『さよならは言わないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
さよならは言わないで。聞いたことはあるけど元ネタがなにかわからない言葉じゃん。多いよなこういう元ネタがわからない言葉って。
調べればわかるんだろうけどそこまでしてって感じだ。まぁジャンプの感想でも書くか。
先週のままゆうが良かったから気になってたけど今週は普通に連載順に読んだ。まずは呪術から。
先週のヒキからここに戻るのか。この戦闘は気になってたけどなんか呪術は細切れに展開を出してくるようになったな。
この焦らされる感じは単行本まとめ読みでは得られない刺激だ。良くも悪くも連載ならではのライブ感っつーのかな。
先週に続いて漫才のノリが若干続いている。正直面白かった。ロジカルバトルをどう決着させるのか期待。
次は鵺。平和な日常回みたいな話が続いている。この独特なノリがいいね。安心して読める作品だ。
でままゆう。先週に続いて別のキャラの回想。RPGの主人公みたいな過去を持っているな。回想と決着を同時に終わらせたのはポイント高い。
ままゆうはまだまだ打ちきりに怯えながら読まなきゃいけないのが辛いね。どうにかして安定したポジションについて欲しい。
後は新連載くらいかな。るるせんきっつったか。まぁ来週は見なくていいかって感じの内容。
いわゆるフックのない作品だった。ジャンプのテンプレを形にしたような話だったけどとにかく話が頭に入ってこない。目が滑る。
造語が読みにくくて覚えにくい。これは打ちきりになりそう。
ただ絵は上手いから人気作品になっても不思議ではないかな。そんな感じ。
こうして感想を書いて心の中を整理するとやっぱり俺が今一番ジャンプで期待してるのはままゆうだってわかるな。人気出て欲しいぜ。
さてどうするかと君は額に手をやる。夜のうちにここを発てたらまた違っていた話だったのかもしれない。なしくずしに情を語り合い、愛を交換した。螺鈿に彩られた箱に詰めるには、少しばかり粗雑な愛を。
〝さよならは言わないで〟
また明日ね! が合言葉だったあの頃
もう振り返らないって決めたんだ
さよならは言わないよ
また会えると信じているから
さよならは言わないで
また会えると信じたいから
#さよならは言わないで
#49
さよならは言わないで
「よぉ!」
「何だ...来たんだ もう来ないかと
思ったよ...」
「来るさ 何たってお前の最期の
日だろう お前の 間抜けな
死に顔を拝める チャンスを
この 俺様が みすみす逃す訳ネェだろう」
そう言って 僕の唯一の親友は、
窓枠に寄り掛かり 無礼な挨拶をする。
「ほら 餞別だ 飲むぞ!」
そう言うと 僕の親友は、
片手に酒瓶を持ち 懐から 盃を二つ出し
一つを僕に差し出した。
「酒は、医者に止められて居るんだけどね...」
「うるせ~ もう おっ死ぬ奴が何言ってる!」
「別に 今すぐ 死ぬって訳じゃないよ
それは、あくまで 余命であって
確定じゃない...」
「何言ってんだ お前は、今日死ぬんだよ
じゃなかったら この俺様が わざわざ
人里まで 降りてきた 意味がネェだろうが いいか 絶対今日死ねよ!
今日死ななかったら 俺様がテメェを
ぶっ殺す!」
そんな 支離滅裂な破綻した事を言う
親友を 僕は、ため息を吐きながら
見上げる。
「死ぬ事に こんなプレッシャーを
掛けられるとは、思わなかったよ...
最期くらい 心穏やかに 静かに
逝きたいんだけどね...」
僕がやれやれと 肩を竦めると
すっと酒瓶が傾けられ 僕は、
苦笑し 渡された盃を酒瓶の口に置き
なみなみと注がれる琥珀色の液体を
見つめた。
僕は、その液体を 一口 口に含むと
飲み込んだ 五臓六腑に染み渡り
胸の中が 温かくなる。
僕のその 表情を見て 親友は、
ニヤリと口角を上げる。
そして、徐にカチンと僕の盃と自分の盃を
合わせた。
「またな 親友!!」
僕は、親友のその悪戯っぽい笑みを見て
笑った。
どうせ 僕が死んだ後は、僕の死に顔を
酒の肴にして もう一杯飲むのだろう...
僕の皺だらけの顔と 親友の若々しい
精悍な顔
もうすぐ死ぬ僕と これからも長い時を
生きる親友
人間の僕と 妖の親友
僕達二人の隔たりは、
確固たるものだった。
人間嫌いの親友と
妖が見える事に嫌気が差していた僕
どちらが どう声を掛けて 友情を
結んだのか...
きっかけは お互い判断が付かないけど...
だけどこれだけは、最初から分かっていた事
僕は、どう足掻いたって 親友より先に
死ぬという事
だから 僕は、親友と約束をした。
約束というか 一方的な僕のお願いに
近いのだけど...
「僕が 死ぬ時は さよならは言わないで」 そうして 半ば 懇願する様に
頭を下げて頼めば
親友は、ニカッと笑って
「お前の 死に顔を見ながら 酒を
飲めるとは、最高の贅沢だな!」と
僕が 拍子抜けする様な事を
何でも無いような顔で言うので
僕は、深刻になって居た気持ちが
吹き飛び 思わず笑ってしまった。
そうして 親友との最期の語らいを終え
僕は、安心して あの世へと旅だった。
雨はシトシトと、フロントガラスに雨粒を流れ落としてして、零れ落ちる涙、カチカチと車のハザードが明滅を繰り返し。
繋いだ手から指が解ける。
「お願い」言わないで
「ごめん。さよなら」
彼は、助手席から黒いこうもり傘を差して出て行った。終わりたく無かった。
ただ、それだけ。
彼の背中を消えるまで見つめて
一頻り泣いて
ひたすらに
波が悲しみを消してくれるまで。
「さよならは言わないで」
じゃあ、またね。さよなら。
軽く言ったその一言が、一生重くのしかかる
さよならってもう一生会えないときに言う言葉?
じぶんは友達と帰り別れるとき、
「ばいばい」とか「じゃあね」とかごく普通の挨拶するんだけど、先生には「さようなら」って行って帰るんだよね。さよならって重みが強いのかな、一生会えないから言う言葉なのかな。
さよならって言わないでってそういうことなのかな。
さよならは言わないでと伝えたら
無言で「さよなら」と書かれた紙を渡された
それならオッケーとかじゃないからと
一緒に笑って別れたのが最後
引き出しの中にある紙きれ一枚が
私をさよならとお別れさせてくれない
#120 さよならは言わないで
冬はその寒さやイベント柄、人恋しさが募る季節。
だからかな?人付き合いを連想させるようなお題が多い気がします。
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いくらか年数が経った地球。
気候や地殻の変動により、
地球上の生物は生存を脅かされていた。
人間は、地球と運命を共にすることを良しとせず、
政府は全人類による地球型惑星への移住を謳い、その研究に心血を注いでいる。
AIによる宇宙航海はもちろん、特にコールドスリープ技術は目覚ましい進歩を遂げていた。
しかし、人が集まれば欲望がぶつかり、やがて争いが生まれる。
コールドスリープ開発の第一人者でありながら、醜い争いに辟易し、宇宙船に積み込むよりも地球で眠りにつくことを選んだ科学者がいた。
「なんで!」
「…ごめん」
「そんな、この為にずっと頑張ってきたんでしょ?私だって小夜だから、小夜なら…」
「言わないで。もう、疲れちゃった。あなた以外の人も一緒に缶詰めにされるなんて想像するだけで吐きそうよ」
軽い口調ながら本心を語っていることは、顔を見るだけで分かる。
耐えがたい別れの言葉。
衝撃の大きさに、まともな言葉が出ない。
「それなら、私も…」
「ううん、これでいいの」
「でも」
「それに、先に目覚めた方が迎えに行けるでしょう?」
「ん…うん。そう、だね。…わかった」
先の見えない未来に小さすぎる希望。
引き裂かれんばかりに痛む心。
でも、さよならは言わないで済む。
そのことだけが救いだった。
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「さよならできる」を狙って、最初はスパルタ教育みたいのを想像していたんですけど、
前回のお題で連想していたハビタブルゾーンに引っ張られました。
じゃない方も、一緒に眠って片方だけ目覚めるパターンよりは、と考えたかもしれません。
幾多に光る星々を眺めて。
想う人が、自分と同じように想ってくれていると信じられるなら。
それは、きっと幸せなことに違いない。
こんな話になったのは、
サン=テグジュペリの星の王子さまのせいかもしれないなぁと本を読み終わって気づきました。
あなたからの最後の手紙に、さよならは書いてなかった。
だから私も、さよならと書かなかった。
さよならは言わないで良かった。
だってまた再会できたから。
『さよならは言わないで』
さよならは言わないで、
例え、何時も行うルーティンだとしても、
例え、それが引っ越しによる別れでも、
さよならは言わないでほしい。
あの世にいかない限り、
また何処かで人は出会えるのだから。
バイバイ
マタネ。
社交辞令な
時もある。
もう
次
なんて
無い。
ほんとの
さよなら。
でも
まだ
その方が良いのかも。
さよならも
言わずに
ある日、
突然
いなくなって
一生の
さよなら
になることもあるから。
いつでも
きちんと
お別れをして
また会いたい時には
すぐに会いに行こう。
#さよならは言わないで
さよならは言わないで
さよならは言わないで
また会えると信じているから
例え、今は離れても
それは一生ではないと信じている
もし、一生会えなくても
今まで一緒に過ごした日々は心にあるから
会いたい時はいつでも会える
私が会いに行く
だから、やっぱり
さよならは言わないで
さよならは言わないで
また会えるかもしれないじゃない
そんなこと言わないで
もしもの話
私が何も覚えていられなくなっても
さよならは言わないでくれる?
あなたがもし私の知識だけに恋をしているなら
さよならは言わないで離れて欲しいの。
さようならを言われてしまうと
悲しくて何も出来なくなってしまうから
もしもの話
空っぽになった私でも好きでいてくれるなら
さよならは言わないで私のそばにいて欲しい
─────『さよならは言わないで』
焦燥感。わたしが悪いのに、どうしてもやるせない。
勝手にできた心の傷が、確実にわたしを蝕む。
相手を悪者に仕立て上げ自分を正当化しようとしている自分に、反吐が出る。
過去には戻れないのだからって割り切っても、割り切れない。人生は素数だから、自分で割り切らなければならないのに。
#さよならは言わないで
〜創作メモ〜
元 桃太郎
伏線……実子じゃなかった!の展開
前回の失敗理由
※主人公の目的、強引な出逢い、物語の骨を作ってない
久しぶりにその場所を覗いてみた。
あぁ、まだちゃんとそこにいてくれたんだね。懐かしいなぁ。
心の中でそっと呟く。
そこは変わらない。何も変わらない、進まない。でも、それでもいい。まだそこにいてくれるだけで、それだけで構わない。そこだけ時が止まったように。
あ、あの人……。
似ている人を見かけた。別人かな? もしかして、本人かもしれない。どうかな。どっちだろう。
考えても仕方ない。
そっと見ているだけで、声をかけてみる勇気もないし。でも、もしもあなただったら。まだ元気でいてくれたなら、それだけで嬉しい。
……消えた?
そうか。もう随分長かったもんね。お疲れ様。
何もなくなった、存在すらなくなったその場所。そんなに期待はしていなかった。だって、まだ存在している方が奇跡だったから。
――でも、寂しい。
さよならすら告げずに、みんな消えてしまった。
さよならは言わないで。消えないで。置いていかないで。ずっとそこにいて。――などと都合の良いことは言えない。だっていつからか、ずっと遠くからあなた達のことを眺めるだけになってしまっていたから。自分だけの庭で、元気でいてくれたらなと願っていただけ。
気付けば、自分だけそこに取り残されてしまっている。少しだけ姿を変えて、でも、大きく形は変えないで。自分はまだここにいる。ここでずっと待っている。
静かな時を過ごしながら。いつか誰かが見つけてくれる。そんな時を待っている。自分だけの庭で、たまに誰かが顔を覗かせるのを待っている。
『さよならは言わないで』
『さよならは言わないで』
デートの時も、話を振るのは大抵僕の仕事だった。
それほど口数の多くない君は、その割によく笑った。僕のくだらない話にころころ笑う君がかわいくて、どんな話が好きなのかなとか、これは面白いと思ってくれるかなとか、そんなことばかりを考えていた。楽しい時は繋いだ手をいつもより大きく振ることも、話の続きが気になる時はやたらと僕を見つめてくることも、あんまり興味のない時は口先が少しとんがることも。ぜんぶ僕の好きな君のかわいいところだ。
そうやって君のことばかり見ていたものだから、その日の君がいつもと違うことはすぐにわかった。
だから、僕はいつもよりずっとよく話した。話題を切らさないように、間を作らないように、話の主導権を手放さないように。少しでも話が途切れてしまえば、きっと君が話し出してしまうから。
いつもはうれしい君からの話題提供を、こんなに恐れたことはなかった。
必死に話題を探して、喋り倒して、それでもやっぱりその時は訪れてしまった。
君の唇から紡がれる音に、耳を塞ぎたくなったのは初めてだ。
ねえ、____しよっか。