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3/6/2026, 4:20:43 PM

書く習慣:本日のお題「絆」

絆。「きずな」といえば素敵な言葉だし、「絆される」といえば良くないイメージ。

糸半分で繋ぎ止められるものなんてたかが知れてると思うのに、それでも誰かと繋がっていたくて、文字を並べるのをやめられない。

暇。
話そ。
構って。
声を聞かせて。

心の傷を塞ぐためにまず必要なのは、絆創膏ではないだろうか。

3/5/2026, 11:13:18 PM

書く習慣:本日のお題「たまには」

たまには、別の道を歩いてみる。

忙しなく人と自転車が行き交う大通りの歩道から、一本外れた川沿いの遊歩道へ。

澄んだ水の中をゆったりと泳ぐ魚の姿。鴨の群れがおもちゃのアヒルそっくりにぷかぷか浮いている。

尻尾をくるりと巻き上げた柴犬が、爪をチャッチャと鳴らしながらご機嫌で散歩中。「ご主人、散歩楽しいねえ」と言いたげに、リードを持つ飼い主を時折見上げている。

まだ咲くには早い桜並木を見渡すと、蕾の淡いピンク色で霞がかかったようになっており、開花への意気込みを感じられた。

途中の自動販売機で缶コーヒーを買い、飲みながら歩き続ける。

青緑色の澄んだ川、魚と鳥、もうじき咲く桜。コーヒーの香りと暖かさ。春のいいところを独り占めして、のんびりと家まで歩いていく。

帰宅して服を脱ぐとき、白いシャツにコーヒーをこぼしているのに気がついた。

たまには、こういうこともある。

更に、ズボンのチャックも開いていた。

たまには、こういうこともある。