『きっと明日も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
笑顔で一日過ごせた
小さな幸せを1つでも
みつけられた
きっと明日も
みつけられる
きっと明日も、会えるから。
私はみんなに「またね」って言う。
みんなは私に「またね」って返してくれる。
こんな素敵なことはあるだろうか。
なんの心配もなく「またね」が言える私たちには、「さよなら」の気持ちが分からない。
けど。
卒業式の今日。もしかしたらその気持ちを分からないと行けない日が来たのかもしれない。
けど。やっぱり。
「さよなら」じゃなくって、「またね」でお別れしよう。
きっといつか、会えるから。
きっと明日も、貴女は貴女の大切な人に、あるいは全く見も知らない人に、温かく微笑みかけるでしょう。
貴女はいつだって、優しさをかけると決めたら、それを出し惜しむことがありません。飽きてしまうこともありますが、それはご愛敬ですね。そんな気まぐれなところのある今世の貴女も、とても魅力的です。
そう思ってしまう程度には、俺たちは貴女にぞっこんなのですよ。
きっと明日も、あなたのことを考えてしまうだろう。
どれだけ想っても、あなたには伝わらないみたいだね。
ごめんね、もうすぐあなたに伝えるから。
その日まで、どうか待っててね。
《 きっと明日も 》
まあまあ健康で、笑顔で、
楽しく過ごしていると思うここ数年
きっと明日もいい一日になるはず!
明日だけでなくて
来月も、来年も、その後もずーーーーっと、
日々のささやかなシアワセが続いていきますように
#きっと明日も
今日は雲一つ無い晴天。
そんな空模様にそぐわず、遥香は浮かない表情をしていた。
「はぁ……」
「はーるか。」
「わっ……華か。」
「今日は晴れだよ? なんで空見てため息ついてるのさ。」
なんで?
華だってわかるでしょう?
明日は部活の大事な試合がある。
先週の予報では明日が晴れで明後日が雨だったのに、今日の朝見てきたら変わっていて明日が傘マークだった。
これで勝ち抜かないと、もう一つ上の大会に行くことができない。
延期になった日は行事と被っていて参加できない。
先輩方はそのまま引退。
同じ部活に入っている華は、そんなことわかっているはずなのに。
「わかるでしょう? 明日は試合だよ?」
「そうだね。自信無いの?」
「違うよ。天気。明日が雨予報に変わったんだよ? 中止になったらどうしよう。」
「なに、そんなこと……じゃあさ。」
これ作ろう!と言って見せられたメモには、雑なてるてるぼうずの絵が描かれていた。
「これで全部解決でしょ?」
「そんなの気休めでしかないでしょう? 意味無いでしょ、それ。」
「そんなことないって。『明日雨降ったら』って不安がってるより、『きっと明日は晴れる』って自信もって練習したほうが断然いいじゃん。」
「……まぁ。」
「ね? 気休めかもだけどさ、それでいいんだよ。」
「……うん。ふは、そうだね。」
「じゃあ練習後うち来てよ! 一緒につくろう!」
「おっけ! 約束ね。」
明日の空は雨模様かもしれないけれど、華がいるから、私の心はきっと明日も晴れだ。
きっと明日も君の笑顔ばかり目で追ってしまうんだろう
そして君はそれにまったく気づかないんだろう
きっと明日も希死概念を捨てられない。
私は、小さい頃のトラウマが引き起こした、
副作用が、精神不安定と情緒不安定、何でもある
オーバードーズをしたくなり、
カフェインも欲しくなる。
あぁ、精神虐待なんて、して欲しくなかったな。
だから、私みたいな人を増やさないでおくれよ。
"もう、嫌だな。"
お願い、もう、止めてよ、病ませないで、
願い事なんて、叶わない、叶いっこない。
諦めようぜ、この世にサヨウナラしましょ!!
ソファに座ってくつろいでいると、恋人が目の前に仁王立ちした。
「え、なに、どうしたの?」
唇を尖らすと言うか、への字口で俺の目の前に立つ彼女に正直ビックリした。
「もっと奥に座ってください」
「へ!?」
奥って……いや、俺は結構深く座っているけれど……どうしろと?
そんなことを思いながら、ソファの奥ににじりにじりとさらに深く座れるように頑張ってみた。
それを見ていた彼女は頬を膨らませ、俺の腕を掴んではぎゅっとしがみく。少しだけ空いた俺の前に無理矢理座った。まるで俺の胸に収まるように。
甘えたいのかな。
俺は彼女の背中と両足に腕を通し、持ち上げて横抱きする。そして、彼女の頭は俺の肩に乗せるので、彼女の腰を抱き寄せた。
「どうしたの?」
「んー……」
俺は彼女の頭を優しく撫でる。
「いいことも、悪いことも、嫌なこともあります。それは、きっと明日も」
「うん」
「私はあなたがいれば頑張れます」
俺に縋りながら小さく肩を震わせる彼女。まるで子供が怯えているみたいだった。
俺の心の奥から込み上げる何かが溢れ、ただ強く彼女を抱きしめた。
「俺もだよ」
おわり
一三七、きっと明日も
きっと明日も
あの子にいらいらする
あと1ヶ月の辛抱
ずーっと我慢してきたけど
あと1ヶ月だけ頑張ろう
大丈夫
第参作「きっと明日も」
明日の予定を立てる。変わらぬ明日がやってくることを信じて。
ふと、時計の針に目をやる。
あれ?針が進んでいないではないか。
電池が切れてしまったのであろうか。
そんなことも気にせず、明日へ向けての夢へ出発だ。
あれからどれくらい時が経ったであろう。
よく寝たつもりである。
しかし夜更けもまだのようだ。
幾時経っても日は登らない。
あぁそうか、
そうか、
きっと明日も我は死人であるのだな。
青は廻る。
我の明日を取り残して。
(当たり前の日常を奪われ、来ない明日に自らの死を受け入れられない人を思って。)
きっと明日も
"きっと明日も綺麗な夜空が見れるよ"
そんなふうに優しく言わないでよ…。
せっかく心に決めた事が、音をたてて崩れてくじゃない…。毎日の虐めに耐えて耐えて今日まで踏ん張ってきたのに。今日この世界の中で一番美しい夜空を最後に見て私は逝こうと思ってた。そう思っていたのに…。
今日、初めて会った貴方のせいで逝きたくないな…もうちょっと、この残酷な世界で美しい夜空を見ながら生きてもいいかな。そう思ってしまった…。
ここは小さい山の奥の頂上。街灯もない場所。だから、星の光が綺麗に見える。
今、残酷な世界に残された私達は世界で一番綺麗な夜空に夢中です。横を向けば、白い息を吐きながら目を輝かせて星を見る貴方に私は恋をしてしまったみたいです。
"あっ…あの、明日も一緒に夜空見てもいいですか?"
そう聞けば、
"ふふっ…僕で良ければ。"
その瞬間に私の胸が高鳴った。やっぱり、もう少しだけこの残酷で美しい世界で生きよう。
【きっと明日も】
「 はじめまして 」
昨日も、一昨日も
聞いた言葉。
明日は覚えてるといいな
私のお母さん。
※きっと明日も
同じでは無い
毎日が同じように思うなら
一度で構わない
紙に感情をぶち撒けてみたまえ!
2日連続でだ!
重複する感情もあるだろうが違って当然なのだ!
何?私の言うことが聞けないのか?
よろしい、〇ピュタの刑に処す!
※
……ロボット兵の名前がわからねーのだよ???
お題:きっと明日も
星が輝く通学路。
毎日混む通勤電車。
帰ってきて当たり前のように言われる「ただいま」。
当たり前の日常。
何も変わらない毎日。
きっと明日も同じ光景を私の目は映し出す。
変わらない日常、だからこそ、
いつか必ず失う"何か"が私は怖い。
けど、生きていかなければならない。
生きなきゃいけない。
だって、もし私が明日死んだら……
たくさんの人が悲しむことをすぐに想像できてしまうから。
恵まれている環境だと、気づけないことがある。
当たり前のように「ただいま」「おかえり」を言えること、大好きな人の隣にいれること、大好きなことができること。
だから、私は当たり前のようにあるかのような"明日"をきっとずっと大切にし続けると思う。
「ママ、ただいま!」
「おかえりなさい、ごはんできてるから手洗ったら食べよっか」
「やった!」
"きっと"なんて信じない。
けど、"きっと"が叶う日をいつか見れたらいいな。
大丈夫。大丈夫だから。あの人は。きっと、きっと。あしたこそは…!
白い面に囲まれた無機質な部屋。ツーツーと規則出しい音だけが響く。無表情のはずなのに何処か無邪気に見えてしまう。…こっちの気も知らないで。どれだけ、心配してると思ってるの?どれだけ、貴方の為に時間を割いたと思っているの?ねぇ、なんとか言ってよ。今すぐ起きて、私の目を見て。
「…ばか」
「…起きてよ、起きてよ。私に微笑みかけてよ。ねえってば。ねぇ…ねぇったらぁ……!」
言葉が続かない。上手く言葉が出てこない。頭の中がぐしゃぐしゃだ。それでも話そうと試みるから、しょっぱくて悲しい味がする。
「………お願い。今日、今日…起きてくれないと…。」
「……もう、ここに居られないんだから…起きてよ…明日はもう無いの。早く…早く………。」
「……お姉ちゃん……。」
(きっと明日も。)🦜
あのね
いつも、僕が
疲れた時に
休むとまり木にね。🦜
・とっても
素晴らしく
綺麗な白い羽根の
すずめが
隣に来たんだよ。🦜
(少しだけと、
びっくりしたけど。
お話したんだね。)
「白い羽根の雀は
神様の使いの
眷属の中で
一番位が高いんだよ。」🦜
✣話しの内容は
明日お話するから、
此のとまり木に、
居て欲しいんだって。🦜
【きっと明日も、白い雀は
約束通り来てくれるよね。】
きっと明日も、晴れる。
誰かにバカにされても、くじけそうでも。試合で負けても、うまく行かなくても。
そう思えるのは
そこに、君がいるから。
#きっと明日も
【きっと明日も】
きっと明日も同じような生活なんだろうな…
朝起きて学校に行き、授業をして帰り、ゲーム・勉強をして寝る
同じような毎日だけど
明日が来ることが当たり前では無いから
同じような明日でも大切に...
【監禁】
俺は土砂降りの雨の中を歩いて帰路に着いた。
10階建てマンションの6階、ドアの前に立ち、鍵を差して中に入った。
親元を離れて独り暮らし、なので「ただいま」と言っても誰も返事することは無い。
室内はまだ暖房が効いていないので寒い。
さっき買った缶コーヒーを飲むと、体中に温かさが広がった。
勢いに任せてグイッと飲んでしまった。
おいしい。
口の中に広がった苦味を堪能していると、
どこからともなく歌が聞こえてきた。
その歌声にはっとして、急いでクローゼットを覗きに行った。
あいつめ、
今日こそ…
クローゼットを開けると、中に独りの男の子が居た。
歌っているところを俺に気づかれて「あっ、やべっ」という顔をしている。
「俺さぁ、何回も言ったよね、歌うなって。何で歌うのかなあ?お前が歌うと不愉快なんだよなあ」
男の子の頭を掴み、まくし立てるように言った。
男の子は最初、唇をぎゅっと閉じていたが、
いきなり鋭い目をこちらに向けて言った。
「でも、でもあなたはミュージシャンになりたいんでしょう?」
俺はその言葉に苛立ちを覚え、咄嗟に男の子の首を絞めようとした。
「お前っっ、余計なことを言うなっ!」
しかし我にかえり、男の子から手を離した。
彼の目は澄んでいる。
強い眼差しで俺を見ている。
「僕は、諦めていないよ。」
彼が言い終わるのを待たずに、クローゼットの扉を閉めた。
クローゼットの扉を閉めた後、俺は膝をついて座り込んだ。
俺は今日も殺せなかった、
かつての自分を。
明日もきっと、同じなのだろう。