『この場所で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「この場所で、、、」
楠 白湯
相変わらずの覚束ないこの場所だけど
ここが私の場所だから(苦笑)
いつまで経っても
何処まで行っても
未だ何が出来たのか分からないこの場所だけど
ここが私の場所だから。
だから、せめて脚をつっぱって
背筋を伸ばして、瞳をあけて
真っ直ぐに、あの陽の光りを見詰めよう。
諦めず
腐らず
惑わず
ただ心からの笑み浮かべ
頑張ろう
あの陽の光りに負けない様に
自分に納得が行くその時まで
このこころが無に帰すその時まで
まだ、何処かも分からないけどね?
そう、この場所で。
きのう月がいた場所に
今は太陽がいる
ふたつが見下ろすものは大体同じ
街。ビル。車。。。
月は夜に輝く街を見てる
じゃあ太陽は昼に何を見てる
眩しい光にさらされて
空を仰ぐ人間たちの
複雑な喜びや
単純な哀しみを見てる
早くも失恋しました。
相手には彼女がいたことをストーリーで知った。
別に関わりあんま無かったからそんなに大きく驚くことはなかった、。
だけど、好きになってからかっこいいって思うようになってた。
前まではただのクラスメイトだと思ってたのに。
恋なんて一途な人ほど報われないんだから
そんなんだったら恋なんてしなきゃいいんだよ。
この場所で
全てのものごとには、始まりと終わりがある。
どの場所にも物語がある。
きっと、この場所でも。
素敵な物語で、溢れる場所でありますように。
【この場所で】
この場所で私は毎日決められた時間に起きて
この場所で私は毎日同じ暴言を聞く
この場所で・・・・・・・
この場所で私は生きている
この場所で私は暮らしている
この生きにくいこの場所で・・・
自分が辛いのは誰かのせい?
ちがう・・・自分のせいだ。
自分が変わらないから周りは変わらないのだ。
周りが助けてくれるなんてそんな甘い考えだから何も変わらない。
だけどすぐに変わるなんて難しい。
だから少しずつ
この場所で私は決められた時間より少し早く起きて
この場所で私は暴言に対して少し本当に少しだけ言い返す・・・
少しずつでいいのだ少しずつ変わろう・・・
だってほら私が言い返した相手は少し驚いた顔をしてそれからないも言わなくなった。
この場所で私は生きてる
この場所で私は暮らしている
この生きにくいこの場所で・・・
だけど変えられないわけじゃないちゃんと変えることができる現実。
生きていれば変えられる現実なんていっぱいある。
ちゃんと生きてさえいれば・・・。
今私はこの場所で生きてる。
この場所でまた、会えますように
すずらんを片手に、待っています
再び、幸せが訪れるように
どうかあなたが、幸せでありますように
【この場所で】
この場所で、なんてロマンチックだね!
私もなんかこの場所でとかのロマンチックな
言葉を言いたかったな
まだ人生の序盤なんだし言う機会はまだあるはず!
________またあの場所で……
はは…馬鹿らしい。
名前も顔も覚えてないカスが''会う"資格なんてない
叶うならば、もう一度だけ……言葉を交わしたい。
いや、会うだけでいい
顔を思い出せればそれで満足だ
相手も覚えてないと思う、
でもその時言ってくれた言葉なら耳に焼き付いている
「友達になろう」って
初めての友達だったっけ、すごく嬉しかったな。
その日のその場所のその一瞬だけ遊んだ友達
もう顔も覚えてないのだから会えないけど…
まだ友達だよ!
_________ぼやけた思い出
ここでいいかな 、
そう 呟いた 。
私の最後を飾るこの場所で貴方と過ごす 。
あと何年一緒にいられるかな
楽しみだね 。
この場所でなにがしたい?
そう問うと、君はのんびり散歩がしたい、と言った。
いいね。ここは湖が綺麗だし、夏は涼しいよ。もちろん春は桜が満開だし、秋は紅葉がある。冬は雪が降れば幻想的だろうね。いつでも楽しめるよ。
すると、彼女は心から嬉しそうに笑った。合わせた手のひらの指先を唇につける仕草は、無邪気に喜んでいる証だった。
春が楽しみだわ。絶対、二人で来ましょうね。
ああ。絶対だ。
春はやってきた。予想していた通り、桜が空と地の青に薄桃色が混ざり、可愛らしくも幻想的な空間を作り出している。
「君も、見てるかな」
虚空に、つぶやく。
『ええ。本当に素晴らしいわ。次の季節も楽しみね。ああ、その前にもう一度行きましょう。絶対よ』
無邪気な笑い声が、脳裏に響き渡った。
お題:この場所で
コーヒー豆を挽く。
香ばしい香りが漂う。
僕の気持ちを軽くする匂いだ。
フィルターに粉を入れ、お湯を回し入れる。
30秒待つ。
さらにお湯を回し入れていく。まるで、草花を育てているかのようだ。
さっきよりも研ぎ澄まされた香りを楽しみつつ、コーヒーをいただく。
より一層、コーヒーをおいしく感じる。
今日は、娘がコーヒー豆を挽いてくれた。
より一層、コーヒーをおいしく感じた。
そんな朝のキッチンでの日常。この場所で。
この場所で撮りたい!
いや、やっぱこっち?
なんか、、違うなー
こっちに立って!
もうちょっと右、もうちょっと!
ってデートの時くらい
インスタ忘れろよな。。
#この場所で
お題「この場所で」
友達の家に遊びに行った。
初めてできた友達で、笑顔のかわいい子だ。
なぜ私と友達になってくれたかはわからない。
でも、居心地が良くて、楽しくて、私はそこを掘り下げずに今まで接している。
「いらっしゃい! あがってあがって」
友達が満面の笑みで迎えてくれる。
玄関には靴箱の上にカエルの置物がある。
そういえばうちにも玄関近くにカエルの置物があった。たしか、家族が無事に帰れるようにという願掛けだったはず。どの家でもそうなのかもしれない。
靴を脱いで揃える。
近くにたくさんの靴があった。彼女はきょうだいはいなかったはずなので、親とこの子の靴なのだろう。
家族でおしゃれをして出かけることが多いのかもしれない。
「とりあえずリビングでジュース入れてから部屋いこっか」
彼女の言葉に頷いて、私は彼女の背中を追う。
リビングには彼女の両親がいて、いらっしゃいとにこやかに迎えてくれた。
私は親から預かった手土産を渡す。母親が受け取り、「あとで部屋に持っていくからね」と笑った。
彼女は「楽しみだね!」と言って、コップとジュースを持ってリビングを出る。
それに続いて私もリビングを出る。
リビングもそうだったが、廊下の壁にもいくつか写真が飾ってあった。
きっと彼女の小さい頃なのだろう、いまと変わらない満面の笑みでこちらに向かってピースをしていたり、3人で楽しそうに旅館をバックにして撮っていたり。
写真を見ているだけで、彼女の楽しい気分が伝わってくるようだった。
「ここがあたしの部屋! ちょっと散らかってるけど大目に見てね!」
恥ずかしそうに笑う彼女。
部屋には大きなウサギの抱き枕やペンギンの置物など、動物モチーフのものがたくさんあった。
そしてここにも写真はあった。
小学生のときの友達だろうか。みんなでランドセルをこちらにむけて誇らしげに笑っている。
「それね、小学校の入学式の時に、幼稚園の友達と撮ったの。みんなかわいいし、楽しかったから片付けられなくて」
日焼けしたその写真を彼女は撫でた。
その写真の横には、年季の入ったオコジョのぬいぐるみもある。
「これはお父さんが仕事の出張のお土産で買ってきてくれたんだ。かわいいでしょ?」
黒ずんでいる。きっと、小さな彼女は嬉しくてずっとこのぬいぐるみを持ち歩いていたんだろう。汚れなど気にせず、一緒に歩くことの方が大事だったのだろう。
この家にはいろんな思い出が詰まっている。
楽しい3人家族の、元気に育ってきた思い出が。
この場所で育ってきた小さな女の子が、目に浮かんでくるようだった。
本当に、私以外の人も生まれて育ってきたんだね。
思わず呟くと、彼女はおかしそうに笑った。
「当たり前でしょ? あたしもみんな、ちゃんと現実に生きてるんだから」
彼女の手が、私の顔に伸ばされる。
触れる直前、その手が歪んだ。
途端に視界は暗転する。
「またあの夢か」
目を覚ました私はぼんやりと空を見上げていた。
そばには手懐けた野良犬がいる。わしゃわしゃと撫でてやると、嬉しそうに吠えた。
自然の音しかしない世界。
子供も先生も電子の存在で満足してしまったがゆえに訪れた、人間ただ一人の世界。
いや、もしかしたらこの地域以外にはまだいるのかもしれないが、少なくとも歩いていける距離には誰もいなかった。
いつも私はあの夢を見る。
友達の家に行って、写真を見て、この子も生きてるんだと実感する夢。
だがその子は電子の存在だった。子宝に恵まれなかった夫婦が生み出した子供だった。
私の友達は、発電所が稼働しなくなったために消えた。
隣でくぅんと鳴く声が聞こえた。
撫でてやると、この子の温かさが伝わってくる。
「そうだね、早くご飯見つけに行かなきゃね、ハナちゃん」
架空の友達の名を与えた犬を連れて、私は今日も一人で生きていく。
おわり。
自分が選択権を握っているから
経験値として溜め込んでいるから
きっとあそこでも、きっとここでも
余計なところは無い
意味を探さなくても
ちゃんと意味があるから
生活を続けよう
この場所で
「この場で」
言葉にならない想いを
呟いてもこの場でなら
許されると思う
誰でも
吐き出す場所が必要だよ
想いを大切にするために
前を向けれるように
この場で
どこまでも広がる草原の上に僕は立っている。
澄み渡る空に輝く太陽が僕を照らし、足元の草は風に揺れていた。
眩しい太陽に手の平をかざすと、指の隙間からあたたかな太陽の光が僕の顔に落ちてきた。その状態のまま僕が言葉を唱えると、太陽は一瞬大きく膨らんで白い閃光を放ち、爆発した。砕け散った太陽の欠片が、僕の立つ草原に直撃し、地面は崩れていった。
風も光もない、上も下もない空間に僕はただ一人存在している。
僕は砕け散った地面と、光の屑になったものを拾い上げては、それらをゆっくりと手のひらで丸めて、温かく光輝く星を生み出した。
この場所で星を生み出しては、破壊を繰り返す。生命が育まれる完璧な星が作れるまで、僕はこの行為を繰り返すのだ。
この場所で
職場は賃貸の土地
3年前に大家の都合で立退になった
店舗を構えて、荷物も多く、引越しには大変な労力とお金がかかった
そして、今の場所に移り3年が経つ
この場所で、いずれは土地を購入出来たらと そんな話をしていた
2年の更新を済ませ、半年ほど経った頃
立退の話がまた浮上した、
まさかと思ったが、現実となる
まだ次の場所も見つからず
途方に暮れている今だか、
次こそ、ずっとこの場所でと言える
所を見つけなければ!
この場所は、あなたとの思い出の場所。
初めて会って会話して過ごせたのがとても嬉しかった。
でももう会えない。今はもう、私のあなたではないから。
今はどこかで他の女性と居るのでしょうね。
嗚呼、あなたと居ればよかった。
ずっとこの先もあなたの隣は私だと思ってた。
なんで別れを告げたのでしょう。
また、会いたいです。
こう願っても、あなたは許してくれないでしょうけど、、
35テーマ【この場所】
親から逃げるように俺は橋の下に隠れた。
俺の親はいつも完璧を求める。
「兄はできているのになんであなたはできないの」
何度言われた言葉なんだろう
比べられるなんてもう嫌だ。
俺は今年受験生で
進路を決める時に逃げ出してきた。
兄はこんなことしなかったんだろう。
そう思いながら俺は俯いた。
俺がどんなに抵抗しても
母や父には聞かないだろうけど...
「何してるの?」
顔を上げるとそこには小学生くらいの女の子がいた
「逃げてるの」
「鬼ごっこ?かくれんぼ?」
「うーん,どっちも」
「じゃあ隠れ鬼かー」
「君は何してるの?」
「遊んでるよ」
「お兄ちゃん悲しいことあったの?悲しい顔してる」
「え?...うん,そうかも。悲しいことあったんだ。」
「大丈夫?」
「大丈夫じゃないかも」
「じゃあ私と遊ぼ!」
そう言って少女は俺の手を引いて走った。
少女はニコニコしながら俺と遊んだ。
俺もつられて笑顔になった。
「お兄ちゃん元気になった?」
「うん元気になったよ。ありがとう。」
「でも泣きそうな顔してるよ?」
「君が優しくしてくれたから嬉しくなったんだよ。」
「え!!私優しい?やったー!!」
この場所で出会った小学生の少女に
俺は救われたと思う。
元気をもらって笑顔をくれた。
彼女の優しさに救われた。
落ち込んでいたことを忘れさせてくれた。
この場所で出会ったあの子に
「ありがとう」を送る
どうか彼女が悩んだ時
彼女みたいな子が現れて
救われるといいなぁ
人との出会いの大切さを学んだ日
俺は少し強くなった。
─────『この場所で』
すべては計画通りに進められているのか。
考える時間もないくらい非効率な仕事で量を増やし、思考は停止させられる。
物事が決まる一瞬はとても早いのにそれ以外の時間はからっぽで。
出会い、別れ、継続。
この星で、この地球で、この場所で。
進化の旅は今日も続く。
この場所で
ずっとここから
送り続けてきた
君という身体へ
僕からの反応を
信号で伝える
震えてる
ドキドキしている
怒っている
悲しんでいる
とても嬉しそう
僕の反応次第で
君に伝える
気持ちの行方
僕がはっきりしないと
君はどうすればいいか
迷ってしまうね
僕には形がないから
受け取るもので
形も色も
反応の大きさすら
変わってしまう
僕自身にも
本当はわからない
僕はこころ
君は僕の身体
ずっとこの場所で
全てを受け取り
君に反応を
伝えてる
僕が壊れないよう
出来る限り
守りたいけど
この場所で
壊れてしまったら
君も壊れてしまう
そうならないよう
お互いを気にし合い
支え合おう
僕はこの場所で
ずっと君を応援している