『「ごめんね」』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
母との関係は良好だ。
二人暮らしも10年を超え、親子のような友人のようなただのルームメイトのような、限りなく曖昧な、でも居心地の良い距離感で過ごせていると思う。
とはいえ家事はやはり母のお手の物で、掃除、洗濯、料理など(要は家事と言われるもののほとんど)はお世話になりっぱなしだ。
そんな母に、わたしは長く「ありがとう」も「ごめんね」も言えていない。
それどころか「おはよう」も「いってらっしゃい」も「おやすみなさい」も言えていない。
なぜだろう、とても気恥ずかしいのだ。
(不思議なことに「行ってきます」と「おかえり」と「いただきます」は言える。我ながら謎すぎる)
二人の間に会話がないわけではない。
一緒にテレビを見ながら談笑もするし、お互いに仕事の愚痴も溢すし、時には軽口を叩きあうことだってある。
ただ、日々の挨拶だけができないのだ。
母はそれに気づいているのかいないのか、何も言わない。
何も言われないのを良いことに、わたしは今日も挨拶を「んー」とか「うん」とか、そんな言葉で濁す。
きっといつか後悔する日が来るとわかっているのに。
「ごめんね」
「いいよ」
「ありがとう」
全く、小学生の和解は単純なものだ
世界がこれほど単純なら良かっただろうに
「もういいよ」 紡ぐ言葉と 裏腹に 渦巻く澱を 落とせずにいる
お題「『ごめんね』」
「ごめんね」は、「いいよ」が返ってくるのを想定して言われることが多い。
お互い様だから「まっ、いいか」で終る。
次第に「ごめんね」の回数に違いがでてくる。
あちらの「ごめんね」が増えるほど軽くなり、
こちらの「いいよ」がだんだん言いづらく重くなる。
「ごめんね」で済む問題じゃなくても、
あちらは「ごめんね」。
「いいよ」で済むわけないだろうでも、
こちらは「いいよ」と言わざるを得なくなっている。
「ごめんね」に価値感の違いがでてきたら、
距離をとる知らせですね!
死んだ母は決して良い母親ではなかった。所謂「毒親」というやつだ。習い事や家のルールで私をがんじがらめにして、交友関係にまで口を出し、自分の思う通りに私が動かないとヒステリーを起こした。大事な物も何度も捨てられた。しかしながら、私には素質がなく頭もそこまで良い部類ではなかったようで母の努力も虚しく結局私は底辺を彷徨う弱者側の人間に成り下がってしまった。
母の期待の檻から逃れた後は気楽なものだった。家を出ても良かったのだが、私はそれをしなかった。抜け殻のように静かに穏やかになった母との距離感を心地よく思っていた。自分がこんな情けない状態でいる事で母に復讐してるつもりだったのかもしれない。母はたまに毒を吐くが、優しい部分も無い訳ではないので笑い合ったりする事もしょっちゅうあった。共依存のような状態にあったのだろうか。
それから数十年経ち高齢になった母はぼけて私のことなど何も分からなくなってしまった。日によって性格がきつくなったり、何もわからなくなったかと思えばしっかりと会話できる日もあった。昼寝をした事を忘れて夜眠れないと騒ぎ酒や睡眠薬を大量に摂取しようとしたり、足腰は丈夫なので外へ出歩いて近所のスーパーからパンを繰り返し買ってきて家中パンだらけにするのを止めるのに骨が折れた。恨みはあれど長年共に暮らした母親の老いを目の当たりにするのは結構きつかった。
そうしていくらか時が経った頃、不思議な事が起こった。母が健全だった時のように私の事を思い出したのだ。以前の鬼婆のような顔ではなく、見たこともない優しい顔をして私の頬に手を当て、私の名を呼んで一言「ごめんね」と。何がごめん?と聞くともう何も分からない母に戻ってしまっていた。それがなんだかとても悲しくて、私も、ごめんねぇ…と耐えられず声を上げてわんわん泣くと、目の前のお婆ちゃんは不思議そうな顔をして頭を撫でてくれた。
それから数日後に母は眠りながらそのまま安らかに息を引き取った。あの後の母は残念ながら私を思い出すことはなかったが、お互いに謝ってから私の心はいくらか軽くなっていた。私の謝罪が届いたかは定かではないが、これでよかった。私は母に謝りたかったし、母に謝って欲しかったのだ。許せない事ももちろんあるけどそれはきっとお互い様だろう。それに気づくのに何十年もかかった事が我ながら笑えてしまう。
母がもう何処にもいなくなってしまった事がとんでもなく寂しいと素直に思える事がほんの少しだけ嬉しかった。
なんで。私ばっかこんなに我慢しなきゃいけないの。
いつも言うこと聞いてるのに。
歯向かったこと1度もないのに。
損するのっていつもこっち。
汚れ役ばっか。
何も報われた試しがない。
なのに。こんな私のこと見捨てるの?
かわいそうだとか、少しも思わないの?
あんたにとって私の存在ってその程度だったんだね。
もういいよだなんて、そんな簡単な言葉で片付けられちゃう神経が信じられない。
ねえ。
なんか言ってよ。私ばっかり、また。
「 」
「ごめんね」
私の母は物事が悪い方向に向かっていくと決まって
「ごめんね」と口にした。
たとえ、自分が悪くなくとも……。
その言葉に本来の意味は込められていなくとも、
物事をおさめるために使っていたその言葉は無意識に母の心の中に塵積もっていたのだと今なら思う。そして、その言葉は自分が悪くない立場のときほど、自分の中で無意識に不の言葉と変換されて、塵積もっていく。
その結果私の母は「他者承認欲求」になってしまった。なにかあるたびに「私は必要?」「私、役に立ててる?」と聞いてくるようになった。
そして、適当にあしらってしまったあかつきには、
「私は必要なかったの?私はあなた達にとって邪魔だったってこと?」
「じゃあ○んだほうがいいわよね」
と包丁を自分の首に当てるようになった。
だから、なるべくいつも頑張って返事をしている。
母をこのようにしてしまったのは自分達の失態なんだから…と言い聞かせて……。
でも、あのときはなるべく時短で済ませたかった。
なんてったってあの日は母の日だったからだ。
私の家は母の日をしっかりする家で、私も小さい頃から手紙を書いていた。母が他者承認欲求になってからもなんとか合間をぬって毎年書いていた。
その手紙を渡すとどんなときの母もとても喜んでくれて、その顔を見ると私も嬉しくなるほどだった。
だからあの日はなるべく話かけないでほしかった。
だが、そんな思いが届くはずもなく、なんならついもより多く話かけてきたほどだ。
始めの方はしっかり対応していたが、だんだん時間が迫ってきて、あまり母の方に意識が回らずつい
軽くあしらってしまった。
(よしっ!できた!)「お母さん!出来たよ!」
そう言い振り向いたときはもう手遅れで、私の母は自分の首に包丁を当てようとしていた。
「私、邪魔になってるんだね……」
私は必死で弁解をし、やめるように頼んだ。
それと同時に私がしてしまった事への重大さを身をもって実感した。
なんとか止めないと、自分がしてしまったんだ、自分でなんとかしないと………。
そんな膨大な思いを体は処理出来なくて、ついに私は、泣き出してしまった。
そんなこともお構い無しにどんどん包丁を首に当ててゆく母。
それを見ているのが本当に苦しくて、悔しくて、
どんな手をつかってでも止めたかった。
私が撒いてしまった種なのだから。
だから私は、自分の片手を母と包丁の間に入れ、もう片手で手紙 を持った。そして泣きながら言った。
「ねぇ、○ないで!!手紙、今年も書いたよ。」
その声はあまりにも細くて、とても震えていた。
私の目から溢れる涙は、手紙の上にぽたぽたとおちていて、そのところの色は濃くなっていて、水玉模様のようだった。
床には赤い液体がぽたぽたと音をたてて水溜まりをつくっていた。
母はやっと、正気に戻ったようで、包丁を手放し、膝から崩れおちて言った。
「ごめんね。こんな母でごめんなね。」
ここ数年は聞いていなかった口癖になんだか、昔にもどったような気がして、私の涙腺はもっと緩んだ。「私もごめんなさい。」
fin
1話から8話を見たこと無い方は1話から!
創作)9話 「ごめんね」
2024年5月22日(水) 晴れ☀
今日はお昼ご飯の時に生徒会の会議があった。いつもより早く終わって時間が余ったから教室に戻っておこうと思ったら、廊下で話し声が聞こえてきた。話していたのは会長とヒロで、深刻そうな感じで廊下へ出るのはマズいと思い、その場で待っていた。なんとなく聞いていると生徒会の話では無さそう。ずっとヒロが小さい声で話して居たため、何の話は分からなかった。急に廊下が静まり返って、もう出れるかと思ってドアを開けようとした時、「ごめんね」と言う会長の声がはっきり聞こえた。その言葉に続けて「沢山考えさせちゃって」という言葉も会長は放った。「ごめんね、沢山考えさせちゃって…」とは…?なんか告白で振られたみたいな言葉。あれ、そういえば会長ってヒロの事好きだったよな。本人の口からは聞いてないけど、顔に出てて分かる、けど、クラスの人は分かって無さそう。でも1年生に知ってる子居たよな…。ん、だとすると、いつ告った…?
(これは5月22日に登場人物の誰かが書いた日記です!!
千尋くんの呼び方で分るかもです!!)
「ごめんね」
あなたが
辛いとき
側にいなくて
「ごめんね」
……って
呟く独り言は
風が攫っていって
あなたの部屋の
窓に吊るされた
風鈴を揺らす
ちりん、ちりんと
「ごめんね」
……って
やったー!倒せた!
あー、負けた!
じゃあまた来世でね!
あぁ、またな!
大好きな君へ
勝負なんかしたくなかった
「ごめんね」
【ごめんね】
「ごめんね」
それが君から聞いた最後の言葉
こちらこそ?
今までありがとう?
それとも
.....。
私はあなたになんて返せば良かったのだろうか。
Simejiというアプリの使い方がイマイチ分からない(^_^;)
彼女と喧嘩をした。
彼女は怒って家を飛び出してしまった。
ただ、今回は俺だけが悪いわけではない。
少し頭を冷やせば帰ってくるだろ。
俺の話なんか全部反論してきたし。
勝手にしてれば良いじゃないか。
…まだ帰ってこない。
どうしたんだろう。電話をかけても出る様子はないし。
普段ならもうご飯の時間はとっくに終わっているのに、食卓の上には2人分のご飯が冷めて残っている。
俺もだいぶ冷静になった。
あの時はまともな考えができていなかった。
とにかく自分の意見を曲げず、非を認めようとしなかったのだ。
…おかしい。だめだ。帰ってこない。
誰か変な人に誘拐された?
誰か違う男の家に行った?
考えれば考えるほど不安が募り、居ても立っても居られなくなる。
日を跨ごうとしているこの時間に上着を羽織り、彼女の上着を持ち、車の鍵を掴んで家を飛び出した。
くそっ…。ここにもいないのかよ…。
ここで4箇所目。よく2人で行っている場所、彼女が好きなところなどをひたすら探しているが全く見つかる様子はない。
あいつがよく行く場所…思い出せ…。
…公園。あの公園にはまだ行っていない。
そうだ。デートの帰りによくあそこで駄弁ってた。
そうと決まれば、急げ。
電話…出てくれ…。
「おかけになった電話をお呼び…」ピッ
ちっ、出ねぇ…。なんでだよ…。
俺はなんであんなに怒った…?
俺はなんであいつが出てってすぐ追いかけなかった…?
だめだ。今はまずあいつを見つけることだ。見つけて、謝る。これが最優先だ。
やっと着いた。どこだ…いるか…?
いない…。嘘だろ…。
ほんとにどこ行っちまったんだよ…。
電話も出ない。
公園の中、1人ブランコに座り考える。
他に…他にどこがあるんだよ…。
メールを開く。何も来ていない。
もしかしたら、もう家にいるかもしれないもんな。
一回帰ってみよう。
どうしよう、いなかったら。
車の中で揺られながら思考を巡らす。
誘拐されてしまっていないだろうか。
どこかで倒れてないだろうか。
どこかで事故に巻き込まれていないだろうか。
「…会いたいよ…どこにいるんだよ…。」
視界が滲み前が見づらくなる。
だめだ。まだ泣くのはだめだ。
帰っても彼女の靴は玄関にない。
部屋も暗く、人の気配はない。
「…どこにいんの?」
ぼそっと呟いた後には大粒の涙がこぼれ落ちたが、今の俺にはこの涙を止めることも拭うこともできなかった。
出てよ…電話…。
「おかけになった電話をお呼びしましたが、お出になりません。ツーツー」ピッ
はぁ…かれこれ3時間ほど探したが見つからない。
ピンポーーン、ピンポーーン。
これからを考えていたらチャイムが鳴った。
俺は慌てて涙を拭い急いでドアを開ける。
やっと帰ってきた!謝れ…る…。
「え…?」
「夜分遅くにすみません。わたくし県警の者なのですが、この女性に見覚えありませんか?」
「私の彼女ですが…何故です?彼女の身に何があったんですか…?」
「…先ほどここから少し離れた道路で女性が倒れていると通行人から通報がありました。救急隊と急いで向かったのですが…その時には…もう…。」
「なんで…なんでですか…?!」
「通行人の証言では、赤信号を無視した車に撥ねられ、体を地面に強く打っていたと…。即死でしょう。少し署までお願いします。」
そこからの記憶はほとんどない。
気づいたら家にいた。
あの後は警察官の質問にただただ答えていたと思う。
出会い、最近あったこと、喧嘩のこと。
彼女が死んでしまったこと。
もう彼女の笑顔を見ることができないこと。
もう彼女の声を聞けないこと。
それらがショックでショックで…。
彼女以上に愛せる人はこの世にいない。
こんなに人を好きになったのも、
こんなに正直でいられたのも、
みんなみんな彼女だけだ。
もう会えない、彼女だけだ。
「…ごめん。ごめん。あの時、すぐ迎えに行かなくて。謝れなくて。君のことが、世界で1番好きだ。」
何を言ったって、謝ったって、好きを伝えたって。
もう、何一つとして彼女には届かない。
それでも僕は言い続ける。
君がいなくなるちょっと前に言えなかった言葉。
「ごめんね」「好きだよ」この言葉を。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
後になって知ったことだ。
彼女は撥ねられる前にデザートを買ってくれていたみたいだ。俺の好きなシュークリームと、2つのケーキ。
きっと彼女なりに考えてくれていたのだろう。
それから、俺には送られていなかったメールがあった。
内容は…思い出したらまた泣きそうだから、今は言えないけれど。
俺らさ、お互いに世界で1番好きだったね。
君がいない世界を愛せるかわかんないけど、
いつか俺がそっち行ったときに笑い話いっぱい話せるようにさ、頑張ってみるよ。
「ごめんね、そしてありがとう。届いてくれ。大好きな君へ。」
『 「ごめんね」 』
あの人に心から「ごめんね」って思ってたのに
照れくさくて「ごめんね」って伝えれなかった
あんずに翼
今、朝ドラで『虎に翼』というドラマがしています。
『虎に翼』って、故事成語だ更に強くなるという意味らしい。
すごいなぁ〜✨知らなかったなぁ〜。
でも、違うかもですが、妖怪の鵺(ぬえ)にちょっと似ているかな~🤔と思案している、私。
今日は、想先生の友達と内科に通院に行った。
『こ,ん,に、は。凛先生(*^^*)🎶』と、私は挨拶をした。
『あんずさん何、その喋り方。キカイみたいだヨ~(笑)』と、凛先生は、驚き、そして、笑って下さいました。
『今日は、鬼滅の刃の禰豆子ちゃんのマスク😷だからネ(*^^*)🎶』と、私は、説明した。
『今の見てるんだね~(*^^*)🎵』と、和やかな空気感好きだな〜。
優しかて、ハートが暖かい凛先生。私が、困ったことがあってtel☎したら、ちゃんと私の気持ちを察して下さり一緒に悩んで下さいます(´;ω;`)
わあ~、すごいなぁ〜✨と私は、想う。
母に結んでもらったリボンのツインテール(*^^*)🎶カワイイ〜(≧▽≦)💙と何時も親切にして下さる看護師さんが褒めて下さいました。(*´ω`*)
内科さんで、患者さんが少なかったから、凛先生にお散歩に連れって行ってもらったの(*^^*)🎶
ちょっと、暑いけれども、イイお天気〜🌄
前から、歩いて来られる外国の方が私を見て微笑まれた。私は、『Hello〜(*^^*)🎶』と言ってみた。
そしたらか、外国の方が、『Hello〜。Finethanks?』と、返された😱英語だぁ~。しっかりと勉強しとけばよかった‥‥(^_^;)
凛先生が私の代わりに『Finethanks&you。』と、返事をして下さいました。ホッ。
あんずさん、びっくりしたね(*^^*)🎵と笑顔で言われた、リボ先生。お〜素晴らしい⭐✨
想先生の友達もすごいなぁ〜(。>﹏<。)✨
てくてく、進むと道端には、黄色の花の彼岸花が咲いていた。キレイだった~✨
無惨様には、ヒミツネ🤭
私には、翼はないがそした先生や夏音ちゃんや陽葵ちゃんや木田くんや高橋悟君や想先生の友達の凛太先生や苺さんや何時も歌が上手くて親切にして下さる蒼さんやリハトや、
私たちの後輩になるのかな~、れいん君やかなこちゃんや習い事の先生や‥エトセトラ。もちのろん(。>﹏<。)free!のみんなや、天月さんやめいちゃんやGeroさん(。>﹏<。)
きりがないくらい(。>﹏<。)です。✨みんなありがとうございます💐
終わり
今日、友達にひどいことを言ってしまった。
友達は怒っていた。
絶対に明日謝ろう。
LINEでは想いが伝わらないかもしれないから。
その日私は、心の中がもやもやしていて、眠れなかった。
翌日、朝一番に友達の元に駆け寄り、言った。
「ごめんね。」
「ごめんね」
散々、地べた這いつくばって
必死こいて
2人で良くなりますようにと
そばにいたけど。
自分の限界のゴミクズの中で
埋もれたままは、嫌だから。
私、上に行くね。
もう、空を見上げて
生きていく。
それって、素敵なことだから。
お題:「ごめんね」
ごめんねと言われ、許せなかった自分。
何故こんなにも心が小さいのかと自己嫌悪。
謝ってくれたのに、、、
翌日。皆んなから距離を置かれてしまった。
あの時許しておけば、
こんな事で悩まなくて済んだのかと少し後悔してる、
(ごめんね)
わたしの謝罪には価値があるんだろうか
彼女にあのとき言われた言葉
”嘘くさくて、挑発してるみたい”
あれから色んな場面で
たくさん謝ってきたけど
価値もない上に
とうとう薄っぺらくなってしまって
わたしの言葉ぜんぶ、だれにも
もう届いてないのかもしれない
◇「ごめんね」◇
「ごめんね」の、その1言
いつもは聞かないその言葉
悲しい話をする初めの言葉
俺は、付き合ってる人が居る
だから、その言葉は悲しかった、、
俺の何が悪かったのか?
俺が酷いことをしたのか?
さっぱり分からなかった、、
だから、聞いてみた、、
帰って来た返事は、
「ごめん、、」
この言葉を言ったきり、何も言わなかった、、
その後知ったことだが、、
俺の恋人は、“余命1年”だった
だからなのか~、、
っと思ってしまった、、
悲しいことは、悲しいことの始まり
皆さんもこんなことがありませんように