紅色猫

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10/6/2025, 1:25:03 PM

<燃える葉>

パチ

木の燃える音。

特別理由があるわけではない。

したくなったからこうやって火遊びをしている。


風が吹く。

火が少し揺れる。

風に吹かれて火の中に落ち葉が入る。

その葉はゆっくりと消えていく。


それが妙に愉快で。

私は落ち葉を拾う。

一枚一枚丁寧にゆっくりと燃やしてゆく。


燃える葉よ。

貴方はなぜ落ちたのか。

そこにいる必要がなくなったのか。

そこにいたくなくなったのか。

なら、私が消してあげよう。

一つ一つ丁寧に。

貴方という存在を。



笑う。



「そっか。」




私は泣く。



[忘れてください/ヨルシカ]

9/29/2025, 6:26:09 AM

<永遠なんて、ないけれど>

ずっと
一生
絶えず
いつまでも
永遠

そんな言葉が、嫌い

そんなものは無いと分かっていたのに

あなたなら本当にそうだと感じてしまった

そんな言葉を簡単に言うあなたを

私は、呪っている

[メトロノーム/米津玄師]

9/26/2025, 12:31:21 AM

<パラレルワールド>

パラレルワールドが存在したら、その私はどんな人なのでしょう

すでに死んているかも
親がいないとか
そもそも生まれていない?
人類が存在しないとかもありそう
魔法が使える世界かも
大好きな人と一生を共にするかもしれないし
一生一人を楽しんでいるかも
友達がいっぱいいてたくさん遊んでいる私もいたり
20歳になっていないのにお酒を飲んだり
薬で人生が壊れているかも

そんな幸福も絶望も全部私なら
これからの私にもその分かれ道はあることで
じゃあその選択を間違えないようにしなければ

9/23/2025, 8:13:30 AM

<cloudy>

例えばの話です。

明日も明後日も来週も来月も来年もこの天気が続くとして

そうしたら、それが当たり前になるのでしょうか。

陽の光
雨の音
雪景色
雷鳴

当たり前のようにあったそれらがなくなったそれを
私は受け入れられるのでしょうか。

...。

不可能。

不可能です。

それらが存在する幸せを私は知ってしまっているから。

でもきっと、その幸せを私はいつか忘れるのです。

こんな天気があったと言ったとしても、それを正確に思い出せなくなる。

...

良いことだと思います。

忘れることは現状に慣れることだから。

今以上の幸せを望まなくなるということだから。


しかしながら

あれほど尊いものを忘れてしまって良いのでしょうか。


私は、幸せを忘れたいのです。
なのに
忘れることが、怖いのです。

9/7/2025, 6:18:24 AM

<誰もいない教室>

扉を開ける。
机、椅子、教卓、黒板。

夕日に打たれながらそれらはどこか寂しげに存在している。

椅子は少し乱雑に。
机は所々ズレている。
黒板には大きく「ありがとう」の文字。

理解する。
過去には戻れない。

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