夢叶

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4/19/2026, 11:58:40 AM

もしも未来が見れるなら

『みらいでもわたしたちっていっしょにいるかな?』
『あたりまえだよ、なっ』
…何も知らなかった頃のことをなぜ今思い出したのだろう。聖剣が見せてくる『未来』のせいだろう。大いなる力を手に入れて争いに巻き込まれ死んでいく幼馴染。大いなる力を手に入れる前に手にする寸前に殺される幼馴染。大いなる力に飲み込まれ消えていく幼馴染。繰り返し見せられる悪夢のような未来に大切な幼馴染を守るためにはこんな方法しかない。世界平和が幼馴染の犠牲の上で成り立つくらいなら…。

※二次創作です。

4/18/2026, 12:28:54 PM

無色の世界

初めから俺の世界に色は無かった。色覚検査で異常は見られなかったし、実際潜入先の画廊で色彩センスで一番褒められた。それでも世界に色はない。任務に忙殺される日々。ターゲットと話を合わせるために偶然訪れたのがとある水族館だった。水族館、魚を水槽に入れ展示する場所。情報として知っているが実際訪れたのは初めてだ。ガラスケースに詰められ見られながら生活するなんて人間に置き換えるとなかなか残酷なことだと思う。薄暗い館内と現実とかけ離れた光景。平日ということもありほぼ貸切状態。自分の呼吸と不自由なく泳ぎ回る魚たち。この水族館の目玉展示である大水槽。小さな魚も大きな魚もサメもそれぞれのペースで泳いでいる。生命のきらめき、海の豊かさ、自然と目を奪われる。世界はこんなにも鮮やかで綺麗。すべてを包み込むような海の青さ。その青から俺の世界は広がっていく…だろうか。

※二次創作です。

4/17/2026, 12:16:49 PM

桜散る

散る桜を見ると貴方が亡くなった時のことを思い出す。
『やっぱりお前は世界で一番のドクターだ』
息も絶え絶えの中ゆっくりと言葉を紡ぐ姿。小児科医と女子ゲーマーは泣き崩れ、監察医ですら目を逸らす始末。俺は主治医としてその姿をしっかりと見届けることにした。ちょうど体調も安定して外出許可も出そうとしていたところだった。まるで現実世界から奪い去るかのように。元々細かった体はさらに細くなり簡単に攫われてしまいそうなほどだ。
『なあ…』
「…話すなと言っても貴方は聞きやしないでしょう」呼びますか?
『…たのむ。ほんとうは』知られなくなかった
身の回りの整理は入院前に終わらせていてそれは監察医に預けているらしい。
…嫌なことばかり思い出す。早くクローンもなくなってしまえばいい。

※二次創作で死ネタです。

4/16/2026, 11:23:29 AM

夢見る心

あまりにも眩しかったことを覚えている。
「という訳だから手伝ってくれるよな?」
「頼りにしてるぜ!」
あっさりとなんのための装備なのかを話したと思ったら手伝わせるためか。…結局は同じなのか。

実物を見たら自分の意見が変わってしまった。今まで見てきた情報の中で一番相手の言葉を借りるなら『バクアゲ』なものだった。見たことのないギミックに見たことのないサイズ、見たことのないもの尽くしで宇宙の技術と発想力に惹かれてしまった。
「…なんだ、君も」
「なにか言ったか?」
「やっぱり君を買ってよかったと思っただけさ」
カレーできたよ!と元気のいい声にその先の言葉はかき消された。

※二次創作です。

4/15/2026, 11:44:56 AM

届かぬ想い

そんな単純に伝わるはずもなく。回りくどい言い方、はっきりと言ってしまえば俺の思惑も知られてしまう。協力関係と見えかねないが自分の方がやや劣勢のため迂闊な発言は許されない。事実を話してしまえば目的のための手段が消えてしまう。素直に全て話してしまおうと自棄になりかける。仮にも元エージェントだ、自分に課したミッションを途中で投げ出す訳にはいかない。…例えそれが道を違えることになったとしても。

※二次創作です。

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