今日は題名を変えます
【会いたい】
君に会いたい。触れたい。
君と僕は幼馴染、辛い時も嬉しい時も一緒だった。僕は頭がいい方だ、だから知りたくないことも嫌でもわかってしまう。
男女の友情は成立しないと言うけど僕たちはきっとそうなんだろうか、
でもきっと片方が崩れて終わりなんだ相手からしたらいい迷惑だ。
それは僕が一番わかってる。
幼馴染なのに僕だけが緊張している幼馴染なのに君が好きだ。
こんな罪悪感で胸がいっぱいだけど頭の中は嫌なほど君でいっぱいで勉強に集中できない。
“今日はもう寝よ”
集中できないんだから仕方ない。布団をかぶって眠りにつく。
朝になり重い目を擦りカーテンを開け朝食を食べ身支度をし玄関のドアを開け、駅に行く。
電車は満員電車でキツキツで、僕の心は君でキツキツだ。
どっちも苦しいしなーいっそのこと早く終わればいいのにこの関係なんて。
高校について教室に入り自分の机で勉強を広げていると僕の後ろから大好きな声が聞こえた。
「えらいねー」
「僕、君と違って優等生だからね」
「優等生は自分で優等生って言わないよ!!」
冗談混じりの会話でさえこんなに愛おしい。僕は君の笑顔が大好きだ。
授業が終わり、
「あー会いたい」
僕と君は別のクラス、君はモテるから正直やめてほしい。
そんな呑気な放課後君と帰るために君を探してたんだ。
2人で話してるみたいだ、あいつ三年の、、、
“好きです”
“お願いします”
その言葉を聞いた瞬間僕は息の仕方を忘れた。
殴られてないのにずっと殴られた感覚でしかない。
痛い痛い
先に好きになったのも、一番長くいるのも僕なのに僕なのに!!
どんだけ計算しても君があいつを好きになる理由がわからないや。
きっとなんかのさ、違う絶対 その後から勉強もしばらくできなかった。初めての恋の味は失恋だった。
知らないふりして君に話しかける。僕の大好きな笑顔でこっちを向く。今はそれすらも痛い。
その目は確かに僕を見ているのに、きっとその目はあいつのことで夢中なんだ。
その笑顔も僕にむけているが笑顔の理由はあいつだろ?
“あー痛い”
7/4/2025, 12:53:52 PM