それでいい
■短編(任侠、昔馴染み)
※オメガバの世界観で書いてます
※性的表現はありません
話が、濃いですm(__)m
頬に、鈍い痛みが残る。
暗い。
背中に、硬い柱。
――蔵。
扉の音に、顔を上げる。
光が、差し込む。
目を細める。
慣れる。
「……若」
落ちた視線と、合った。
「よその組に拾われる気か」
「先代が死んで、番は切れました。落ち目の組と心中するつもりはないんですよ」
「……そうか」
縄が、緩む。
髪を掴まれ、視線が落ちる。
床が、近い。
「組に、お前が必要だ」
背後で、息が触れた。
抗わなかった。
見限れないまま。
――それでいい。
(後書き。)
オメガバ描写を、書いてみたかった^^;
4/4/2026, 8:17:19 PM