あじさい』の作文集

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あじさい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/13/2023, 11:00:31 AM

「みんな呪われて不幸になっちゃえばいいのに
1人になって孤独を体験すればいいのに」

元々ひとりが好きな人間だと思っていた。
みんなでなにかするよりも1人で作業する方が好きだった。自分のやりたいようにできるし、相手の進捗に合わせて行動したりしなくていい。要するに、気を使わないで居られるのが楽だった
否だと言うことに気付かされたのは高校生の時だった。集団の中で自分のやりたいことができる幸せを身に染みるほど実感した。孤独は恐怖の対象でしかなくて、暁にはとても辛い現実が待ち受けていることを体感した。
もう二度とこんな経験はしたくないと思った。人生の中で1番辛い3年間だった。幸せな記憶も辛い記憶に飲み込まれて思い出そうとしても思い出せない。

「1人になりたがるよね、塞ぎ込んじゃうというか、心配だけどそっとしておくのがいい?」
大学に入学してからの友達たちは疑ってしまうほど優しい人達だった。流石看護職を希望する人達で、人のことをよく見ていた。看護する側ではなく私が看護されていた。1人になりたい時は1人にならせてくれて、でも寂しくないようにグループの中に入れてくれる。本当に暖かくて優しい環境だった。
平穏な日々が続いていた。頑張って高校卒業してよかったと本気で思った。

紫陽花の花が咲いた。

ひとりになった。
どこにいても1人になった。
去年まではどこにいても1人ではないと実感することが出来るのに、友達がいない訳では無い、辛い時寄り添ってくれる子達はいるのにひとりになった。
どうしようもなく辛くなった。
崖から飛び降りたかったけど飛び降りれなかった。
何度も後悔した
てっきり、飛び降りなくて良かったと安堵すると思っていたのに違った。飛び降りておけばよかったと思う毎日だった。
海に面していないから崖なんて無いし、何よりきれいな海に包み込まれて最期を迎えたかった。
ただ都会の喧騒とネオンの光に包み込まれて最期を迎えるのは嫌だった
小説を書いた。
死にたかったから、自殺を繰り返す女の子の話を書いた
いつかこの子のように事故の過ちを後悔したかったから書いた。
結末はどう考えても思いつかなかった。

ひとりになった。
紫陽花の花が咲いている。
今日見かけた子は、青色の紫陽花だった。
成人式の日に身につけた、青色の紫陽花だった。

駅のホームにたって、電車が来るのを待つ。
飛び込んでしまおうと思った
賠償金の支払額がとんでもないから絶対にしては行けない方法だってこともわかってる
運転手さんの一生のトラウマになってしまうこともわかってる
電車をまって、家にある暖かさを求めてる人たちの心を一瞬にして凍えさせてしまうこともわかってる
それでもみんな不幸になってしまえばいいと思った
みんな孤独を味わえばいいと思った
孤独だ、と言ってる人には大事な人がいて、支えてくれる人がいる。誰かの1番になれる。けどどう頑張っても無理だった。
もう無理なんだと思ったから死にたかった。
真っ白な光が目いっぱい拡がって、鞄を置いて
飛び込もうとした瞬間車掌さんと目が合ってしまった
女性の運転手だった。
警笛がなって、足が鉛のように動かなかった。
崖先で声をかけられた時と同じだった。

生きなければ行けないと言うならば、みんな不幸になればいいと思う。
不幸だと嘆いている人はもう一度自分の置かれてる環境を思い出して欲しい
どれだけ暖かさを分けてもらっても寒くて仕方がなくて相手を恨んでしまう自分が憎かった
こんな感情に支配されるくらいなら死んでしまった方がましだと思った。

紫陽花の花がドサッと音を立てて、地面に堕ちた。

6/13/2023, 10:57:14 AM

今盛りですね。赤や青、紫、たまに緑なんかも見ますね。綺麗ですね。和にも洋にも、似合う。
ぱっと華やかに見える時があれば、なんとなし哀しげに見える時もありますね。

6/13/2023, 10:53:53 AM

《あじさい》

庭先に小さな花をいくつも付けて一つの集団をつくる。

色は紫、青、
最近、近所でピンク色を見たような気もする。

この季節になるとよく見る。

ここで一つツツジってあじさいとよく似ている。

意外と見間違いたりする、

そういうの多いよな
なんかのラジオでよく言ってるけど鷹と鷲は同じで…
って言ってたような

アシカとアザラシもそう考えるとよく似ているか

何だっけカニとヤドカリが似ているやつ

タカアシガニだったっけ?
自信ないや

なんか似ている奴あったっけ

考え出すと色々でてくるもんだな。

あ、雨だ。

6/13/2023, 10:52:23 AM

散歩中、ふと、街路に目をやると、紫陽花がいくつか、藍を基調とした花弁、人目があり、その香りを撫でることは出来ないが、季節の変わり目を感じるには、十分だった。すると、ぽつぽつと、雨が降って、生憎、傘を持ち合わせておらず、急落した天候を、呪い、近くのバス停へと、走った。そこにも、紫陽花が咲いている。先ほどよりも、大した事はない、なんてことはない紫陽花だ。花弁は小さくみすぼらしい、そのくせ群集していて品のない、誰も愛など注がない、庶民の花だ。季節の変わり目は、未だに私をバス停に留めている。
バス停で雨を凌ぐ私を、1台のバスが迎えに来た。普段からバスとは縁のない私だ。そのバスが何処へ向かうかなどつゆも知らない。だが、バスへ乗り込み、整理券を手に取った。バス停はこの季節特有の、じめっとした空気と、バス特有の、むわっとした香りに包まれており、とてもじゃないが、居心地がいいとは、言えなかった。けれども、あの場所から離れる最前の手段、もとい口実であったため、バスに乗らざる負えなかった。紫陽花が、雨が、私をバスに乗せたのだ。
いったいこのバスは、何処へ行くのだろう。ある程度、この辺りに住まわせて貰っている身であるが、恥ずかしながらバス停の名前を知らされても、聞いたような聞かないような名前で、しばらくすれば、とっくに車窓からの景色も見た事の無いものへと変わっていった。さて、いつ降りようか。そのような算段をしていると、いつの間にか乗客は誰ひとりとして、居なくなっており、運転手から、「お客さん、次で終点だよ」と声をかけられる。「ええ、そうですか、ちなみになんて所です?」と尋ねると、「おや、知らずに乗っていたのかい、次はね、」
どれほどバスに乗っていただろう。久しぶりの車外の空気は新鮮で、それは全身へ良く巡った。天気もすっかりと良くなっており、太陽が眩しく私を照らす。しかし暑いな、もう少し降っていても良かったのに、と思った。バスに乗る前の紫陽花の事をふと思い出した。紫陽花がいた場所に目をやると、すっかりと色褪せてしまっており、見るも無惨な姿だった。植物も、生命だ。植物の終わりの姿は、なんとも、人のそれを想起させて辛い。目を瞑り、手を合わせる。バス停の看板には掠れた文字で、「夏」と書かれていた。

#あじさい

6/13/2023, 10:52:15 AM

【あじさい】


あじさいは嫌いなの

貴方と、他の女を思い出すから



ちょうど梅雨に入りたてのことだったの

彼と一緒に帰ってたら急に知らない女が貴方に抱きついてきたわけ

まじありえなくない?

私の存在消すなよ、って感じなんだけど


でもその時察したの


私じゃないんだなって





貴方の焦り切った表情

幸せの絶頂みたいな顔してるあの女

そういえば、あの女がつけてた香水、今思ったら
彼が私にプレゼントしてくれた香水の匂いにそっくりだった


あー、そう言うことね


気づいていた時には言葉が宙の上を舞っていた

『お前なんか、死んじまえ。クソ野郎が」

今思ったら結構やばいこと言ってたね笑

でもそんぐらいがお前らにはお似合いだよ

奪っても、奪っても貴方からは何も奪えない

最後ぐらい、なんか頂戴よ

守らせてよ、最後ぐらい

貴方を守りたかった




お幸せに
 



          『星が泳ぐ』

6/13/2023, 10:51:30 AM

「あじさい」

薄紫の髪飾り
あるいは青い髪飾り
淡い桃色
あるいは紫
色とりどりの姉妹達

ドレスを纏う私達
けれど私の本質は
ドレスと髪飾りのその奥の
隠れた小さな目立たぬ姿

小さな胸のその前で
目を閉じ ゆるりと手を合わせ
神に祈りを捧げます


私を見つけてくれるのは
私に気づいてくれるのは
どこのどなたでありましょう

雨に遭っても歌うたい
誰も気づかぬ山の端で
姉妹は祈りを捧げます


ある日宮司が目を留めて
境内の手水に連れてきた。

青や桃色 紫の
水に浮かぶは 姉妹たち

手水の中からくるくると
ひらめくドレスと髪飾り


哀しき 小さなあじさいは

ただただ かれを待つばかり

いつか迎えに来てくれる

   あなたの愛を待つばかり


          「あじさい」

6/13/2023, 10:50:06 AM

お題『あじさい』

 レインコートを着た主様と庭に降りた。アモンが丹精したアジサイが小雨の中、色とりどりに庭を飾っている。
「ねぇ、フェネス。ここの地面はさん性なのかな?」
 この前化学の本を読んでいらっしゃったな、そういえば。
「そうです。それではあの赤いアジサイが植っているところはどうでしょう?」
 少しだけ考えて「アルカリ性!」と元気よく答えた。
「むらさきだと中性なのよね」
「さすが主様です。そして主様のように可愛らしいです」
 照れたように笑っている主様に
「アジサイの花言葉はご存知ですか?」
と尋ねてみた。
「ええっと……『うつり気』でしょ、それから『うわ気』でしょ……」
 言いながらしょんぼりと凹んでいく。
「……あんまりいい意味、ない……フェネスの意地悪……」
「ち、違いますよ。花言葉は他にもあって『七変化』や『元気な女性』という意味もあります。ね? まるで主様みたいですね」
 元気な女性と言われて満更でもないらしく、身体をくねらせて照れている。主様は本当に可愛らしい。
「そろそろ屋敷の中に入ってお茶の時間にしませんか? このまま雨の中にいて風邪でもひいたら大変です」
「うん!」
 ニッコニコに笑う主様の前歯は乳歯が抜けていて、これはこれでまた可愛らしいと思う。
 我ながら主様に首ったけだな。そう思いながら鮮やかな庭を後にした。

6/13/2023, 10:50:02 AM

キラキラと

      はじけて飛んだ


       夏の夜の
   
         花火のように

           なりたくて

       
        わたしは

           今日も

             雨を呼ぶ
        

              『あじさい』

6/13/2023, 10:48:45 AM

あなたとみた

あじさい

窓からみえる

なんでもない景色

今年が、最後になるかもなんて考えたら、

突然、雨に煙ってしまうあじさい



もう、あれから1年過ぎたらしい‥

6/13/2023, 10:46:53 AM

「あれ」

「アジサイだ…。こんな所に咲いてたっけ…?」

あいつの家があった空き地に見慣れないアジサイが咲いていた

青く、とても鮮やかな色をしている。

「アジサイって、青色になるんだ」

そう思った瞬間、少し背中が寒くなった。

『あれ、帰ってきとったん?』

近所のおばちゃんが俺に声をかけた

「はい。仕事にキリがついたので…」

『そうかそうか』

「あの…、この家の女の子って…」

『ああ……。本当にお気の毒だね』

え…。俺は今何処にいるか聞こうとしたのに…。

お気の毒……?

「それって…どういう…」

『あんた、知らないのかい?この家の女の子、行方不明だって』

『学校の帰りだったかな…?突然帰ってこなくなってそれっきり。今もまだ見つかってないよ』

ヒュッ…と息を呑む。

行方不明が怖いからではない。

きっと俺は、

彼女の居場所を知ってしまったのかもしれない。


ーあじさいー

6/13/2023, 10:42:53 AM

あじさい

花言葉…移り気

色んな気持ちにその時々で
変わる…

何役にもなれる器用な
印象

どれがわたし?
どれもわたし…

とらわれなくて…
じゆうなの…

曖昧でわからないの…
ふあんなの…

でも…

ふあんをたのしんで…
風に吹かれながら…

色々変化する
七変化のよう

彩り豊かで…
きれい

美しい…

楽しませて
くれて

ありがとう

6/13/2023, 10:42:08 AM

好きな色を聞かれて困った時、私は必ず
「あじさいの色。」と答えた。
私は特にこの色が好きって色が無いからだった。
だからわざと曖昧に答えた。
私の好きな花の色。
今日の帰り道、あじさいは咲いているかな。
傘を差して歩く帰路の道。

『あじさい』

6/13/2023, 10:37:30 AM

あじさい

あじさいは、
土の酸性度で色が変わるらしい。

私も違う土地に行けば、
その土地に染まることが出来るかな。

6/13/2023, 10:31:09 AM

あじさい


辛い。ただただ辛い。
高校を卒業し、バイトを初めて約2ヶ月経つが、
もう辞めたい、仕事に行きたくないと思ってしまっている。18歳でありながら、SNSでよく見る「仕事やだ」を痛感してしまった。働く前は、自分の好きな物を扱う仕事だしと思ってはいたが、次第に雲行きが怪しくなっていた。もちろん自分の好きな物に触れている時は幸せすら感じるのだが、いかんせん、私は人と関わる事が苦手なのだ。そのため、職場の先輩との接し方やマニュアルはあれど、お客様の接し方などなど私にとっては難しすぎる問題があるのだ。一応、接客業無しで自分の好きなものに触れられる職業があるのだが、成ることが難しい上に、稼ぎが少ない時と多い時のピンキリ。
つまり、慣れしかない。不運にも私にはお金は必要で
幸運な事に、今のバイト先のお給料がいい。
休憩中そのような事をボケーっと自分の中の上司を納得させる様に考えていると、私よりも少しだけ歳上のかっこいい先輩が、こちらの方を見て、「東さんはこのアニメ見た?」と近くに置いてあった漫画本を指さし問いかけて来た。もちろん私はどう答えていいか分からないので、首を縦に激しく振って答え、以降会話は弾まなかった。それもそのはず、私は、話しかけるな! オーラをとてつもない量放っていたからである。
休憩が終わり、今日も数々の失敗をして、先輩達に迷惑をかけ、恥をかく。仕事終わりの帰り道、失敗した自分への慰めとして、自分の好きな物が展示、置いてあるお店に行く。幸せな時を過ごしながら、やっぱり自分は何かを売るのではなく、消費する方が向いているんだなと感じた。そして、この瞬間のためにお仕事を頑張ればいいんだと気付き、軽い足取りでお店を後にした。

6/13/2023, 10:29:50 AM

あじさい

一昨年は、青色、ピンク色だった

雨の中、鮮やかに咲いていて心は踊る

去年は、鮮やかな紫も咲いていた

今回も雨の中、咲いている

去年と違った色合いだが綺麗であった

今年は、とんな色のあじさいがさくのだろうか

6/13/2023, 10:28:09 AM

昨日、鎌倉に行った。
江ノ電の線路沿いに咲くあじさいがとても美しかった。

6/13/2023, 10:27:40 AM

忘れたいよ
なんで忘れられないんだろう。
忘れたほうが楽なのに
良い思い出より苦い思い出のほうが多い。
また声かけたらまえみたいになる
いやそんなの怖いし一生壊れてしまうかもしれない。
今は会話しない。目も合わせてくれない。
ふとしたときに会話がはじまることがある。
それを信じて。
それからまた何かがはじまるだろうか。
少しでもある思いを消したい。
その方がらくだから。
でも奇跡を信じたい自分がいる。
どうしようもないやつだ。
なんでこうなんだろう。
気持ちを違う方向に向けたい。
忘れたいよ

6/13/2023, 10:26:52 AM

あじさい

カシワバアジサイという白いあじさいがちょっと苦手。存在感すごすぎて。
あなたのせいではまったく無いのに、ごめんね。

6/13/2023, 10:25:29 AM

あじさい

紫陽花といえば、この時期に咲く花。

私が住んでるところは紫陽花は残念ながら見当たらないので見る事ができない。

だけど、以前住んでいた街の神社の階段に咲いていた紫陽花が懐かしい。
いつも神社に散歩がてらに階段を登り降りするたびに紫陽花が顔を出していた。近くにカエルもいて、子供が嫌がっていた事を思い出す。

あの神社が名残惜しく感じる。いつかまたあの街へ行く事ができたなら、あの神社に必ず行って参拝を約束しよう。
私を事を知っている彼もきっと喜んでくれるはずだ。

6/13/2023, 10:25:18 AM

紫陽花(あじさい)

道を歩く時、道の端にに紫陽花が咲いているのを見る。
小学生の頃,紫陽花が綺麗なドレスに見えた
私は可愛くない。ドレスは可愛い人が着るものだ。と遠ざけていた。
長い月日が流れ,今日も歩く。
道の端にひっそりと咲いている紫陽花のドレスを着て,今日も私の女心が泣いている。

#可愛くなくても
#後悔の涙
#今年も綺麗に咲く

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