『いつまでも捨てられないもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
色褪せて 棚の片隅 母子手帳
三兄弟で 体重比べ
【いつまでも捨てられないもの】
思い出と言えば楽しいもの
記憶と言えば辛い苦しいもの
どちらも同じと言えるが
言葉が違うだけで印象が違う
正直 私は記憶の方が多いと思う
幼い頃を思い出すと
いい思い出はなかなか出てこない
忘れているだけなのかもしれないが
それでも辛かったものばかり思い出される
忘れてしまいたくても忘れられない
いつまでもいつまでも
私を縛り付ける記憶
「いつまでも捨てられないもの」
いつまでも捨てられないもの
皆んなには見せられない秘密ノート
秘密ノートにはね、私が実体験した不思議、ホラー
な体験を書いている。
ほん怖のような恐怖体験も、ノートに書いて
スマホのメモに残している。
ほん怖ドラマ化になるまで、恐怖体験を体験した人が
手紙などで投稿をして、ほん怖ドラマ化になると…思う
だけど、私の恐怖体験は、数えきれない程の恐怖体験をしている。
例えば、
旧伊勢神トンネル、曰く付きの病院(3カ所)
墓地、母校、葬式場、
毎日ノートみたいなモノだ。
不思議な夢のことで、自分の前世も分かったから。
不思議な夢の続きが、不思議な夢が何度も同じ夢を見て
【いつまでも捨てれないもの】
陽光が差し込む静かなカフェで、ナオは一つの古びた懐中時計を手にしていた。それは、彼女の祖父が遺したもので、長い年月の間にすっかり錆びついてしまっていた。
ナオは時計をじっと見つめながら、過去の記憶を辿っていた。祖父が語っていた言葉が今でも耳に残っている。「輝くものが価値があるわけではない。いつまでも捨てられないものが、本当の価値を持つんだ」と。
その時計は、祖父がいつも大事に持っていたもので、ナオが子どものころから何度も見ていた。動かない針、古びたガラス。誰もが捨ててしまうだろうと考えるその時計が、ナオにとっては特別な意味を持っていた。
祖父は亡くなり、ナオはその時計を受け継いだ。最初は価値が分からず、ただの古道具として片隅に置いていたが、ある晩、夢の中で祖父が現れた。優しい目でナオを見つめ、「この時計が示すのは、時間そのものじゃない。大切なのは、時を共に過ごした思い出だ」と語りかけた。
その夢を見てからというもの、ナオは時計に対する思いが変わった。見た目が朽ち果てていようとも、その時計は彼女の過去を繋ぐ大切な存在だと感じるようになった。時計を取り巻く古びた空気が、ナオの心を温め、祖父との絆を再確認させてくれるのだった。
彼女は時計をそっとテーブルに戻し、店員が持ってきた紅茶を一口すする。その瞬間、ナオは理解した。輝くものや新しいものが必ずしも価値があるわけではない。大切なのは、長い時間を共に過ごし、捨てられない思い出が宿るものだということ。
ナオは静かに微笑んだ。外の景色がどれほど輝いても、彼女の心には、時を経た古びた時計が、何よりも大切な光を放っているのだった。
私の捨てられないものは、日々の達成感。
本当は創作活動ができるアウトプット体質の人間になりたいけど、そのために時間を割いて、何も思いつかなかったらどうしようとか、、、虚しい気持ちになるのが怖くて、本を読んだりや教養番組を観たりして、何かを得たつもりになることに留まっている。
そんな日々から飛び出す勇気はいつになったら訪れるのだろう。
ありきたりだが、私がいつまでも捨てられないのはスマホの写真だと思う。
なんとなくだが、捨てたらいけないような気がして結局捨てないで溜まる一方だ。
特に、自分や友達、家族の写真は特に捨てられてない。
他にも、学校でもらったプリントとかも、捨てられない。
これはどちらかと言うと、捨てられないと言うより、捨てるのが面倒だから捨ててない感じで、一時期ファイルが枕になるんじゃ無いかなぁと思うほどファイルが分厚いときがあったし、ほとんどファイルが鞄の3分の1占めてたときがあったしな……。
まぁ、考えれば考えるほど思いつく。
多分、これからもこんな調子で色々捨てられないものが増えると思う。
思い出に残ったものは捨ててません。
思い出を振り返るのが、好きです。
幸せだったあの頃
曾祖父が遺したホルベインの水彩絵の具
蓋を開ける度にぼやけた絵の具の匂いがして
暖色系の殆どは使われてしまっている。
本当は絵が欲しかった
端金で売り切ったと聞いた時には
叔父さんと叔母さんも一緒になって
祖父に憤慨したものだが
いつかは、自分で買い戻したいと思う。
ー いつまでも捨てられないもの ー
以前住んでいたアパートの資料
もういらないはずだけど、もしかしたらとか、捨ててはいけないものだと思いいつまでも捨てられない。
引っ越しが多くなるだろうからどんどん増えていくんだろうな~
『いつまでも捨てられないもの』
二軒先のSさんが、ゴミ捨て場に立ち尽くしていた。確か今週の掃除当番だ。
なんでも、指定の袋ではない真っ黒なビニール袋が捨てられていたそうな。
困り顔で指差す先には、なるほど黒いビニール袋があった。
次のゴミ収集日までどこかに置いておこうにも、中身を指定のゴミ袋に移し替えようにも、重たくて持ち上げられないらしい。
試しに持ち上げてみようとしたが、Sさんの言う通りやけに重たく、水分を含んだようなグニャリとした感触があった。
どうしたものかと思案していると、別のご近所さんが通りがかり、「Mさんが捨てていた」と言う。
それならとMさんの家を訪ねたが、誰も出てこなかった。
数日前、仕事帰りにMさんと挨拶がてら雑談をした時、「ずっと捨てられずにいたものを捨てる決心がついた」と言っていた。
「思い切りましたね」と言うと、「ええ、ようやく」と小さく頷いていた。
仕方がないので、Mさんが帰ってくるまでそのままにしておくことになり、私たちは解散した。
おそらく、Mさんはもう帰ってこないだろう。
さっき試しに持ち上げた時、逆光にほんの微かにビニールが透けた。
トリコロールに塗られた爪は、数日前「オリンピックにちなんで」とMさんが見せてくれたのと同じものだ。
だとすると、Mさんがビニール袋を捨てられるはずがない。
あのご近所さんは、なぜわざわざMさんの名前を出したのだろうか。
長年の友人だと聞いていたのだが。
子どもの頃、僕は特撮に憧れていた。
不思議な力を手に入れて、人格も行動も周りの人間に称賛されるヒーロー。
そんな大人に僕はなりたかった。
けれども年を越えるにつれてそんなヒーローなんていないことがハッキリと分かっていった。
助けが欲しい時、助けてあげたい時に都合の良いヒーローが現れるなんてバカな話だ。
それは大人になって世間を多く経験して嫌になるほど理解させられた。
だけど、誰かの「助けてくれてありがとう。」を聞くと自分があの日のヒーローになれた気がする。
そんな現実に無いものを、僕はいつまでも妄想している。
<いつまでも捨てられない物。>
いつまでも捨てられないものとは
その人の心を捉えてしまったものなのだろうか?
良きにつけ悪しきにつけ。
例えばこのパンのクロージャー。
名前があることにも驚きだが、唯一無二のこの形!
例えばこの永谷園の東海道五十三次カード。
芸術性の宝庫、目指せコンプリート!
例えばこのラップの芯、トイレットペーパーの芯…
いや、ついつい溜まってしまったものともいうな。まあ
冷蔵庫のドアポケットの小袋ワサビとか
冷凍庫の浅い引き出しのミニ保冷剤に
心を捉えられた覚えはない。
とりあえずトイレットペーパーの芯は
いい加減処分せねば。
(いつまでも捨てられないもの)
・6『いつまでも捨てられないもの』
この先このまま平穏に過ごせたらいいと思っていること
結婚したいとか子供が欲しいとか
成し遂げたいことがあるとか
そんなものはなくて
ただ死ねず
世を捨てて生きたい、という思いだけは捨てられず
色んな想いが一瞬にして駆け巡ったが
そのどれも口の端から漏れることなく
「ありがとうございます……いや、ほんとつまんない男です」
とだけ答えた。
ピアノマンの名前をまだ聞いてない
まあいいか
「今度メシでもいきません?」
「飲みましょ」
【終わり】
好きな色
好きな色で彩られる世界は
私の心を彩ってくれる
だから私は
その色の物を捨てられない
「将来の夢は、ありますか?」
考えるだけでも怖い質問だった。
「無駄だそんなもの」
「なれっこない」
「そんな夢アホらしい」
笑われ続けてきた。
怖かったけど、どうしても諦めたくなかった。
この4年間、何度も何度も挫折した。
けど、諦めなかったのは、
応援してくれる少しの声のおかげだった。
期待されるのは怖いけど、私は進み続ける。
「私の捨てられないものは、夢です。
小説家という、大きな夢。」
『いつまでも捨てられないもの』
私は物を捨てるのが苦手なタイプ。捨てようとしても、懐かしくなってきて、全然減らない笑
でもそれは、1つ1つに思い出が詰まっているから。簡単に捨てられる思い出なんてないから。
でも、、きっと永遠に捨てられないようなものは心のなかにしっかり入っているのかもしれないね。
いつまでも捨てられないもの。
小学1年生くらいの時に父からホワイトデーで貰った
尾崎豊の「I LOVE YOU」のオルゴール。
当時は何の曲かも分からず手で回して聴いてたけど
子供ながらにいい曲だなと思って聴いてた。
アラフォーだけどなんか今でも捨てられない。
父としては何の気無しに買ってくれたものだろうけど
私の中での大切な思い出。
メロディーとオルゴールの美しい音色が
昔も今も変わらず私を優しい気持ちにさせてくれる。
「いつまでも捨てられないもの」
なかなか捨てられないものがある
それにものだけでなく感情もある
きっと、皆そうだと思う
ならば、
いつか捨てるものがなくなる時は来るのだろうか
その時はどんな状況だろう
そして私はどうなっているのだろう
いつまでも捨てられないもの
僕のお母さんは「捨て活」をしているんですが、そんな母に今日のお題について聞いてみました!すると、「そんなもの無い」って言ってました!!!
もうそういう思考になってるのか…(?)
と、いうことで、お久しぶりです!nonone です!一昨日に故郷に帰ってきて、昨日は疲れていたので投稿出来ませんでした…。あっちで11泊くらいしてました!そういえば、バスっていっても高速バスです!高速のって車で6時間とかかかります…遠い……😢
で、従姉妹に小説を書いて欲しいと言われて、作っているのですが、そっちの制作もあるので、投稿頻度が少なくなるかもです……!すみません!ちなみに小説は従姉妹好みのジャンルで書いています!言われれば大体のジャンルは書けると思います。グロ系が好きらしいので書いていますが、グロ…?って感じになってるんですよね。でも従姉妹は小説の主人公を推してくれました!「めっちゃ良い、大好き。推し。」って言って、めっちゃ褒めてくれます(*˘︶˘*).。.:*♡
ストーリーとしては、気づいたら人を殺していたり、イライラしたら人を殺してしまう主人公の日常の話です。なぜ人を殺すようになったのか、周りからの主人公への態度はなぜ他の人と違うのか。そういうものに関係している過去が明らかになっていきます!!!(勝手に話し始めてしまいすみません…)
あと、他にはホラーとギャグを掛け合わせたストーリーを作って欲しいと伯父さんに言ってもらった(?)ので、作りました。めっちゃギャグです。有名な怪談話をギャグにしただけです。僕は恋愛系が好きなのですが、グロやギャグなどのジャンルでも、親戚には好評でした。また勝手に話し始めてすみません…
次の話もぼちぼち考えて行こうと思っています。皆様が求めているジャンルで書きたいので、色々なジャンルに挑戦しようと思います。
長文すみませんでした。
いつまでも捨てられないもの、それは私にとって本だった。
好みの本を買い続けていたら直ぐに本棚から溢れて尚増殖し、やがては部屋の床が抜けるから控えるように叱られても、私は紙の本を買うことを止められなかった。
整理整頓は心がけているが、私の部屋は足の踏み場と寝る場所以外は全て本が支配し、時々積み上げた本が雪崩を起こしていた。
学生時代は両親、大人になってからは配偶者に少しは本を処分しろ、とか、電子書籍があるんだから紙の本じゃなくたっていいじゃないかと、何度かぼやかれたり、或いは怒られたことも度々あった。
しかし、違うのだ。
手触りや匂い、本の重み、ページを捲る瞬間など理由を挙げたら切りがないが、本は紙ではなくては駄目なのだ。
そして、私の考えは間違ってなかったと、今は強く確信している。
「ねえ、本を読みたい!」
私の本を、私の子供がねだる。
私の子は本の虫で、しかも最近の本ではなく、親の私が持つ古い本に興味があるようだった。
そして、私の持つ本は、今では絶版になっているものや、図書館に無いものも少なくない。
……電子書籍では、版元の事情や権利でいつ読めなくなるかわからないのだ。
現物は一番強い。
私は子供と一緒に紙のページを捲りながら、絵本の読み聞かせを始めるのであった。