『さよならは言わないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
少しの間、お休みします。また戻ってきた時によろしくお願い致します。
しばらく外国に出張する。
だから会えないと告げた。
さよなら言おうかなやんでいたら
「さよならは言わないで」
と言われた。
つらい。
悲しい。
さみしい。
さよならは言わないで。
さよならって、言っちゃダメ。
もう、会えなくなるんじゃないかって、思うから。
さよならは淋しいから言わないで。
別れ際に恋人にそう言われてとっさに、「さらばじゃ」とぼくは口にした。
恋人は笑って「左様ならば」と手を振った。
それはほんとうに嬉しそうな顔だった。
「さらばじゃ」
「左様ならば」
別れを決めた日も、そう言った。
遠ざかる恋人がどんな顔をしていたのか、もう知ることはできない。
さよなら
なんて悲しい言葉
不安になる
明日も会えるのかって
願ってる
きっと 会えるって
家族ってなんだろう
親ってなんだろう
子供ってなんだろう
家族から離れて逃れて遠くへ行きます
さよならは言わないで
「さよならは言わないで」
さよなら。
悲しいものだ。
さよならと言われるともう会えない気がする。
お願いだからさよならと言わないで。
☆さよならは言わないで☆
今日は、猫好きの私の、じぃじのお話です。
ある日の夏、じぃじの家に一匹の猫が迷い来んできました。
それはそれは、人懐っこくて。
小さくて可愛い女の子でした。
迷い来んできて、じぃじの家から離れないので、『小(ちい)』と名前を付けて、外猫で飼うことにしました。
しばらくすると、お腹が大きいのがわかり、4匹の赤ちゃんを産みました。
4匹のうち、二匹がキジトラ、どちらも女の子。
残りの二匹が真っ白です。
こちらは、一匹が男の子、一匹が女の子。
真っ白の女の子は、ある程度大きくなってから、私の母が引き取りました。
真っ白の男の子は、ご近所さんの家にもらわれました。
母猫、小と、二匹の子猫は、じぃじの家でくらしていました。
母猫は、野良猫だったので、家に入るのを嫌い。
外ですごしていました。
みんな大きくなった頃…。
(みんなの避妊手術が終わった後)
母猫、小が『さよならも言わずに』突然姿を消しました。
そんなある日、小が居なくなったら…。
守る存在が居なくなり…。
オスの大きい黒猫が、じいじの家の敷地内を徘徊するように、そしてキジトラの姉妹を激しくいじめるようになりました。
(キジトラの姉妹は、常に外に出ているわけではなく、じいじが畑仕事や草抜きをする時限定です。)
二匹は、随分遠くでも、黒猫の姿が見えたら逃げるようになり、外に出しても物陰に隠れて過ごすようになり、毎日怯えて過ごすようになりました。
特に、キジトラの一匹(梅ちゃん)がかなり、神経質で、少しの物音でもびくびくし、高い所から降りて来れなくなりました。
見ていて可哀想だったので、裏にある小屋を猫部屋に改造し、そこで過ごさせるようにしました。
ある日の事、じぃじが夜中、猫部屋が騒がしいから行ってみると、どこから入ったかわからないのですが、大きい黒猫がいたそうで…。
また、怖い思いを沢山したみたいで…。
梅は、小屋に居ても安心できなくなりました。
梅は、小屋で過ごす事事態が嫌になり、何度も脱走をくりかえし、その度にじいじは小屋の補修をして、梅を連れて帰りを繰り返していました。
そんな事をしているある日、ついにじぃじの元に、梅が帰ってこなくなりました。
じいじは、毎日探してまわりました。
でも、見つからず…。
諦めかけた頃、梅がガリガリに痩せて帰って来ました。
可哀想なぐらい痩せてガリガリで…。
そんな梅に、じいじが『もう、怖くないごとしてやっとるき、お前もう出ていくなよ…。安心せ。』と声をかけ、優しく撫でていました。
それから、しばらくは安心して過ごしていました。ですが…。
次は、タヌキが壁を壊して侵入し、猫達を威嚇しご飯を盗みます。
何度も、補修し壁の強度をあげますが、次は違うところから侵入。
この、タヌキがいけなかった。
再び梅の心に傷をつけてしまったようで…。
部屋の高い所から降りて来なくなり…。
いつも、びくびくして過ごすようになりました。
そんな矢先…。
また、小屋を破壊されタヌキが侵入し…。
梅が恐怖のあまり脱走…。
2ヶ月程いなくなり、帰って来た時には、ご飯も食べれない程ガリガリに痩せていました…。
『お前、どこ行っちょったか?こげ痩せて…。はよ、飯食え。』っとじぃじは、優しく梅に語りかけていました。
その、次の日の早朝、梅は亡くなりました。
冷たくなった梅に…。
『お前が、家におらんき、こげなごとになって…。黒猫やタヌキがこんごとしてやっちょったんに…。
何が嫌やったか?何がそんな怖かったんか?』っと言いながら、じぃじの目には沢山の涙が…。
この日から、じいじは、考えかたが変わりました。
『もう、あげな悲しい思いはしたくないき、桃は、家から絶対ださん。』が口癖になり…。
じぃじは、残された相方桃と、家で生活してます。
サヨナラは言わないで
「耳の位置をもう少し上にもってくると、バランスが良くなるよ」
自由帳の真っ白なページに女の子を描いていた。丸い顔、雑な線がわしゃわしゃした髪、大きな目、アンバランスで、園児のお絵描きに毛が生えたような絵を描いていた。はじめ君はそんな絵を決してバカにしなかった。上手に描くアドバイスをしてくれた。
はじめ君は絵画コンクールで表彰されるくらい、本当に絵を描くのが上手だった。ずば抜けて上手だった。野外活動や修学旅行のしおりの表紙、美術室の壁に貼られた上履きのスケッチも全てはじめ君の絵だ。
中学に進学してはじめ君の絵は益々上手くなった。はじめ君に描いてもらった絵を大事にしていた。絵が上手いからじゃない、私に絵を描く楽しさを教えてくれたから、友達として、一人の人として、学校で会えることが楽しみで、本当に嬉しかった。
一緒に過ごしたくて、美術部に入った。はじめ君の作品を見たかった。美術館で鑑賞した絵のことを話したかった。写生大会に作品を出したり、飼ってるうさぎのスケッチをして、上手になったねって言ってほしかった。
2年生の夏休み、はじめ君は家庭の事情で九州の学校に転校した。あまりに突然の転校で、引越し先のことも何も聞けなかった。サヨナラも言えなかった。
空き家になったはじめ君が住んでいた家の前に行くと、本当にもう会えないんだと寂しい気持ちでいっぱいになった。でも、はじめ君の作品をいつかどこかで目にするかもしれない。絵画とは限らない、デザインとか、写真とか。
そんな日が来るかもしれないから、サヨナラは言わないでおこう。
『さよならは言わないで』
あの子の口癖だったこの言葉は、
君じゃない人にでも僕は
別れる時『さよなら』って
言わないよ__。
なにか根拠があるわけでは無いけれど。
なにか理由があるわけでもないのだけれど。
この手を離してしまえば最後、もう貴方の笑顔をこうして見ることは出来ないのだと。私はそれを知っていた。
微かに伝わる温もり。手放す勇気のない私。
僅かな吐息が木霊する2人きりの小さな世界で、私は言葉を必死に探す。
これから背を向けて前に進む貴方に何を言ったらいいのか。これから見つける私の言葉は、貴方にとって、はなむけの言葉となって貴方の背中を押せるのか、呪いとなって貴方にしがみついてしまうのか。
刹那、視線がかちあう。穏やかでいて優しい色をしたその瞳は、いつもの貴方で。溢れ出す想いがそのまま口から零れてしまうのだ。
“ さよならは言わないで”
きっと、いつかまた。
「さよならは言わないで」
ばいばーい!
それでは!
またね!
じゃ!
テーマ:さよならは言わないで
わたしはいつまでも強欲であった
こんなことをつぶやくのは何回目だろうか。
ふわりと冬風が髪をなびかせて、冬の寒さ、つらさを実感させようとしてくるのがひどく分かる
夜空に光る星は綺麗だ。
私は恋人と、あの星が一番きれい、いやいや、あの星が一番きれいに光ってる…なんて戯言をしていたのに、あの子はそれをやぶる。
「ねぇ…実は、私レズじゃないの」
唐突に嘘をついていたと言うことを告白されて、私のこころの中は困惑でうめつくされる。
「えっ…レズビアンだっていったじゃない…
うそをついたの?」
そう心の内を隠すようにきけば、
「うん…実はレズじゃなくて、バイなの…だから、女の人以外にも好きになれるの…
察しのよくていい子なあなたなら、わかるよね。」
察しのいい、いい子。
一番嫌いだといえる言葉を吐かれた
それだけで、彼女への愛は憎悪へと変換された
「…もういいわ、あなたのこと好きじゃなくなっちゃったから、さよなっ…………」
そう言おうとしたとき、パシンッと手を掴まれた
「…さよならは、言わないで。」
彼女も彼女で、嫌いな言葉を吐かれたらしい。
きっと、きっと、いまの私達ならまだやっていけるはずだ。そうかんじられる言葉だった。
「…まだ、私達やっていけると思うわ。」
そういうと、そうだね、それじゃあさっきの言葉は取り消すね…と彼女は言った。
サヨナラなんて、その時までわからない
サヨナラを言うときは、それ相応の覚悟をもって、言うべきだと彼女のおかげでわかった。
ありがとう、えりちゃん
短編·終
#さよならは言わないで
明け方の心地良い空気を吸い込んだ。既読の付かないLINEを開いて、また閉じた。
最後の文章は「またね」の一言。それがどんなに重いのか、貴方は知らないのだろう。音楽アプリで適当なアーティストの曲を再生する。たったそれだけで世界が変わったように感じられる。
貴方が今何をしているのか、私は知らない。
誰といるのか、私は知らない。
そう。知らない振りをしている。
側にいさせてくれるなら。なんて、独りよがり。
だからお願い。まだ貴方の夢の中にいさせて。
【6.さよならは言わないで】
[朝]
(先生)
「えー、明日Kくんが転校することになりました。」
(生徒)
「えぇーー!!明日!?」
「ちょっと先生、いきなりじゃないですか!」
「おい、ほんとに転校するのか ?!」
(私)
「───っ!」
(Kくん)
「今までお世話になりました...。
みんな本当に優しくて面白くて毎日楽しかったです。
僕もみんなと一緒に卒業したかったので残念です。
2年間本当にありがとうございました。
─────さようなら。」
(私)
Kくん......
そんなこと言わないでよ...
"さようなら"
なんて言わないでよ!...
私...これからどうしたらいいの......(泣)
[夕方]
(私)
「Kくんっ!、」
(Kくん)
「Aちゃん!? ......どうしたの?...」
(私)
「………っ。」
(Kくん)
「………ごめん。もう行かなきゃ、、、バイバイ....」
(私)
「!。...バイバイじゃない!!」
(Kくん)
「えっ.... ?。......じゃあ、さようなら、、」
(Aちゃん)
「違う違う違う!! そんな言葉なんていらないんだよ!
私が欲しいのは..."またね" だよ !! (泣)
"さようなら"なんて、一生の別れみたいじゃん......
私はKくんの彼女だよ?
こんな別れ方はヤダよ!!
一生会えないなんてもっとヤダよ!!(泣)」
(Kくん)
「───っ。ごめん...........。
俺だってヤダよ、、こんなっ....(グスッ)... こんな別れ方...
ずっとAちゃんと一緒にいられると思ってたよ、、
でも...........」
(私)
「.......Kくんが転校するのは、、受け入れるよ...。
その代わり!
いつか、、絶対 会おうね?
そして、、また最初からやり直そう?」
(Kくん)
「.... !、分かった。俺、あっちの学校でも頑張るよ!
連絡も毎日する!
そして、、またいつか─────
いつか絶対お前に会いに行くから!
それまで待っててくれるか?、」
(Aちゃん)
「!、うん!!もちろん! いつまでも待ってるよ!」
(Aちゃん / Kくん)
『約束ね!/ 約束な!』
(Aちゃん)
「もう"さようなら"なんていわないでね ! (二コ)」
(Kくん)
「あぁ! もう言わない!
そっちこそ約束破るんじゃねぇぞ!(笑)
じゃあ.......、 またな !! 」
(Aちゃん)
「うん! またね !! 」
お題…さよならは言わないで
どこまでも晴れた日に、目に映る緑の水田が
日々の平穏を担保してくれている様で
変わらない残像を心の中に焼き付けてくれる。
君と手を繋いだ日々が
まだ続く様な気がしてね。
未練がましいのはわかってる。
まだ心の中で手を繋いでいて欲しい
去らないで欲しいの
道端の背の高い木々から漏れ出る
邪魔する様な蝉の声、でも君との残像を焼き付かせてくれるね。
来世でまた会いたい。さよならは言えるはずも無い。
そして言わないよ。
また瞳を閉じた瞬間にきみと逢おう。
この結び目解こうか
さよならは言わないで
そっとあなたに背を向けた
『さよならは言わないで』
明日には
会えなくなる
この部屋から出てしまえば
縁のない人
得たものは
沢山あって
これから先、忘れない人
だから
さよならは言わないで
席を立とう
どうか
お元気で
それだけ伝えて
#さよならは言わないで
恋は終わったのに
さよならは言わないの?
なんで?
友達に戻るとか?
そんな融通のきく別れ方ってあるの?
元カレ元カノのそばで
友達のフリしながら
こっそり終わった恋を引きずるなんて…
「もう一度振り向かせてみせる…」
なんて熱い目で見つめるとか…
幸薄い日陰の人みたいwww
区切りはつけたい
自分のために…
終わった恋を引きずったまま
前に進めないなんて…
まっぴらゴメンだ!
🌈黒猫のつぶやき🌈
恋が終わったら
とりあえず
さよならは言いましょう…(笑)
さよならはいわないで
息子が幼稚園年少の時の話。
入園して初めてできたお友達は女の子でした。
息子はおしゃべりでちょっとおちゃらけ系。対象的にその子は引っ込み思案だけどいつもニコニコしていて、2人はいつも一緒でした。
幼稚園の先生から、今日も手を繋いで遊んでましたよ、と言われるくらい。
ある日のこと。送迎バスから降りた息子が笑顔もなくトボトボと降りてきました。喧嘩 でもしたかと思って家に入ると、玄関でワンワンと泣き出したのです。
何が起きたかわからなくて話を聞くと、聞き取れたのは
「〇〇ちゃんがさよならするんだって」でした。
パパの転勤で今日で幼稚園を辞めることになったと先生が帰りに告げたようなのです。
バスでも隣に座ったのに、なにも話せなくてそのまま家に着いてしまったみたいです。
少し経って、その女の子のお母さんから電話がありました。その女の子も家に帰ってからずっと泣いていて、きちんとさよならできなかったとずっと言ってるんです…電話で話させてもいいですか?との事でしたのですぐ息子にかわりました。
うん。うん。楽しかったね。また遊ぼうね。お手紙かくよ。うん。バイバイ。またね。
グッと涙をこらえながら話している姿。
電話を切った後、ちゃんと話せた?と聞くとコクリとうなずきました。
息子にとって初めてのさよならでした。