『すれ違い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「私、レモン好きなんだよね。」
「分かる〜、檸檬いいよね〜。」
「あの酸っぱさがいいんだよね。」
「あの心理的な酸っぱさは魅力だと思う。」
「物理的じゃね?」
「素材は、年月立てば酸っぱくなるかも?」
「(皮の話か?)」
「おっ、盛り上がってるじゃん。何話してたん?」
「今二人でレモンの話してたの。」
「Lemon?結構話題だったけどねー。やっぱ名作は色褪せないか。」
「めいさく?(腐らない品種なんてあったか?)」
「分かる、言葉の使い方が神がかってるよね。」
「やっぱさすがとしか言いようがない、ストリーミングで毎秒聴いてる。」
「(最近の朗読の話かなぁ?)」
れもんはすれ違う。
最初のうちは気にならない「小さなすれ違い」が回収されないままの放置状態になるとやがて「大きなすれ違い」に早変わりする。
男女のカップルでの些細な違いは大きなすれ違いになる
いつ聞いたか忘れたけど会社の先輩に聞いた。人生の豆知識だから覚えておけって言われて。最初のうちはピーンとこなかったのが、今になって分からされる。
私達は世間でいう倦怠期に当てはまるのだろう。もともと素っ気ない彼がさらに素っ気なくなっただけで、お互いに「すれ違い」ができていく。時間を巻き戻せるものなら巻き戻したい。私の方が我慢をすることが増えて、泣くことも増えた。今この時間も、彼のことを考えて不安に押しつぶされて涙が頰をつたう。
彼から匂う、青色の紫陽花の香水は私から解放させないといけないと毎回思わされるが私は気づかないふりをし続ける。たとえ、どんなに自分が傷ついても、青色の紫陽花の香水をつける貴方が大好きでどうしようもないから。
~すれ違い~
君が乗ったバスが
僕の自転車とすれ違う
互いの速度が速いほど
すれ違う時は一瞬で
君は 僕から遠ざかっていく
早く会いたい と
全力で漕いだペダルが
君を僕から 遠ざけていく
【すれ違い】
空回ることってあるよね。
互いに歩み寄ろうとしただけなのに、ね。
003 ID:725jsx3cs
wwwwwwわんぱくビームは草w
004 ID:5582dfg88
>>>003 何笑ってるん
005 ID:8284fhpy22
>>>003 急にどした
006 ID:725jsx3cs
スレ間違えたンゴ
“スレ違い”
すれ違い
その瞬間におまじないをかけた
私のことを好きになる魔法のおまじない
どうか叶えと片っ端から試す私と
何も知らないあなたが今日も廊下ですれ違う
私達の思いもすれ違う
お題「すれ違い」(雑記・途中投稿)
……全然思い浮かばない。
今日、派遣先から自分の署名捺印と、派遣元の印鑑捺して届けてねって内容を持って行ったら「送付」をスキャンして送信って意味に取られてアレ?ってなった。難しいね、日本語。
そして今日の仕事中にミャンマーから来た人に「寒くない?」って聞かれて「さっきは寒かったけど今は少しマシになった」って返したら「マシ」の意味が分からなかったらしくて意味を聞かれた。「和らいだ」とか「緩和した」とかって説明して通じるとは思えなくて、「それ程でもなくなった」とかって言い換えてみたけど。
「マシマシって言葉も聞いた事あるんだけど分からなくて」とも言われたんだけど、それは「増し増し」で特盛とか大増量の意味じゃないかなぁ……。もしくは夏の湿気で「蒸し蒸しする」の聞き間違いか。
日本語って難しいね。(二度目)
「すれ違い」
駅に伝言板があったころ
すれ違い、出会えない
または
偶然出会えたキセキは
日常のあちこちで
生まれていた
便利で不便な
携帯の登場から
すれ違いは変わった
伝言板使ってみたかったなぁー
出会った頃から
何もかもが
すれ違う
きっと
偶然出会っても
気付けない
こんなに愛していても
全てがすれ違い
大都市で暮らす人たちって
すれ違う人と肩がぶつかっても
苦にならないの?
慣れるものなの?
人ごみで肩を避けるもぶつけるも
慣れる前に心折れるかも
すれ違うはずも無い
全てはキミの意のまま
それは愛とは違うけれど
君を失うことが怖かった
#すれ違い
「すれ違い」
すれ違い。
それはお互いにとって、苦しいこと。
私は、友達との関係が悪くなってしまい、すれ違ってしまっていた。
私達は二人で話し合い、仲直りできたから良かった。
もし、すれ違いがまだ続いていて、お互いの気持ちが分かっていないままだったら?と想像すると、背筋がゾッとした。
「私達、ずっと仲良しでいたいな」
仲直りした後に、私は、独り言を呟いた。
「私も君と、これからも仲良しでいたいよ」
君は、そう言って笑顔になった。
私達は、笑いながら帰り道を歩いていた。
すれ違い通信ってあったよね〜。懐かしい。3DS、お父さんに沢山ねだって買ってもらったな。お兄ちゃんの誕生日だったのに。。嫌だっただろうな。皆、優しい家族。小学生で全く、勉強しなかったな。後悔!!今は沢山、すれ違いしてるような気がする。いつか皆で笑いあえる日まで。歩いていこう!!
すれ違いざまに
懐かしい香りが鼻をかすめた
ずいぶん前に衝動買いした香水と同じ香り
どこで買ったのかも
名前も忘れてしまった
海のような青い色をしていた
爽やかな香り
覚えているのはこれくらいだ
探すのを諦めていたが
もう一度探しに行ってみよう
すれ違い 埋め合わせる為 話し合い
知れば知るほど またすれ違う
「離しなさい」「手を離しなさい」
「いやだ」「離したくないわ」
「手術中だ手を離しなさい明美くん!」
俺。手術中。全身麻酔じゃないから声聞こえてる。元カノが働いていた病院にたまたま交通事故で運ばれてきた。明美はそんなに俺のことを大切に思って
「先生の手がこんなやつの血で汚れるなんて」
あぁ、、
小説『すれ違い』より
最初からそうだったんだ。
私の見ている遠くの景色と、彼がみている場所は同じようで違うものだった。
それだけのことだ。
ずっと平行線で交わることはない。
これからもずっと。
どこまでいってもすれ違いだ。
2本の線の間隔をゆっくり離していけば、私は苦しまずに彼を忘れられるだろう。
お題『すれ違い』
澄み切った秋晴れの日、
私は30分かけて部活の練習場に
自転車で向かっていた。
道すがら、後輩だったあなたとすれ違ったので、
一緒に海沿いを並走しながら、
たわいもない話をした。
一体何の話をしていたのか
今ではすっかり忘れてしまったけれど、
覚えているのは、
あなたと2人きりで話したのは初めてだったこと
あなたの話が面白くてずっと笑い続けていたこと
そして、私の直感がピンときて
「この人と気が合うな」とふと思ったこと。
今あなたと一緒に楽しく生きているのを考えると、
20歳だった私の直感は正しかったと
しみじみ思う。
♯すれ違い
廊下を歩いていると、前から彼女が歩いてくるのが見えた。
移動教室だろうか、彼女の手にはノートや筆記用具がある。
彼女とは放課後の屋上で話す関係だが、廊下ですれ違っても話すことはしない。
彼女もそうするので、お互い暗黙の了解みたいになっている。
どうしても何か言いたいときは──
彼女が横をすり抜けていく瞬間、何食わぬ顔で折りたたんだルーズリーフを寄越してきた。
俺も慣れたもので、何食わぬ顔でそれを受け取りズボンのポケットへ突っ込む。
すれ違いざまに物の受け渡しなんて、まるでスパイ映画みたいだ。
けれど、違うクラスの女子とつるんでるなんて知られたら同級生達がうるさい。
平穏な学校生活の為には必要な事だ。
彼女は、規則正しい足音をさせて遠ざかっていった。
俺も何食わぬ顔で廊下の突き当りを曲がる。
廊下を曲がった先で周囲に誰もいない事を確認してから、受け取ったルーズリーフを開く。
罫線に沿って、几帳面な彼女の字が並んでいる。
彼女の字はいつ見てもキレイだが──
「件のチケットについて」
必要最低限な言葉しか書かれていない。
もう少しなんかこう、俺としては欲しいのだが…。
こう、女子らしい愛嬌のあるなんかそれな感じの…。
そこまで思い至って、ふと気が付く。
でもこれこそが彼女なのだと。
いつも冷静で、他の女子とは異なる感性を持った彼女だ。仕方がない。
彼女の言う、件のチケットとは、クリスマスの時に変な配達員から受け取ったテーマパークのチケットの事だ。
そろそろ遊びに行こうと話をしていたので、その続きをしようという事だろう。
「了解」
静かに呟き、ルーズリーフを折りたたもうと紙を裏返した瞬間──
「楽しみにしてるから🐱」
彼女のキレイな文字の隣に、可愛い猫のイラストが添えられている。
暫く無言でそれを眺めていたが、次の瞬間ボッと顔が熱くなった。
ドキドキと胸が高鳴る。
震える手で、胸ポケットにルーズリーフ仕舞う。
ルーズリーフは仕舞われたというのに、先程の「楽しみにしてる」という文字が脳内で踊っている。
やばい、普通に嬉しくて浮かれそうなんだが?
いやいや真面目に…と思っても口元が緩んでしまう。
今日の放課後、彼女と会うのがこれほど楽しみだなんて、初めてだ。
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すれ違い
すれ違いざまに物を渡すシチュエーションというのは惹かれるものがある。
気心の知れた人としか出来ない、或いはその道の人しか出来ないことだからだ。
今回は、珍しく「俺」が彼女からの手紙で動揺している。
本当は、「貴方と楽しみたい」とか「その件についていっぱい話しましょう」とか色々な言葉を考えたが、
シンプルに「楽しみにしている」という言葉に思いを託した。
浮かれて喜ぶ姿を想像していただければ幸いである。
作品No.202【2024/10/19 テーマ:すれ違い】
思わず、振り返っていた。すれ違ったその人が、知り合いに似ていた気がしたから。
「こんな場所にいるはずないのに」
呟いて、歩き出す。他人の空似なんて、よくある話だ。
それなのに、何度も振り返ろうとしてしまう。追いかけて、声をかけたくなってしまう。それを抑えて、抑え付けて、歩を進めた。
「あれ、ない...?」
ポケットを叩いても埃が出てくるのみ。
「...どうしたの?忘れ物?」
「い、いや...なんでもないよ...!」
ははは...と乾いた笑いがその場の空気と一緒に溶け込む。本来なら、この手には彼女へのプレゼントがあるはずだが、その代わりに汗がただ握られている。
なんてこった、無くしてしまったのか...!?
間違いなく家にはないはず。鍵と共にポケットにプレゼントのキーホルダーを入れた。
断片的な記憶を遡っていく。結果、一つの仮説を生み出した。
もしかしてスられたのでは!?
あいにく鍵もない!ああ最悪だ。こんなこと彼女に知られたら幻滅されてしまう!だと言っても正直に言わないのも失礼だ。何せ鍵が無いのだから。
...腹を括ろう。言葉を紡ぎ、なかなか開かない口を無理にでも開けて音にするのだ。
「あ、あの...えー、あー......あの、さ」
「ん?あー、はいはいどうぞ。」
彼女がショルダーバッグを漁り、俺の手に乗せてきたのは鍵とキーホルダーだった。
「え?どうして...!?」
「ふふ、だってあなたその上着のポケットに穴があるのに入れるんだもん。そりゃ落ちるよね。」
「ずっと知ってたのかよ!」
「ごめんね、いつ気づくのかなって。というか昨日そのこと言おうと思ったけど、寝るの早かったから言い忘れちゃって。私こそごめんね。」
「...っはあー、本当に良かった...。」
心の底からの安堵の息を吐く。昨日からのすれ違いによる事故だったのか。
心臓に悪い...。ただ、失くしていなくて良かった。今はこの事実に安心していよう。
「あ!化粧道具入れるポーチがない!?」
後日彼女のポーチ探しが始まるとは思わなかったが...。
2024/10/19 #すれ違い
→短編・天気予報
商店街で夏とすれ違い、思わず声をかけた。
「もう10月だけど、今年の南半球行きはどうしたの?」
「たまには秋の味覚を味わいたくて」と、夏は新米を片手に、魚屋で秋刀魚を買っていた。
平日狙いでホテルのスイーツビュッフェにも行くらしいので、まだもう少しこちらに滞在予定だそうです。
テーマ; すれ違い