外葉

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5/9/2026, 10:44:03 AM

忘れられない、いつまでも。

冷静で居られるわけがなかったが、とりあえず朝礼へ戻った。

「寮長は」
帰ってきた私を見て、1人の女の子が私を見る。

「寮長は、寮長室でお亡くなりになられました。」

どよめき、ざわめき、戸惑い、不安、

「あんたが殺したんでしょ」
さっきと同じ子がそういう。

周りの声もその子に賛同するかのように大きくなる。

「違います、私は殺していません、」

「じゃあ寮長室の前で何日も立ち尽くしていたのは何」

ハッと我に返る、見られていたのか、他にも

「毒でも盛ってたの?それとも、油でも撒いてたの?」

「違う!そうじゃない!」

「だったらなんで寮長が死ななきゃいけなかったのよ!」

「知るわけないでしょ!なんで私がそんなの知ってるのよ!」

お互い喚き散らしていた。

「寮長は自殺したの、わかってよ、」

「え…そんな、嘘よ…」

周りの声は急に縮こまってしまった。

「だから次は私が寮長よ」

5/7/2026, 3:32:13 AM

明日世界が終わるなら
魔女になって寮長を救ってやりたい

5/5/2026, 11:27:13 AM

君と出逢って。

美鳥と市城が消えた今、寮生は20人になっていた。
朝礼の姿になっても、寮長の姿がなく、
全員が不思議がっていた、
寝坊、病気、色んな理由が飛び交ったが、30分経っても一向に寮長は来ない。
仕方なく、私が呼びに行くことに、

コンコンコン

「失礼します、寮長、ちょうれ、」

寮長は首を吊って死んでいた。

寮長室には置き手紙が置いてあり、
こう書かれていた。

「私は自分に嘘をついた、だから自ら命を立たせてもらう。どうせ、君がこの部屋に来たのだろうから、この置き手紙を読んで最後の私の願いを聞いて欲しい。
最後に、君に出逢えて良かった」

寮長の首元には、グリップがはさがってあり、
そのグリップは嘘を吐いた時のように
赤く光っていなかった。

5/4/2026, 12:28:16 PM

耳を澄ますと。

翌日の朝。
初めての犠牲者が出てから1週間程。
美鳥が、今度は口を覆われて出てきた。
普段の美鳥からは想像もつかないような、怯えた目をしている。
ふと目が合ってしまった。
美鳥は私をキツく睨んで、真正面へ向き直った。

「寮長」
私は、寮長の前に立った。

「今回の件は私にも責任が、」
「さぁ今日の魔女狩りを始めよう」

遮られた、寮長は昨日の私の発言をどう思っているのだろうか。

「え、あの子にも責任あるの?」
「だったらあの子も魔女じゃない?」
「元々あの子は魔女っぽいじゃん」
「たしかにwww」
口々に聞こえる笑い声、嫌味、罵詈雑言

「静粛に」

寮長は淡々と喋る

美鳥はもう力を無くしたのか、自ら断頭台へと上がって行った。自分で右手でライターを握りしめて。
美鳥の口は一向に塞がれたままで、市城のように、解いてもらうことがなかった。

美鳥は自分でライターの火を灯し、ライターをそのまま捨てた。

あっという間に燃え盛る炎の中で美鳥は笑っているように見えた。
綺麗な笑顔をしていた。

No.11643
美鳥瀬奈
ルームメイトの侮辱及び嘘を吐いたことにより処刑する

5/3/2026, 12:02:02 PM

2人だけの秘密。

「寮長室前での会話は君と2人だけの秘密にしよう。」
寮長はにこっと笑った。
ただ1人、怯える美鳥を置いて。

「嫌だ、なんで、嘘だ、私が…そんな」

「美鳥瀬奈、恥を知りたまえ」

美鳥の手を力づくで寮長は引っ張り、寮長室へと美鳥を引き込んだ。

「君はもう、帰りなさい、また、明日魔女狩りが始まるから」

もうその目は笑っていなかった。

「待ってください、」

変なタイミングだったが、ここで言うしかないと思った。

「寮長がそこまで嘘にこだわる理由は何ですか」

もう怖いものなんてなかった。

寮長は眉をぴくりと動かし、黙ったまま寮長室に消えてしまった。

「え、ま、寮長!」

また扉の向こうで立ち尽くさなければならなかった。
足が自分の部屋へと動こうとしない。
言うことを聞かない。
もう、魔女になってしまいたかった。

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