『お気に入り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
好きな物を集めて、好きな部屋を作って。
好きな服を着て、好きな場所に出かける。
好きなお店に入って、好きなものを食べる。
そんな時間が私のお気に入り。
「お気に入り」
犬の耳の感触
後頭部の形
抱っこした時のあたたかさ
ずっとお気に入りの記憶
〝お気に入り〟
あなたは、お気に入りは最後まで残しておく?
それとも、最初に?
私はね、最後まで残しておくんだ〜。
だから、はい!
あなたに、チョコのプレゼント。
最後に渡したくって、遅くなってごめんね。
…好きです。
「別になんとも思ってねえよ」
「ふうん? じゃあなんでいつも持ってるの」
電車待ちの時間。勝也のスポーツバックにぶら下がっている、水色のゾウのぬいぐるみ。
「外すのも面倒だから」
「そんな手間じゃないでしょ。外そうか?」
「いい」
「ほらあ、やっぱり気に入ってる」
「そんなんじゃねえって」
「外そうよ」
「いいって」
「なんで」
勝也は頭をかいて私から目を逸らした。
「……願掛け、みたいな?」
「なにそれ」
「いいよ、こんな話」
「良くないって、目ぇ外れそうじゃん。のっぺらぽうはイヤでしょ。今裁縫セットあるから」
「じゃあ」
勝也はバッグを背負ったまま、駅のベンチに座る。
「お願いしまーす」
「せめてバッグおろしなよ」
勝也は動かない。
相変わらずめんどくせえ男だな。
など思いつつ、そのままゾウのぬいぐるみを繕ってやる私も物好きなのかもしれない。
「もう一個作ろうか、今度はピンクのやつ」
「いいよ別に、これ以上ぶらぶらするのはごめんだよ」
「つける前提なんだ」
線路の片隅で、二輪のたんぽぽが春風に揺れていた。
【お題:お気に入り】
自分のお気に入りはなんなんだろうと考えた途端
僕は、倒れたそこは白い部屋だったことだ
私のお気に入りはローラースケートです。
理由はローラースケートをやっている間は嫌だったことを忘れられたり、自分の理想の世界を頭の中で作れるからです。
ローラースケートをやっていると、近所の人たちに「上手」とよく言われます。それが嬉しいので、ローラースケートを続けられます。
ーーー
わたしのお気に入りは水泳です。
もう10年以上腰痛、肩こりが酷いのですが、ここ数年は時間を見つけてはプールへ通うようになってから腰痛、肩こりが軽減しました。同時にイライラすることも少なくなったように思います。
唯一の悩みは、毎日プールに行かなければ気がすまなくなってしまったことです。プールに行けない日は、腰痛が出て、イライラしてしまいます。
一番好きだった頃の私といえば、いつの頃だったかしらね。
若い頃だったか、周りに人がいた頃だったか、
それともうまく働けて強気な頃だったか。
こういうことを思うのは、なんだか惨めになって、過去の自分にすがりたい今日この頃なのね。
そういえば好きだった頃を辿ると、その頃着ていた服のことを事細かまに思い出すのだから不思議ね。
今はずいぶん年老いて手元には残っていないけれど、派手な服を着ていたかしらね。
緑と黄色のよくわからない模様があって……
これからの私を好きになることはないのかな、そう思った頃。
一番好きな服を着て、一番好きな私でいよう。
ふと、そんな一節が。
お題:お気に入り
お気に入り
ネイビーのシャツ。普通の形。メンタルが引き締まる。
自分で編んで作ったブレスレット。菫青石と紅玉と、月長石と白い曹灰長石、青い閃晶石に、水色の蛍石も一粒、吊り下げで付けてある。菫青石はもう戦友と言って良い。そして、だいぶ内傷が増えた。
ダイソーで買った猫形抱き枕。三毛猫デザインのポヨポヨだ。最近、中綿が少しずつヘタレ気味。
なんだか、私の「お気に入り」は、消耗してゆくものばかりだな…大事にしよう。
当たり前と言えば当たり前なんだろうけれど、おもに子ども達のものごとに埋もれて過ごしているぶん、「お気に入り」を並べる「スペース」を自分の中にしっかりと持っているわけではないみたいだ。
自分の中のスペース、ちょっと見てみようか…
『お気に入り』
星を渡る船の中でずっと彼女のことを考えていた。彼女の好きだった花。彼女の好きだった菓子。彼女の好きだった歌。船の向かう先にそれらは存在しない。
何気なく首元へと手をやったが、いつも身につけていた首飾りは彼女に贈ったのだった。未練が残ってしまいそうだったから彼女からは何も受け取らなかったというのに、心はずっとあの星に置き去りになっている。
彼女のお気に入りの歌を口ずさむ。彼女の声が重なって聞こえた気がした。
お気に入り
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なんて心に響く言葉なのだろうと
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お気に入りさんが長らく投稿されて
いないと、お元気だろうかと思う。
適度な距離感が守られているだけに
どこぞの誰かさんを、遠くから想う。
お気に入り(2月18日)
お気に入りってなんだろう
僕にとってのお気に入りとはなんだろう
好きなもののこと?
特別なもののこと?
ちょっとよく分からない
お気に入りというお題がきて
僕はお気に入りとはなんなのか
僕のお気に入りのものはなんなのか
考えてみたけれど
結局 よく分からなかった
僕にとってのお気に入りとはなんだろう
“お気に入り”
お気に入りの服。
お気に入りのネックレス。
お気に入りの指輪。
お気に入りのイヤリング。
お気に入りの靴。
お気に入りの鞄。
ちょっと不格好ね。
お気に入り
君は僕のお気に入りだからね〜笑
デンちゃんが何時もの鈴のような声でハイテンションでいってくる、
デンちゃん?お気に入りとは?僕は運命を、感じたけどねwww
私がそう言い放つと、デンちゃんが目を大きく丸くして、
んふwwwやめてや、www
なんとも言えない日々だけどどんなものよりもお気に入りなのです、
・ほっともっとの弁当の片隅にいる緑色の漬物。
・ゆかりでお馴染みのメーカーの「瀬戸風味」というふりかけ。
・たい焼きのあんこがほぼ入っていない尻尾付近。
・ピーナッツなしの柿の種。柿の種とピーナッツの比率は7対3が多数派らしいけど10対0派。
自分の小さなお気に入りを並べて見ると、じゃないほうを好む傾向があるのかも。
でもアイスクリームの期間限定味はオリジナルの美味しさを再確認するためのものだと思っている。
『お気に入り』
血液型への(明るい)偏見を含みます。
ご不快になりうる方はお避けください。
では、いってみよう✊✨
———ハタチの時、つるんでいた仲間にイヤイヤ連れて行かれた献血で看護師さんに「B型ですね」そう言われて血液型を知った。私はそれに「いやです、OかAがいいです」と言った。
その日から世界が変わった。
残念なことに世の中のイメージとして、B型は自己中心的でわがまま、気分屋で敵が多いタイプだと聞いていた。だからこそ【嫌われてはいけない四女】として育った私は終わったと思った。すでに、血が嫌われているではないか。
しかし世界はそんな私に新しい風景を見せてくれた。いつもみていた池袋の汚いビル群が、やけに高く高く自信ありげに見える。比べて人は小さく見える。箱庭的な感覚、私たちは神様が配置したジオラマ世界で生きている。ふと、そう思った。ああ、そうか人はこんなにも小さい存在なのだと自覚した。
つるんでいた仲間は私のことを「思っているより小さい」と言っていた。声も態度もでかいのに実際はチビ、ストレートにそういう意味だった。仲間がそういうのも無理はない、183センチから173センチに囲まれた156センチはそらチビだ。それに対して毎度「うるせっ!」と、やんや言うというのが定番のノリだった。そんな日々の中で実は少しだけ、仲間はずれにされているような、ささくれだった気持ちにもなっていた。みんなが見てる世界とは違うのかな、と。
だからこそ「ビルと比べたらお前らもチビだ!」と言えるようなったことは私にとって奇跡だった。嫌われてもいい、口にしてみよう。そんな一歩目だった。
最初はいつもと違うノリで仲間も多少面食らってはいたようだが「いいねぇ〜どしたB型ァ」と今度はB型をいじってくるようになった。
B型は自分の世界が好き。
B型は自分の世界を持っていること、に自信がある。
B型は自分の世界を好きな人にオススメするのが好き。
否定されて嫌われて孤独であっても、人は1人で死んでいく。だから別に良いではないか。評価されるまで待つだけなら、評価を待たずにその先へ行ってやる。
血による分類に否定的な意見も勿論あるだろうが、嫌われないようにビクビクしながら生きてた自分より、B型と診断された自分を、私は気に入っている。
【あとがき】
冒頭の看護師さんとのやりとりの時点で、私の中のB型が漏れ出ていたことは内緒🤫
「お母さん、お父さん、お人形さんどこ?」
「あぁ、あの人形?ごめんねぇ捨てちゃったの、」
「なんで?ねぇ、なんで?」
「だってほらばっちっちだったろ?」
「でも、、、私のお気に入りだったもん。」
「今度新しいの買ってあげるから我慢してね」
「、、、」
#『お気に入り』
No.46
最近
ずっと
イライラしてる。
家出を考えるくらい
夫と
絶賛
大喧嘩中だ。
外出して
何食べよう
どのお店に行こうかな
と考えたり
家で
音楽や
動画を
楽しんだり
友人や同僚に
話を聞いてもらったり
引っ越してきて
もうすぐ
1年だけど
ちゃんと
わたしの周りに
たくさん
逃げ道があって
良かった。
#お気に入り
私のお気に入り
•朝のコーヒーを飲む
•広いお風呂に入る
•家族との会話
•悩み相談を受ける
•オンライン講座で学ぶ
•スライド資料を作る
•セミナー講師をする
•たくさん寝る
ただ、生きているだけ。
それだけで素晴らしい日々。
お気に入り
お気に入りにも色々あるよね。
お気に入りのアクセ、お気に入りの服、
お気に入りの靴…等々。
私には、お気に入りの場所があった。
会社の近くの喫茶店。
そこは、紅茶専門店で、
ゆったりした空間で、
ポットで出てくる紅茶をゆっくり楽しむことが出来る。
今日は早く帰れる…!
って日や、どうにも悪いものが溜まってきた日。
私は決まってこの喫茶店に行ったものだ。
これまた、お気に入りの本と共に。
心行くまで、紅茶と本の世界を楽しんだら、
また明日から頑張ろうって思えたな。
今は遠く離れた場所に住んでいて、
行くことは難しい。
喫茶店は今もその場所にある。
また行きたいなぁ。
行ける日を楽しみに、
今は自分の入れた紅茶で我慢しよう。
私のお気に入り
それは
音楽であり
日常であり
思い出
そして
あなた