『「ごめんね」』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
正直に言うと。
彼が欲しかったんじゃないの。
あなたの「もの」が、欲しかった。
何でも持ってるあなたが羨ましかった。
あなたのキラキラした日常のインスタは、毎日チェックしてた。
始めは「好き」だけだったのに、いつの間にか「あなたになりたい」とさえ思うようになった。
真似をしていくうちに「あなたが持っているもの全て」が欲しくて欲しくてたまらなくなった。
だから、あなたの彼に近づいた。
簡単に手に入りそうになったその時。
「あれ、あなたが大切にしているものは、こんなに安っぽいものなの?」って思ってしまい、一気に冷めた。
私は何者でもないことに気付いた。
明日、自分で選んだ自分の靴を買おうと思う。
題:「ごめんね」
天が万物の罪を許すという吉日
本日5月30日は天赦日という
新しい物事を始めるのに良い日
重たい気持ちにはさようならを
心は軽く進んで行きたいですね
言葉の力、言葉に乗せる気持ち
見えないけれど伝わってきます
寂しい心には愛を注ぎましょう
傷付いた心にはそっと明かりを
もっと泣いたっていいのですよ
その後に見えるものがあります
大丈夫全て上手くいっています
信頼することから始まるのです
新しいあなたへ新しいわたしへ
「ごめんね」
彼からの言葉で
「ごめんね」
この一言だけがほしい
私達の関係に終止符を打つ美しい一言
今日もくれなかった
君は私に声をかけられるのを少なからず
待ってたよね
かけるわけないでしょう
答えもくれず、冷たく素っ気ない態度
それでも突き放すことなく、むしろ近寄ってこようとしたり、、、
遊ばれてるのかもしれないけど
私は君が何を考え、どんな答えを下すのか
ずっと待ってる
みんなには、もう諦めるって言ってるけど
心のなかでは早く言ってよって思ってるんだよ
「ごめんね」
って言われたら
「愛してる」
で終わらせてもいいかな
眠れない夜
インスタのストーリーをまわした
キミに届けと
今日はそれが届いて
キミは通話をかけてきてくれた
びっくりだよ
40分ほど話したら
会話が途切れた
そのまま朝まで繋いでくれるのかと
そう思って安心してた
さっき気がついたら切られてたね
安心しきって
頼っちゃってごめん
好きも言えなくてごめん
でも好きよ
声が隣だと安心するの、
今日はありがとう
ごめんね 幼なじみくん。
_ ₁₇₈
産んで良かったのか。
あの子たちをこの世に出して良かったのか。
自分が中心でいたかった10代から脱した時
自然と子供を欲しくなって母親になることができたけれども。
私は少しも
あの人たちを大切にできなかった。
勝手な思い込みで接して
悲しい思いをさせてしまう。
その悲しい顔が脳裏に浮かび
子の寝顔を見て涙ぐむ。
今は
その若かった私ごとを眺める。
全てを包んで微笑みたい。
時を経て
大人になった彼らに新たに思う。
こんな世の中に出してしまって
本当に良かったのか。
「ごめんね」
大切な者たちに思う。
でも。
私はずっと幸せだよ。
どんな世の中になろうとも
それぞれが幸せで生きられますように。
最後の最後は
それだけを願う。
いい女の口から出るそれほどの巨悪はそうそうない。
お題:「ごめんね」
どうしようもないんだよ。
君か、私か、どちらかが死なないといけないんだ。
だから私は、君に生きていて欲しかったんだけど。
君は私に生きていて欲しいと、願ってしまったから。
私達は“今日”を繰り返すことになったんだ。
でも、私は、この状況に満足してる。
この決して終わることのない“今日”に。
だって、大好きな君とずっと一緒にいられるから。
いま私、とっても幸せなの。
ねえ、あなたは?
テーマ「ごめんね」
「ごめんね」「ありがとう」
まるで 賭けをしてる様な 騒ついた沈黙
何を言っても 言い訳みたい
笑っちゃうくらい 底抜けに青すぎる空
【「ごめんね」】
私は私なりに
必死で生きていただけ
けれどそれは
あなたを悩ませ苦しませた
ごめんね
あの時の私には余裕がなかった
そしてあなたも
無知ゆえに私を何度も不安にさせた
だからあなたと私は互いに疲れ果て
関係は終わったの
それぞれが楽に生きるために
ごめんね
あなたのことは忘れないけど
あなたとの思い出は綺麗なままにはできない
優しかったあなたを思い出すと
今は痛いほどの苦味を感じるの
「ごめんね」
何度その言葉を言わせただろう
辛そうに
やり直すこともできない
取り返しのつかない
どうしようもない
過去を
それでも変わらなかった
未だ苦しんでいることを知り
その言葉を
もう何十年
繰り返してきたことが
私の傷は
大きく深く
到底許すことなどできない
でも本当はそれも辛いのだ
その姿を見るのも
許せない自分も
いっそ許せば楽になるのだろうか
後悔しないで済むのだろうか
どちらをとっても
最後は自分で自分に
言うことになるのだろう
「ごめんね」と
「ごめんね」
君と、酷い喧嘩して。
ホントは仲直りしたかったのに、
素直に謝れなくって。
悪いとは思ってない、とか。
自分は間違ってない、とか。
そんな事ばかり言って。
別れたくなんか、なかった。
そんな事を思う事さえ、
何だか悔しくって。
向こうから謝ってくれないかな、
…なんて。
虫の良い事を考えたり。
でも。
喧嘩してから、時間が経てば経つ程、
二人の溝は深まっていって。
言葉を交わすどころか、
視線を合わす事さえ、無くなって。
もう一度、話したい。
出来る事なら、
もう一度、抱き締めたい。
だけど。
そんな希望は、叶う訳もなく。
だから…。
「ごめんね」
喧嘩した日からずっと、
空っぽのままの手を握り締めて、
君に告げられずにいる言葉を、
遠くに見える君の背に向けて、
そっと呟く。
いつか、君は。
こんな私を、赦してくれるかな?
貴方が絵画のように
微笑を形成している。
この恋を悲劇として
僕と貴方は舞台の上。
一層魅きつけてくる
らしくない美しさは
互いの心を守るため
貴方なりでの一芝居。
僕も貴方も敏いから
すぐに気づいていた。
僕はうぬぼれていた。
最後に差し出された
その手を握り返して
「今一度
貴方を好きになった」
貴方と
舞台を降りた気の侭。
その手
だけは
芝居でなかったのに。
――――――
「ごめんね」
ごめんね
自分のカラダへ
身体に悪いもの摂取してごめんね
漬けたキュウリ、漬けたゆで卵
塩分効きすぎて絶対に身体に悪いって
わかってるのに...
お箸が止まらなくて本当にごめん
でも美味しい。
【「ごめんね」】
アンタがその言葉を言った意味がわからなかった
謝ってほしいわけじゃなかった
ただ、一緒にいるだけで良かった
オレがアンタを作り変えてしまった
謝るべきはオレなのに
「さよなら」とか「またね」とか
お別れの言葉は色々あって
でも
みんな今日の続きみたいに思ってて
どれもこれが最後になるなんて
想像もしていない
きっと見逃してしまった前触れに
ものすごく後悔するだろうから
「ごめんね」より「ありがとう」を
たくさん言っておこうと思ってる
:「ごめんね」
■
首と胴を自力でくっつけるのには苦労したよ!
あと四肢もばらばらで大変だった。
でもなかなか楽しい作業だったよ!
頑張ったおかげですっかり元通りだし。
体の調子はどう?悪くなってないといいな。
血液より愛を込めて。
■
今観ている君は模倣品だ/君の思考に触れ形をなぞり噛み締め味わったとて、それは既に偽物なのだ/本物の味が知りたい/君だって同じ気持ちを抱えている/それだけが救いだ/
食人、とは何とも魅惑的だ/僕のこれは食してしまいたい衝動に駆られるほどその人を味わい尽くしたいという現れだろう/その人を理解したくなったとき僕は無性にその人を食してしまいたくなる/クールー病になり死に至る点を考慮すると互いに切り落として互いに食べてしまうのが良いかもしれない/そしてできれば一緒に味の感想を言い合いながら死んでしまおう/
二人歩いた水辺をやたら低い目線でもう一度歩く/歩いた跡は波と砂にゆっくりと呑まれてゆく/歩いた跡は消え、忘れられ、最初から無かったかのようだ/記憶も平らになり色褪せ、追体験しながら重ねて観たものは既に創作となる/
君はどこへ行ってしまったのだろう/君からの「ごめんね」の手紙を何度も読み返してもうクシャクシャだ/逃げてしまったのだろうか/死んでしまったのだろうか/どこを探しても見つからない/
あの日は月がきれいで「月を見よう」なんて名目で海辺まで連れられて月を見に行った/月明かりできらきら輝く水面と、染みのついた砂浜/潮の匂いと鉄の匂いが強かったのを覚えている/手を繋いで家に帰った/君の手のひらは冷たいのに生温かくてやけに温度差があった/
砂浜に座り込んで、こうやって月を眺めていた/こうやって/
あ/
嗚呼、なんだ、死んでしまったのは僕だったようだ/
僕は家に帰ることなく、あの場所で掻っ切られた/君は海で処理をした後、家に持ち帰って僕を食べてしまうのだろう/「ごめん、ごめんね」と言いながらバクバク食すのだ/手紙の「ごめんね」はそういうことだろう?/嗚呼、ごめんね、こんなことで僕は怒ったりしないのに/本当のところ、やはりお互いの気持ちなんて通じていなかったのかもしれない/
それでも、君の血となれることがこんなにも嬉しい/
【ごめんね】
(※性的表現有り🔞)
サイコくんとこっそり内緒で交際し始めてから
お兄ちゃんと2人きりで会うことが減った。
2週間前なんて毎日サイコくんとのデートばかり行き、
お兄ちゃんとは仕事でしか会っていなかった。
そして先週、
1日だけお兄ちゃんとデートする時間をとった。
「おまたせ お兄ちゃん
プライベートでは久しぶりだね」
「おう お疲れさん」
久々の2人きりでの家デート。
「おいで」
お兄ちゃんはいつものように
オレを近くに来るよう手招きした。
「お兄ちゃん、いい子に我慢できたかい?」
「言われなくても充分に溜め込んでたよ」
お兄ちゃんはオレに頬を擦り寄せた。
「あっ…」
ピクリとオレの体は無意識に反応してしまった。
よほど我慢していたのか
お兄ちゃんはいつの間に息を荒くし、
熱いキスをしながらオレの服を脱がしていった。
そして熱く火照った肌を重ね、
いつもより激しく求められた。
「ひっ…あっ…//んぐっ…//」
「気持ちいい?」
「ああ…おにぃちゃ…//」
お兄ちゃんに激しく鋭く突き上げられるオレは
再び快楽によって思考と体がぐちゃぐちゃに
壊される感覚を再び思い出された。
ーーー
ーー
ー
「…お兄ちゃん?」
ただオレは違和感を感じていた。
いつもなら行為をした後、素っ気ないはずなのに
今回は優しいキス等のアフターケアをしてくれた。
「なあお兄ちゃん、
お兄ちゃんはオレのことを
今はどうおもっているの?」
「…また言わないとダメかい?」
お兄ちゃんは本心を隠しているのか
答えてくれなかった。
でもオレは恐らく気づいてしまったのかもしれない。
お兄ちゃんはオレに『片想い』をしている。
お兄ちゃんはオレに旦那がいるのを知っている。
お互いに本気にしないはずだっただが
体を重ねるごとに、
『恋心』が芽生えてしまったのだろう。
最近、サイコくんや伊達男くん、ナルシ先輩等の男が
オレの周りに付きまとうようになって
密かに嫉妬心を燃やしていたのだろう。
「誰よりもオレの方が
愛斗と一緒に居るのに…」
お兄ちゃんはそんなオレへの恋心を隠して
無視していた。
「お兄ちゃん…ごめんね」
もちろんお兄ちゃんは
オレがサイコくんと交際しているのを知らない。
今日はもう眠くて何も書けそうにないわ。
さっきインストールしたばかりなのに、ごめんね。
でもひとつだけ。お題を見てすぐに思い浮かんだこと。
大好きだった友達たちへの懺悔。ごめんね、ごめんね、本当にごめんね、連絡を絶ってしまって…
大好きだったのか、本当は分からない。
人を好きとか嫌いとか、恋愛感情以外も分からない。
でもごめんって気持ちだけは強烈にあるの。
本当にごめんね。こんな私でごめんね。好きでいてくれたのに、たくさん素敵な約束をしてたのに、行方をくらましてしまって…
ごめんなさい。
なんかさぁ みんな立派な文章を
まるで作家さんの様な 真面目で心を打つ シッカリと長さもある物語を毎日投稿されてて 凄いよね
それに引き換え 俺のは子供の作文的で
毎日くだらない事しか書けないで
恥ずかしくなっちゃったよ
ごめんね。
サインはたくさんあった
見逃していた
一瞬の気の緩みだった
私は何もないのに
私は元気なのに
あなたは幼い頃から身体が弱くて
周りで起きる出来事もしんどくて
どうして、あなたばかり苦しい思いをするの
どうして、助けられないの
私は、どうすればいいの
助けたいのに、力になりたいのに
私が明るみに引っ張りたくて声をかけるのに
あなたが抱えている闇の大きさに
答えが見つからなくて、
情けなくて、頼りなくて。
「ごめんね」
あなたがいなくなった部屋で
夜中、ひとり
ポツリと呟いた。
#「ごめんね」