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7/8/2025, 1:05:00 PM

あの日見た景色には君がいた。
そんなこと思いながらカメラを構え空の景色を適当に撮る。
小さい頃。やけに大人びていた自分はクリスマスにカメラを頼んだ、それを今も使ってる。周りからは“もうスマホの時代だよ笑?”とか“変なの”としか言われないでも僕はどうでも良かった。小さい子が虫を取って虫籠に入れるのと同じで僕は写真を撮ってカメラの中に閉じ込めるのと同じだ。
唯一君だけが褒めてくれた。人を撮ってみたかった自分は初めて、撮って撮ってとせがまれすごく照れ臭かった。
そんな思い出もあったなぁなんて思うことしかできない。
写真のメモリーには君が閉じ込められている。手慣れた手つきで写真を見ていくと見覚えのある山、空、君、の景色が広がっていた。なぜかどうしても行かなければならないと思った。
山なんて久しぶりだしアウトドア系でもない僕と真反対の君は山が好きだった、だから休みとかは付き添いとかで軽い山にでも登っていた。
山は過酷で嫌になりそうなくらい疲れたけど僕諦めなかったよ。ちょうど写真と同じ時間帯に行こうと思ったけどやっぱり衰えて少し遅くなってしまった。
最後の一歩を登り切った時僕の目の前には山、澄んだ空、が広がっていた。足りないのは君だけ。
せっかくだからと思ってカメラをかざしシャッターを切る。
その時間を閉じ込めることができた。
本当ならここにいたんだろうな。本当ならもっとコレクションはあったんだろうな。妄想だけだけど僕は幸せだった。
また会いにくるよ。
そっと花と君の好きな僕の写真を置いて僕は山を降りた。

7/8/2025, 7:55:15 AM

私のおねがいごと
なんて、沢山書かれた紙切れが笹に飾られているのを横目に僕はリハビリをする。願い事なんて叶うわけないのに…馬鹿馬鹿しいと思いながら意味のない体操を続けていると後ろから声がした。
「お兄ちゃん大丈夫?」
二つ縛りをし車椅子に乗って笑顔で言ってくる女の子。
病院にいるんだから大丈夫なわけないだろ、って言いたかったけどこの子もそうだろうなんて反省しながら言う。
「うん、大丈夫君は?」
「うーん」
しまった、小さい子で自分の病気もわかってるようでわかってないこの時期が一番心が痛むのではないか?僕のせいでトラウマになって欲しくない。
「私ね死んじゃうんだって」
「えっ」
そうゆう女の子は死ぬと言う言葉を知らないような笑顔で話す。
僕がこの子の歳だったら死ぬと言う言葉も知らないしましてやこんなとこにもいない。むしろ外で元気に走り回ってるところだ。こんな会話は大人でも子供でも気まずい。
咄嗟に無理やり話を変える。
「来週は七夕だね、どんな願い事書くの?」
すると女の子の顔はほんの微かに輝いてるように見えた。
「うーんとね、」
そこで僕は医者に呼ばれた。助かったようで助かってないこの状況で僕は吐きそうだった。
「バイバイまたね」
「お兄ちゃん一緒に星見ようね」
「、うん」
と話して僕は去る。次の日もまたその次の日もその繰り返しだった。
七夕前日、いつしか僕の日常にあの子と話すことが当たり前になっていった。
「お兄ちゃんあのね、私明日までに死んじゃうかもしれないの」
鈍器で殴られた衝撃といつしかこうなるだろうなと思っていた感が当たって気持ちが悪くなった。
僕はそのまま白い天井の下で目を覚ました。
気づけば日付は変わって7日七夕だ。話を聞けばあの後僕は倒れあの子が看護師や医者らを呼んできたらしい。すごい行動力だ。
ベットから起き上がりあの子のところに行く。
もういなかった。忘れてた。どうして忘れていたのだろう。いつかした約束を果たせず、最後は助けられてお礼も言わずに生きた僕が代わりに代わってやりたいと思うほど罪悪感で息が苦しくなってうずくまっていた。もうあの子はいないのだ。正論と僕の病気だけが残る。あの子は残ってくれなかった。
顔を上げると風に揺られている笹を見つける。落ちている短冊を拾い名前を見るとあの子の名前だった。
“お兄ちゃんのが病気治りますように”
あの子は病気がなければ今は2年生らしい。学校に行っていれば綺麗だったろう字が不慣れで不器用な字て書いてある。
死ぬ間際まで僕のことを考え自分のことでなく他人の幸せを願う君が羨ましく思った。でも僕もそう長くないのだ。
今まで逃げできたこの病気に今向き合う決意ができたよ。
僕が生きていても優しい君なら許してくれるだろうか?
僕がそっちに行くまで待っててね、
一年後、七夕の日僕は今もあの子のことを忘れていない。
後ろで聞き慣れ、望んでいた声がする。
「お兄ちゃん」
願い事、叶ったよ

7/6/2025, 11:57:47 AM

僕の好きなあの子は授業中、空をずっと眺めている。まるで空に恋をしたような顔をして、そんな君を僕は好きになった。
話しかけてみる勇気なんてない。かといって君を諦める気なんてない。僕の好きなその目がいつか僕を見てくれるまで頑張ろうと思う。
君に見惚れているとちょうどチャイムが鳴った。もう時間かぁなんて思いながら教科書などをしまい、次の授業の準備をする。
暇さえあれば君に頭を支配されてしまう。人聞きの悪い言い方だけどよく言えば僕は君に夢中なんだ。
次の時間は美術で班活動的なやつをする。先生の方で班は決めているらしい。あの子と班にならないかななんて考えながら席に着く。
先生が名前を呼ぶ自分ともう1人あの子の名前が呼ばれた。
ラッキーなんて思いながら、顔に出さず心の中でガッツポーズをする。
「よろしく」
なんて挨拶をして荷物を移動する。 
美術のお題は“好きな場所”
ありきたりだ、なぜそんなお題を出すのかと思ったがあの子がなぜそんな空を見るのか今聞けるチャンスだと思った。
「空、いつも見てるけど好きなの?」
僕が最初に口を開く。頑張って言葉を考えてこの言葉しか出なかった。なんでこんなこと言ったんだ。もっと他の言い方あっただろなんて自分の中で反省しながら君の返事を待つ。
「うん、、、好きな子が空が好きって言ってたから。空を見てると遠くにいても繋がってるって思えるの」
「は、?」
急な言葉に自分の口から思っていなかった言葉がこぼれた。咄嗟に口を押さえ謝る。
「ご、ごめん!そんなんじゃなくて…」
「ううん、大丈夫」
僕はほっと胸を撫で下ろす。嫌われてしまっただろうかダサかっただろうなぁって頭を抱える。でもそんなこともう関係ない。
「君は?」
君が好きだからなんで口が裂けても言えない。
「空が、空が綺麗だから」
「そっか、」
そのあとのことは覚えてない。
自分は失恋をした。君にとって僕の恋は迷惑だったんだ。
恋を教えてくれたのは君なのに失恋も教えてくれるとは、、、
君が毎日空を見るのなら僕が空になってしまえば君は見てくれるのだろうか?僕の大好きな君の瞳に僕を入れてくれるだろうか?
そう思うと無駄に長く続く空も美しく思えた。
空を優雅に飛ぶ鳥を見る。
僕も飛んでみたいな。手を広げ空に抱かれる。

7/4/2025, 12:53:52 PM


今日は題名を変えます

【会いたい】


君に会いたい。触れたい。
君と僕は幼馴染、辛い時も嬉しい時も一緒だった。僕は頭がいい方だ、だから知りたくないことも嫌でもわかってしまう。
男女の友情は成立しないと言うけど僕たちはきっとそうなんだろうか、
でもきっと片方が崩れて終わりなんだ相手からしたらいい迷惑だ。
それは僕が一番わかってる。
幼馴染なのに僕だけが緊張している幼馴染なのに君が好きだ。
こんな罪悪感で胸がいっぱいだけど頭の中は嫌なほど君でいっぱいで勉強に集中できない。
“今日はもう寝よ”
集中できないんだから仕方ない。布団をかぶって眠りにつく。
朝になり重い目を擦りカーテンを開け朝食を食べ身支度をし玄関のドアを開け、駅に行く。
電車は満員電車でキツキツで、僕の心は君でキツキツだ。
どっちも苦しいしなーいっそのこと早く終わればいいのにこの関係なんて。
高校について教室に入り自分の机で勉強を広げていると僕の後ろから大好きな声が聞こえた。
「えらいねー」
「僕、君と違って優等生だからね」
「優等生は自分で優等生って言わないよ!!」
冗談混じりの会話でさえこんなに愛おしい。僕は君の笑顔が大好きだ。
授業が終わり、
「あー会いたい」
僕と君は別のクラス、君はモテるから正直やめてほしい。
そんな呑気な放課後君と帰るために君を探してたんだ。
2人で話してるみたいだ、あいつ三年の、、、
“好きです”
“お願いします”
その言葉を聞いた瞬間僕は息の仕方を忘れた。
 
殴られてないのにずっと殴られた感覚でしかない。
痛い痛い
先に好きになったのも、一番長くいるのも僕なのに僕なのに!!
どんだけ計算しても君があいつを好きになる理由がわからないや。
きっとなんかのさ、違う絶対 その後から勉強もしばらくできなかった。初めての恋の味は失恋だった。
知らないふりして君に話しかける。僕の大好きな笑顔でこっちを向く。今はそれすらも痛い。
その目は確かに僕を見ているのに、きっとその目はあいつのことで夢中なんだ。
その笑顔も僕にむけているが笑顔の理由はあいつだろ?
“あー痛い”

7/3/2025, 2:20:46 PM

初めて彼氏ができた。
初めてなもんだから何をしたらいいかもわからないし正直、付き合う前よりも緊張している。
告白は彼からだった。別に好きとかそんなんじゃなくて自分のことを好きな人が好きっていう私の無責任な思いからときめいてしまった。
そこからOKして今に至る、田舎から来たから普通?がわからなくて、、、
しかも遠いところに行きたいって思いがあってずーっと頑張ってた、馬鹿なりにね。
最近私には悩みがある。それは彼が他の女の子と遊んだり喋ったりして帰ってること、
仲良いだけかと思ってだんだけど友達とかネットに聞いても口を揃えて“浮気”っていう。
彼に聞いてみると
「あ?そんなんお前に関係なくね?浮気疑ってんの?」
そうだよね、彼がするはずないもんね、多分、、、
「でもね、流石に馬鹿の私でもわかったよ。 
貴方が他の子が好きなことくらい。」
気が付けばついていた広い海に向かってつぶやく。
好きってなんだろう、そんな無意味なことを考える。無意味なんてわかってたでもそんな無意味の時間ですら私には必要だった。
馬鹿な私に数学よりも複雑な恋愛がわかるわけがない。
頭が痛い、悲しいと涙が出るんだっけ?
悲しいことに私には涙なんて出ない、理解ができないんだ。
頭が理解してくれない。
私も都会に生まれてたら普通になれた?
海に足をつけ考える。
「あぁ遠くに逃げてもいいかな」

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