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“それでいい”

風刺画がどうも自分を刺すようで困ってしまった。

善か悪かなんて結局主観でしかないのに客観かのように人々に感染ったものが、私を責めていた。

人生は繰り返しでは無い。
ただあるものをそっくり裏返しただけのもの。
反転を繰り返して遠くなっていく。

生きたい理由が生かす理由になるとは限らない。
死にたい理由が生きるためだったとするならば。

何とも進展性の無い世界ではきっと皆が機械なのだ。
私たちの故郷と呼べる場所はもう無いのだ。
海も山も川も、空でさえ私たちの生まれた場所では無くなった。

ただ私たちは死にに行くしかないのだ。
兵士のように、あるいは散歩に出掛ける幼女のように。
運命なんて背負うには勿体ない。
ほんの罪悪感と幸福に漬けられて死ねばいい。

4/5/2026, 12:59:31 AM