《いつまでも降り止まない、雨》頭痛いな、ふと窓の外を眺めながら曇天の空を眺める。ここ最近中々太陽が顔を出してくれない。そろそろ太陽の顔みたいなぁそんなつぶやきは太陽には届くことは無く、むしろ黄色に光る稲妻が視界に写る。僕ってそんなに運が悪かったっけ。騒がしくなる外の音に耳を傾けながら僕は何度も書き直した手紙を眺める。太陽には届くことなかった想いも、あの子には届くかな。期待を込めながら僕はもう一度ペンを握った。
5/25/2023, 10:11:41 AM