『ずっとこのまま』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ずっと君と一緒がいい
依存なのはわかってる
人間不信の僕に手を差し伸べてくれた君だから
少しばかり期待してしまうんだ
嫌だったら突き放してくれて構わない
僕の勝手な願いと希望の押し付けだから
もし拒絶するのであれば
どうか僕が傷つくようなことを言ってください
君のことを忘れられるように
忘れる努力ができるように
お返事待っています
ずっとこのまま眠っていたい。
布団のなかで、体を丸めて胎児のように天国の夢を見ていたい。
天国は太陽の光が差し込む浅瀬の海。波はゆるやかで、海は白緑色をしてどこかあたたかい。砂地は乾いた黄色。
その中で、わたしはずっと微睡んでいる。どんな夢を見たのか、なにがあったのかなんて何もわからずに、ただしあわせの余韻だけを噛みしめている。
時々、何かが横を通り過ぎる。ぶつかることもなく、海が揺らめいて、すぐ近くを何かが通し過ぎたことを感じて、少しだけ目を開ける。
そこは遠くにべつの命がいて、時折すれ違うだけのわたしだけの海。静かで乱されることのないまどろみの場所。
いつか、きっとそこにたどり着く。
その確信だけを頼りに、わたしは今日も眠る。
ずっと眠っていられる場所に帰る日まで。
ずっとこのまま、この場所で、変化していく世界を上から眺めていたい。ここから降りたくない。
降りたら、また、なにかを求め、どこかへ向かって歩まなければならない。なにも求めたくない。
…ああ、夢なんて思い出さなければ。どうしても、どうしても手放すことができない。
あの日、あの時の感動を自分のものにしたい。なにか、偉業を成し遂げてみたい。 そんなものが浮かんできてしまう。
あの人も、降りてしまった。確かに、瞳に明かりを灯して、降りていった。
ふと、陽がわたしの瞳に映った。わたしの番がやってきたようだ。
ここでくらす時間は平穏だ。しかし、なにもない。なにも。もう、未練は無い。
『ずっとこのまま』
エピクロスは言った。
『死は存在せず。なぜなら、我らが存在する限り死の存在はなく、死の存在があるとき、我らが存在しないからである。』
なんだか理屈としては凄く強いし、勇気を貰える言葉だ。
しかしどうしても拭えない恐怖がある。
怖いのは死の瞬間ではないのだ。
自分が抜け落ちたあとも、時間と世界が無関心に続いていくのが怖い。
私が生きている現在の後ろには先人達が辿ってきた果てしない道がある。それなのに今立っている位置が延長線のどの地点なのか分からない。後半なのか、まだ始まったばかりなのか。
人の生には起伏があるが、時間には起伏がないから怖い。物語なら章立てがある。
でも現実の時間にはそんなもの表示されないし、自分が死んだ後も数字は重ねられていくだけだ。
だがこの恐怖は手放したい感覚だろうか。消した方がもちろん楽だ。いくら考えたところで答えなど出ない。
しかし、この感覚を捨てないことは恐怖への一種の反抗でもあるのだ。この恐れは、死が怖いというより、時間の中で自分が一点にすぎないことを知ってしまった意識の痛みに近い。
そしてその痛みは、命が有限で、今が二度と繰り返されず、自分の経験が代替不可能だと分かっているからこそ生まれる。
だからそれを捨てたら、命が泡みたいに感じられる。思考を放棄した人生など呆気なさすぎる。
時間に起伏はない。
でも人がそこに意味を刻もうとするから、摩擦が生まれる。その摩擦こそが、思考であり、反抗であり、生きている証なのだ。
ただ勘違いしないで欲しいのは、この感覚は呪いではないということだ。決して囚われ続ける必要はない。多くの人は、人生のある瞬間にだけこの感覚に触れ、また日常に戻っていく。私もきっとそうなる。今この文章を読み、共に考えてくれたあなたもだ。
でも一度ちゃんと考えた人は、完全には忘れない。
それは鈍さではなく、深さとして残る。もし今後、この恐れが強くなりすぎたら、「消す」か「飲み込む」かの二択にしなくていい。
考える日と、考えない日を分けるだけでもいい。
それは逃げではなく、呼吸だ。
ずっとこのまま
このままでいたい
ふと、頭のなかに浮かんだ
あの毎日が毎日続いてくれれば良かったのに
変わっちゃう何もかも変わっちゃった
ずっとこのままでいたかったのに
ずっと、ずっとずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとこのまま、ただこのままでいたかっただけなのに
ずっとこのままは無理なのかな
ずっとこのままでいたかった
ずっとこのまま
「はぁー!楽しかった!」
「そうだね」
少し大きいショッピングモールからの帰り、電車に揺られていた。
乗ったときはあまり電車は混んでいなかったが、最寄りが近づくにつれて人が混み始めた。
「電車混み始めたね」
「そうだね、はい、こっち詰めて」
席を譲る雰囲気を察するのも億劫で、なんとなく席を立つ。
「え?じゃあ自分も、」
「いいよ、朝早かったでしょ。それに人に流されちゃうよ」
「じゃあ荷物持つよ」
「ん、ありがとう」
真っ暗な地下鉄。窓に映る自分と目が合う。
視線を下へ落とすと、抱えた荷物に顔を乗せて、眠そうにしている顔が見えた。
どうにかフラフラしないように、荷物に顔を乗せているんだろう。
しばらくすると、静かな寝息が聞こえ始める。
綺麗に手入れされた長いまつげ、寝息と共に揺れる肩、力が抜けて開きそうな膝を、自分の膝で止めてあげる。
大きな駅でだいぶ人がおり、また隣に座り直す。
「⋯今どこ」
「まだあと30分はかかるよ」
「そっか、寝てた」
「寝てなよ。起こしてあげるから」
「うん、ありがとう」
また荷物に顔を埋めようとした為、少し頭をこちらに寄せる。
そのまま、また静かに寝息を立て始めた。
あぁ、今はずっとこのままでもいいんだけど、
でも、ずっとこのままじゃ、ありませんように。
でも今はまだ、気づきませんように。
変わらないもの。
ずっとこのまま、あり続けてほしい
物や人との関係性。
時間は容赦がない。
それを簡単に手にすることが出来ないから
とても魅力的なものとして
何かいいものとして
私の心に映るんだろうか。
「で、そこで言ってやったのよ。あんたみたいな男、こっちから願い下げだって!」
サイコー!と歓声の声が上がり、笑い声が部屋に響き渡る。失恋したばかりの友人、美奈子を元気づけるために計画された一泊二日の旅行は大正解だったみたいだ。ひと月前、夏休み前のテストが終わり解放感から飲みに行ったあの日、美奈子は酒が入り事の顛末を話した。
ー彼が浮気しているかも。
そっけない態度から始まり、彼の手から離れる事のない携帯電話、見覚えのない化粧水の試供品ゴミ。パーマでぱっちり上がったまつ毛を震わせて話す彼女にしんみりとした空気になる。彼に突き止めろだの、そんな奴捨てて次に行けだの好き放題言った後にお調子者の由貴が提案した。
「じゃあさ、旅行行こうよ。男なんて放っておいて女だけで!」
飲みの席の提案は案外日程も計画もすんなりと決まる。じゃあいつものメンバー6人で!と盛り上がり、場所は遠い避暑地、北海道に決まった。レンタカーで広大な土地を巡った後は、借りたコテージでバーベキューという流れだ。
「もう男なんていらない!みんながいればいいんだよ!」
興奮して声を上げる沙代の手には3本目のチューハイが握られている。
「男なんていた事ないでしょ」
すかさず肉を焼いていた里香が突っ込みまた笑い声が上がる。
単位を取るのが難しい、と言われていた必修科目は皆んなで過去問を貰ったり、休んだ授業の内容を教え合ったりして乗り越えた。出身地も性格も趣味もバラバラなこの6人が仲良くなってこうして遊んでいるのはなんだか不思議だ。感慨深い思いでみんなの顔を見渡す。
「ねぇ、写真撮るからこっち〜」
前髪を整えながら舞花がスマホを構えた。
「はい、チーズ!」
ああ、ずっとこのまま時が止まったらいいのに。
こたつはあったかい
布団の中は安心する
わたしだけの空間が心地よい
学校に行くのは怖い
集団の中は緊張してお腹が痛くなる
わたしだけが孤独で わたし以外が賑やかな空間
今日も学校を休んだ
だけど家で勉強した
わたしだけの空間で
集団に属さない空間で
今日みたいな日が、誰も気付かずにループすればいいのに
明日 一ヶ月先 一年後 将来、大人になったわたしを考えなくてもいいように
ずっとこのままだったらいいのに
お題:『ずっとこのまま』
君の綺麗な顔や声
君の素敵で素直な性格
君の見せる眼差し
話していて心が弾む
今まで一緒に生きた大切な思い出
でもいつかは
思い出作りができなくなる時が来る
「 ずっとこのまま 」
ずっとこのまま
人も家も景色も時間の流れも物も形も姿も
全部全部全部
ずっとこのままがいい
でもきっと
私は、人は
その大切さに気づくことができないまま
ただただ生きるだけなのかも
生まれた世界がこの形だった
これが現実
これが私の生きる世界
半月、昼下がりの空に傾き
鷹は二羽
カラスアゲハは
淡い水平線をなぞって消えた
赤煉瓦の前に立つ軍人
灯台守の雪は古木の青い影の中
ひよどりの唄
海辺に君ひらり
ずっとこのまま
あなたを好きでいたい。
あなたがいる世界で生きていたい。
「ずっとこのまま」 #245
あなたの体温を感じたまま
時が止まってしまえばいいのに
ずっとずっと、今のままならいいのに
長文は
あまり読みたくならないらしい。
真夜中の貴重な時間を
面白いと思ったことに使いたいから
面白いかが
すぐに分からないものは
飛ばしてしまうらしい。
これは全部
私という人間の1データ。
夜更かしのお供に
いつも違うものを選んでた。
本、音楽、絵を描くこと。
でも最近はラジオを聞き出した。
車によく乗る18時頃、
いつもたまたま聞いていたから
18時〜のラジオ番組が
ラジオという音は聞こえているけれど
なんだか他の事も考えられて、
音が無いより静かで
落ち着いているように思える。
心地よいのだ。
作業中にはうってつけで
とても捗る。
"Good Midnight!"
何も考えたくない時。
良くない事を考えちゃう時。
考えを放棄し、
ラジオに眠り続けて
ずっとこのまま。
ずっとこのまま
あなたとの別れから動けなくなっている私は
もうこんな思いは二度としたくないと
変わらない事を望んでいる
しかし私は知っている
不変のものなどないのだと
考えると闇に呑み込まれ動けなくなる
知っているのに望むのだ
ずっとこのまま
ずっとこのまま大学生だったらいいなって思うけど、社会に出て働く自分というのも案外悪くないのかもしれない。
私はむしろ、それを望んでる気がする。確かに今の方が自由に時間を使えるし、好きなことだけにお金を使える環境にある。でも、社会人になって人々の役に立ちたいという思いの方が強いのだ。春になれば、私は巣立つ。
今みたいに、いつまでも甘えていてはお母さんを安心させられない。立派でなくともいい。自分らしく、自立した大人になれたらと思う。
ずっとこのまま
もしも願いが叶うなら、このまま時間が止まって欲しい…
あなたと過ごすこの時間が、永遠に続けばいいのに…特別な事はなくてもいい、ただあなたの温もりを感じて居られるだけで…
どんどん迫る帰宅の時間が、凄く哀しい…久しぶりの、あなたと過ごす時間は、何でこんなに、早く過ぎてしまうのだろう…
帰りたくない、ずっとこのまま、あなたの側で、優しい温もりに包まれていたい…
- ずっとこのまま -
僕の指に君の指を合わせてみて
僕の指紋の凹凸は君の指紋の凸凹なんです
このまま僕の過不足を埋めてください
ホントは仕事休んで
あなたと一緒にいられたら、
どんなに幸せか
頬を寄せ合っていつまでも。
ずっとこのまま。
嫌なこともなく、辛くなることもなく
逃げられるんだけど。
ずっとこのままでいられたら。
何もなかったようにいなくなるのはやめて。
ほんの少しの二人の時間を嘘にしないで。
淋しすぎるから。