昨夜、NHKで岡本太郎の太陽の塔に関する番組がやってた。録画して今朝観た。
そして、ふと、わたしが最近行ってみたいと思ってるのは青森の恐山だったなぁ、と思い返した。
なぜ恐山か、と言うと、わたしと母のミタマが入った身代わり地蔵さんがあるから。それを作成するために仲介してくれたKさんは、わたしが14歳の時に亡くなっている。どのようにして作成されたのかは分からないけど、Kさんと知り合いだったイタコさんが関係してる、とは聞いてる。
母は夢見の人で、そのイタコさんと連絡が取れる番号を夢で見ていた。
Kさんが、そのイタコさんに母が夢で見たという番号を伝えると、「なぜ、その番号を知っている」と、驚いていたらしい。
『どうしようもない事態に陥った場合、その番号を心の中で念じるとそのイタコさんに通じる』、とのことだった。わたしは、母からその番号教えられたけれど、怖すぎてメモなどしなかったし、思い出すこともしたくない。
どうしようもない事態とは、どういう事態になった時なのか、と思うと、やっぱり怖い。
恐山へは、どこら辺まで登れるのかわからないけど、聞いた話しでは、魂のレベルによっては登ることができない、らしい。
もうとっくにその時のイタコさんは亡くなっているはず。わたしと母のミタマが入っている身代わり地蔵も、今はどうなっているかはわからない。だけど、わたしは今も、その地蔵と繋がってると聞かされた手のひらに乗るくらいの小さい地蔵を持っている。「『肌見離さず持っていなさい』と、そのイタコさんが言っていた」と、小学生の頃にKさんから聞いた。
なので、小学生の頃はランドセルに、中学生の頃は革鞄に入れていたけど、高校生から今日まで引き出しに入れっぱなしだった。
しばらくぶりに引き出しから出して、手のひらに乗せ撫でてみた。
途切れていると思ってることでも、必要に応じて繋がることができるのかもしれない。
それが何故、今日、
『手のひら地蔵さんを出してみよう』と思ったのか、『これからは持ち歩こう』と思ったのか、自分でもよく分からない。
夜もだいぶ暖かくなってきたので、食器を洗って台所の後片付けが終わったら、外に出ることができるようになった。
今晩は少し雨が降っていて、気にならない程度だけどポツリポツリと顔に雫が当たった。愛車の背中にわたしの背中を預けて顔を夜空へ向ける。何を見ようとするわけでもなくて。胸なのか額なのか忘れたけど、チャクラってのが人間にあって、星のエネルギーを充填するといいんだって。そんなこと聞いたから、最近はたまに夜に外に出て、そんなことのそんなことをやっている。
あぁ、今夜の雨は、穀雨っていう雨なのか。
sweet memorys
*神様ごはん、著者 ちこ
東京に居た頃、知人に勧められて購入。読み返すたびに新しい。
*月のとびら、著者 石井ゆかり
青山美智子さんの小説から、星占いに興味を持った本。
*名詩の絵本、編 川口晴美
たまに声に出して読む詩集。
*ラクうまごはんのコツ、著者 瀬尾幸子
知人に借りて、自分で買った。読むと気持ちが落ち着いて、料理したくなる。
*ニュアンス辞典、編著 中村明
めくると、気持ちのページがどんどん開く感じがする。
*青山美智子さんの小説全部
*十二国記全巻
*守り人シリーズ全巻
*獣の奏者シリーズ全巻
*鹿の王シリーズ
*俳句歳時記、編 石寒太
*シンプルリスト、著者 ドミック.ホーロー、訳 笹根由恵
*花の名前と育て方大辞典、監修 福島誠一
*ツナグ 著者 辻村深月
*西の魔女が死んだ 著者 梨木香歩
*僕のメジャースプーン 著者 辻村深月
*博士の愛した数式 著者 小川洋子
*失はれる物語 著者 乙一
*となり町戦争 著者 三崎亜記
*風の中のマリア 著者 百田尚樹
*チヨ子 著者 宮部みゆき
*コイコワレ 著者 乾ルカ
*くらしの塩かげん 著者 塩沼亮潤
*沈まぬ太陽 著者 山崎豊子
*華麗なる一族 著者 山崎豊子
*車輪の下 著者 ヘルマン・ヘッセ
*約束の海 著者 山崎豊子
*金閣寺 著者 三島由紀夫
好きな絵本
こんとあき、大きな大きなおいも、だるまちゃんとだいこくちゃん、おひさまパン、
とけいのほん、小さいおうち、おこりんぼママ、手ぶくろを買いに、花咲き山、つながってる、そらまめくんのベッド、バーバパパ、ももいろのきりん、オバケちゃんとむわむわむう
好きな漫画
ONE、ホットロード、クッキングパパ、PEANUTS、ぼのぼの、風の谷のナウシカ、
今年再読予定の本
*ネガティブケイパビリティ
答えの出ない事態に耐える力、著者 帚木蓬生
*生命の暗号、著者 村上和雄
*ことり 著者 小川洋子
*父親 著者 遠藤周作
*海と毒薬 著者 遠藤周作
*氷点 著者 三浦綾子
*塩狩峠 著者 三浦綾子
*日御子 著者 帚木蓬生
*アフリカの蹄 著者 帚木蓬生
*千年樹 著者 荻原浩
*沈黙 著者 遠藤周作
*砂の女 著者 安部公房
*箱男 著者 安部公房
*宝島 著者 ロバート・ルイス・スティーヴンソン
*女の一生 著者 モーパッサン
*悼む人 著者 天童荒太
*家族狩り 著者 天童荒太
*草原の椅子 著者 宮本輝
*ここに地終わり海始まる 著者 宮本輝
順不同
図書館で借りて読みたい本
*真夏の夜の夢、
リア王、
ハムレット、
オセロー、
マクベス、著者 シェークスピア
読書の合間に読んでいる本
*水滸伝 著者 北方謙三
レビー小体型認知症だったお義父さんが、デイサービスでの『ひらがな練習帳』を見せてくれながら言っていた、
「暇を潰すってのはなかなかたいへんなんですよ…」お義父さんの練習帳には、花丸がいっぱい付いてた。「この歳になって花丸なんかもらうようになったらおしまいですよ…」
一昨年だったと思う。朝、会社の駐車場に車を停めて少し歩いていると、チーフが近づいて来て、「おはよ。……会社が燃えちゃわねーかなって、思う時ない?」と、聞かれた事がある。
たぶん、何か辛い事があったんだと思うけど、曖昧に「え?、ぁー、どうしたんですか?…」とか、聞いて何か答えたと思う。
どんな会話だったか、忘れたけど。
だけど、本当に会社が燃えてたら足が竦む。今朝、会社の付近に消防車が数台停まっていて、消防隊の人に、
「〇〇で火事が発生していて、この後消防車何台も入って来るんで、この先には入れません」って、言われた。
うちの会社じゃん、まじか。
………まじだ。
あの時のチーフは、今はマネージャーになっていて対応に追われていた。愛車が灰とか水とか、かぶったりしたら嫌なので、遠ーーくに停めて傍観。やれることないし………。
今のチーフに手招きされて、車を駐車場へ停めても大丈夫とのことで、
火は出たけど、ボヤで済んだとのことで。
『会社なんて燃えちまえ!』、とか、本気で思ってはいけません。マネージャーが顔面蒼白だった。朝なのに、髭?伸びた??って、顔してた。
『目の前から去るものは心からも去る』
忘れようとするから忘れられぬ
また思い出してしまった…と
自覚するうちに忘れていく
コレを見ると思い出す
そういうものがあると
生きていることそれ自体が痛くてたまらなかった、そんな日々を、
今は星のように
懐かしむ。