ルイルイ

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その日の終わりに、
お気に入りのシールを貼る。

予定があるから、じゃなく
一日の終わりの証。

机に立てた小さなカレンダーは、
自分の好きなように飾れる、安価なもの。

変に派手なデザインだと
手が伸びにくくなってしまうのだ。

日が過ぎていくたびに
お気に入りのもので埋まっていく。

これだけ、私は頑張ったのだと
可視化できる。

そうしてまた、月ごとに過ぎていく。

それの、繰り返し。


───『カレンダー』(2024.09.11.)

9/12/2024, 8:15:03 AM