きっと明日も猫は猫らしくワガママを言ってくるだろう
それに応えることが飼い主である私の喜びでもあることを、本猫は理解している
あまりに度が過ぎるワガママだったり、私が忙しそうにしていると、一応ワガママを言ってみるけど別に叶うなんて思ってないからねっ!というツンデレっぷりを発揮する
限度をわきまえて、人間の動きや状況、感情なんかも汲み取ってワガママを言ってくるんだから、猫って末恐ろしい生き物だ
そんなワガママも、あとどれくらい言ってもらえるのだろう
飼い猫は病気を患っている
老猫といわれる年齢だし避けようがない病気でもあるから割り切っている部分はあるけれど、それでもこの瞬間が永遠に続くような錯覚に陥る
生き物はいつか死ぬ
それは猫に限ったことではない
だけど愚かな私は、きっと明日も、そしてずっとその先も、猫がワガママを言ってくれることを願っている
そして本猫は、きっと明日もワガママを言う
限度をわきまえながら、飼い主の様子を確認しながら
9/30/2023, 10:36:19 AM