ルイルイ

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9/17/2024, 12:42:06 AM

ひどく気が沈んでいる。

嫌なこと
辛いこと
悲しいこと

思い出したくもないことを
忘れようとしても

気がつけばまた、繰り返し考えてしまう。

部屋の窓から外を見やれば
空は暗く、灰色で覆われている。

まだ昼間だというのに
雨でも降りそうなぐらい分厚い雲。

流す涙はとうに枯れてしまった。

そんな自分の代わりとでも言うように

空は大粒の雫を落とし始める。


───『空が泣く』(2024.09.16.)

9/16/2024, 9:55:58 AM

なにか作業をしているとき。

趣味でも、勉強でも。
しばらく携帯から目を離していて。

いつまにか来ていた通知を
ひとつずつ確認する。

その中に紛れる、君の名前。

他愛もないメッセージだとしても
そのひとつで心が締め付けられるんだ。


───『君からのLINE』(2024.09.15.)

9/14/2024, 12:26:31 PM

ふ、とひと息つく。
後ろには地面を蹴る音が複数。

無事に先を目指してくれたらしい。
お人好しなのは変わってなくて安心したが。

何を言っても「俺も協力する」ばかりで、
頑なに譲らないから、思わず笑ってしまいそうだった。

でもアンタらの止まる場所は、此処じゃない。
もっともっと、先。

道を切り拓くのはてめぇだが
歩を止めるのは違う。

託されたのはアンタで、俺じゃない。
走り続けなきゃいけねぇんだよ。

俺には俺の出来ることをする。

例え肉を裂かれ、骨が折れようとも。
心の臓が鳴り止むまで。

相手を映す瞳には強い意志が宿る。
剣を握る手に、力を込めた。


───『命が燃え尽きるまで』(2024.09.14.)

9/14/2024, 12:45:54 AM

遠く、遠く。
地平線の先から、光が差し込む。

眩しい。思わず目を細める。
それもそのはず。

日の沈んだ時間。
ずっと、ずっと必死で。

君のために、足を動かしていた。
自分にできることなんて、ほんの僅か。

それでも、救いたい一心で、
がむしゃらに、時の流れも忘れるぐらい。

全てが終わった今。
明るい陽の光が、よくやったと言わんばかりに。

この世界を、照らすのだ。


───『夜明け前』(2024.09.13.)

9/13/2024, 9:55:19 AM

また後ほど…

『本気の恋』

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