ルイルイ

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9/12/2024, 8:15:03 AM

その日の終わりに、
お気に入りのシールを貼る。

予定があるから、じゃなく
一日の終わりの証。

机に立てた小さなカレンダーは、
自分の好きなように飾れる、安価なもの。

変に派手なデザインだと
手が伸びにくくなってしまうのだ。

日が過ぎていくたびに
お気に入りのもので埋まっていく。

これだけ、私は頑張ったのだと
可視化できる。

そうしてまた、月ごとに過ぎていく。

それの、繰り返し。


───『カレンダー』(2024.09.11.)

9/11/2024, 6:31:24 AM

朝に起きる。
食事をとる。

身支度をする。
仕事に行く。

帰り道。
買い物をする。

夕方、帰ってきて。
昨日の残りを並べる。

そして風呂に入る。
ひと息つけば寝る時間。

いつもと変わらない。
そう、変わらないのだ。

けれどたしかに
どこか虚ろで。

死なないように
生きている。

ふわふわと

地に足がつかないのだ。


───『喪失感』(2024.09.10.)

9/10/2024, 9:55:49 AM

時間ない〜!また後日書きます!!

『世界に一つだけ』(2024.09.09.)

9/9/2024, 8:44:41 AM

どくどくと
脈打つ音が耳に障る

呼吸の仕方がわからない

血の気が引くという言葉が
相応しいと思うことになると

自分では思っていなかった

部屋に駆けつける
中で君は眠っていた

傍には繋がれた点滴
時が止まったかのような静寂

自分の生の証しか聞こえない

そんな中

上下する胴部分を見て
ようやく安堵するのだ


───『胸の鼓動』(2024.09.08.)
【追記】
なんかお題とちぐはぐなのでいつか書き直します。

9/8/2024, 12:35:56 AM

誰もが感嘆するほどの
美貌をもつ君

それはまるで陶器の人形のよう

触れたところから罅が入って
壊れてしまいそうだ

そんな君の足元には
眩しいぐらいの赤で彩られた靴

たいそう気に入ったのか
ずっと飛び跳ね、動き続けている

君の表情は、毅然としているが
額や首元に汗が滴り落ちていて

かなりの時間動いているから
そりゃあ疲れもするだろう
苦しさも滲み出ている気がする

まだまだ、踊るように、
君は跳ねる

赤い、赤い靴が、白肌に映える


───『踊るように』(2024.09.07.)

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