忘れられない、いつまでも。
冷静で居られるわけがなかったが、とりあえず朝礼へ戻った。
「寮長は」
帰ってきた私を見て、1人の女の子が私を見る。
「寮長は、寮長室でお亡くなりになられました。」
どよめき、ざわめき、戸惑い、不安、
「あんたが殺したんでしょ」
さっきと同じ子がそういう。
周りの声もその子に賛同するかのように大きくなる。
「違います、私は殺していません、」
「じゃあ寮長室の前で何日も立ち尽くしていたのは何」
ハッと我に返る、見られていたのか、他にも
「毒でも盛ってたの?それとも、油でも撒いてたの?」
「違う!そうじゃない!」
「だったらなんで寮長が死ななきゃいけなかったのよ!」
「知るわけないでしょ!なんで私がそんなの知ってるのよ!」
お互い喚き散らしていた。
「寮長は自殺したの、わかってよ、」
「え…そんな、嘘よ…」
周りの声は急に縮こまってしまった。
「だから次は私が寮長よ」
5/9/2026, 10:44:03 AM