NONOZATO

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12/26/2024, 6:15:44 AM

彼氏→龍騎(りゅうき) 彼女→千紗(ちさ)

「もう、クリスマスの時期か…」
「あっという間だなぁ」


〜1年前〜
「ねぇねぇ!、ここ行きたい!」
「ん?あぁ、前から行きたいって言ってた場所ね、いいよ、行こ!」
いつもお互い、予定が合わずに出かけれなかったため、私は嬉しかった。
「いつ行く?明日?明後日?」
「wwww、すごい楽しみじゃんw」
「だって〜、ずーっと行きたかったんだもん」
「いいよ、明日ちょうどなんも予定ないし、行こ!」
「やったーーーー!!!!」
私は彼と夜景が綺麗に見えるカフェに行く予定を立てた

翌日
「ちさーー、準備できた?」
「バッチリ☆でね、夜景が綺麗に見える時間も調べてきた」
「おぉ〜!何時なの?」
「夜の8時が1番綺麗に見えるんだって!」
「よし!じゃぁ行こっか!」
「まだ時間あるし、ちょっと買い物でもする?」
私と彼はカフェに向かう途中、近くのショッピングモールに行った。
「うん!買いたいのあるんだよね〜♪」
「わかった!、お菓子」
「違う!w、からかわないで!」
「wwwwごめんてw」
数時間後
「もうそろそろ時間だしカフェ、行こ!」
「え?もうそんな時間?!」
「うん、ほら」
彼がつけている腕時計を私に見せてきた。
「えぇー!、いつの間に」
私と彼は夜景が綺麗に見えるカフェに向かった。
「わ〜!すっごい綺麗!」
「本当だ!」
「ねぇねぇ、また来年も来ようね」
「うん!」

「あ、もうこんな時間か」
「そろそろ帰ろう」
「そうだね」
彼と一緒にいる時間が楽しいのか、あっという間に時間が過ぎる。
「夜景、綺麗だったね!」
「うん、また来ような」
信号が青になり、歩き始める。
「あぶね!!!」
「え、、、?」
私はなにが起こったかわからなかった。
彼は頭から血を流し、倒れていた。
私を庇ったからだ。
「ご、、ごめんね」
「ごめんね」

「もう、クリスマスの時期か…」
「まだ、あの日のこと、忘れられないな」
「……」
私は去年彼と一緒に来たカフェによって、コーヒーを片手に帰った。
「ん?ポストになんか入ってる、なんだろ」
「?、手紙?」
『千紗さんへ
 こんにちは。はじめまして、龍騎の姉です。弟がお世話になりました。私は千紗さんに伝えたいことがあります。まず、知っての通り龍騎は交通事故に遭い、死にました。
ですが、あのようなことが起きる前龍騎は、「千紗の誕生日、渡したいものがあるけど、一旦そっちの方で預かっていて欲しい物がある」と、預かっていた物があります。この手紙が届いている頃、ちょうど千紗さんの誕生日と弟から聞いたので、この手紙と同時に預かっていた誕生日プレゼントもお渡しします。大丈夫です。中身は見ていません。なのでこの手紙を読んでいる千紗さんは必ず手紙のなかを見てみてほしいです。
本当に私の弟の龍騎を支えてくれてどうもありがとうございました。龍騎の姉より』
私は手紙の中を覗く。
手紙の中には、小さなハートがついたネックレスだった。
私は家に入り、彼と過ごした思い出の写真を見返した。
「もう一度、会いたい」
「誕生日プレゼント、どうもありがとう」

12/25/2024, 10:16:19 AM

題名→ワタシの夢  名前→春
これを読んでいる貴方はきっと1度は夢というものを見たことがあるだろう。
その中で自分にとっては最悪な夢を見たことはないだろうか。
この話は僕が見た夢の話をしよう。

夢の中
俺は目を覚めると病室にいた。
「春さん〜、あ、目が覚めたんですね。夕食はここ置いときますね」
冷たい態度を取られた。そりゃそうだ、意味もなく僕はここにいる。
「え、、、なんで僕、病院なんかにいるんだろ?」
〜1日前〜
「おはよう〜」
「あれ?、」
知らない子に声をかけられた。
「君って男の子?、女の子?」
私は髪の毛が短く、自分のことも、僕と言う。
「全然男の子じゃないよ。女の子!」
「へぇ〜、見間違えちゃった!、ごめんね!」
「ううん、大丈夫」
男の子に見間違われたのは、初めてのことだった。
「まぁ、春ちゃん女の子か男の子かで言ったら男の子に近いもんね。」
「そうかな?」
「そうだよ」
中休み
「春ちゃん!外行こ!」
友達が誘ってくれた。
「いいよ!行こ!」
階段を降りてる途中、僕は階段を踏み外して落ちてしまった。
そこからの記憶はあまりない。

「そっか、、」
「僕階段から落ちたわ」
自分が覚えている範囲で1日前のことを思い出した。
「今、なんもやることないし、ご飯食べよ!」
一人で晩ご飯を食べて、寝た。
次の日
僕は診察をして、また知らない間に寝ていた。
目を覚ますと、夕方だった。
「…学校、、」
「こういう時ってどうすればいいんだろ?、ていうか僕の家族は?」
誰かが入って来た。
僕の担任だった。
「あぁ!先生!、お久しぶりです!」
「元気そうでよかった…」
先生が悲しそうな表情でこちらを見つめる。なんでかは僕もわからない。
それから先生と色々なことを話した。
「それじゃぁ、時間だからもう帰りますね。」
「はい!、わざわざありがとうございました!」
次の日
「お母さん!」
「なかなか会えなくてごめんね」
「体は大丈夫なの?」
「うん!大丈夫!、てかなんで連絡もなんもしてくれなかったの?」
「ごめんね」
「…」
僕は何にも言えず、泣きそうだった。
「あ、あんた、すっかり変わったね」
「う、うん」
「…」
自分の性別が好きじゃなくてこの際、性別を変えた。
「ごめんね、お母さん迷惑かけて、、」
一週間後
「お、おはよう」
「!?え、、春ちゃん?」
「あはは、、可愛くないでしょ?」
「、、、そんなことないよ」
なにも言わず席につき、カバンを片付けた。
自分の性別が変わったことにはなにも思わなかった。
バカな自分だ。
それから、友達には色々からかわれたりした。
だから、僕はどんなに自分のこと嫌いでも負けたくない。

だいぶ長くなったが、僕の夢の話はこれで終わり。
この話を読んで嫌な気分になった人もいるだろう。
だが、僕はどんなに自分のことが好きになれなくても、君には強く前を向いて生きててほしい。
自分のことを、どんなに好きになれなくても。


12/8/2024, 2:49:22 PM

続き

私はお姉さんの車に乗ってみきとがいる病院へ向かった。

病院に着いた
病室のドアを開けるとそこには目を瞑って酸素マスクをつけた彼の姿があった。
「みきと、、、ごめんね、あの時気づいてあげられなくてごめんね、、、」
私は彼の手を強く握った。そうしてるうちに私は涙が出てきた
「起きてよ…」
そういうとみきとの手がピクっと動いた。
「?!みきと?」
みきとの付けている酸素マスクが白く曇った
「莉奈…久しぶり、」
「みきと!!久しぶり、!」
「あのね、!ほんとはねみきとのこと嫌いなんかじゃないよ!、あんなこと言ってごめんね!」
「莉奈…」
「なに?」
「幸せにな……ね…」
そう言った後彼が目を覚ますことはなかった。

数年後
私は彼のことを忘れることはなく、あの時もらった手紙も大事にしまっている。
「久しぶりに、あの手紙読もっかな〜」
「ん?なんだこれ」
あの時私は彼の手紙だけ読んで、中身までは見てなかった。
「え、、!」
その手紙の中に入っていた物は大きなダイヤが付いた指輪だった。
私は嬉しさのあまり涙が出た。
「何回私を泣かせるんだろ、あの人は(笑)」


題→涙の数

12/7/2024, 4:25:33 PM

彼氏→みきと    彼女→莉奈

「ごめんクリスマス会えない」
「え、、なんで?」
「ちょっと、、、ね。」

私にはもう付き合って3年目になる彼氏がいる。彼とは毎年クリスマスやイベントのある日には通話して予定を立てたりしていた。だが最近お互いに通話したり会ったりする機会が減った。
「なんでクリスマス会えないの?」
既読がつかず心配になってしまった。こんな私が嫌いだ
「今から家行ってもいい?」
既読がつかないままだが、彼のことがさっきより心配になってきてしまった。
そして私がみきとの家に行くと知らない女性が彼の隣に座っていた。
「信じられない…相手がいるなら言ってよ!!」
「あ、!待ってください!違います、誤解です!」
彼の隣に座っていた女がそう言った。
こんな状況でも彼は何も言わず横になっていた
私は家に帰って彼に「ごめんね、もう別れよ」とLINEで伝えた。既読はつかなかった。
〜数ヶ月後〜
「やっぱり、、戻りたい…」
「今更何を言っているのか、、」
ピーンポーン
インターホンが鳴った。
「はーい、今でまーすって、え、、、?」
モニターで確認すると数ヶ月前に彼の隣に座っていた女だった。
「こんにちは」
「ども」
私はあまり関わりたくなかった、、
「急に来てすみません、あなたの事実は弟から聞いていました、そして私は今日あなたに伝えたいことがあってきました」
「なんですか?」
「突然ですが、あの、私はみきとの姉です。」
聞いた瞬間驚いた。そして私は申し訳なさで頭がいっぱいになった。
「あの時は本当にすみません!てっきりみきとの浮気相手だと勘違いして、、、本当にすみません」
「いえいえ、全然大丈夫ですよ」
そう言ってみきとの姉は微笑んだ。
「で、伝えたいものとはいったいなんでしょうか?」
「みきとが書いていた手紙をこっそり持ってきました」
中を見るとこんな内容が書かれていた
『莉奈へ
この手紙を読んでいるということは俺はもうこの世界にはいないでしょう。
俺ね、完治しにくい病気になったんだって
自分も昨日初めて知ってビックリした(笑)
余命1ヶ月だってさ〜意味わからんよね。俺も全然病気になったって思わないし、逆にまだ生きれるって今は思ってる。
そして莉奈にちゃんと謝りたくて手紙を書きました。
まず、クリスマスの約束を急に断ってごめんなさい。
ほんとはあの日に自分の体に病気があるってわかったんだ。莉奈に心配かけたくなかった。悲しませたくなかった。不安な気持ちにさせて本当にごめんね。
でね、この先の人生は辛いことが沢山ある。その時逃げたくなったり、くじけそうになることも必ずある。でもね、大丈夫、安心して。莉奈はその辛いことを乗り越えれる力があるし、辛くなった時助けてくれる仲間が必ずいる。大丈夫、俺もそばで見守ってるから。
莉奈がずっと笑顔でいられますように』

震えた手で口元を押さえた。涙が止まらなかった
「ほんとは私は葬式でこの手紙を渡すよう、弟から預かりました」
「え?!じゃあみきとは?!」
「はい、!今も生きています!」
「○○市の△△病院にいます!」
「ありがとうございます!」
私はそれを聞いた瞬間家を飛び出してお姉さんに車を早く出してもらうよう頼んだ。

〜続く〜





11/7/2024, 5:18:07 AM

彼氏→かなと 彼女→美咲

「おはよう」
朝ご飯を作っている母が私の方を向いて挨拶した。
「美咲、今日何時くらいに帰ってくる?」
「う〜ん、多分友達とご飯食べてくるから、7時くらいかな〜」
「わかったわ」
いつも通りの話をしているとあっというまに登校時間になる。
「うし!忘れ物なし!行ってきまーーす」
「行ってらっしゃーい」
空を見上げていると友達が私の肩を優しく突いた
「おはよ!」
「おぉ〜おはよ」
「最近かなと君とどうなの〜?」
「別にどうもしてないよw」
「なーんだつまんないのー」
「なにそれww」
そう、私には1つ上の彼氏がいるのだ。そのことは友達のゆうりにしか話してなく、もちろん私の家族もそのことは知らない。

下校のチャイムが鳴った
「美咲〜、一緒に帰ろうぜ」
「うん!」
「どこ行く?」
顔をこっちに向け、笑顔でかなとがこっちを向く。そんな彼が愛おしくて目から離せない。
「うーん駅にあるドーナツ屋さん行きたい!」
「オッケー!」
?時間後
「ただいま〜」
「今日のかなともかわいかったしかっこよかった〜//」
今日の1日の出来事をベッドに寝転んで振り返ると気づけば寝ていた。
ピピピ
朝の目覚ましが鳴った
「え!もう朝?え!ちょっと待って!お風呂入ってない!どしよ」
焦って今の時間と日付を確認する。
「よかったー、今日土曜日だ」
着替えを持って一階にある浴室に向かう。
そんな時、携帯の着信音が鳴った。
「ん?誰だろ?、え!?かなと?!」
深呼吸して電話に出た。
「もしもし〜、?どした?」
「今日、会える?」
「会えるけど、今日、雨だよ?」
「いいよそっち迎えに行くから」
ちょうどその時母と父は仕事で家にいなかった。
「わかったいいよ。じゃあ家で待ってるね」
数時間後
インターホンが鳴った
傘を刺したかなとが立っていた。
「よ!」
「よ!」
私が傘を持って行こうとした瞬間、かなとは私の手を握った。
「え?、」
照れた顔でかなとが言った
「俺の傘にして?」

題名、やわらかい雨



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