『お気に入り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【お気に入り】
お気に入りのものってある?と
友人に聞かれた僕
お気に入りのスマホアプリ
お気に入りのSNS
お気に入りのウェブサイト
お気に入りのショッピングアプリ
お気に入りのYouTubeチャンネル
お気に入りのニュースアプリ
などを答えてみたら
スマホばっかりいじってんなよ、と言われ
はっとした
僕のお気に入りは
いつからスマホの中のものだけになったんだろう
子供の頃は
お気に入りのヒーローがいて
お気に入りのおもちゃがあって
お気に入りの公園に
お気に入りの遊具があって
お気に入りの遊びを
お気に入りの友達として
お気に入りのおやつを
お気に入りのベンチで一緒に食べたのにな
帰ったら
母さんが作った
お気に入りのハンバーグを
お気に入りのフォークで食べて
父さんと風呂に入ったら
お気に入りの匂いがする石鹸で体を洗われて
寝る時間になったら
お気に入りのタオルを持ってベッドに入って
眠るまで家族とくだらない話をして
そんな時間さえもお気に入りで
それなのに
僕はいつから、こんな風になったんだろう
お気に入り 私のお気に入りは 娘です 最近ますます可愛くなって 10歳にもなると 女子同士と思えるので 楽しい会話や 一緒に過ごすことが 前より楽しくなりました 私は 今 娘と2人で暮らしています 色々と娘に我慢させることもあると思います でも 大前提は 娘が悲しまないように ということを 守りながら 仕事も自分の人生も 女性として輝くことも 母親として輝くことも 全てを大切にし この日々が お気に入りと言えるようになりたいと思います 以上
お気に入り
って結果だと思う。
一目惚れしたワンピース
旅行の思い出のガラス細工
大好きな作家さんのエッセイ。
なんか違うわって思ったとき
自分を認めたくない
小さなストレス。
何でも大好きにならなくていいはず
好きと思い込むほうが心によくなさそう。
人間として暮らすというのは些か窮屈だ。
他人と話すのにも、自分の動作一つ一つにも、全てに気を遣わなくてはならない。
そもそも起き上がるところから既に面倒で仕方がない。
そんな時には少し腰を下ろして休んでみる。
只管に内省的になってみて、ネガティブになって、自分の持っている厭世感や嫌な部分をちょっとだけ受け入れてやる。
すると少しだけ、肺が軽くなって、溜め息と一緒にどろっとした何かが出ていく。
溜め息は幸せを逃がすかもしれないけれど、それと同時にたまった何かを押し出してくれる。幸せが気持ちよく戻ってこれるように、隙間を作ってくれる。
幸せの形は人それぞれ、私は自分の暗い部分に身をまかせるこの時間を気に入っている。
物品の話もしてみようか。
私に物品のお気に入りはない。
いや、あったのかもしれない。
自室を見渡すと物が散らばっている。
そのどれもが、なくても生きていけるもの。
大切であろう物の存在は認識できても、もう一人の私がぼそりと告げる。
「それは貴方が生きていく上で本当に必要なものでしょうか?」
と。
全て捨てること、逆に全て残しておくことも、どちらも正しいとは言えない。
お陰様で一般的に考えて大切にとっておくべきなのか、そうでないのか、てんでわからないのだ。
気取らずに言うなら、私のお気に入りはその辺のスーパーマーケットに併設された服屋で買った、テキトーなパーカーだ。
でもこれを素直にお気に入りと認めてしまうと、年中これを着てしまうだろう。
俗に言う、ダサいってやつだ。
やむを得ず、そっと引き出しにしまうのである。
「お気に入り」
お気に入りの場所がある
そこは地元が一望できて、人気がなく、夜景がとても綺麗な場所
20年近く前に知ってからというもの何かあるとそこに行ってた。
静かで誰もいないから過去も未来も悩める場所
気がつくと1時間くらいいる事もある
他人は誰もいないけど、そこで悩んでいると、過去の自分が思い出されて1人で悩んでいる気がしなくなる
過去の自分が泣いたり怒ったり頭を抱えたりしながら相談に乗ってくれている気がする
1人しかいないはずなのに討論している気持ちになる
中学生の自分、高校生の自分、大学生の自分、社会人1年目の自分
今の自分の状況を知ったら、なんで言葉をかけるだろう
そんな想像をしながら、今日もお気に入りの場所にいる
キラキラ輝いて光っていてねサウジアラビアにいてもわかるように
お気に入り。
自分の気に入ったもの。
私のお気に入りってなんだろう。
この人といると、楽しい。
他の人とは違うんだ。
――わかった。
これが私のお気に入りなんだ。
この時間が。
この人が。
フエキのハンドクリーム
まず、顔が愛くるしい
いつ見ても、どんな時に見ても癒される
手のひらにちょんって乗る大きさもいい
ちっちゃいペットがいるような
フタを開けやすい
水仕事で流されても流されても
負けずにつけられる手軽さがある
フエキのハンドクリーム
のりじゃないよ、ハンドクリームだよ
私のお気に入りのビスクドール。
ふわふわの金髪に、くりっとしたおめめ。
何も知らない青空を固めたような澄んだ青い瞳。
今日はこの子とお茶会を開くの。
おばあちゃんから受け継いだこの古いお家で、
薔薇の砂糖漬けを、紅茶の海に優雅に浮かべて。
今日もくだらない日常をかき混ぜる。
〜お気に入り〜
【お気に入り】
私のお気に入りってなんだろう。
小説だと"すべ花"
アニメだと今はヒロアカとボルト、コナンとか?
人だと迷うことなく「すとぷり」でしょー
お気に入りの服はライブの参戦服で
お気に入りの香水は特にない。
お気に入りのネックレスはピンクのハートのやつ。
お気に入りのイヤリングはなくて
お気に入りの靴は職場の人が誕生日プレゼントで
買ってくれた二万ぐらいするやつ。
ラインのお気に入りは大好きな友達2人。
ここでお気に入りしてる人は沢山.
だんだん増えていくんだろうなー
変わっていくんだろうなー
私のお気に入り。
色々なことがあったーー夜空に次々と流れていく流星群のように、燃え尽きるザフトと地球の宇宙兵器。
その様は、燃え尽きる恒星のように燃えがって弾ける。
アスランは、静かな海辺に一人で立ち尽くして、それらと一緒に走馬灯のようにあの重い日々が脳裏に再生し始める。
開戦が濃厚になり始めると、プラントに移住した一家が母親と一緒に亡くなった報道のニュース。
気落ちしていた日々で、更に冷え切った関係になった父親にザフトの士官学校に入学を薦められてそれに従った。
そこで戦術や体術を学ぶ日々は、楽しい思い出として口の端が静かに笑ってしまう。
背後からの砂浜を踏み締める足音がして、思い出から現実に意識が戻って振り返って白いワンピースを着たセアがいた。
「」
『お気に入り』
彼のお気に入りの手料理は、「お味噌汁」。
一口ずつ噛み締めながら味わう顔が、とても好き!
これからも、お気に入りの料理を増やしていくね
「隣の席の子とは席が変わったら話さなくなるみたいに、運命とか巡り合わせみたいなものがあって、逆らうのは無粋なような気がするよ。」
なんてことを言いながらお気に入りの靴ばかり履いているから、すぐに履き潰してしまう。何年を一緒に過ごすことはなくて通り過ぎていくものばかりだ。その中で積もっていくものがある。流れていく川の中で、底に溜まっていく砂みたいに微かに。
「一人になったらどうするの」
たぶん、毎日に寂しさが足りない。このくらいが好き、は言わなくたって持っているし。世界に呑み込まれていく感じで、お腹の中で揉まれているのは息苦しくていけない。手と手を取りあうのは近すぎていて好きじゃないから、愛しさのつもりで足を引いた。
お気に入り
自分の好きなものが、なかなか話せなかった。
だって、『普通』じゃなかったから。
『今どき』の子はそんなの知らないよ。
お前って変わってるね、『普通』はもっとこう・・・
たくさん、たくさん、否定された。
でも、私にとっての『普通』は、『好きなもの』は、
あなたたちの『普通』とは違うんだ。
今だって、怖くて、なかなか話せない。
だけどいつか、自信を持って、私の『お気に入り』を
紹介できるようになりたいな。
あなたのお気に入りになりたかった。
後ろから聞こえる、あなたの低くて響く声。
後ろの席に座るあなたに対して、どれだけ声を掛けたかったか。
プリントを配る時、腕まくりしたあなたの腕、手、指、血管を見てはどきどきした。
もちろん、あなたとは違う進路を辿る。
これでさよなら。
卒業式の日。
僕は、遠くから彼を見つめたまま、校門を後にした。
『お気に入り』
子供の頃、紅葉の木の上がお気に入りの場所だった。
薄暗い木の上から、陽の当たる田舎道を行き交う人々や、農作業の様子を眺めていた。
こちらから見えて、向こうから見えないこの場所にいると、自分はこの世に存在しない人のように思えてくる。
居るようでいない。
居ないようでいる。
人間関係もそういう位置がお気に入りだ。
お気に入り。高いものは品質がいいから好きになる。でも意外と100均で買った物が想像以上に使い勝手よくてお気に入りになることもある。
100均で買った物でお気に入りとなるとリモコンとかスマホ入れるやつが結構お気に入りというか買ってからずっと使ってる。
手触りなんかは高いやつに劣るんだろうけど別にひんぱんにさわる物でもないから100均ので十分。デザインもシンプルで気に入ってる。
後は食器なんかも100均のは割りといい。デザインがシンプルで使い勝手がいい。
食器の場合もし割れたりしても100均ならまぁいいかで済ませられるのもいいね。値段が安いと気軽に使えるのもお気に入りポイント高い。
でも手袋とか靴下みたいな製品は別に安くもないし品質もごみといいとこないな。ああいう品質が大事なのはちゃんとした物を買うに限るね。
これが好き、素直な気持ちの表し方。だけど、どうしてだろうか、お気に入りに追加した後に消えてしまう私の好きになったもの。作品を出すときは色んな感情が季節のように駆け巡るだろうに、消すときは気に入らないで終わる。私のお気に入りに追加した一瞬でもアナタの作品が好きだったと伝えられただろうか。
お気に入りのものなんてたくさんあるけど、今1番は勉強するときに使うタイマーかもしれない。これは後輩が部活を卒部するときのお祝いでくれた。ずっと憧れてたけど値が張って買えないななんて思ってたら、そんな話を聞いてくれてたみたいでいただいた。
部活、特に私のパートは超絶問題児パートで怒られることもあったけどずっと笑いが絶えず面白かった。他の人達からは、「ご愁傷さま」とか「大変だー」とか言われたけど案外楽しかったってのは秘密だ。
「執筆の上での個人的お気に入りは、日常ネタよ。自分の経験をそのまま活用できるから」
特に食い物かな。メシなんて毎日食うし。某所在住物書きはぼっちで肉を煮込みながら、小腹の空腹解消のため、堅揚げポテチをカリカリかじっていた。
「リアルタイムネタも、トレンドだのニュースだのが勝手に物語持ってきてくれるから書きやすいが……」
ああいうのって、事件とか事故とか、「その単語を今使うと、今日発生した△△を想起させるからちょい危険」とかあるから、やるときゃ丁寧に選んでるわ。
「お気に入り」を書くのと「無難」を書くのって、時折マッチしないから、さじ加減なんかなぁ。
物書きはポテチを食べ終え、鍋の状態を確認して――
――――――
最近最近のおはなしです。都内某所、某不思議な稲荷神社のおはなしです。
開発に開発が重ねられ、今も開発が加速している都の中で、その神社は比較的森深く、いつか昔の面影を残し、花と草と山菜に囲まれて、しかし杉花粉からもヒノキ花粉からも、守られておったのでした。
御神木がヒノキなのに変ですね。「不思議な神社」だからです。花粉知らずの、善いヒノキなのです。
さて。そんな花多き稲荷神社には、これまた不思議な子狐が、家族で仲良く暮らしておりまして、なんと、人に化ける妙技を持つ、化け狐の末裔なのです。
コンコン子狐はお花が大好き。
特に冬の終わり告げる春の花は、カッコよく「スプリング・エフェメラル」などと呼ばれているものは、
それはそれは、もう、それは。大のお気に入り。
そろそろ見頃を終えるフクジュソウなど、まるでお日様かお星様のよう。
今日もコンコン子狐は、尻尾をぶんぶん振り回し、嬉しい気持ちでびゅんびゅん跳びはねて、駆け回りながら、花咲く神社の敷地をお散歩するのです。
「お花、おはな!」
きゃん、きゃん! コンコン子狐、土の上のお花見スポットを、小ちゃい体で一気に駆け抜けます。
「お花の、春がくる!」
じきに顔出すキクザキイチゲ、似た姿のアズマイチゲ、それからもう少し先のキバナノアマナ。
神社がお気に入りの花でいっぱいになる日が、もうすぐ、また、やって来るのです。
「春だ!はるだ!」
きゃきゃきゃっ、キャンキャン! コンコン子狐嬉しくて、びゅんびゅん、神社の散歩道を駆け回ります。
ベンチ代わりに置かれている大木、じき隠れたフォトスポットになる花畑、夏ホタルが来る泉を抜けると、コンコン子狐、更にスピードアップです。
「おとくいさんだ!」
人間を見つけたのです。それも、子狐のよく知るお得意様な人間です。名前を藤森といいます。
藤森は遠い遠い、雪国の田舎出身。
花と一緒に季節を辿り、山菜と一緒に季節を味わい、山野草と一緒に季節を惜しみます。
藤森も、お花が大好き。特に極寒の雪深い故郷に冬の終わりを告げる、いわゆる「春の妖精」は、
それはそれは、もう、それは。大のお気に入り。
そろそろ見頃を終えるフクジュソウを、今日も、スマホに収めにやって来たのです。
「フクジュソウが終われば、次はキクザキイチゲとキバナノアマナ、それからカタクリか」
冬の終わりを、または春の足音を知らせてくれるそれらに、藤森は穏やかな笑顔で、カメラを向けました。
「お。そこのフキノトウ、丁度食い頃……」
私の故郷はきっと、この暖冬でも、もう少しだけ先なんだろうな。藤森は、手まりか中華まんのようなフキノトウにも、カメラを向けました。
パシャッ、パシャッ。いつか昔の景色を残す稲荷神社に、お気に入りの花を撮るカメラの音が鳴ります。
コンコン子狐はそこを目掛けて、お気に入りの参拝者兼お得意様に、頭を腹を背中を撫でてもらうべく、
一直線に、突撃してゆきました。
子狐の勢いが強過ぎて、突撃して激突された藤森、バランス崩して落ち葉の上に盛大にダイブしてしまうのですが、まぁまぁ、その辺は文字数。 おしまい。