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2/12/2025, 11:28:08 AM

昨日、母がコロナに感染したと連絡があり、抗ウィルス薬が9千円すると聞いて、
1錠九千円なのか、一日九千円なのか…頭の中で計算してしまった。

5日間で九千円と聞いてホッとして、
「抗ウィルス薬を使ってください」と伝えた。

始めにカネの計算を頭の中でしていた自分に嫌悪。

1錠九千円なら、風邪薬で様子を見てください、と言ったと思う。。

今はまだ、母の貯金を切り崩していろいろな代金を払えている。母の介護にわたしのパートのお金も使っているけど、嫁に出てしまった以上、わたしに自由なお金はない。

夫が居ればこそ生活が成立っていて、わたしのパートの収入を、母にも使えることができる。

母は、きっと言う、
「私にカネを使わなくていいよ」

お義父さんもそう…
だから、『すぐもやしてくれ』って、遺したんだと思う。

直葬なんかホントは、誰だって嫌だ。


直葬の場合、
死に化粧も無いし、死ぬ間際は息が苦しいから喘いだままの口は開けっ放し、目も白目を剥いたままできちんと閉じられない。
死んだ時の顔、そのままだった。

そのためなのか、ご遺体との対面は1人数秒。それはそれで、ありのままの姿を家族に遺すという大きな意味があった、とは思う。数秒でもご遺体に対面出来たことは良かった、とも思う。


でも、やっぱり…
母は直葬にはしたくない。
ささやかでも葬儀はしてあげたいし、
節目節目で法要もしてあげたいし、必要な事だと思う。

死んだら死んだで、いろいろ大変。


……なんて、…
まだ分からないのに。

連絡ないから、きっと、
抗ウィルス薬は効いてると思う。


…いろいろありすぎて自分の感情がよく分からない一日だった。


2025/02/12
お義父さんの好きな場所は、自宅の屋根からの夕景だった。夫とお義父さんが、屋根に上がって夕焼けを見ていて、わたしも呼ばれた。

「ワタシはねぇー、ここからの夕焼けが好きなんですよぉー」

あの時の夕焼けは、綺麗だったと思うけど、それより、お義父さんの横顔が満ち足りているように見えて、写真を撮ったのを覚えてる。

好きな場所、自分ち。
それ、素敵だと思う。


2/11/2025, 11:33:33 AM

わたしが、小学校5年生の時、帯状疱疹(ヘルペス)になった。右肩の辺りだった。
当時は子供がかかるのは珍しいかったし、薬もなかった。

わりと痛みには強いわたしだったけど、昼間より、夜、眠ろうとすると、刺すような痛みが貫き、苦しかった。

鎮痛剤は効かない。

母が心配して、近寄ろうとする気配…
それだけで痛みが増した。

神経にウィルスが付くのか入ったのか、分からないけど、とにかく神経が過敏になればなるほど痛みが増した。

夜になればなるほど、激痛が増した。

母が近寄ってくる…
そう思うだけで痛む。
母が心配している…
そう思うだけで更に痛む。

呻かないように声を上げないように、身悶えするその気配を、母は廊下に座って心を痛めていた。

「近寄らないで!」
「お願い、ちかよらないで!」
母に何度も懇願した。

「痛いならさすろうか……?」
母は、更に更に心配して…

声をかけられるだけで、
痛む…辛い…

歯を食いしばって泣かないようにする。
『イタイ…』と、思うだけで、更に激痛が走った。涙を流すと更に激痛が走る。

寝返りを打とうと、そう思うだけで激痛。



眠れない夜を何日過ごしたか、記憶にないけど、夜が怖かった。

昼間は明るさで神経がいろんなところに向くのか、痛みも鎮まってウトウトできた。


夜が来るのが怖くて、
激痛に耐えなければならない夜が怖くて。

当時、高齢者がかかればモルヒネを使う、と医者が言っていた。

帯状疱疹の免疫力は30年といわれているから、わたしの免疫力は切れていると思う。
今は、ワクチンもあるし薬もあるから、もしかかったとしても軽く済むと思う。

だけど、あの激痛だけは忘れられない。
ワクチンを打てる人は打っておいたほうがいいかもしれない。


わたしはアレルギーあるし、病気としてかかってるからワクチンは打ちたくない。


…………

針山地獄があるとすれば、
あの痛みを遥かに超えるんだと思う。
人間は痛みを快感と勘違いする。

指にほんの少しの棘が刺さっただけでも取ろうと頑張るのに、『針山地獄さえ耐える』と、思ってる人が居るとしたら…


「あんた、あまちゃんだね」
って、言ってやる。
言ってやるだけでは済まないかもしれない。

本当の地獄ってのは、
自分が愛してやまない者が、
自分の目の前で苦しみもがくことだ。
そのとき、自分は何もできない。
泣くことも声をかける事できない。
そばに寄り添うこともできない。
離れる事もできない。

何もできない、

あの時の
わたしの母のように。


2025/02/11
ココロ、
今日はなんだか苛ついてる。



2/10/2025, 11:48:45 AM

我が家には神床があり、そこに御神体とみたまや(仏壇のようなもの)がある。

朝と夕、手を合わせる。夕拝は、自分たちが食べるものを少しずつ皿に盛り、みたまやにお上げする。

『ご先祖様、お召し上がりくださいませ』と、声をかける。

仏壇などに、果物や菓子など、そのままパッケージを開けずに供える家が大半だと思うけど、それだとご先祖様たちは食べられない。

ちゃんと、果物なら皮を剥き皿に乗せ、フォークを添える。お菓子ならパッケージを開けて、ケーキならセロファンを取ってあげて、フォークを添える。

その時に、一口食べられるように、フォークに乗せてあげれば、尚良い。

子孫からの、『どうぞ、お召し上がりください』の一言がないと、それはそれでご先祖様は食べることができない。

餓鬼道に堕ちた低級霊達が、食べ物の良い香りに寄って来て悪さをするので、ご先祖様に一声かけたら、すぐ下げた方がいい。


この、餓鬼道に堕ちた霊に、ご先祖様は施しをしたいので、お供えする食べ物は少し多めにするとよい。


わたしが小学生の頃、母が仏壇に毎朝ご飯と水をおあげしていて、ふと、母に、

「お箸がないと食べられないから、お箸をあげて」と、言ったのを覚えている。

あれは、ふと、思った事を言ったのだけれど、

子供が、ふと、言う言葉を、『子供が言うことだから』と、取り上げない大人もいる。

子供の言葉こそ、神様、ご先祖様からの大切なメッセージだったりする。

母は、それから必ず箸やフォーク、スプーンなどを添えるようになった。

改宗してから、あれは正解だったと気づいた。


お義父さんは、帰幽(他界)するまでの1ヶ月半、飲まず食わずで「食べたい、食べたい」と言っていたらしい。

餓鬼道へ堕ちなければいいけど…
四十九日までは自宅の周りをウロウロするということで、お義母さんには、陰膳を毎日していただくようにと、お願いした。

とくに、直葬という、読経なしで火葬なので、自分が死んだと気づくまでにかなり迷うような気がする…

やっぱり、葬式はどんなにささやかであってもした方がいい気がする…

お坊さんがお経をあげてくださるその内容は、わたしにはよくわからないけど、たぶん、『あなたは死んだのですよ、あの世に行くんですよ』って、いう意味なんだと思う。

それがないっていうのは、生きている側からすると、簡単で楽ではあるけれど、やっぱり…『儀式』は必要だと思う。

義父義母共に、信仰団体に所属してないし、墓も用意してない。ロッカー式の墓が当たるまで家に遺骨を置くとのことだけど…

死んでからは、簡単じゃない。
迎えに来てもらえるわけでもないし、道が開けるわけでもない。

何もわからないわけだから、お坊さんにお経をあげていただいたほうがよかったのでは…と思ってる。

我が家の夕拝は、お膳をいつもより多めにしている。

お義父さんには、
迷わず、ここへ来て食べて欲しい。

ただそれだけ。

あと、
お義父さん、あなたは死んでしまったのですよと、四十九日までは伝え続ける。

怒るかな…

2025/02/10
星に願って、も…仕方なくて…

なんとなく、気がかり。

2/8/2025, 11:21:29 AM

昨日、磐越道、東北道が雪のため一部通行止めで、「じゃぁ下道で帰るか…」と、なったら、どちらも解除になり、

「それなら息子たちの暮らす会津へ行ってみよう!!」…と、なった。

甘かった。

磐梯山を抜けると、とんでもない修羅場。
会津若松市内の一般道も、ガッキガキを超えていた。
脇道に入ったところで、変な凹みに左前のタイヤがはまり、ガックン…
ガギゴバギっ!あぁ…オーマイガー。
バンパーが損傷したな。


運転は夫で、……………
車はわたしの四駆だったけど、四駆だろうがなんだろうが、ジープクラスじゃないと、会津若松市内は、走れないレベルのアルペンルートだった。

雪像になった標識や看板、屋根に60cm超えクラスの雪を乗っけたバスが走り、交差点はモーグルのコブがいくつもあり、どの車もバウンバウン♭


結局、無理に走るのやめてビジホに一泊。ガムテープでバンパーを補修した。

TT。。TT。。

夫を責めても仕方ないけど、無口になってしまって、怒ってるんじゃなくて、どういうふうに考えたらいいだろーって、気持ち整理するのに40分。会話無し。

一昨年買ったばかりの愛車だょ…………


夫が、


「大切に運転してたこと知ってたから、気をつけてたんだけど…ゴメン…………モソモソモゴモゴ………」

分かってる。
分かってるよ。

事故にならずに済んだし。
よかったんだ。
分かってる。

ただ、なんて説明していいか分からなくなった気持ちを、すぐに言葉にできなくて、涙が出てきた。

いいんだよ…
このくらいで済んで。
よかったんだ……


今朝も、
夫は車を撫でながら、
「ごめんょ…」

そっちかい!!
まぁ、いいゃ。


昨夜は、
気持ちの整理つかないままの言葉を夫にそのまま話せて、よかった。
とにかく、無事に帰らなければ!



今朝も、磐梯山を抜けるまで地獄の地吹雪。磐梯山SAはPまでの道が見えない。前も見えない。何もかもが雪の壁。建物が埋もれたかのようだった。身を寄せ合うように3台くらい車があって、ホッとした。

本線ルートも標識が埋もれてた。

東北道に出ると、更にホッとした。
青空だーTT,TT..




家に、
「ただいま」って、帰ることができた。


息子の車はズッポリ雪に埋まっていて、
あれは、春まで出てこないよ。
無理せず待つしかない。。


我が家の周りは、
40〜60cmの積雪。
会津や磐越道見てきたからか、可愛く思えた。

そんなこんなで、いろいろあり過ぎて、
今夜こそ、ぐっすり眠りたい。


2025/02/08
わたしの親戚は遠くて、
よかった。

親戚の血の濃さが集まると、
必ず騒ぎが起こるもの。

くたびれちゃった……
……

2/7/2025, 6:49:01 PM

誰かに見せようとしたのか、誰にも知られまいと隠したのか、…

義父が使っていた押し入れの屋根裏から、日記ノートが数十冊出て来た。

お義母さんは、読みたくないと言う。
長女さんは、読みたいと言う。
長男さんは、苦笑い。
夫は、…

お義父さんは、
家が壊されでもしない限り見つからなかったかもしれない。誰かに知ってほしい、この人に見られたい、と思ってたかもしれない。

自分で読み返すつもりだったのか、書きなぐって、いつかは捨てるつもりだったのか…


それを、どうしたかったのか、
もう誰にも分からない。

そういうものを、
遺しておきたくない、と思った。



2025/02/08
関東は春だった。

まだ土すら見えない場所に、
…帰ったら、雪掻きだ。
日本は狭いとは思わない。
狭いのは、自分。

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