規範に縛られた軟弱根性無し

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5/20/2024, 11:51:48 AM

いつからこんなに弱くなったかわからない。
環境が変わって、少し柔らかい性格になったけど。
環境が変わって、とても脆くなった。
壊れる兆しは前々から見えていた。
救われるビジョンなんか見れなかった。
私はそんなにゴミクズだろうか。
どうしようもないゲスな汚物だろうか。
頑張りを認められる日なんて来ない。
失敗してもいいなんて迷信だ。
誰も私を救わない。
かまっている余裕なんてみんな無い。
私はみんなより真面目に、几帳面に物事をこなすのに。
何もしようとしない、しようとする意思さえ無い人より。
私の方を怒鳴る。
社会は理不尽が当たり前と何度も聞いた。
理不尽は誰がつくったのか憎んだ。
私は社会に出られるのか。
社会の中で働けるのか。
どんなに優れた能力があっても、
弱ければ意味がない。
理想なんて、
夢なんて、
見てはならない。
だって結局押しつぶされて、
死ぬから。


なんでだろうね

3/1/2024, 10:46:09 AM

書きたい…書きたい!
アイデアが…無い…
うあーん

という感じでずっとお話しを更新できないでいます。
書きたい欲はあるのに、全部ありきたりな展開になってしまい、自分で納得できない作品ばかり思いついてしまいます。
すみません…
おそらく、もっとしばらく更新できないです。
みなさんが私に求めているであろう狂気が、最近全く思いつかないのです。
しばらく自分の世界にこもります。
こもって、このアプリには書かない自分史上最高の超大作の案を進めたいと思います。
すみません。

2/19/2024, 11:04:30 PM

「俺は枯葉がいいな」
好きな花をきいてるのに何だこいつは。ほんと読めないやつだな。
「葉っぱだし枯れてるじゃん」
「それがいいんだろうがよ」
「何がそんなにいいの?」
「最初はなんも目立たない緑の葉っぱだろ?んで、どんどん枯れて、地面に落っこちて死ぬだろ?そんな人生がいいんだ」
あいつの顔はいつも以上にキラキラしている。
「ただ枯れて死ぬのがいいと?」
「ちっとは考えろよ〜。枯れる前にあるだろ?紅葉」
意気揚々と話し出した。
「普段は目立たないで、そのへんに転がってる葉っぱだけどさ、紅葉の時期になるとみんなきれいきれいって絶賛するんだ。たったの何週間だけど、その時だけは何よりも目立つんだ!どんなものよりも一番綺麗な花を持てるんだよ!俺もそんな感じでさ、人生でたった一回でいいんだ。花を持ってみたい。輝きたいんだ」
熱弁が終わった。
「お前、ほんといいやつだよな」
「そうか?」
「お前が友達でよかったよ」
「俺も!」
「本当はその先に行きたいけどね…」
「何か言った?」
「別に…」
お前が花を持ちたいなら、私がお前の花になってやる。
お前がたった一回輝きたいなら、私がこのたった一回の人生ずっと輝かせてやる。
絶対に。


いい話のようで、そんなに面白くない気がする。
平和な話書いたら狂気が思いつかなくなってしまった。
どしよ

2/14/2024, 11:06:02 PM

「チョコと、クッキーだったら…ど、どっちが…好き?」
彼女はおどおどしながら聞いてきた。
「いちごのチョコが好きかな。でもクッキーもまあまあ好きかな」
「そう…、わかった」
あまり他人と馴れ馴れしくしない、俺にだけ打ち解けてくれる、気の強い女性を頑張ってよそおってる俺の幼馴染。そんな彼女何こんな質問をしてくるのは初めてだ。いつもはこの時期になると、誰かさんが俺のバックに勝手にクッキーを入れてくるのだが、何があったのだろう。

今日は毎年バックにクッキーが入っている日である。
放課後、帰る準備を終えてぼーっとしていると、
「き…来て…」
彼女が急に話しかけてきて、俺の腕を引っ張った。
そのまま学校の敷地の端っこにある小さな倉庫まで連れて行かれた。
「なんでこんなとこまで来るの?」
「…」
ここに来るまで彼女は、一言も口にせず、俺と目を合わせようとしない。
ずっとモジモジしている。
すると、彼女がポケットから小袋を取り出した。
「何?それ」
その瞬間、俺は彼女に力一杯押されて、倉庫の壁に押し付けられた。
彼女はひじを倉庫の壁につけてバランスをとった。
俺は彼女にひじで壁ドンされている構図になった。
「なんだよ。どうしちゃったんだよ」
彼女は小袋から一口サイズのピンク色のチョコを取り出した。
「た…食べて…」
彼女はチョコを俺の口に差し出した。
彼女は何をテンパっているのか、俺にあーんしようとしている。仕方ないな。
小刻みに震えているチョコに噛みついた。
その時、俺の唇が彼女の指に触れてしまった。
「あっ!…」
彼女はバッと顔を上げて、少し後ろに下がった。
よく見ると髪に隠れた耳が真っ赤だった。
「悪い、あたっちゃった」
彼女は無言でまた近づいてきた。
「…次は…クッキー…食べて…」
またあーんしてきた。
次はチョコより大きいクッキーなので何も心配しないで食べれると思った。
だが、彼女はクッキーの半分より少し奥のところでクッキーをつまんでいた。
結局また指と唇があたった。彼女はわざと俺の唇に指をあてたように感じた。
「私も…食べる…」
彼女はなぜか袋からチョコを取り出し、口に運んだ。
口に運ぶと指を自分の唇に当てながら食べた。
「関節キス…かな?」
口を手で隠し、幸せそうに笑い、ボソッと言った。
「どうかした?」
彼女は一瞬で表情を変え、激しく首を横に振った。

全てのチョコとクッキーを食べ終わった。それなのに彼女は俺の前をどかない。
「何か言いたい事でもあるの?」
「…」
その時、彼女が急に俺の胸に顔をつけた。
「覚悟はしてきたつもりなのに、怖いよ…」
涙声で彼女は言った。
俺は片腕を腰に回し、体を引き寄せ、もう片方で頭を撫でてやった。

どれくらい経っただろう。
倉庫に来た時は空はまだ青かったのに、今はもう薄暗くなっている。
彼女はずっと俺の胸で泣きながら、再び覚悟を固めていた。
俺は、そんな彼女をずっと撫でていた。
しばらくすると、彼女は顔を上げた。
俺は両腕を彼女から離した。
彼女は深い深呼吸をしてから口を開いた。
「好き!、あなたのことが好き!付き合ってください!」
泣いて赤くなった、しかし硬い決意のある目でそう言った。
俺は左手を前に出した。
彼女は不思議そうに俺の手をとった。
俺はしっかりと彼女の手を握り返し、引き寄せて、抱きついた。
「俺も大好きだよ。チョコとクッキー美味しかったよ」
彼女は再び泣き出した。
そんな彼女に俺は口づけをした。
彼女は俺を強く抱きしめていた。


これが甘酸っぱいということなのだろうか…
ラブコメ考える時、自分で考えて、自分で尊死してしまう。

2/13/2024, 10:50:50 PM

「今日は学校休み?」
「休ませて」
「わかった。じゃあ私仕事行くね?」
「いってらっしゃい」
弱々しい声で仕事に送られる。
「今日は頑張ってはやく帰ってくるから、待っててね?」
彼女は悲しい目で頷いた。

私には妹みたいな、守りたい存在がいる。
親と縁を切って、一人で家出した高校生らしい少女を路地裏で見かけた。その子から事情を聞き、私の家に迎えた。
私は仕事で忙しいので彼女とはコミュニケーションがあまり取れていない。自己満足な気がするが、代わりに毎日彼女をぎゅっとして、一緒に一人用のふとんで寝ている。普段は弱々しい彼女だが、寝る時は私を強く抱きしめてくれる。猫がゴロゴロ言うように、彼女は低い声で嬉しそうに唸りながら抱きついてくれるのが可愛くてたまらない。

数ヶ月が経ち、以前より彼女はよく話すようになった。私のことをお姉ちゃんとも呼ぶようになった。
よく話すよくになって気づいたが、彼女は結構低音ボイスだった。低音ボイスで甘えてくるギャップが、私をより幸せにした。
「お姉ちゃん、今日も仕事長くなる?」
「そうなの。ごめんね」
「大丈夫だよ。ごはん作っておくからね?」
「うん、いってきます」
「いってらっしゃい」
元気に笑顔で仕事に送られた。

「ただい…うわ!」
ドアを開けた瞬間抱きつかれた。
顎を私の肩にのせ、耳元で彼女は喋った。
「あったかいごはんできてるよ。早く食べよ?」
低音で囁かれたその言葉に、私の体の疲れがぶっ飛んだ。いつもは10分かかる支度を3分でして、リビングに行った。

「毎日残業して疲れるよね?」
食事中に彼女が急に聞いてきた。
「すっごい疲れるよ。でも残業した分の給料はちゃんと出るから頑張れるかな」
少しの沈黙が続いた後、モゴモゴしながら彼女が言った。
「あ、あの…さ、」
「何?」
「残業って、お姉ちゃん以外の人もしてるの?」
「そうだね、まあまあいるよ」
「残業の時って、お姉ちゃんは一人で仕事してるの?」
「たまに複数人でやるけど、だいたい一人だよ。それがどうかした?」
「え…っと、その、…」
「ど、どうしたの?」
「お、男の人と一緒に残業してたりするの?」
急に大きな声で喋ったのでびっくりした。
「ど、どうしたの?急に、男の人とはそんなに残業の仕事してないけど、何が気になるの?」
「いや、その、ただ、お姉ちゃんが、男の人とかとすごく親しい関係だったらって思うと、なんとなく、不安になるから」
「え?」
すごいびっくりした。それっていわゆるヤキモチ?じゃないか。てことは、もしかして、私のこと好き?なの?
「や、やっぱり変かな?ごめんね、忘れて欲しいな…」
恥ずかしそうに、早口で彼女は喋った。
「変じゃないよ、大丈夫。私って、そのくらいには、あなたの大事な存在になってたんだね」
「それくらいじゃないよ。すごく大事で、私の大好きなひ…と…」
その瞬間、彼女の顔が真っ赤になって、持っていた箸を床に落としてしまった。
口を押さえ、目を伏せた。
「早くごはん食べて、お風呂入って、一緒に寝よ?」
「は、はい…」

今日はいつも以上にぎゅーーーーーーーってした。
「私も大好きだよ?安心して?」
「えっと、その、私の好きっていうのはそうじゃなくて、もっと特別な好きで…」
「私もちゃんと特別な好きだよ?今まで、あなたが私のことどう思ってるかわからなかったから色々我慢してたけどね、私ね、実はあなたのこと一目惚れみたいな感じで家に迎えたの。いつか好きって告白したかったけど、怖かったの。でも、あなたも私のこと好きになってくれたなんて、すっごく嬉しいよ」
彼女は常に私の胸に顔を埋めて、見えなくても分かるほど顔が赤かった。
しばらくぎゅーしてると、彼女が口を開いた。
「ちゅー…したい」
「聞こえないな〜、何て言ったの?」
わざとわからないふりをした。
「ちゅ、ちゅーしてみても…いい…ですか?」
「してほしいな」
キスする寸前のところで彼女は顔を止めた。
目をそらしながら、ぶっきらぼうに言った。
「私が…結婚できる歳になるまで…待っててくださいね?」
明日は有給取ろうと思った



ちなみに言うと私は百合が大好物です。
そして、どうだ!平和で甘々なこのお話は!

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