『お祭り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お祭りって
なんで始まる前は楽しいのに
お祭りが終わると
こんなにも淋しくなるのかな…
お題
お祭り
テーマ:お祭り #257
お祭りであんなに近くで花火を見たのは、
初めてのことかもしれない。
夜の真っ暗なキャンパスに咲いた大きな花。
遅れて鳴る音は体にほどよい振動を与えてくれる。
遠くから見ていた花火が今ここにある。
3年ぶりに開催された町内夏祭りは、かつてないほどの盛り上がりを見せていた。
人の波に揉まれながら、僕は、道行く人々の顔をひとりずつ見つめる。みんな、マスクなんてしていない。そして、どの顔も笑っている。日頃のストレスを全て発散するかのように、傍若無人に叫んでる人もいる。全て、普段の日常からは考えられない光景だった。祭りは、人々に一夜だけの魔力を与える。
その魔力によって、祭りに参加する全ての人々が意味のある存在になれる。例え僕のように、だれにも知られることなく、そこに存在するだけでも、祭りの士気を上げることができる。人は多い方がいい、それが祭りなのだ。
[花火が上がるぞー!!]誰かがそう叫んだのを合図に、
夜空に大きな花が咲いた。それは、とても美しいものだった。しかし、すぐに弾けて、藍色の闇の中へと消えていく。この街も、明日にはいつもの殺伐とした街に戻ってしまうのだろう。ゴミが散乱した風景と、それを黙々と拾う人たちの姿が容易に思い浮かぶ。だけど、今だけはこ
の奇蹟のような瞬間を精一杯楽しもうと思った。
またひとつ、花火が消えるまでずっと。
塾の帰り道、公園でお祭りをやってるいるのを見た。
地域で行われる小規模なものな上、もう遅い時間のため、人はまばらである。
受験生の身。夏休みは無論塾でほとんどが埋まっている状況で娯楽などあるはずがない。荒んだ日々を過ごしていた私には、その祭りはある種のテーマパークのように写った。
思わず近づいていこうとして…遠巻きに、参加している人たちが目に入る。
可愛い浴衣を着た女の子。
甚平を身につけた男の子。
軽装で来ているカップル。
うちわを帯に挟んでいるおばあさん。
みんなが笑顔で、なんだか私はそれだけで十分だった。
また時間作って、可愛い浴衣を着て行こう。
そう思って、私は帰路についた。
美しい音楽が聞こえてきた
透明感のある歌声も
その場所には
光る衣を纏った人達がいた
音楽を奏でる人達
歌う人達
踊る人達
それぞれが好きなことをし
みんなで楽しんでいた
その美しい光景を
私はずっと眺めていた
〜お祭り〜
僕達は
この人生、その前の人生、
更に前の人生…人により
何百何千もの人生を繰り返した
この星での
最初の人生を始める前に
自分がどういう存在なのか
今この時に
思い出していくことを
元の世界の仲間に
約束してきている
約束通り
目醒め始めた僕達
僕達が放つ光は
打ち上げ花火のようだと
元の世界の仲間達は
歓喜している
おかえりと
ねぇ、あんたらは私のことが必要なの?いるの?
要らないの?
はっきりさせて。
“力になる”そう言ってて、なんで助けてくれないの。
“辛かったらいつでも言って”今辛いのになんでわかってくれないの?
あぁ、やっぱり私はいつもひとりだわ。
私のこと、愛してくれないんでしょう?
なら、私が死んでも、問題ないよね?
本当、あんたらは口だけだな。
結局大事なのは兄貴だけなのかよ。
夏祭り
7月と8月は夏祭りをどこもやるよね。
祭りと一緒に花火大会なんてある。
君と一緒にお祭り行きたいなー。地元じゃなくてもっとでかいお祭りをやってるとこに行きたい。
そうだなー、何日かお祭りが楽しめるとこに行きたい。ねー、お祭りデートしようよ。
グループデートもいいよねー。
君は人混みとか大丈夫だったよね?
え?グループデートじゃなくて二人で行こうって!?
本当!じゃあ、お泊まりしながら行こうよ。
いいホテル予約するね!
楽しみだなぁ🎵君と一緒に夏祭りデート出来るなんてうれしい❤️ありがとう❤️
大好き❤️、え?恥ずかしいからやめろって?そんなこと言わないでよ笑
恥ずかしがる君が好きだよ🎵
終わり
シチュエーションセリフ台本。
またハズレかぁっとすいません
素かが出てきてしまいました…
いやぁ良いですよねお祭りそれに因んで
今回は祭りを愛した不思議な不思議な
少年の物語
ドォ~ンドンドドカカッ
街中に響く太鼓の音僕は松江伊祭宴17歳
自分で言うのもあれだが僕は楽器をひくのが得意だ 特に打楽器僕は今回祭りの演奏会の
ソロ担当この後の演奏だとうつつを抜かしているとあっという間に時間が過ぎ僕の番に
仲間たちの見るやいなや頑張れよそんな言葉が飛び交った狐の仮面を被り重苦しい着物
おおよそ30mのある帯を腰に巻き演奏した
ドンドドンカッカッドォン「よぉ~!!!」そう叫ぶと
強く風が吹き演奏を始めた僕以外の音が一切無い失敗したら赤っ恥だだけど
追い込まれてる時ほど太鼓の音は激しく
勇ましく鳴り響く僕の長髪の髪が靡き
法螺貝の音が響いた合図だ最後の音…
ドォンカカッ 演奏が終わり面を外し周りを見ると
季節外れの紅葉と狐の化け物の様な密集体
僕は腰を抜かし逃げたそこには人間なんて
どこにもおらず狐達が祭りを開いている
僕はそのままの衣装で逃げたので体が重い
そう思ってる内に黒い狐の面をつけてる輩が出てきたそれを見るなり周りの狐は
邪道下道など辛辣な言葉を言い放った
僕は「そんな事言うんちゃうぞ!!」
そう言ったら顔の一部が黒くなり周りの狐は離れていった何だよビビるんだったら
わざわざ言うなよ…そう思った
なんか食えるもん無いかな〜ウロチョロして物を探していると[人肉から揚げ][燕の蒸焼]
イカれた言葉が目に入った
僕はこの時点で気付いた不思議な世界に迷い込んだとそう気づく頃には駄目だった
顔は真っ黒になり青い筋が入り狐たちから
罵倒の数々これ以上は覚えていない
一つ分かるのはここから出られないそれだけ
ふ…ふふっやぁっと気づいてくれたね
おいおい無視すんじゃぁないよ
いっぺんこの太鼓を叩いてごらん怪しか無い
魅了しちまうよ♡この括れた影
[お祭り]
"お祭り"
いつもの帰り道、住宅街を歩いていると町内掲示板が目に付いた。掲示板には暖かく柔らかな色の灯りを放つ提灯がデカデカとレイアウトされ、それに合わせたフォントの文字が様々な大きさで踊っている。どうやら近所の神社で夏祭りがあるらしい。
「へぇー、もうそんな時期なんだぁ。」
ポスターを眺めていると、いつの間にか隣に来たニコがそう呟く──声の大きさ的には呟きではないが──。先程まで自分より何歩も前を歩いていたので驚いて思わず声を上げる。
「うおっ、ビックリした…。んだよ、行きてぇのか?」
こういう行事に心弾ませるなんて、まだまだ子どもだな。なんて思っていたが、
「んー。行きたいけど、積みゲーあるし気になるゲームの新作も近々発売されるし、今年はやめとこっかな。」
「…そうかよ。」
"やっぱりこいつ生粋のゲーマーだ"と、少し引いた。
「んで、大我は?行くんでしょ?」
「…は?行くってどういう…」
──どういう意味だよ。つかなんで俺が夏祭りに行くって話になんだよ。
意味が分からなすぎて驚き、一呼吸置いてそう言葉を続けようとしたがニコがすぐさま言葉を続けてきたため叶わなかった。
「決まってんじゃん。しないの?"お祭りデート"!!」
「ッ…!?は、はぁ!?」
デートだと?ますます話が見えない。言葉が出てこず、口をハクハクとさせていると。
「だって、アンタら2人付き合ってんのにぜぇーん然イチャつきもしなけりゃ、電話とかの内容仕事ばっかで恋人なのか疑いたくなるしぃ。」
「べ、別に良いだろ。コイビトドウシだからって付き合う前と同じ様に過ごしても。」
動揺しすぎて"恋人同士"が多少たどたどしくカタコトの様な発音になる。
「まぁ、アンタらの性格的にしょうがないっちゃしょうがないけどさぁ…。たまには恋人っぽくデートとかしてきなよ、ね?」
「…。け、けど、アイツだって予定とかあるし…。」
「ちゃんと言ったら聞き入れてくれるよ。それに、カワイイ恋人からの、珍しぃ〜お願いだよ?絶対意地でも予定空けてくれるって。」
「んなっ…!?」
"カワイイって言うな"と異議を申し立てようと思ったが、これ以上疲弊したくないのでグッと堪えた。
「だからさ、"お祭りデートしよ"ってメッセ送っちゃお。スマホ貸して!!」
「あっ!!おい、何しやがる!!」
ポケットの中のスマホを強引に取り上げられ、「返せ!!」「ヤダ〜」の攻防を繰り広げながらも俺のポケットから取り上げたスマホを器用に弄って、数秒後「はい、返しまぁす。」とわざとらしいセリフを吐きながらスマホの画面を俺に向けて返してきた。半ば取り上げる様に受け取ると、画面には鏡との個人チャット画面が展開されており、1番下の最新のメッセは俺からの"今度の週末、お祭りデートしよ"と、打ったのが明らかに俺じゃない文面のメッセが送信されていた。
「は、はぁ!?何してくれてんだテメェ!!」
「だって、そうでもしなきゃ"自分から誘う"なんてしないでしょ?」
「うぅ…。」
──確かにそうだけどよ。図星だけどよ…!!
だからってあんな強引なやり方で…!!やっぱコイツといると精神的にも、どっと疲れる。スマホの画面を改めて見ると、俺が──ニコが──送ったメッセに既読の文字が付いていた。
「なっ…!?」
「ん?どしたの…。あららぁ、もう手遅れだねぇ。」
俺のスマホの画面を覗き込み、変な間延びしたわざとらしいセリフを俺の顔を覗き込みながら吐いてきた。
──…コイツ、今日の晩飯抜きにしよ。
すると俺のスマホから通知音が鳴った。見ると鏡からのメッセが送られてきていた。"分かった、予定を空けておく"といつも通りの簡素なメッセだった。
「うおっ…。」
「おっ何なに?お誘いの返事?」
と、また覗き込んできた。メッセを見るとニヤニヤしながら。
「やったじゃ〜ん、アタシのおかげなんだから今晩なんか奢ってよ?」
「うるせぇ。」
「あ、その前に浴衣買いに行かないと。」
「はぁ?…んでそうなんだよ。」
「だってデートだよデート!!しかもお祭りデート!!お祭りデートは浴衣で行かなきゃ。」
「んだよそれ。別に浴衣じゃなくても良いだろ。いい歳した大人が浴衣着ていくとかねぇだろ、私服で良いだろ私服で。それか甚平なら確かクローゼットの奥の方にしまってたはずだから…。」
「良くない!!ほら、浴衣買いに行くよ!!」
と、力いっぱい引っ張られ、つんのめる。
「うおっ…!!や、やめろそんな引っ張んじゃねぇ!!」
「グズグズしてないでさっさと付いて来る!!早くしないと良いのなくなるよ!!」
「わーったから!!…っ、まず手ぇ離せ!!」
やいのやいの言いながらショッピングモールまでの道のりを歩いてった。
お祭り、それは愉快で、楽しいものだ。
綿飴、林檎飴、焼きそば、たこ焼き、かき氷……、、。
…おっといけない。つい食欲が……、、、。
その他にも、射的だったり、金魚掬いだったりヨーヨー釣りだったり、楽しめるものばかり…。
だが決定事項、お祭りの大半は友達と行き楽しむものであろう。そう、『友達』と楽しむもの。
「はぁぁああ………、、、。」
溜息が聞こえない程、会場は夏祭りで賑わっている。
それに対して俺、白夜凛はただ1人ですっとぼけて突っ立っているだけだ。
友達作りをしなさいとか、友達を作れだとか母さんがうるさいもんだから仕方なく来てみたらただただ虚しさが込み上げてくるだけだった。
母さん、俺は一生恨むからな。
そして結果的に目立たない隅っこでちびちび綿飴を貪り食いながら突っ立っている訳だ。
「母さん…、、マジで許さないからな…、。虚しさ込み上げてくるだけだっつーの……、。。」
完全な自業自得だろうけど、俺は母さんを一生許さないと心に誓った。一生恨むのは俺が嫌だから辞めた。前言撤回ってやつだ。
「……あ、」
突然、俺の方を見て声を上げたやつがいたようないなかったような気がする。……気にしない。
無視するように林檎飴に齧り付く。どうせあれだろ、俺だろって思って何ですかっていったら貴方じゃないですけどとか言われるパターン。俺経験済みだから一生経験したくないんだよ。
「……君、俺のクラスの子だよな…???」
今度こそ俺の事言ってるのかもしれない。俺の目の前に其奴の顔が見える。
「…せ、生徒会長……、、。」
紹介しよう、いやしたくねぇ。
此奴は月城唯斗。皆が憧れる生徒会長をやってる偉いヤツ。性格も人柄もあって、いわゆる人気者。
対して俺は陰キャの方で、関わる機会なんてこれが初めてだ。
「やっぱりそうだよな…、!!」
嬉しそうに声を上げる生徒会長を他所に、林檎飴を食べ続ける俺。
……気まずい。
「君はどうしてこんな隅っこにいるんだ??」
好奇心が見え見えな目で俺に問う。
「…そういう生徒会長こそ……、何でこんな隅っこにいるんすか…、?」
生徒会長はキラキラしてるからな、真ん中あたりで郡を切って言ってるんだろうと思ってた。
しかも浴衣姿だ。端正な顔つきだから余計拍車がかかってキラッキラだ。
「はは……、実は俺道に迷ってな…。。そのまま友達とはぐれたんだよな……、、」
「生徒会長………アンタ方向音痴だったのか…、、?」
「そうなんだよな…。いやぁ……、友達にもバラすなんて事しなかったのに…最初に白夜にバレるとは…。我ながら駄目だな…、!」
俺の苗字覚えてくれてたのか…、、。……流石生徒会長…、。。面構えが違う…
※関係ありません
「……話しかけてきて悪いけど、その……、。。道…わかるか……???」
「………道……すか……、」
把握しているんだが、何だろう。
俺が関わっていいような相手じゃないから関わる事に躊躇いを感じる。
……でも生徒会長にじっと見られたら何だか心が抉られる……、。
「……わかります…けど……、。……オオシエ、シマショウカ……、、」
「本当か…!?ありがとうな白夜!!!」
キラキラに目を輝かせて俺の両手を掴みブンブンと振り回す生徒会長。
クソ……、、負けた……。。
このキラキラオーラには誰も適わないだろう……、俺が断言する。
「…まず何処を目的地にしてます……???」
「射的だ!!」
「そ、そうですか……、」
うるせえ、声うるせえよこの人。
生徒会長に押されながらも目的地は聞き出せた。
「……では射的の道を説明するのでしっかり聞いてくださ……((」
「じゃあ行くぞ白夜!!!」
「はい??」
思わず困惑の声が出てしまった。は??何考えてんだこの人…
「俺は恥ずかしながら言われた事を直ぐに忘れてしまう性格でな……、白夜に来てもらわないと俺は迷ってしまう……。。」
「そ、うですか……、」
意外だ、完璧だと思ってた生徒会長が、今では俺の手を掴んで……、、、………つかん……で…、、???
「うぉあ!?!?勝手に手を掴むな!!!」
「悪いすまない本当にすまない!!!!」
「謝罪の声はいらねぇよ!?」
思わずタメが外れてしまった……
「はは、やっと白夜が年相応の対応をしてくれたな。」
「敬語はあまり好きじゃないんだ。だから敬語禁止な。」
「は、はい……、。」
「それも敬語だぞ白夜……、」
「わ、悪い……、、。。」
いきなりのキャラ代わりにゾッとするものがある。そして祭りで一気に距離縮まった。俺も等々陽キャデビューか???
「ともかくだ、行くぞ白夜。友と白夜との想い出の時間がすり減ってしまうからな。」
「……俺との想い出の時間……?!?!」
「ん……??そうだろ??クラスの皆全員友達だろ??」
「小学生かその基準……、!?」
「はは!!面白いな白夜は!!!」
「子ども扱いはしないでくれ生徒会長……、。。」
俺の頭を撫でる生徒会長にそう言う。
「唯斗で良いぞ…??」
「それは流石に荷が重いので辞めときます!!」
これだからこの人は……、。
キラキラオーラ溢れ出てる癖してこういう所だけ抜けてるんだよな……。
「荷……??白夜もしかしてお前何か荷物を抱えているのか?!」
「そういう事じゃないんだよ生徒会長!!!……ほら、早く行かないと友達が待ってるんだろ…、急ぐぞ………。つ、月城………。」
「……、!!……あぁ!!そうだな、白夜!!!」
祭りは相変わらず虚しくて、俺にとっては母さんを一生許さないような1日。それでも、今日は去年よりも楽しく感じたような気がする。
ドォオオオオン………、。
「花火上がったぞ生徒会長…。」
「本当だな。……綺麗だ。」
「……花火は友達と見るもんじゃないか……???」
「何言ってんだ白夜。」
「いきなり年相応な言葉遣いは辞めてくれ…、。。」
「友達は、此処にいるじゃないか。だから、俺は良いよ。」
「………、!!」
「……アーセイトカイチョー、アンナトコロニユーフォーガー……」
「そんなので騙されないぞ俺は……、!?」
「ッはは……、。」
今日は一段と楽しいな。
2人を照らすように、黄色の花火が、空高らかに上がった___
夏の神社の前の通り。
立ち込める煙と鼻をつく油とソースの香り。
細道のほうを見ればカップルがいちゃついている。
願いと目的を失った仮想的お祭りに果たして意味はあるのか。そんなことを思いつつりんご飴を囓る。
そのとき、風が吹いた。
生暖い風だったが、右の方を抜ける風が少し寒い。
ひゅう。
お祭りに行ったあと、線香花火をした。着火すると、やっぱり熱くて、煙が上がっていた。花火を持っているきみは可愛くて、美しかった。もちろん花火もとても綺麗だった、でもすぐに消えてしまった。儚いよね。花火も、夏も、恋も、すべて。
「やばいって!花火始まっちゃうよ!」
お祭りと言えば焼きそばでしょ!!
美味しいなぁ…!ジュースも飲んじゃお!!
って周りの人が移動してる?あっ
そうだ!もう少しで花火の時間だ!!
急がないと!!もう、こういう時に限って1人なんだよなぁ…
「1人かぁ…ごめんね、一緒に行ってあげられなくなっちゃって。」
んー?誰か何か言った?
「聞こえてないかぁ…涙が出てきちゃったよ。」
うわっ!目に汗入った!!痛いー!!
お盆祭り楽しいなぁー!
お盆ってなんの日なんだろ?
お祭り
一緒に行きたいな
叶うわけもないことを願って
分かってる
一緒に行けるわけがない
それでも
会いたくなって
叶うまで
ずっと待ってる
寂しいお祭り
お祭り
今回は雑談
実は僕ってまぁまぁの田舎に住んですけど、そんな田舎にも祭りがありまして、その祭りがコロナで大体三年ぐらいかな?それぐらい中止になっていてずっとやりたくてやりたくて仕方がなかったんですよ。そしてなんと今年はお祭りが開催れるんです〜。しかも僕丁度今年で中学生になったのでお祭りの山(なんかデコトラの最終形態みたいなやつ)に乗れるんですよ。いや〜楽しみで仕方ない。
お祭りなんか
人が多くて鬱陶しいだけなのに、
なぜ君が隣にいるだけでこんなにも世界が彩るんだろう。
見えていなかった世界を君が私に見せ、
魅了してくる。
目が痛いほどに、君が肯定的な発言をした全てのものが輝いて見えるの。
……あぁ、いや。
(…好きな人は、別だよ、)
寂しい気持ちと同時に、
空へ大きく花火が舞い踊る。
『お祭り』
お題:お祭り
慣れない下駄を履いて
着慣れない浴衣に袖を通して
いつもはしないメイクもして
「おまたせっ!」
こちらを見た彼女はとても綺麗だった
私の彼女に対するこの気持ちは
花火と共に消え散ってしまわないと…
『お祭り』2023.07.27
二年に一度開催される事務所のイベント。そのイベントを明日に控えて、タレント陣は浮き足立っている。
歌に芝居に寸劇。とにかく何でもありで、バカ騒ぎをしようというコンセプトのもと、この時期に開催されるのだ。
「社長、明日はよろしくお願いします」
関西訛りで彼が声をかけてくる。王子様風の衣装は、悔しいほど彼によく似合っていた。
彼は明日、自分の出演したミュージカルのナンバーを歌うらしい。王子様風の格好をしているのもそのためだ。彼と同級生の男が、絶対似合うからと鼻息を荒くしていたのを思い出す。
「似合うなぁ」
素直にそう褒めると、彼は肩を竦めてみせた。
「あのバカの趣味っすよ。アイツ、オレのファンなんで」
そう彼があのバカと指す男は、今年のイベントの主催である。主催なので何をしてもいいと思っているらしく、全編を通して己の趣味を優先しているのだ。
バカだとくさする彼も、自分が主催の時はミュージカル色全開だったので、似た者同士である。
「まぁ、そんなバカの祭りなんで別にええんやけど」
「そうそう。祭りじゃないと、そんないかにも王子様! って衣装は着ないよ」
二年に一度のバカの祭り。
この日限りは、無礼講。多少の悪ふざけも許される。
普段は厳しくしている僕も、彼らと一緒にこの祭りを楽しむつもりだ。
ピピピピッ ピピピピッ
ん…?なんでこんな時間に目覚ましかけたんだ…。
…あ、そうか。今日の夜、祭りあるんだった。
重い身体を無理矢理起こして、準備をする。
徐々に賑やかになっている通り。
楽しそうに金魚すくいをする子供。
ほのかに香る焼きそばとカステラの匂い。
友達に誘われて来たけど、来なきゃよかったか。
そう思いながら、友達について行く。
「あ、あれ。かえでじゃね?」
指差す方向を向く。
赤い光に包まれた彼女がそこにはいた。
水色の浴衣を着て、いつもとは違う髪型で。
あいつ…教室ではいつもおとなしいのに…。
彼女以外、僕には見えなくなった。
ーお祭りー
私にとってのお祭りとは、花より団子、すなわち屋台である。
屋台で出された食べ物の思い出が数年分、色々とあるのだが、総じて良い思い出だったかというと実はそうでもなかった。
元来食べるのが遅い私には、かき氷はハマらなかった。ただ冷たくて、味もそんなになく、最後は水っぽくなり、どこが美味しいのか分からない。
しかし家族や友人達は真っ先にかき氷を欲し、一口ずつ食べては頭がキーーンと痛むことすら楽しんでる節さえあった。
初めて自分のお金で買えた唐揚げは、人にぶつかって落としてしまった。…無性に悲しくなって、そのままゴミ箱へ持っていった。
また、幼心ながらに(人とは好みが違うな)とその時初めて感じた。例えばりんご飴よりはいちご飴だったし、焼きそばよりはたこ焼きの方が好きだった。
人混みも昔は平気だったのだが、だんだんと億劫に感じるようになってからは、お祭りにも随分長いこと行っていない。
ただ、もしお祭りに行くなら、自分と同じ好みを持つ人の方が楽しく過ごせるのではないかと思う。
なんだかんだと愚痴る形になってしまったが、最後はポジティブに締めたい。
というわけで、誰かベビーカステラをお土産に買ってきてくださいな。良いお祭りを!