『さよならは言わないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「さよならは言わないで」
ばいばーい!
それでは!
またね!
じゃ!
テーマ:さよならは言わないで
わたしはいつまでも強欲であった
こんなことをつぶやくのは何回目だろうか。
ふわりと冬風が髪をなびかせて、冬の寒さ、つらさを実感させようとしてくるのがひどく分かる
夜空に光る星は綺麗だ。
私は恋人と、あの星が一番きれい、いやいや、あの星が一番きれいに光ってる…なんて戯言をしていたのに、あの子はそれをやぶる。
「ねぇ…実は、私レズじゃないの」
唐突に嘘をついていたと言うことを告白されて、私のこころの中は困惑でうめつくされる。
「えっ…レズビアンだっていったじゃない…
うそをついたの?」
そう心の内を隠すようにきけば、
「うん…実はレズじゃなくて、バイなの…だから、女の人以外にも好きになれるの…
察しのよくていい子なあなたなら、わかるよね。」
察しのいい、いい子。
一番嫌いだといえる言葉を吐かれた
それだけで、彼女への愛は憎悪へと変換された
「…もういいわ、あなたのこと好きじゃなくなっちゃったから、さよなっ…………」
そう言おうとしたとき、パシンッと手を掴まれた
「…さよならは、言わないで。」
彼女も彼女で、嫌いな言葉を吐かれたらしい。
きっと、きっと、いまの私達ならまだやっていけるはずだ。そうかんじられる言葉だった。
「…まだ、私達やっていけると思うわ。」
そういうと、そうだね、それじゃあさっきの言葉は取り消すね…と彼女は言った。
サヨナラなんて、その時までわからない
サヨナラを言うときは、それ相応の覚悟をもって、言うべきだと彼女のおかげでわかった。
ありがとう、えりちゃん
短編·終
#さよならは言わないで
明け方の心地良い空気を吸い込んだ。既読の付かないLINEを開いて、また閉じた。
最後の文章は「またね」の一言。それがどんなに重いのか、貴方は知らないのだろう。音楽アプリで適当なアーティストの曲を再生する。たったそれだけで世界が変わったように感じられる。
貴方が今何をしているのか、私は知らない。
誰といるのか、私は知らない。
そう。知らない振りをしている。
側にいさせてくれるなら。なんて、独りよがり。
だからお願い。まだ貴方の夢の中にいさせて。
【6.さよならは言わないで】
[朝]
(先生)
「えー、明日Kくんが転校することになりました。」
(生徒)
「えぇーー!!明日!?」
「ちょっと先生、いきなりじゃないですか!」
「おい、ほんとに転校するのか ?!」
(私)
「───っ!」
(Kくん)
「今までお世話になりました...。
みんな本当に優しくて面白くて毎日楽しかったです。
僕もみんなと一緒に卒業したかったので残念です。
2年間本当にありがとうございました。
─────さようなら。」
(私)
Kくん......
そんなこと言わないでよ...
"さようなら"
なんて言わないでよ!...
私...これからどうしたらいいの......(泣)
[夕方]
(私)
「Kくんっ!、」
(Kくん)
「Aちゃん!? ......どうしたの?...」
(私)
「………っ。」
(Kくん)
「………ごめん。もう行かなきゃ、、、バイバイ....」
(私)
「!。...バイバイじゃない!!」
(Kくん)
「えっ.... ?。......じゃあ、さようなら、、」
(Aちゃん)
「違う違う違う!! そんな言葉なんていらないんだよ!
私が欲しいのは..."またね" だよ !! (泣)
"さようなら"なんて、一生の別れみたいじゃん......
私はKくんの彼女だよ?
こんな別れ方はヤダよ!!
一生会えないなんてもっとヤダよ!!(泣)」
(Kくん)
「───っ。ごめん...........。
俺だってヤダよ、、こんなっ....(グスッ)... こんな別れ方...
ずっとAちゃんと一緒にいられると思ってたよ、、
でも...........」
(私)
「.......Kくんが転校するのは、、受け入れるよ...。
その代わり!
いつか、、絶対 会おうね?
そして、、また最初からやり直そう?」
(Kくん)
「.... !、分かった。俺、あっちの学校でも頑張るよ!
連絡も毎日する!
そして、、またいつか─────
いつか絶対お前に会いに行くから!
それまで待っててくれるか?、」
(Aちゃん)
「!、うん!!もちろん! いつまでも待ってるよ!」
(Aちゃん / Kくん)
『約束ね!/ 約束な!』
(Aちゃん)
「もう"さようなら"なんていわないでね ! (二コ)」
(Kくん)
「あぁ! もう言わない!
そっちこそ約束破るんじゃねぇぞ!(笑)
じゃあ.......、 またな !! 」
(Aちゃん)
「うん! またね !! 」
お題…さよならは言わないで
どこまでも晴れた日に、目に映る緑の水田が
日々の平穏を担保してくれている様で
変わらない残像を心の中に焼き付けてくれる。
君と手を繋いだ日々が
まだ続く様な気がしてね。
未練がましいのはわかってる。
まだ心の中で手を繋いでいて欲しい
去らないで欲しいの
道端の背の高い木々から漏れ出る
邪魔する様な蝉の声、でも君との残像を焼き付かせてくれるね。
来世でまた会いたい。さよならは言えるはずも無い。
そして言わないよ。
また瞳を閉じた瞬間にきみと逢おう。
この結び目解こうか
さよならは言わないで
そっとあなたに背を向けた
『さよならは言わないで』
明日には
会えなくなる
この部屋から出てしまえば
縁のない人
得たものは
沢山あって
これから先、忘れない人
だから
さよならは言わないで
席を立とう
どうか
お元気で
それだけ伝えて
#さよならは言わないで
恋は終わったのに
さよならは言わないの?
なんで?
友達に戻るとか?
そんな融通のきく別れ方ってあるの?
元カレ元カノのそばで
友達のフリしながら
こっそり終わった恋を引きずるなんて…
「もう一度振り向かせてみせる…」
なんて熱い目で見つめるとか…
幸薄い日陰の人みたいwww
区切りはつけたい
自分のために…
終わった恋を引きずったまま
前に進めないなんて…
まっぴらゴメンだ!
🌈黒猫のつぶやき🌈
恋が終わったら
とりあえず
さよならは言いましょう…(笑)
さよならはいわないで
息子が幼稚園年少の時の話。
入園して初めてできたお友達は女の子でした。
息子はおしゃべりでちょっとおちゃらけ系。対象的にその子は引っ込み思案だけどいつもニコニコしていて、2人はいつも一緒でした。
幼稚園の先生から、今日も手を繋いで遊んでましたよ、と言われるくらい。
ある日のこと。送迎バスから降りた息子が笑顔もなくトボトボと降りてきました。喧嘩 でもしたかと思って家に入ると、玄関でワンワンと泣き出したのです。
何が起きたかわからなくて話を聞くと、聞き取れたのは
「〇〇ちゃんがさよならするんだって」でした。
パパの転勤で今日で幼稚園を辞めることになったと先生が帰りに告げたようなのです。
バスでも隣に座ったのに、なにも話せなくてそのまま家に着いてしまったみたいです。
少し経って、その女の子のお母さんから電話がありました。その女の子も家に帰ってからずっと泣いていて、きちんとさよならできなかったとずっと言ってるんです…電話で話させてもいいですか?との事でしたのですぐ息子にかわりました。
うん。うん。楽しかったね。また遊ぼうね。お手紙かくよ。うん。バイバイ。またね。
グッと涙をこらえながら話している姿。
電話を切った後、ちゃんと話せた?と聞くとコクリとうなずきました。
息子にとって初めてのさよならでした。
「ずっと一緒に居よう」って言ったのは君なのになんで君から居なくなるのずっと一緒に居たかったよさよならしないでよ
さよならさえ言わなけりゃ
また会えるんじゃないかとか
そういう妙な屁理屈を
捏ねてしまうのが人間で
そんな理屈を鼻にもかけず
全てを奪って去っていくのが
時間とか運命とかいうものだ
宇宙は 世間は 世の中は
都合よくできてないんだな
まあとにかくここでお別れだ
また会えるかなんて知らないさ
生きていればチャンスはあるが
生きていられるチャンスはあるか
そんなことは知らないさ
せいぜい長生きするこった
それが俺なりのまた会おうかな
言うなというなら言わないでおこう
黙っているのもなんだから
長生きしろよ
えい、お前こそな
そこでお別れ
さよならは言わないで
さよならは言わないで、
別れましょう。
きっと直ぐにあえるから。
さよならじゃなくて
またね、って別れようね。
さよならは言わないで。
でも、黙って消える方が辛い。
せめて、最後にさよならと言わせて。
🍀さよならは言わないで
本当に「さよなら」って言うの?
前までは「またあした」って言ってたじゃん。
もう会えないみたいな言い方しないでよ……
お題「さよならは言わないで」
時森 奈々 17歳。私は時を繰り返している。
そう気付いたのは、彼と出会った時だった。
「じゃあね。」
いつも「またね」という彼がさようならと別れを告げた時、必ず翌日に彼はこの世からいなくなっている。
私は彼に好意を抱いていた。
『恋』という呪いが、彼の死を引き止めているのかもしれない。
もう何度も繰り返している。
しかし、この運命が変わることは無いのだった。
「あのさ…、好きになっちゃった。」
今まで彼に告白をした事が無かった。
運命が変わるなら…と、初めて思いを明かしてみる。
友達としか見ていなかったのだろう。
目をぱちくりとさせた彼が私を見つめる。
「ありがとう。でも、ごめん。」
その日、私と彼は別々に帰った。
私の心を表すように、空は涙を流していた。
翌日、いつもと同じように彼は学校に訪れなかった。
_____
「じゃあね。」
もう何度も聞いた彼からの別れの言葉。
どんなに繰り返しても繰り返しても、彼の未来が変わることは無い。
神様にお願いしても叶うことは無かった。
「お願いだからまたねと言ってよ…。」
私の願いは、誰にも届くこと無いまま溶けていった。
また同じ日の朝、今日こそは…さよならは言わないで。
『さよならは言わないで』
さよならって言って
もし明日会えなかったらどうするの?
そんなの嫌だよ
#55 今日も彼と病院で会う。
私は残り命を楽しむために、退院することになった。
もう治療法もないのだ。
でも、彼は私が余命宣告を受けていることを知らない。だから彼は、退院おめでとう、と明るく言っていた。
自分は諦めたように。
その日。彼は倒れた。
何度目かの発作。
発作を起こした時、「さよならだったらごめんね。幸せだよ」そう言った、彼の姿がずっと記憶にある。
さよなら、なんて言わないでよ。
私も、みんなも。人生には必ず、さよならがあるんだから。
___さよならは言わないで
さよならは言わないで
さよなら、なんて言葉、
いらない。
また会おうねって、
そう言って。
永遠の別れ、みたいな雰囲気、
いらない。
心はずっと一緒にいようよ、ね?
どんなに悲しい別れが
ふたりを切り裂いたとしても、
さよならなんて言わないでね。
さよならは言わないで
さよなら、と最後に言ったのはきっと学校の放課後の挨拶くらいだ。またね、じゃあね、そんな言葉で人とは別れている。
何度会って何度別れたか、はかりしれない。別れの言葉に、また会うための魔法なんてかかっていないことを知りながらすがっている。
会えれば、会えたらいいな、そんな曖昧で頼りない気持ちで私たちの心は繋ぎ止められている。会わない時間の想像が会えないきっかけをつのらせ、会えない理由をつくりだす。
会わないほうがいいのかもしれない、そんな考えが私たちを優しく包み込んで臆病を慰める。
どうか、明日、今すぐじゃなくていいから。また10年後でも50年後でも良いからあのお別れした日みたいな気持ちで会いましょう。
さよならとは絶対に、言わないから。その代わり何年分かのまた会おう、を送るから。
「さようならは言わないで」
社会から。時代から。自分のやりたいことから。
「はぐれている」「迷っている」
ぼんやりひとりごちる
囚われるものも背負うものもない
身軽さに
キラキラしている
あの人を見て
自分の中で顔を出す
やっかみを
タバコの煙でごまかしながら…
流れに文句を言って
立ち止まることなく
理不尽な波に抗うことなく
たどりつきたいところに
ありったけの全力で
突き進むあなたを見て
同じ人間なのに…
と思い知らされる…
しがみついて動けなかった
執着から解き放たれて
かなわなかった憧れを
幻で終わらせないで
変化を味方にしながら
次の扉を開こうとしている
彼女を見て
見限られたようで
呼吸をするのを
忘れそうになった…
同じ時代に産まれて
同じ時間を生きて
共に過ごしてきた
それが当たり前と思っていた
無常の中で
すべてのことが変わりゆく
すべてのことが一転してしまう
この別れを
食い止めることなんて
できないとわかっていても
お願い! 今だけは!
「さようならは言わないで」