連想の旅人

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11/21/2025, 2:19:59 PM

夢の断片

貴方は欠片を拾い上げる
私が拒んだものを。

記憶の世界はモノクロで、
宙を舞う蝶だけが色を纏っている

大切な人と過ごした幸せな夢
その隣を目指し続けた夢
そして、大切な人を目の前で失った夢

貴方を導いた夢色の蝶は、
私を色の戻る世界へ連れていく。

夢の欠片を繋げたものは、
苦しさも幸せも詰まっている。
思い出さなければいけない大切な記憶

前を向かなければならない、
貴方と、蝶が教えてくれたから。

大切な人の愛したものを守るために、
今度こそは隣に立てるように。

11/20/2025, 1:55:24 PM

見えない未来へ

一寸先は闇なんてよく言ったものだ

次の一歩で足元が崩れるかもしれない。
足が傷つけば二度と歩けなくなるかもしれない。
これまでも、これからも、きっとそうだ

後ろを向いても前を向いても
することは歩み続けることだけ

過去には戻れないなんてよく分かってる、
どこを向いてもその先には未来しかないから

見えないのに、それでも確かに未来がある
自身にしか選べない未来がそこにある

見えない未来に、
後悔の土産を贈らないために。

闇の中を、今日も歩もう。

11/18/2025, 11:17:59 AM

記憶のランタン

暗い道をひとり、静かに歩いていた。
君という灯火に出会うまで

空っぽだったランタンに、
火を灯してくれたのは君だ。
この先いつか振り返る記憶を
君が照らしてくれたんだよ。

伝えきれないほど言葉を、
今こそ君に届けよう。

暗い道に迷ったなら、僕がそばに居るよ。
君がくれたあの火を今度は君に渡そう

誰も照らしてくれないなら、
僕が君を照らしてみせるから。

この長い旅路をもう少し一緒に歩もう。

11/14/2025, 12:22:23 PM

ささやかな約束

「また明日」

何気ない一言に、
ずっと救われていた。

善い道に交わることも無く、
ただ衰弱していくしかない私に
明日への希望をくれたのはいつも貴方だった

貴方の言葉からはいつだって
未来に私を感じさせてくれた

だから信じようと思えた
夢を見ようと思った

今日はまだない貴方からの約束
貴方が私にくれた言葉を私も贈ろう

「「また明日」」

11/13/2025, 1:30:33 PM

祈りの果て

貴方がいなくなった日から、
絶え間なく続く不安に吐き気がした

来る日も貴方を考えぬ日々はなく
貴方の無事を祈ってきた

その終わりの合図はいつも突然だった

見つかったと聞かされた安堵に
この世から去っていたと知った絶望に
誰が正気でいられようか

私はいつまでも無力で
盾になることも出来ず
矛になることも出来なかった

祈っても何も変わらなかった。
それでも祈るしかなかった。

祈りを聞きし者達よ、
叶えられぬ祈りの前に
何が神か、何が仏か。

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