最初からそうだったんだ。私の見ている遠くの景色と、彼がみている場所は同じようで違うものだった。それだけのことだ。ずっと平行線で交わることはない。これからもずっと。どこまでいってもすれ違いだ。2本の線の間隔をゆっくり離していけば、私は苦しまずに彼を忘れられるだろう。お題『すれ違い』
10/19/2024, 2:38:52 PM