『きっと明日も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
きっと明日も私は願う
笑いのある家庭であって欲しいと
自分や大切な人が今日も一日乗り越えれた
辛いこともあったけど、自分の好きなことをしてそこに目を向ける暇がないくらい
また希望を見つけて
やってみようと思うことを
幸せな一日だったと思えることを
多分これからもそう願うだろう
#きっと明日も
きっと明日も……。
きっと明日も、今日と同じ、面白味の無い人生だろう。
あのゲス女の所為で。
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……犯罪者・今井貞夫の娘、人でなしの今井裕子。
きっと明日も……。
昨日も今日も、同じだった。きっと明日も……。
それなら……、いっそのこと。
『セプテンバー』
カーテンカーテン ひらひら動く 私はハンケチ被って寝てた 朝陽も夕陽も巻き込んで この部屋は浮き上がる 秋風の車輪 ベッドは乗り物になる さよなら9月にお別れを 季節を越えた巻き髪で 長袖シャツに軽く挨拶
きっと明日も。
きっと明日も世界は続きます
当たり前の日常が続くとは言ってないよ
変化はおきる
壊れたり
造られたり
生命の分布が変わったり
なんにも無くなってしまったりね
それでも世界は続くのです
目まぐるしく変化しながらも
きっと明日もね
誰も見守っていなくても、ね
『きっと明日も』
きっと今日も昨日と同じ
何一つ変わらない
普通の
何気ない日になると、信じて疑わなかった。
実際、今日も昨日と変わらない。
ひとつを除いては。
いつも側でみていた
君の笑顔
いつも側で聴いていた
君の声
いつも側にいた
君、
何故だろう
昨日と、なにも変わらないはずなのに
君だけが、どこを探しても見つからない。
「君がいない」
その事以外は何もかも昨日と変わらないのに…
きっと明日も会えると思っていた
あのとき、僕に君を引き留めることができていたら
君の苦しみに、抱えているものに気づけていたら
まだ、君は、
きっと明日も……
きっと明日も晴れるよね。
今日が曇り空だって、明日は晴れるよね。
彼女は、泣いていた。
涙の粒がぽつぽつ、僕の顔にかかった。
ただ、それだけなのに、
「僕は永遠にそんな顔、見ていたかったわけじゃないんだ」
って、顔をくしゃくしゃにして、彼女の頭を撫でたよ。
彼女は驚いた顔で、
「信じてたよ……」
って、呟いた。
僕が、永遠に晴れない空なんてない。って、言ったの、いつの事だったかな?
それ以来、晴れやかな顔になって、残暑が照りつけるような太陽と、冷たい朝の空気。
一緒して吸い込むような、九月の気温に溶けた。
彼女の笑顔は、僕の永遠の偶像として、僕の頭にこびりついている。
きっと今日もいつもと何ら変わりない日になるのだろう。
そうやって一日が始まった。
やっぱり今日も何もないあっという間の一日だった。
そうやって一日が終わる。
そんな日もきっと幸せなのだと、そう明日も思える自分がどうか居ますように。
〝きっと明日も〟
きっと明日も君に会えることを
願うよ
いや、明日だけじゃなくて
毎日毎日ずっと
願うよ
きっと明日も
きっと明日も猫は猫らしくワガママを言ってくるだろう
それに応えることが飼い主である私の喜びでもあることを、本猫は理解している
あまりに度が過ぎるワガママだったり、私が忙しそうにしていると、一応ワガママを言ってみるけど別に叶うなんて思ってないからねっ!というツンデレっぷりを発揮する
限度をわきまえて、人間の動きや状況、感情なんかも汲み取ってワガママを言ってくるんだから、猫って末恐ろしい生き物だ
そんなワガママも、あとどれくらい言ってもらえるのだろう
飼い猫は病気を患っている
老猫といわれる年齢だし避けようがない病気でもあるから割り切っている部分はあるけれど、それでもこの瞬間が永遠に続くような錯覚に陥る
生き物はいつか死ぬ
それは猫に限ったことではない
だけど愚かな私は、きっと明日も、そしてずっとその先も、猫がワガママを言ってくれることを願っている
そして本猫は、きっと明日もワガママを言う
限度をわきまえながら、飼い主の様子を確認しながら
アイツはなんとも思ってないのに私だけドキドキしてバカみたい。きっと明日も、アイツの言葉ひとつひとつを意識して期待しちゃうんだ。
明日は雨が降る。
そう願うことが、時々思ってしまう。
私は昔から雨が好きだ。
何で雨が好きなのか分からない。
だけど理由は分かる、雨が降ると音をするから。
家に居る時と、傘を持ってる時との音が違う。
(何でこんなに音が違うのだろう…。)
何時しかそう思うようになった。
バケツだと低い音。
皿だと高い音。
他にも面白い音がする。
その音が生まれたお陰で、
寝る時に安らかに眠れる。
だから私/僕は思う
🫧きっと明日も🌨
『そっと、』
たとえばあなたが
明日を思うことができなくなったら
過去に囚われて
今を生きることで精一杯で
未来を語れなくなったら、
たとえばあなたが
冷たい影に包まれて
暖かな愛が記憶の中から
ぽっかり消えていて
独りだと感じてしまったら、
たとえばあなたが
埋まらない愛のために
自分を傷つけたなら
誰かと傷を舐め合って
自分に嘘をつくなら、
私はただあなたの傍にそっと…。
何かが変わるかは分からないけれど、
嫌われてしまうかも知れないけれど、
きっと明日もそっと、あなたの傍に。
きっと明日も目覚まし時計のベルで起きる
きっと明日も友達と汽車通学する
きっと明日も授業を受ける
きっと明日も友達と給食を食べる
きっと明日もいつもの日常が始まる
明日も平和な朝が来ますように
そして世界中の子供たちが安心出来る日々が訪れますように
3回の食事、3回の歯磨き、1回の入浴
1回の最適化した生活に少しスパイスを混ぜたい気持ち
(きっと明日も)
夜、どうにも眠れなかったので巣穴の外に出てみたら、まんまるお月さまがどぉんとお空にいらっしゃった。
「あいや、旦那、今日はずいぶんとべっぴんさんじゃァないかい」
ひょこひょこと長い両耳を驚きで動かせば、お月さまは「ああ、ウサギのワカちゃんじゃないか」と懐かしい呼び名で呼んでくる。
「今日は中秋の名月ってやつだよ」
「ほぉんなるほど、今日はべっぴんさん確定の日かね。まあ旦那はいつだって美人だがな」
「わかってるねえ。でも今日は特に美人だよ。何たって満月さ」
お月さまはご満悦な様子でにこにこ笑う。金色の光がテカテカと空を照らす。暖かくはないが眩しいそれは、花の一つくらい間違って咲きそうなほどだ。
「しっかし残念だなァ。うちの子らはみィんな寝ちまった」
「じゃあ明日はどうだい?」
「明日は中秋じゃなかろ。それにちいとばかし欠けちまう」
「大して変わらないさ。私は常に美しいからね」
お月さまは体をくるりと転がした。丸すぎて誰もそのことに気付きやしないだろうが、確かにころりと一回転した。
「明日、みんなで見においで。ここで待ってるから。なに、今日が中秋の名月だって言うのなら、きっと明日も中秋の名月さ」
「旦那が言うなら、確かにそうさなァ」
風が吹いてススキが揺れたので、合わせて耳を揺らしてみた。「笹の葉、さーらさら。ススキもウサギも、ゆーらゆら」とお月さまがご機嫌とばかりに変な歌を歌った。
気になる
彼がいる。
職場のいわゆる管理職。
年齢の割に
かなり若く見える。
昼食は
いつも、
バナナとプロテイン
中々の細マッチョ。
分け隔てなく
皆んなにフランクに話しかける。
最初は何も思わなかったのに、
最近気になりだした。
困った。
何の感情もなく
気軽に話せればいいと思っていたのに。
この、
モヤモヤ
切ないぞ!
気になりましたら
止まらない気持ちを抑えるのが大変だ、
相手のこと
意識をしてしまうと、
会話が出来なくなる、私。
さらに。顔も恥ずかしくて見れない。
そして、
素敵なバリトンボイス
そして、
爽やかなイケおじ❤️
きっと、
私は
寂しいだけ‼️
そう、
きっとそうだ。
明日もきっと
爽やかに出社するんだろなー
頑張れ私。
仕事に集中するのだ!
ずっと喪失を抱えているけど、オレは大丈夫だ。
今日も、明日も、明後日も、おまえが隣にいてくれるから。
悪夢を見る夜には、手を握ってくれる。雨の日、傘を差してくれる。
本当に、ありがとう。
おまえが困っていたら、オレが手を差し伸べるから。だから、オレを呼んでくれ。
お題
『 きっと明日も 』
「 きっと明日も会えるよね...! 」
私は心の中で分かっていてもそう、、彼に言ってしまった。
彼は動揺も戸惑いも見せず、私に微笑みかけた
ただ、頷きはしなかった。
その真っ白なシーツのベット
最初は嫌がってたよね笑
家のがいいって、
ご飯も
私のがいいって
私の頬に雫がつたる
『 泣かんとって... 』
「 泣いて...ないよ...っ 」
『 泣いとるやんか...無理あるわ 』
泣きたいのはそっちだもんね...
私はこの先も生きれるんだから
私の顔はぐちゃぐちゃだった
『 ...心配しんで!俺、絶対生きるからさ! 』
「 うん...うん......、! 」
その言葉を最期に彼はこの世から去った
でも彼も私もわかっていた
彼は何をしてでも生きられなかった
彼は自分自身の死が分かっていても私を慰めてくれた人
決して忘れないよ...
空を見上げた。ほんの少し欠けた月が、そこには浮かんでいた。
「疲れた……」
家への帰り道、私はそうひとりごちる。体力的にも疲れているし、何よりも、精神的にも少し。
「あんなの聴いたからにはね……」
それは駅前で響く、曇りもない真っ直ぐな音楽。それは、色んなものを言い訳に何もしていない自分を愧じるには十分なものだった。
雲一つない空に、月が煌々と輝く。きっと、明日も晴れるのだろう。私の思いとは、全く違って。
ある古い書物の一節にて。
テレノ・セコという場所がある。ここは土地全体が旱魃にあり、乾燥している場所。
テレノ・セコというのは、「乾燥の地」という意味だ。
とくに「ノパル」という国ではその旱魃が凄く、水は手に入らない。
すると、動物も植物も育ちはしない。ただ、唯一サボテンだけは自生してくれているので、そのサボテンを原始的な方法で調理をして食べ物を確保していた。
その国は雨も雪も降らない。近くに川や海もない。
あるのは乾燥した場所がただ広がっているだけ、どこを見渡してもあるのはそれだけだ。
ある少女はこう思った「きっと明日も……」。
悲しい現実だ。
川は近くの国にある、ラクダに乗って1週間はかかるほど遠い場所だ。
だが、この暮らしは1000年で、終止符をうった。
あの日までは。
きっと明日に現れるのかもしれない、奇跡がある。
ー オリジナル小説・ドゥコ作中の書物ノン・ドゥカ・ドゥコから ー