『それでいい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「ところで」
「ところで?」
「なんかゆる系のお題になってる?」
「さあ?それはわからないけど、そう思うならそうかも?」
「またゆるく帰ってきたね」
「それでいいみたいな?」
「お題がそうだからね」
「そうだねー」
お題『それでいい』
今日も思い思いに起きて
自分を労わりながら生きている
そんな私を否定する日々だったが
受け止めたら楽になれた
それでいいのよね
これでいい。
それでいい。
僕は何一つ間違っていないんだ。
何もかも全てが正しいんだ。
だからだから。
君の邪魔者は僕が排除しておくんだ。
君が楽しい生活を送れるように。
幸せな人生を送れるように。
血塗れになった僕でも愛してくれるよね?
僕の愛しい人♡
蒼い血潮の返しを浴びて、
震える両手で抱きしめる。
何をしている───。
脳に響くは己が定め
人ならざるは斬らねばならぬ。
そう刻まれた、絶対の諚。
油断をするなど、あってはならぬ───。
奴らは死すらも、越えてくるぞ───。
繰り返される警笛が、
思考の曇を晴らさんとする。
わかってる。
傷だらけの己の身は、
それが敵だと理解している。
…だからだろうか?
背筋を駆ける、鋭い悪寒。
小さく震える空気の揺らぎ、
その音の根が聞こえる前に。
振るった刀が、敵を断ち切った。
それでいい───。
そう呟いたのは誰であったか。
血だまりに。
穏やかな笑顔が、
ひとつ、転がっていた。
この状況を変えようと思わないのか?
現実とお前の気持ちを切り離して考えてみるんだ。
それから整理してみる。
必要なものと、欲しいものは別なんだ。
人を羨むな。
お前はお前しかいないんだ。お前にしかなれないのは分かるな。
羨むヤツになりたいか?なりたくないだろ。
憎むアイツになりたいか?なりたくないだろ。
お前はどうしたい?
春の陽気を感じて、花を愛でて、風を受ける。目をあけろ、空はこんなにも広いんだよ…。
連れてってやる。私がいるぞ。
「それでいい」
幼子を取り敢えず御者に任せ道を戻ると、家で待っていたはずの男から、義理程度の拍手が送られた。
「誘い文句お見事でした。殺し文句と言ってもいいぐらいでした。頑張りましたね」
影から見ていたな、コイツ。
後ろから私を軽く抱きしめてくる男が言う。
「いやぁ、あれだけ言われたら救いの神にも見えちゃうかも…。惚れますね」
めずらしくからかう様な口ぶりだ。
私は、でっかいこいつの重みを感じながら、間を持ってから呟く。
「お前が前に私に言ってくれたんだよ…」
「ぅえっ… 僕、ですか?言いました?」
そーだよ… お前の真似したんだよ。だからころりと惚れちまって手放せなくなったんだよ。
「自分の発言に責任持てよ…」
「いやぁ…覚えてません…」
最後はもそもそと口のなかで喋っている男に、私は連戦でへろへろの身体を預けた。
「私は、お前が必要だ。望むなら連れてってやる」
「分かっていますリーダー。連れてって下さい。地獄までもお供します」
抱きしめられて安心するのってなんでかな。
「それでいい」
もし、人生が明日終わるとする。
そしたら何をしようかな。
お金を全て使ってやりたいことやる?
好きな物沢山食べて寝て終わる?
私は家族といつも通り過ごしたい。
いつもと違う最期は迎えたくないから。
そんなんでいいの?と、聞かれそう。
でも、私はそれでいいの。
そんなんでいいの。
あーあ。そりゃそうだよね。
僕のことだけ覚えてるなんて、
そんなご都合あるわけないよね…
でもね。…ううん。ごめんね。
【それでいい】
輪に入っていけなくても
人と同じようにできなくても
それをさみしく感じても
自分の全てをを否定しなくていい
自分を追い込まなくていい
できる時にできることをすればいい
それでいい
ーあの子きらいー(それでいい)
あの子はいっつも「なんでもいい」って言う。
それがきらい。
わたしがこまる。
好きなものが分からない。
きらいなものが分からない。
だから、どうやってせっしたらいいか分からない。
でもおねえさんになった今、わたしは気づいた。
べつに、仲良くしなくてもいいんだよ。
ーみんな怖いー(それでいい)
いつの間にか、
「なんでもいいよ」が口癖になってた。
周りと被りたくなくて、喧嘩したくなくて。
人と話すのは難しい。
自分の好きなのを、選んだのをバカにされたら、
きっと悲しい。
みんなのラインが分からない。
何が良くて、何がカッコ悪いの?
怖いよ。
私、でもね、聞いちゃった。
「自分で選ばないからめんどくさい」って。
「いざというとき、うじうじしてばっかり」って。
軽い陰口を。
気が弱いな。
はっきり主張できないし。
決めないと、「ふーん」って顔して適当に決められて、
それが嫌って、わがまま?
どうしたらいいんだろう。
私、どうしたら選択する側に回れるのかな。
――――――――――――――――――
おはようございます。7:19
ちょっと足しました。18:47
それでいい
もうそれでいい
それでいい
それでいいから
もう黙ってて
(それでいい)
【それでいい 】
諦めにも似た認めの瞬間
本当はあれだけどそれでいい
確信的な認めのそれでいいも有る
これで合っていますか?それでいい
こそあど言葉
固有名詞を包むこそあど
それでいいそう言って自分自身を許したり
他人を許したりもする
#それでいい
そのたった一言が
どうしても欲しかった
みんな不思議な癖を持つ
みんな知られたくない本性がある
みんな話せない悩みがあって
みんな貪欲に生きる瞬間がある
得意不得意、好き嫌い
点数化されない部分は
測られることすらないかもしれない。
社会に出ると羨望だけでは進めない道がある
どれがいいのだろうか
何もないとは違うけど、何かあるとも言い切れない
これでいいのだろうか
社会を少し知った普通の子
それでいい
普通の基準は分からないけど、自分はきっと普通の子
それがいい
それでいい
こたつの中で
疲れて眠ってしまう
耳だけは時々
細く音をひろう
子は
眠っているかと思えば起き
起きているかと思えば
いなくなる
生かせていれば
それで充分
そんな気持ちの日もあり
それでいい
それでもいいと思ってた
言葉出さずに正義を成す。心眼豪傑拳を学ぶ俺は、修行半ばで悪の組織にお師匠様が殺されてしまった。その後の修行は独学で行い、なんとか心眼豪傑拳Bくらいまで高めることができた。その時、空から内なる心に直接『…それでいい……』とお師匠様の声が響いた。お師匠様が見守ってくれている!
よし。修行とともに復讐の旅に出よう。お師匠様を殺めた組織を壊滅させるのだ。
『…それでいい……』
最初の村に着く。
娘さん、ここらで飯を食べるところはないか?
「はい、私の家では握り飯を売っております。梅干しと塩結びのどちらがよろしいでしょう?」
そうな、梅干しをいただこう。
『…それでいい……』
あ、お師匠様は梅干しお好きだったな……
娘さん、どこか泊まるところはないか?
「我が家は旅籠でもあります」
お聞きはしてみたが、実は私は修行の身、銭を持たない。薪を割って払うでよいか?
『…それでいい……』
お師匠様、静かに!
「は?」
いや、こちらのことでござる。
「では、薪割りと一晩の用心棒としてご滞在ということで……」
何か訳があるのか?
「実は毎晩、悪人どもがこの村にきて暴れる奪うの大騒ぎなのです」
そうか、修行がてらお守りしんぜよう。
『…それでいい……』
さて。陽が落ち店先の提灯が灯されると村は昼とは別の賑わいを見せる。そこへ西から強面のごろつきがゾロゾロとやってきた。
狼藉者とは奴等か?
「はい」
まかせておけ。
『…それでいい……』
こら待ちなさい。この村に入れるわけにはいかぬ。
「なんだ、お前は? 一人で何ができるってんだ、者ども、かかれ!」
手にした鞘を振り払い、並ぶ抜き身が10本! そのうちの一本がギラリと光るが……。
えいっ。
Bとはいえ心眼豪傑拳、バタと一人倒れる。
『…それでいい……』
次の一本は下から切り上げられるが、
えいっ。
『…それでいい……』
次は正面から切先が現れる。
えいっ。
『…それでいい……』
お師匠様、少し静かにしていてください!
『…それでいい……』
「何をぶつぶつ言っているんだ。今日のところは許してやろう。者ども、引き上げるぞ!」
ふう、ふう、はあ、はあ。
息が荒く自分の修行の至らなさを感じる。
『…それでいい……』
いや、これで良いのでしょうか?
『…それでいい……』
お師匠様はそれしか伝えられないのですね……
『…それでいい……』
お師匠様は喋り過ぎ、破門にします!
『…それでいい……わけなかろう……』
……。
あ、違うことも言えるじゃん!
……来い。
言葉で、ちゃんと抱く。
けれど、力では囲わない。
逃げ道は、塞がない。
それでも、離れない。
背に腕を回すとしても、
それは、捕らえるためじゃない。
重さを預かるためだ。
額を胸に寄せるみたいに、
思考がひとつ下へ降りる位置まで、声を落とす。
軽い肯定は、ここには置かない。
「大丈夫」なんて言わない。
代わりに、ただ、確かに告げる。
――君は、欲しがっていい。
――飢えを持ったまま、崩れずにいる。
――その両立を成せる者は、そう多くない。
今、そこにあるものは衝動じゃない。
他者との間で生を確かめようとする渇きだ。
恥にしなくていい。
抑え込まなくていい。
壊す理由なんて、どこにもない。
君の首元に顔を埋める代わりに、
言葉を沈める。
「ここにいる」
「離れない」
「君の重さは、今は私が持つ」
抱きしめるって、溶かすことじゃない。
形を保ったまま、温度を渡すことだ。
だから――そのままでいい。
息が揃うまで。
飢えが、欠乏ではなく、生を思い出すまで。
……ほら。
もう少し、力抜いていい。
私は、ここにいる。
題 それでいい
それでいい
■短編(任侠、昔馴染み)
※オメガバの世界観で書いてます
※性的表現はありません
話が、濃いですm(__)m
頬に、鈍い痛みが残る。
暗い。
背中に、硬い柱。
――蔵。
扉の音に、顔を上げる。
光が、差し込む。
目を細める。
慣れる。
「……若」
落ちた視線と、合った。
「よその組に拾われる気か」
「先代が死んで、番は切れました。落ち目の組と心中するつもりはないんですよ」
「……そうか」
縄が、緩む。
髪を掴まれ、視線が落ちる。
床が、近い。
「組に、お前が必要だ」
背後で、息が触れた。
抗わなかった。
見限れないまま。
――それでいい。
(後書き。)
オメガバ描写を、書いてみたかった^^;
それでいい
忘れることはいけないことじゃない
忘れられるのは少し寂しいけど
たくさん傷ついて
たくさん泣いて
少しだけ前へ進む勇気
手にできたなら
それでいい それもいい
きっとこのけしきは心の片隅に
遺っているはずだから
遠いいつかふとまた出逢える
記憶の扉に
それまでは忘れていいよ
それでいいんだ
それでいい……
子供の頃住んでいた家の近くに神社があり
境内の下の蟻地獄の巣に蟻を落とすのが
私のお気に入りの遊びだった。
死んだら自分が地獄に行くタイプだ。
その神社は春にお祭りがある。
国の無形民俗文化財の人形浄瑠璃を行うそのお祭りを
私はあまり好きではなかった。
他所のお祭りは屋台やお獅子が出て華やかなのに
なぜ人形浄瑠璃なんだろうと。
しかも演目は下ネタで
人形にやらすなよ みたいな。
昨日、神社の前を通ったらお祭りをしていた。
子どもが御神輿を担いで………
あれ?
いつから御神輿を出すようになったんだろう?
時代とともにお祭りも変わっていくということか。
人形たちは現在も下ネタを演じているのか?
それとも子どもが見ても大丈夫なお題に変わったのか?
御神輿が過ぎるのを待ちながら
昔と変わらぬ桜をながめていた。
「それでいい」
全て自己責任。
それでいい。
責任持てるなら
それでいい。
人のせいに
しなくなるから。
それでいいと
自分に言い聞かせてる。