『いつまでも降り止まない、雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつまでも、降り止まない雨。
この雨はいつ止むのか
止まない雨なんてない、そうしっているが。
この地面に途切れることなく叩きつけている雨は大地まで飲み込んでしまいそうな程だ。
でも、きっといつか止む。
そして私たちのなければならないものとなり、恵みとなる。
雨は時に私たちを襲い、時に私たちの命を救う
水はどんな形にもなるのだ。
いつまでも降り止まない、雨
心は、土砂降り。ずうっと。
濡れて、重くなって、
立ち上がることも出来ない。
あ、そっか。あなたは雨男だったね。
地球が生まれて
初めて降った雨が
海を作り
そこからいろいろあって
今にいたる
けれど
止まない雨なんて無かったんだ
今までは、ね
たぶん
君が気がつかなければ
止んだことに永遠に気がつかなければ
いつまでも降り止まない、雨
ってことになる
「あの頃の不安だった私へ」
なんとかなります。
思っていた結果と違ったとしても、
それはそれでなんとかなります。
だから、大丈夫です。
これまで、なんとかなってきたのでそう思うのですが、
それでも「私」はことあるごとに不安で、
ことが終わってやっと安堵するのでしょうね。
涙雨がポツポツと私に降り続く。
空と私の気持ちは繋がっているのかしら。
だったら困るわ…。
私の気持ちが…空音が貴方に伝わってしまうじゃない。
大っ嫌いって言ったけど
本当に大好きだったの。
私は泡沫の様な貴方を愛していました。
この寂寞の思いが貴方に言葉で伝わるまで
きっとこの雨は止みません。
ーいつまでも降り止まない、雨ー
いつまでも降り止まない、雨。
雨宿りに選んだのは君の隣。
もう少し、あともう少し長引いてくれたなら、勇気も出るかもしれない。
深呼吸して、思い浮かべて、でも、口が上手く動かない。
伝えたい言葉と知ってほしい気持ちが、雨音に消えていく。
聞こえていないといい。
困らせたくないから。
それなのに、君はわたしの手を遠慮がちに握って言った。
「僕も好きです」と。
今日は雨の日らしい。コンビニに寄った時に急に降り始めた。未だしとしと雨だ。気分もいつもよりどんよりしてる気がする。そんなとき、しゅぽ。間の抜けた音がスマホから聞こえてスマホを暗闇から起き上がらせた。その音の原因はトークアプリだった。書いてあるのは、わかれよ、ごめん だけ。
「⋯あーあぁ、」
あーあぁ、とまるでこの未来が分かりきっていたかのような呆然としている声が盛れる。その声とは裏腹に、目頭が熱くて、鼻奥がツンとして、つぅ… と頬に水が垂れていくのである。
「 ぁ、あ、っう、あ" 、ッ 」
気持ちが悪くて女性らしくない声が漏れる。何でこんなにわたしはどうしようもなく鈍臭くてやろうと思ってることが出来ないんだろ。本当はなんとも思ってなくて普通通りに過ごして逆に別れを迫ってきた彼から復縁を望まれていたいのに。
いつの間にか雨は止んでいた。
「あ〜、⋯きっつ」
今日はどうやら大洪水の大雨らしかった。
theme " 降り止まない、雨
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刺咲 絞憂です 。
こちら、エモさとやらを意識して作らせて頂いた物になりま〜〜〜〜〜〜す。御寒いですので、暖めてからお読み下さぁ〜〜〜〜〜い !!!!!!
心の雨は止む事を中々知らなくて困りますね。
さっさと泣き止みたいのにそれすら出来ないそこの貴方、ここでそれを吐き出しましょう。
胃液すら出て来なくなるほどの愚痴を!!!ここでぜえんぶ吐き出せ!!!!!
そうすれば絶望の味は一度だけで済むはずだから。
『いつまでも降り止まない、雨』
個人的に雨は嫌いだけど、雨の音は好き。
先日買った、新しい傘が、とても可愛いので、次の雨を楽しみにしているところでもある。
さて、
地球が誕生して46億年経つが、44億年前、始めて海が出来たそうだ。年間雨量10mをこえる、凄まじい雨が1000年続いたらしい。
日本の歴史で1000年前というと、平安時代だ。
どれだけ長い時間の雨か、人間の尺度では果てしなく感じるだろう。
ちなみに現在の年間降水量は、世界平均880mmとのことなので、凄まじさも、想像を遥かに超えたスケールらしい。
つまり、いつまでも降り止まない雨は、実際にあったのだ。
そして、いつまでも降り止まない雨のおかげで、生物が誕生し、今がある。
これは、とてもドラマチックで、不思議な運命のおはなしのように思え、わくわくしてしまう。
わたしには、小難しいことはわからないけど、現在の雨は太古の雨に比べたら「可愛らしい」みたいなので、尚更、次の雨が楽しみになった。
いつまでも降り止まない、雨
空が泣いている
大粒の水は地面に打ちつけられ
悲しみの匂いと共に舞う
雨雲が心配そうに周りを見渡している
微かに輝く太陽もこの空気に耐えられなくなり
直に消える
水たまりには
どんより顔の私
自分の顔が滲んでよく見えない
早く止まないかな
太陽も心配してる
きっともう少しで風が雨雲を吹き飛ばしてくれるよ
あともう少し
〈いつまでも降り止まない、雨〉
ポツポツ…
あら、今日は窓の外が雨だわ。
傘ささなきゃ。
ザーザー…
あら、今日はお目目が雨だわ。
傘ささなきゃ。
しとしと…
あら今日は心の中が雨だわ。
傘ささなきゃ。
いつでもどこでも私の周りは
雨が降ってるの。
傘さして?
–いっでも降り止まない、雨–
いつまでも降り止まない雨音を聞きながら、私はロバートへの手紙の文面を読み返していた。ふと自分が書いた、文字に目が止まる。外ではザアザアと雨音が強くなり、遠くで稲妻が鳴った。
おまえが死ぬことを選んだのは、医者から言わせれば、「あり得る」ことなんだろう。
でも、俺はそうじゃない。
墓に、おまえが吸っていた煙草に火を着けて供えた。
「…………」
仄かにバニラの香りがする。おまえの香りだ。
空は、快晴。雫がひとつ、地面に染みた。
いつまでも降り止まない、雨。
いつまで振り止まない、雨は
出かける意欲を
そぐ。
いつまでも降り止まない雨が
止んだら
虹を探しに行こう。
いつまでも降り止まない雨はない。
そう思ってた─────
外を見ると、雨が降っていた。
音はないし、寒くもない。でも、雨が降っていた。
いや、正確には降らせていただけだった。
いつも自分で雨を降らせて、部屋に閉じこもって、迷惑をかけて、
誰かを笑顔にさせる事はできなくて。
誰かが言っていた、いつまでも止まない雨はないと。
僕はわかっていた、いつまでも降り止まないものだと。
この雨はいつまでも降り止まなかった。
どれだけ部屋にこもっても、雨が弱まることはあったが、降り止まなかった。
でも、僕に傘をさしてくれた人がいた。
その人に傘をさしてもらいながら、僕は外に出た。
初めて外に出ることができたような気がした。
《いつまでも降り止まない、雨》
頭痛いな、
ふと窓の外を眺めながら曇天の空を眺める。
ここ最近中々太陽が顔を出してくれない。
そろそろ太陽の顔みたいなぁ
そんなつぶやきは太陽には届くことは無く、
むしろ黄色に光る稲妻が視界に写る。
僕ってそんなに運が悪かったっけ。
騒がしくなる外の音に耳を傾けながら僕は何度も書き直した手紙を眺める。
太陽には届くことなかった想いも、
あの子には届くかな。
期待を込めながら僕はもう一度ペンを握った。
いつまでも、降りやまない雨。
きみに黙って、
任意入院した日。
きみの心に降りやまない雨が
降っていたと思う。
それは、きみの悲しい
叫びが私の心に
こだましていたから。
いつまでも、その日の雨は、
降りやまなかっただろう。
私がやっと傘を持ってこれた頃
(退院した日)、きっと私の心にいたきみは、
……。
ずぶ濡れでうなだれていた
かもしれないね。
だから、今も私を許せない
のでしょうか。
うん、無理しないで。
許さなくてもいいから。
許せなくてもいいから。
ただ、私を信じていて……。
この感情をどうしよう
衝動的に熱い、狂ったような灰色が私の心を覆うの
なんで今なの?
漫画のようなタイミングがうざったい
分かってるわかってるよ。
そんな、貴方(せかい)まで否定することないじゃん
流される体温
塩味に交ざる不純物
肌にはりつく鎧さえ、優しくしてくれない
ふるりと身震い
あぁ、帰りたい…
霞む視界に最後に入ったのは眩い輝き
”ごめんね。愛してる”
#いつまでも降り止まない、雨
いつまでも降りやまない、雨…
そんな日は気分も、上がらない。
気持ちがジトっっとして、憂鬱な気分
だけどね
明日はきっと、今日よりいいことあるよ!
しとしとぱた、と、雨が地を打つ優しい音で目が覚めた。…ふ、と窓の外を見やれば、街は水底にあった。…あれ?どうして、雨音なんか聴こえたのだろう。ここはもう、水の底だというのに。
…ああ、そうか。これは、私が流していた音。どこまでもどこまでも、強く渇望した、あの音。もうあの街は、あの風景は、返ってこない。だからこそ、強く求めたのだ。
「…帰りたいなぁ……」乾いた口から、そんな言葉だけが形となって出ていった。…私には、このスマートフォンだけが残っている。思い出が詰まった、あの日の雨音を宿した、このスマートフォンだけが。ぐ、と、少しだけ。力をいれてみる。
どうやら、私はまだ。生きている。水底に落ちた、この街で。
いつまでも降り止まない、雨。
どんよりとした薄暗い部屋で、何も考えず布団に包まる。外を歩いている人はほとんど居ない。まるでごっそりと地球上から人が消えたように、、、。何時も騒がしくやってくる友人達も今日は来ない。1人寂しく、寒さに縮こまる。
ピーンポーンという音に気だるく起きて、玄関に向かう。そこに居たのは友人だった。
「来なよ。雨はまだ降ってるけど、明るくって楽しいよ。」
友人の言葉を聞いて、空を見上げると太陽はさんさんと己を主張していた。僕は、差し出された友人の手を握り、外へ飛び出した。
雨はずっと降っている。