さよならは言わないで』の作文集

Open App

さよならは言わないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/3/2022, 2:16:48 PM

さよならは言わないで

さよならとは言わずに
またねと言おう
次に会う日はまだわからないけれど
次も会うことを約束しよう

赤、緑、黄、青
どの糸で結ばれた相手でも
長くても細くても
さよならとは言わずに
また会う約束をしよう

12/3/2022, 2:12:38 PM

あなたにだけは、さよならは言わないで欲しかった。

そんな悲しそうな顔しながらさよならって言われても、どうしようもないじゃないか。

引き留めたら迷惑をかけてしまうかもしれない。

引き留めなかったら後悔するかもしれない。

伝えたいことなんていくらでもあるのに、なんでか頭の中がごちゃごちゃで言葉が出てこない。

だからせめて、最後に残る自分の顔が笑顔であるように、僕は精一杯の笑顔で叫んだ。

『…さよなら!』

12/3/2022, 2:09:25 PM

昨日と同じ繰り返し
でも繰り返せないこともあると知った

宵の星空に向かって
また同じ日々を
繰り返したいと願った

大切だったあなたへ———



さよならは言わないで

12/3/2022, 2:09:19 PM

今日で、なんと50本目。
こんなに続いたのは初めてで、何度も挫折しかかりながら、我ながらよく頑張った。自分を褒めてやろう。
ご褒美は何がいいかな。
まずは、ノンアル酎ハイで乾杯🍻

読んでくださった方、
広告が出るにも関わらず『もっと読みたい』を押して下さった方、ありがとうございました。
とても励みになりました。

書く事は続けますが、場所を変えます。

あと、若くて、袋小路に入ってるのかなーとお見受けする方の文を時々見かけました。
抜けられます。世の中捨てたもんじゃないです。あなたも素晴らしい人です。
私もすごいです。脱ぐともっとすごいです。

とにかく楽しかったです。ありがとうございました。

#さよなら

50

12/3/2022, 2:08:33 PM

いつもの学校の帰り道。私は親友の結菜と肩を並べて帰っていた。
「最近、寒くなってきたよね〜」結菜がそういう。
「分かる。そろそろ手袋とかもつけないと。」
他愛のない会話。しょうもない話題でも、結菜と居れることが嬉しくてたまらなかった。
いつもの分かれ道、結菜はこう言った。
「…紗夜」
「ん、何?」
「大好き」
突然結菜がそう言い出した。変なことを言い出すのはよくあったから、適当に返そうとしたその時。

「さよなら、紗夜」

私は嫌な予感がした。
なにか嫌なことが起こりそうな気がした。
気づけば、結菜の手を握っていた。

「…何?」
私は声が出なかった。嗚呼、こういう時に声が出ないなんて、一体何をしてるんだか。
一番の親友を失いたくない自分の勝手な思いで引き止めて、声が出なくて。

「さよならは、言わないで、」

やっとでた言葉がその一言だった。

「結菜が何しようとしてるかわかる」
「だったら何?何を言いたいの?」
「死なないでほしい」
今自分の言っている言葉は結菜にとって地獄のような言葉だってことくらいわかっている。
でも、わたしは一人の親友を失うのは嫌だった。

「…そっか。わたし、紗夜にめっちゃ愛されてる」
一言言うと、結菜は制服のポケットから何か光るものを取り出した。

「紗夜の言ったこと、約束できないわ」
「ちょ、結菜!」
もう、遅かった。

「さよなら。好きだった」

結菜の首から出る赤い液体。
酷く嬉しそうな表情。
手にはそれほど大きくないナイフ。
地面に横たわった結菜の姿。

何も言葉が出なかった。
目の前で人が死んだ。その事実すら受け止めきれない。
髪を撫でる。頬を撫でる。唇にふれる。
結菜の視線と一緒になり、唇を重ねる。戻ってきやしないのに。

「…私もだよ」

そう放ったときには、彼女の存在はもう既になくなっていた。


『さよならは言わないで』

12/3/2022, 1:55:12 PM

君のこと

忘れたくないよ

過去に、

思い出に、

したくない

私は過去に縋ってる

弱い人間なの

だから、

さよならは言わないで

そしたら

君と繋がっていれるでしょ?

12/3/2022, 1:54:10 PM

もうこれ以上
さよならは言わないで、、
もうこれ以上
ジャニオタを苦しませないで、、
そして、
これ以上、
俺の生きる希望を無くさないで、、

12/3/2022, 1:53:02 PM

さよならは言わないで



言ったらずっと会えなくなる。
またね。
がいいな。

12/3/2022, 1:43:06 PM

わかってるよ、

でも、正直に言われると辛いよ、

12/3/2022, 1:40:52 PM

さよならは言わないで


たとえもう二度と会うことはなくても、さようならは悲しいから。せめて、またね、って言ってお別れしたい。
大好きなあなたたちともしかしたら、また出会えると信じていたいから。そんな次を願っているから。
だから、どれだけひどい別れ方をしたとしても、もう二度と会いたくないと誰かを憎んでも、いつかその人とそのときの自分を許せるときが来ると信じて。

12/3/2022, 1:37:49 PM

「さよなら」って言わないでよ
もう会えないみたいじゃん

12/3/2022, 1:34:16 PM

「さよならは言わないでおきな」
というアドバイスをもらった。

「さよなら」と言われると、関係を拒絶されたように感じる人が多いらしい。相手が逆上したり、ストーカー化する可能性もあるという。
もてる友だちの助言だ、したがっておこう。

だから私は「ごめんなさい」をひたすら繰り返す。
ときどき、「今までありがとう」を混じえながら。

今ので何回めの「ごめんなさい」かな。
これまでたいして大事にしてくれなかったわりに、
席を立とうとすると必死の形相で引き止めてくる。
話が終わらない。ストーカー候補だよ。

「さよなら」は言わないでこの人と別れるのが、
今日の目標。

12/3/2022, 1:30:12 PM

《さよならは言わないで》

君は“さよなら”と言いました

以前の君は“またね”と言っていました

君の“さよなら”にたいして

“さよなら”も“またね”も返すことはできませんでした

“うん”その一言でお別れしました

12/3/2022, 1:07:04 PM

「俺、家こっちだから」

いつもとは違う帰り道、見慣れた景色に続く曲がり角の方を向いて、俺は彼女に言った。

「一緒に帰ろう」。そう話しかけられ、一人歩く俺の隣に並んできたのは同じクラスの女子。

何が目的かはわからないまま、かといって断って逃げていくこともできず、進学や就職の話など、先生と生徒の間で交わされる軽い質疑応答のような会話をしながらここまで歩いてきた。

会話中、相手は何度か俺の名前を読んできたが、俺は彼女の名前を覚えていない。
そんな、奇妙な下校もようやく終わる。

「あぁ、そうなの?」

彼女はとても驚いた様子で俺を見る。思えば、俺から彼女に話しかけたのはこれが初めてだったかもしれない。
それ程までに、彼女は一方的に俺に興味を示してきていた。何故?

首を傾げそうになりながらも、「さよなら」と別れの挨拶を告げ、彼女を置いていくように早足で歩き出した。

「えと、また明日ね!」

背後から声をかけられる。その時は何も感じることはなかったのだが、彼女から数メートル、家から一番近い横断歩道で立ち止まっている時、ふと胸元に違和感を感じた。

また、明日。

明日も、ある。待ってくれている。

ただ一つ、何気なく言ったのであろうその言葉が反響して、大きさを増していく。

心臓の壁がキュッと縮み、血液が一瞬止まって、くらりと俯く。

目眩にも似た感覚。

明日もまた、あの子が隣にいる。

それがどんな感情なのか、言葉にして説明することは難しくて……いや、きっとできないんだと思う。

ただ一つ言えることは、その日を境に、彼女との距離は確実に縮まっていったということだけ。

さよならは言わないで

12/3/2022, 1:04:22 PM

さよならは言わないで

さよならを言わないまま 
もう一生会うことはないんだね

運命だったら また会えるって
本気で信じてた

でも 私たち運命じゃなかったんだよね

出会ったときからわかってた

だから さよならを言うのが怖かった

だから あなたも さよならは言わないで

12/3/2022, 1:00:12 PM

雪になりきれなかった雨が、冷たく地面にあたって消える。
まるで俺と彼女の今の現状のようだ。 

 俺の彼女は、いわゆるメンヘラ。病んでる。とてつもなく病んでいる。
何か気に入らないことがあれば、しにたいと言って自傷行為に走る。質が悪い時は俺に刃を向けてきて、一緒に逝こうと迫ってくる。

 なんで別れないのかと他人は言う。いや、普通に考えて別れられないだろう。
ころしに来るから? 違う。この娘は俺がいないと、本当にどうなるか分からないから。俺じゃないとダメだと思うから。
 これが「マインドコントロール」というものなのかもしれないけれど。俺から別れることは、今のところ考えられない。

「疲れちゃったよね、もう私といるの嫌だよね」
 今日も彼女のメンタルはヘラっているようだ。
雪という無になりきれずに、今日も冷たい雨を降らしている。
「もう、別れた方がお互い楽なんじゃないかな」
「俺は楽にならない。お前がいなくなったら、俺はどうやって生きていけばいい?」
 彼女は困っているのか、嬉しいのか、ただただ声をあげて泣く。
俺は冷たい雨を受け止める地面でいなければならない。義務とかじゃない、俺の意思だ。

 彼女はたぶん、本当に別れることになれば、そっと消えてしまうのだと思う。
そうならないように、俺はできるだけ支えて受け止めるから。
 だから、さよならは言わないで。
【さよならは言わないで】

12/3/2022, 12:55:09 PM

あなたの紡ぐ言葉を
ただ大人しく
受け入れることしか出来ませんでした

「これからもよろしくね」
そんなことを言われても
僕にはこれからがあると思えなかった

僕の中であなたの存在はとても大きく
生きていてくれるだけで
とても安心できて
僕も生きようと思えました

だから、心の中の呪文として
僕じゃない誰かと幸せになるあなたに伝えます
「今日も、明日も、大好きです」
「どうか、お幸せに」
「僕じゃない誰かと。」

そして、
「またいつか」と

どうかあなたが
お星様のような笑顔で
もう一度僕の前に現れてくれることを信じて。

12/3/2022, 12:37:27 PM

新章の扉絵から君へ

さよならは、言わないでいいよね。
私、強くなったから、君がいなくたって、泣かないよ。ひとりで平気だよ。もう、君と過ごした日々なんて、ぜんぶ忘れちゃったよ。私は真新しい旅へ出るからさ。
……なんてね。忘れられない思い出だから、こうして記憶の小瓶に詰めて大切に持ってるのに。この大きなトランクの中は、君と過ごした時の空が入っているハーバリウムや、ふたりで作った音楽を流して張った鏡でいっぱいだ。
君は、今日私がこの街を飛び立つことを知ってるのかな。風になるのは、私の方が君より得意だから、知ってても追いつけないよ。君はきっと、風になった私に追いつけなくて、後悔して、私のことが頭から離れないよ。
……だから、さよならは言わない。それで君が、私と作った光の箱庭を思い出して、悲しい気分になってくれたらいい。まだ好きなんだって気づいて、別れたことを後悔してくれればいいのに。
……ううん、嘘だよ。
どうか、幸せでいてね。



12月3日『さよならは言わないで』

12/3/2022, 12:36:07 PM

さよならは言わなかった。夫と結婚する前に付き合っていた人。
学部もサークルも違う、学年だけが共通点の彼に大学祭で一目惚れした私が猛アタックし、恋人同士になれた。私より15cm以上背が高い彼は、すごく優しかった。新興宗教にハマってしまった私を宗教抜きで受け入れ、マインドコントロールから覚めて落ち込む数ヶ月間はただ静かにそばにいてくれた。私が再び宗教にのめり込むことはなかったのは間違いなく彼がいたからだ。
大学2年生の終わりから大学卒業までの約2年間の付き合いだった。自宅から大学に通い大学院に進む彼と、地元での就職が決まっている私。優しい彼とは離れたくなかったが、私にとっては新社会人で遠距離恋愛は荷が重過ぎたし、お互いに結婚を意識する年齢でもなかった。
卒業式1週間前、デートの帰り道に「卒業後はもうずっと会わないよ」と彼に伝え、彼は「うん」と答えた。それから彼の声を聞くことも姿を見ることはなかった。

地元に帰ってから2年後に夫と出会い、5年後に結婚した。結婚してからもうすぐ5年、さよならは言わないでずっとこの人と生きていきたい。

12/3/2022, 12:33:36 PM

テーマ:さよならは言わないで #21

※この話は狼星#21の続編です。

「ラック! 待ちなさい!」
ラックを走り追いかけるのは、ライト・クラベル。光の女王。ラック・クラームは、とても好奇心旺盛だ。
「母上、みてみて~!」
「降りてきなさい! ラック!」
ラックが木に登っているところを見て、落ちないかハラハラしながら見上げて言うライトの内など知らず、そこから手をふるラック。
ラックは時期、国王になるべき者。こんなにも天真爛漫では、他国との貿易の交渉の際など、どうするのだと、頭を抱えるライト。
「大丈夫かい? ライト」
ライトの方に手をおいたのは闇の帝王、ブラック・ゾアーク。
「あなたからもなにか言ってちょうだい!」
ライトはラックを指さし言った。ブラックは少し考えて、
「怪我はするなよ」
そう一声。それに唖然とするライトとラックは
「わかったよ! 父上!」
そう手を振る。

「いけないよ、ラック…。こんなこと…」
「いいんだよ、これくらい。母上にバレなければ」
月日が経ち、ラックは17になった。
しかしラックの天真爛漫さは、欠けることなくそれどころか年をとるに連れ、増していったように感じる。
今は王宮の外の市場へやってきている。
「早く帰りましょうよぉ…」
弱気にそういうのは同い年のセピア・ラードル。彼は、王宮にいる執事の一人の息子だ。
学校へ通うようになったため、王宮外へ出るのはもちろん。学校なので、執事を入れることはできない。だから護衛として彼、セピアがいるのだが…。
「まだ帰らない! 帰ったところで母上に勉強、勉強と口うるさく言われるだけだ」
そう言って、ムッとする。
その時、
「おい! そこのやつ!!」
急に後ろから大きい声が響く。セピアはビクッ! っと肩を上げる。しかし、ラックは変わらず歩き続ける。
「お前だよお前! 止まれ!!」
そうしてその声とともにラックの肩をグイッと掴んだ。
「なんで止まんねぇんだよ!」
ラックはその声の元を見る。大柄の男だった。知り合いというわけでもなく、初対面だ。
「なんか、気に食わねぇ面だな」
周りがガヤガヤと騒ぎ出す。
「あの男、知ってるわ」
「えぇ、いつも怒鳴って暴力を振るう男」
ふーん…有名なやつか。僕はそう思っていると
「おい! よそ見してんじゃねーよ!」
そう言って胸ぐらを掴まれる。
どうしようか、この服をちぎってここから逃げることはできるだろうけど…。母上に怒られるな…。
なんて考えていると、男の拳が降ってくる。あれ、これやばいんじゃね?
そう思って目をつぶる。
ーーバリン!
そこに何かが割れる音が聞こえる。
「いくら暴力が好きだからといって、まち行く人をターゲットにするのは良くないと思うよ?」
そこに凛とした声が響く。
「何だって? そこの女?」
そう言って、ギロリと視線が向いたかと思うと
「"弱体化魔法"」
またその声が響く。すると男の胸ぐらを掴む手が緩み、僕は地面に足をつける。
「今のワタシに君が勝てるとは思えないけど?」
一人の小柄な女性が人々の間から出てきて男の前に立つ。黒いローブを羽織っている彼女の顔はよく見えない。男は彼女に拳をもう一度振り上げる。
「何を!!」
僕が彼女をかばおうと前に行こうとした。が
「ふーん。いいよ? 絶対、私に勝てないけど」
それよりも先に男の拳を彼女の黒い手袋が付けてある細い手で受け止めたのだ。
「な、何!?」
男の口からポロリと本音が漏れる。
「ほーら、勝てないと言ったでしょう?」
「こ、この!!」
そのままその手をギュッと握りしめる彼女。
「まだやるのー? じゃあ、"強力化魔法"」
そう呟く。
「あ、が…」
苦しそうにそういう男は彼女から逃げるように去っていった。
「大丈夫かい?」
そう言って彼女は僕に手を差し伸べた。恐る恐る手を取ると
「そんなに怯えなくても大丈夫。魔法は解除したから」
ふふふっと笑いながらそういった彼女のローブを深く被っていて、口元しか見えなかった。
「あ、ありがとう」
「あぁ、別に気にするでない。散々だったな」
そういってクルリと方向転換し、僕に背を向け歩き出す彼女。
「さ、さよなら」
僕の言葉に足を止め
「少年、さよならは言わないで」
そう否定する。そして振り返り
「また会おう」
そう一言残し、去っていた。
僕はその時思った。かっこいい、と。

※このあと王宮に戻ったラックはこっぴどくライトに怒られた。

Next