。
本日で記念すべき30個目の作品になる。
しかし特に気合は入れず、思いついたことだけを書いた。
なんなら寝落ちして、いつもの夜の時間ではなく朝に書いている。

最初に投稿した文章も「それでいい」の極みだった。
お題は「たまには」で、「たまには、別の道を歩いてみる」から書き始めた。まだ桜が咲く前の、春の初めの川のほとりを散歩する話だ。魚や鴨や柴犬を眺め、コーヒーを片手に歩いて家まで帰る、ごく短い文章だった。
その「たまには」の結びは、こうなっている。

"帰宅して服を脱ぐとき、白いシャツにコーヒーをこぼしているのに気がついた。

たまには、こういうこともある。

更に、ズボンのチャックも開いていた。

たまには、こういうこともある。"

私はかなり間抜けな部類の人間だが、それでいい。

4/4/2026, 11:19:28 PM