ずっと隣で』の作文集

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ずっと隣で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/14/2023, 1:07:09 AM

ずっと隣で傍にいてね、とか言葉の拘束力ってほんとに怖いね

3/14/2023, 12:55:06 AM

たん、とん、たん。
どこかの暗い舞台、真上から一点だけスポットライトの当たるそこ、真下にあるパイプ椅子。
ゴム対木材の断続的な接触を響かせながら、ひとり、物書きが歩いてきて、椅子に座る。
「朝っぱらに、ライブ扉ニュース見たんだ」
指を組み、視線を下げる姿勢は懺悔の様子。
「赤と緑のどんべー、具材、単品で発売らしいな」
言い終えて目を閉じると、首を小さく、左右に振り、
「……今回のお題『ずっと隣で』だったろう」
大きな、長いため息を、ひとつ、吐いた。
「腐ってんのかな俺……」

――――――

かつて物書き乙女であった、現概念アクセサリー職人たる社会人は、ローリングストックしている防災用非常食補充のため、スーパーマーケットに立ち寄り、
カップラーメンの売り場で、大きな衝撃に打たれた。
「新、商品……」
スーパーのオリジナルブランド、白のうどんに薄茶のそば、2種類だけだった麺類に、薄黄色のラーメンが参入したのである。
「わあぁ……」
その陳列が酷かった。元薔薇物語作家であった乙女を、その心を、一撃必倒のもとに打ち据えてしまった。なにもこんな並べ順にする必要は無かった。
ド真ん中である。横入りである。
ずっと隣同士片時も離れなかった白と薄茶、その間に薄黄色が、我が物顔で、堂々エントリーである。
社会人になって数年。二次創作からも離れて数年。
物書き乙女の薔薇が久方ぶりにごうと燃えた。

(駄目駄目駄目ダメだめ。今月余裕無い。ない)
白と薄茶と薄黄色の前に立ち尽くす彼女は、ふるふる小さく首を振った。脳内では金銭管理何するものぞと、創作欲求の火が盛っている。
白茶の主従に黄の理不尽か、白茶の親友に黄の誘惑か。そもそも敵か味方か三角関係もアリか。
じっと3種を見詰めて離さぬ乙女に、商品整理中の店員が、二重マスクに業務スマイルでとどめを刺した。

「おいしいですよ」
店員が言った。
「うどんのスープをアレンジしてるんです」

白(うどん)か。白(ひだり)の仲間なのか。
ずっと隣同士の白茶で、想うがゆえの白の苦悩を茶に言えず、黄が聞いて茶にそっと、白茶を壊さぬよう伝えるのか。おお、プラトニックな友情ロマンよ。
乙女の心はとうとう完全に打ち負かされ、唇を噛み締め、最終的に薄黄色を掴んだ。

3/14/2023, 12:50:35 AM

ずっと隣で

「もう知らない!  |啓司《 けいじ》くん大嫌い」

「はぁ、何だよ大嫌いって?」

「こっちこそ|結愛《 ゆあ》のこと嫌いだから」

「もう私達別れよう」

「そうだな、もうお終い、別れよう」

 私と啓司くんは幼稚園からの良くある幼馴染。

 異性として意識したことはずっと無かった。

 それも高校二年の三学期の始業式迄は⋯⋯。

 ところがその日の帰り道で告白を受けることになる。

「高校に入ってから、結愛のこと異性として見てた」

「えっ⋯⋯急にどうしたの啓司くん」

「僕は結愛のことが大好きデス」

「ま、マジ⋯⋯」

「この間結愛が告白を受けてた時、正直嫉妬した」

「啓司くん⋯⋯」

「結愛は僕が守る!  付き合って下さい」

「う、うん、宜しくお願いします」

 その日から、私は啓司くんと付き合うことになった。

 相変わらず仲の良さは変わらないまま。

 でも、啓司くんを異性として見るようになっていた。

 ほんの些細な仕草でも照れくさくなる。

 今までは感じたことの無い感情!!

 手と手が触れただけでドキッとするようになった。

 今までずっと隣で笑いあってたはずなのに。

 今はドキッとする瞬間が増えた気がする。

「ねぇ、啓司くんは何でSNSやり始めたの?」

「小説書いてみたかったんだよ、前に言ったろ」

「始めることに何か意味があるの?」

「仲間が出来るし、投稿したの宣伝できる」

「ふーん、そうなんだ!!」

「あれ、結愛は僕がSNSやるの嫌だった?」

「よく分から無いから嫌とかないけど······」

「なら、結愛も始めてみたら、僕フォローしてイイよ」

「う、うん······」

 私もやってみることにした。

 啓司は沢山のフォローとフォロアーがいる。

 真似て同じ人をフォローしてみた。

······わ、私も小説書いて見ようかな! 楽しそうだし。

 一緒にいて、啓司はスマホばっか見ている。

 そんな啓司を見て私は何だか少し寂しく感じていた。

······なら、私もやればいいじゃん!  

 寂しがり屋の私はそう思ったのだ。

······同じ趣味の話が出来るようになるし、イイよね。

 そう思っていたのに、既に時遅し!

 啓司にはもう既に小説仲間がいた。

 どうやらDMでグループを作り会話している模様。

 それも私がいるのに、ずっと隣で······。

 悔しいけど嫉妬した。

「ねぇ、啓司くん私寂しい」
 
「えっ?」

「だってずっと会話してるじゃん」

「変な会話してないよ」

「でも寂しいの」

「なら見てみる?」

「イイの?」
 
「イイよ?  何も無いもん」

 会話してる内容を見せてもらう。

「この人達は男性?」

「女性だよ!  色々小説のこと教えて貰ってる」

 啓司くんの口から女性と聞いて嫌な気持ちになった。

「言っとくけど浮気してないから」

「うん、分かってるけど」

 でもかじりつくように啓司くんは画面から離れない。

 嫌な気持ちは増していった。

······私は無視でイイ存在なの?

 ずっと隣で私は啓司くんが会話を終えるのを待つ。

 なのに一向に終わらない会話······。

 せっかく自分も小説始めたのに······。

 啓司くんの彼女になったのに······。

 何もかもが嫌になっていた。

 それは。生きることさえも······。

 そんなある日、啓司くんがDMでやり取りしてる子にプレゼントを送っていたことが発覚する。

「ねぇ、何でコーヒー送ったの?」

「お世話になったからだよ!  ダメだった?」

······駄目にきまってるじゃん

「私は内緒でこんなことされるの嫌なんだけど!」

「別に浮気じゃないから」

······浮気だよ!

······プレゼント選ぶ時、彼女の喜ぶ顔想像してるもん。

···心の浮気だよ

「でも、私は嫌だ!  浮気だよ」 

「何言ってんの?  意味が分からない」

「啓司くんのこと好きなの」

「はいはい、もうしません」

 そう約束してくれたはずだった。

 でも、裏切られることになる。

 また彼女にコーヒー送ってた。

 それも私には内緒で。

「ありがとう!」

 彼と一緒に、彼のDMを見たら書いてあった。

 それも写メ付きで。

 この時、私の精神が崩壊した。

 ショックだったし、ここから消えたいと······。

「啓司くんの嘘つき」

「だから、浮気じゃないし」

「約束したじゃん」

「だって結愛が怒るからね」

「何それ······」

「いちいちウザイ!  邪魔しないで欲しい」

「······」

「もう、見ないで、僕のフォロー外してくんない?」
 
「······やだ」

「何で?  あのさ、そんなに邪魔して楽しい?」

「邪魔してないよ!  私は啓司くんが好きなの」

「だから何?」

「私も小説始めたよ」

「あのさ、真似しないで欲しいんだけど······」

「何でよ、楽しそうだったし、私も仲間入りたい」

「今の結愛嫌い!  普通にしてる結愛が好きなのに」

「······」

 否定されて悲しくて、耐えられなかった。

 ただ、ずっと隣で同じことしてたかっただけなのに。

 寂しがり屋だから同じ趣味で沢山会話がしたかった。

 ただそれだけの事なのに、悔しくて!

 だから別れる決心をした。

 怒られるくらいなら一緒に居ない方が良いのだろう。

「啓司くん別れよう」

「そうだな、別れよう」
 
 啓司くんも別れようと言った。

 引き止められたりしなかったのが少し残念だけど。

 付き合ってない時は仲良かった。

 些細なことで喧嘩してもすぐ仲直りしたよね。

 価値観やすれ違いがあっても離れなかった。

 でも、今は違う。

 二人は別れを選択したのだ。

「啓司くん、今まで愛してくれてありがとう」

「お、おう······」

······貴方の包み込んでくれた優しさは忘れません。

······貴方が愛してくれたことも忘れません。

······二人の為に、私は一歩踏みだします!

······啓司くんさようなら。

 心の中で呟くと私は彼の家を後にした。

 明日の私は元気でありますように!

 笑顔でありますように!

――三日月――

3/14/2023, 12:06:01 AM

大好きです。
 愛しています。
 あなたを。

 だから、わたしは行きます。
 あなたがいるこの地を。
 守るために。

 わたしはあなたの側を離れるけれど。
 心はずっと隣にいます。
 そう、ずっとです。

 だから、待っててとは言いません。
 ただ、どうか。
 忘れないでほしいんです。



【ずっと隣で】

3/14/2023, 12:03:35 AM

浅い狭い
簡単にバレる

小賢しい真似
やめてください

さらに
腹立たしいです

わかっていないようですね

3/13/2023, 11:40:41 PM

産まれて成長してたくさん経験しながら
大人になって誰かと出会う
そのうちたった一人に恋をして
お互いの人生を分け合う

愛と恋の違いは
互いに向き合うか同じ方向を向くか

ずっと隣を歩くと覚悟を決めたあの日から
お互いの最後の日を見据えて
人生のラストを向かい入れる

3/13/2023, 11:40:05 PM

目が離せなくなって
君を追いかけた

意味のないアピール
自己満の駆け引き

それでも君は私を見てくれた
私を居ないものとは扱わなかった

叶わなくていいよ
君の暇つぶしでもいい

初恋は忘れないから
これからも君を追いかけるよ

3/13/2023, 11:18:34 PM

ずっと隣で。隣で連想するのがまるでないな。あ、隣のトトロがあったわ。つまりジブリ作品を語れということか。

 でもジブリ作品に思い入れってあんまないんだよな。隣のトトロもほとんど記憶にないし。そもそもジブリ作品って言うほど面白いかね。

 ジブリ作品に限った話じゃないけど昔の作品って娯楽が少なかったから名作扱いされてるのあるよな。

 その手のが好きな人は現代でも通じる~なんて言うのかもしれないけど、はっきり言って過大評価だと思うわ。正直今見たら洗練されてない昔の作品の枠を出ないだろう。

 作品の質そのものもそうだけど受け取り手である見る側の人も娯楽に対する耐性というか経験値が少なかったからな。

 目が肥える前に見たから面白いと思って、今見たら記憶補正で過大評価になる。昔の作品ってそういうものじゃないかな。

 んでジブリ作品の話に戻るか。見たことあるのは紅の豚、もののけ姫、ナウシカ、隣のトトロ、千と千尋の神隠し、あとなんかあったっけな。魔女の宅急便もあったか。

 でも思い返してみると俺はこれらの作品を見たことあるかあやふやだな。ネットのまとめやネタにされているのを見て、見たことがあると思い込んでいるだけかもしれない。

3/13/2023, 11:18:11 PM

ずっと隣で

君の手を思い切って掴んでみた。
君は驚いた表情をしていたけど、手を振り払うことはなかった。
僕はドギマギしながらも、何食わぬ顔で話を続けた。
いつも隣にいる君とのもう一歩先を。
ずっと隣で過ごしたいから。

3/13/2023, 10:51:19 PM

ずっと隣で

優しさ強化週間

厳しさ強化週間

甘え強化週間

なんなんだ…

1年間隣りに居たけど君は何を考えている?

私にはわからない

なのになんで君を想うんだろう

ただずっと隣りにいたい

3/13/2023, 10:44:19 PM

ずっと隣で笑い合っているのは、あなただと思ってた。

ずっと隣で手を繋いで歩くのは、あなただと思ってた。

ずっと隣で愛の言葉を囁くのは、あなただと思ってた。

それなのに、何でこんなことになったんだろう。

私の描いた未来と、あなたが見ている今。

どっちが正しいんだろうね。

3/13/2023, 10:42:51 PM

ずっと隣で

今の職場に入って15年
社長は、もう75歳を過ぎた
パートとしてずっと働いているが、
うちには社員は居ない
事務仕事も私がしている
もう他の仕事を探す気もないし
きっとこのまま社長が辞めるその時まで
頑張るよ

3/13/2023, 10:42:21 PM

隣で寝てるキミの横顔を見ている
幸せそうなキミの顔を
それだけでも、キミと出会えてよかったと思うんだ

3/13/2023, 10:42:00 PM

おはようと言った覚えもない。

ばいばいと言った、じゃあまたな。と言った。

顔をあげて、ぺこりとおじぎをした。

あたりは暗く、おふろやごはんが待っている。

布団がまっている。

何を話したかも覚えていない、ごはんの味も。

だけどゼリービーンズみたいな甘さに包まれて、にたにたしてた。

花の香りも知らず移る景色に身を委ね。

流れる映像を見ていた。

中に飛んだボール、落下点めざす。

全力で笑う。朝の匂い、草がぬれる。透き通る。

みんな準備をしている、知らなくても。

忘れてしまった、夏の風。



良い思い出はずっと隣で私を形造る。

3/13/2023, 10:40:33 PM

一緒に出掛ける時、行き交う人にぶつかることがないように壁になってくれる彼。たまには私が、とすすっと場所を移動して壁の役割を代わろうとすると
「君は俺の腕を守ってて」
 巧みに言いくるめられて踊るよう元の位置。手を繋いでいたはずが腕を組んで歩くことになっている。一枚上手…。段差があればひと声掛けてくれるし適度に休憩を挟んでくれる。街道の梅の花は満開でコブシも大きく花を咲かせている。すでにいくつか散りはじめ、街道に白い絨毯が敷かれる日も遠くはなさそう。この街道は私には上品すぎるから、ピンクの梅も植えたら良いのに。アクセントになって素敵なはず。

「すっかり春だ」
「梅も咲いたし、最後は桜だね」
 薄ピンクの絨毯も素敵だなと思う。残念なことにこの地域では桜を見ることはなかった。
 丸い可愛い花弁がひらひら舞って彼の頭に。癖っ毛の髪にちょこんと載っていた。
「背が高いから飛び乗りやすいのかも」
 数段上に行き梅の花を払い終えると、彼も同じ段へ上ってくる。身長が高いなと見上げていると
「君にも載ってる」
 私にもお友だちが載っていたらしい。「ほら」と見せてくれた。
「私、気付かないで歩いてたの?」
「似合ってたよ。もう少し見ていたかったな」
 なら私も彼に載った花をもう少し楽しんでもよかった。ちょっと損した気分の私の頭をぽんぽんと撫で

「次は桜を見に行こう。来年もその次も『ずっと隣で』梅でも桜でも払いながらさ。」
 彼の笑顔と柔らかい声にとても弱くて。
『ずっと隣で』彼と笑い合えるなら、こんなに幸せなことはないと思う。

3/13/2023, 10:31:31 PM

【ずっと隣で】
ずっと隣で歩いてきた私と君。
だけどずっと隣で歩いていけるわけではない。
私と君も例外なく未来へと進んでいく・・・
「ばいばいまたいつか会おうね」
と言い君と私はこの日から未来へと別の道を歩んでいく・・・

3/13/2023, 10:21:46 PM

ずっと隣で


「孫を見るまで長生きしなきゃ」が、
「結婚まで見届けたいな」
「成人する姿までは見届ける」
「高校卒業まででもいいから」
「あなたの今年の誕生日まででも」
「あと一日でも長く」になっていった。
普段弱さを全く見せないあなたがどんどん弱っていく姿は、見てるだけで苦しかった。
こうなる前まではこの先もずっと隣にいるのが当たり前だと思ってた。
おかあさん、私ね、来年成人するの。
今は怖がってた一人暮らしをして、自炊して、おかあさんに食べさせられなかった手料理だって上達してて、大学にも通ってアルバイトもして。
おかあさんは16歳までの私しか知らないかもしれないけど私はこんなにも成長してるよ。
本当は隣で見てるんだよね?
早く会いたいけどお母さんの分も頑張って生きるから。
これまでも今もこれからもずっと隣で見てて。

だいすき。

3/13/2023, 9:52:07 PM

彼の瞳は私ではなくどこか遠くを見ている。
「ちょっと、ちゃんと聞いてるの?」
私が語りかけても、どこか上の空だった。

 彼はあまり食べようとしない。
私が食料を渡しても、
生気のない瞳でただ見つめるだけ。
「食べないの?」
でもそのおかげで私はあまり飢えなかった。

 彼は外に出ようとしない。
私があまり出させたくないのもあるが、
彼は外に出ようとしなかった。
(やはり彼は他と違うのだろうか?)
そう思っても、彼の白い肌に触れる勇気はなかった。

 ある日突然彼に襲われ、噛まれた。
「いつか来ると思っていたが、こんなに唐突だとは。」
その時だけは彼がはっきり私を見つめていた。
手を伸ばし、彼の青い顔に手を添える。
その体に体温はない。
そのまま私は倒れた。

 彼の瞳は私ではなくどこか遠くを見つめている。
でもこれでいいのだ。
これで二人、ずっと隣にいられるのだから。
……永遠に、ゾンビとして。

3/13/2023, 9:47:42 PM

こんな夢を見ました
貴女がずっと隣で笑ってくれる夢
もしこれが、現実になったなら
私は世界一幸せ者になれる気がした

3/13/2023, 9:44:28 PM

ずっと隣で

朝起きて 冷たい水を飲んだ。 おいしい お腹がグーとなった。 食欲がでてきた。 なんか幸せを感じて 嬉しくなった。 

こんな幸せをみんなに感じてもらいたいと思った。

文学とは何かを思った。生きることだという人もいる。そうだ、死んでいく人には文学は必要ないのかもしれない。

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